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強風の中を 桃岩展望台から知床まで

 
  
5月28日

やっぱり今日は朝から雨。
覚悟はしていたものの、少し凹んだ。
それでも予定通り、フェリー ターミナルから桃岩登山道、
レンジャーハウスを経由して、元地灯台、知床まで歩くつもりだ。

「桃岩展望台コース」という7.3キロ 約4時間弱のコースだけど、
たぶん 写真を撮りながらなので、もっと時間がかかるだろう。



「海憧」の看板犬 ハナちゃんはオーナーの奥様と一緒に群馬からやってきたそう。
おばあちゃんから“ご褒美”をもらうのに真剣な表情。




朝の食事も完食し、お腹がいっぱいで苦しい。




今日もお客さんがいるので、ご主人は香深までお出迎えなのだった。
7時50分に雨具を着て海憧を出発、香深フェリー乗り場まで送っていただいた。

フェリー ターミナルの中の観光案内所で、
「桃岩展望台コース」の様子を伺ったところ、
途中までは整備されているけれど、
元地灯台付近にチョットいやらしい所があるとのことだ。
私の靴や格好を見て、まぁ大丈夫そうと判断していただけたようで、
「お天気が悪く足元が滑りやすいので、十分注意してください」と言われた。

雨はもちろんだけど、島は風が強いので標高が230~40mぐらいでも怖い。
昨日もそうだったけれど、片側が断崖絶壁で切れている所もあったりしてね。
くれぐれも注意して歩こう。



フェリーターミナルから桃岩登山道をめざしてスタート(振り返って撮影)
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「厳島神社」は去年 礼文林道を歩いた際にも通った。
今年も素通りだ(島には神社が多いらしい)。
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桃岩展望台への入り口。道はトンナイ川の枝沢沿いに ついている。
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せり科の花のシャクかな? 去年は少し時期が遅かったのでセリ科の花が多かった。
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ノビネチドリ




ニョイスミレ(ツボスミレ)




あれっ、この花は首の付け根?がマンテナっぽいけど、何だろう?
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少し先に、たくさん咲いていた。帰宅後、調べたら やっぱりマンテナ!
チシママンテナというのだった。ネットの写真は ほとんど白花だったけど、
ここはピンクが多かった。



マイヅルソウは今日も可愛い。
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クルマバソウ
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ニワトコの花は久しぶり。




露をまとったオオタチツボスミレに呼び止められた(2枚)。
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オオバナノエンレイソウ。この大きさと白さにビックリ!(2枚)
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エンレイソウ
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ハクサンチドリ
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たぶんアオジ。近くで しばらくの間 さえずっていた(2枚)。
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ツバメオモト
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期待していなかったけれど、桃岩登山道には花が多かった♪




ミヤマオダマキ
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チシマフウロ
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少し行くと、直接、桃岩展望台に行く道と、
レンジャーハウスを通って行く やや遠回りの道に分かれていた。
雨がポツポツ来ていたけれど、レンジャーハウスの方に人が見えたので
そちらに進んだ。

ツアーのグループが二組、それぞれの花ガイドさんから説明を受けていた。
追い越す際に、少しだけ私も そのオコボレをいただいた。



花はもっと先らしいけど、これはチシマワレモコウの葉だそう。




見過ごしていたレブンソウも撮影できた。
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レンジャーハウスのそばには、トイレと花情報の看板があって人が溜まっていた。
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団体さんより先に出発して桃岩展望台へ。振り返ると、レンジャーハウスの
赤い屋根が見えた。




去年、桃岩展望台には来なかった。観光バスで、下の桃台・猫台へ行き、
猫岩と桃岩を見たのだった。猫岩が正面やや左にポツンと見えている。
右は桃岩。続いているのは下まで行ける道だろうか?




振り返ってみると、展望台から こちらの元地灯台方面に来る人はいない。
ここから一人旅だね。右がレンジャーハウス方面。




ミヤマキンポウゲは蕾も花も可愛い。




カラフトハナシノブ(2枚)
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サクラソウモドキ
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観光案内所で途中までは整備されていると言っていた。なるほど。




写真ばかり撮っているので、まだ全然 進んでない(笑)
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エゾノハクサンイチゲは気高さを感じる。
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レブンコザクラ
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チシマゼキショウ
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ミヤマオダマキ
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今のところ雨にはあわず、ラッキー♪ 利尻富士も うっすら見えている。
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巡視艇かな?




崖のきわにエゾノハクサンイチゲの群落。
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桃岩の岩壁、迫力がある~!
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ここも一面 エゾノハクサンイチゲ。下に元地海岸沿いの道路が見える。
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振り返って望む元地海岸と桃岩。
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猫岩の手前のエンカマの辺り。シーズンの時は行列になるらしい。
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なんとかもちこたえていた空模様が危なくなってきた。それでも花撮影は
やめられない。露があった方がステキだし(振り返って撮影)。
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ところで、まだ蕾の この花は? 今回、唯一分からなかった花。
見たことがある気がするんだけどなぁ(2枚)



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エゾカンゾウ
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オオバナノエンレイソウ
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イワベンケイの咲き終わり。
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エゾノハクサンイチゲ
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今の時期は両側に、ずーっとエゾノハクサンイチゲ畑。
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おっ、クロユリが登場♪でも、風に邪魔されて、思うように撮れない(2枚)。
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レブンキンバイソウは開店準備中。二株だけ蕾を付けていた(2枚)。
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ふーっ、ようやく「キンバイの谷」だ。
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海憧のオーナーの話では、
この桃岩展望台コースにある「キンバイの谷」や、
「ツバメ山」という名称は聞いたことがないそうで、
たぶん地元の人は知らないだろうとのこと。
観光地は そんなものなのかも。。。。

雨風が強まってきた。
もし晴れていれば、利尻富士を眺めながらの感動ハイクになるのだろうけど、
この分で行くと、コース中で一番 イヤな「元地灯台」の辺りを
通過する時に暴風雨かも・・・・そんな予感が的中しそうな気配。
まぁ、花に未練!で、急がなかった自分が悪いのだ。



ツバメ山で振り返ると、平らな広い台地に木道が白い。横に延びている所が
キンバイの谷。海岸の赤い屋根は「桃岩荘ユース」だ。
とすると、去年行った桃台・猫台はあの辺りかなぁ
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元地灯台の手前から少し先までが、今回 一番厳しかった。
右側が切り立った崖で しかも未整備の細い道だったので、
雨より、強風がメチャクチャ怖かった。
腰を落とし這うようにして、慎重に一歩一歩進んだ。

雨は依然として強かったけれど、危険地帯を通過し終わった時は、
本当にホッとした。
観光案内所で聞いたとおり、その先は知床まで幅広の道が続いていた。



灯台の前後は、さすがに写真を撮る余裕ナシ。晴れてたら展望が良いのだろうなぁ
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映画のロケに使われた「北のカナリアパーク」も、バスの時間が気になるのでパス。
ズーム撮影のみでバス停へ急いだ。
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お天気は悪くなる一方で、ドシャ降り状態に。
それでも、普通の道なので緊張することはない。

知床のバス待合所に飛び込むと、先客がいた。
若い女性で東南アジアの人らしかったけれど、
お互いに日本語と英語がダメなので、おしゃべりができず残念だった。

ただ、彼女は私と逆コースで歩くつもりだったらしいが、
雨風がひどいので、途中から引き返してきたということだけは分かった。

私が雨具を脱いだ時、下の衣服が濡れていないので、
これはいいと言っていた。
彼女のは簡単なビニールのカッパで、ズボンがビッショリ濡れていた。
このお天気の中、これで桃岩展望コースを歩くのは無理だろう。
引き返した判断は正解だったと思う。

予定では、知床発14:56のバスだったけれど、
1本前の12:08のバスに乗れたので、
15:50のフェリーの乗船時間まで3時間半近くあった。

ということで、この長い待ち時間を、
礼文島 唯一の温泉施設である「うすゆきの湯」で ゆ~ったりして
昨日と今日の疲れを取ることにした。
露天風呂は源泉だそう。

まだ12時過ぎなので、地元の88歳の方と二人だけの貸切り、
この方は明日 札幌に居る親類の所へ行かれるとのこと。
私が「遠くて大変ですね!」と言うと、
稚内までフェリーで行けば、あとは札幌行きのバスに乗るだけだから、
「島の人にとって札幌は遠くない」という返事に、
ちょっとビックリした。そういう感覚なんだ~!

確かに、稚内~札幌間はバスで約5時間30分で、
JRの特急と同じぐらいだけど、私は腰が固まってしまいそう。
88歳なのにタフだなぁと感心した。

温泉を堪能し、広間で遅い昼食を取り、15時まで昼寝をし、
その後、お土産を見たり、情報をいただいた観光案内所に寄って、
お礼と 歩いた際の様子を伝えた。

フェリーは15:50発、最終便ではなかったので空いていた。
温泉で気分も緩んで、疲れがドッと出たようだ。
ずっと眠っていて、気がついたら稚内港だった。
予定通り17:45着。

もう お馴染みになったコンビニで、今夜の夕食と明日の昼食を買って、
ホテルに戻った。
明日は帰るだけなので、ゆっくり寝ていよう。



ホテルの部屋から19:20に撮影。
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5月29日

帰るだけの日でも、稚内の青空は嬉しい。
空港行きバスはホテル前から11:52発なので、
「稚内港防波堤ドーム」に行ってみることにした。
ホテルから徒歩2分。


翌朝8:20に部屋から撮影。右はじに見えるのが防波堤ドーム。
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稚内港北防波堤ドーム。「この建造物は何でしょう?」クイズに出ないかなぁ(笑) (2枚)
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このドームは、下記の目的により建造されたものだそう。

【 設計者は北海道大学を卒業して3年目、北海道庁の技師として稚内築港事務所に
  赴任してきた当時26歳であった土谷実氏です。

 北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や
 鉄道へ 波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年から昭和11年にかけ
 建設された 防波堤です。

 樺太へと渡る人々で賑った頃のシンボルでもあり、古代ローマ建築物を思わせる
 太い円柱となだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類のない建築物として
 内外の 注目をあびています。

  半世紀を経て老朽化が著しかったため、昭和53年から3年間、全面的に改修工事
 が行われ、昭和55年にその独特の景観がよみがえり、高さ13.6m、柱の内側から
 壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本、半アーチ式の構造形式です。
 2001年に北海道遺産に指定されています。】 
               「稚内市役所建設産業部観光交流課」のH.Pより



今回 泊まったサフィールホテルは良かった♪次があれば、リピートしたいな。
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今年はレブンアツモリソウに会いたくて、去年より早い時期に訪れた。
二回の訪問で念願が叶い、礼文島を代表する二つの花々から
それぞれ忘れがたい感動をもらった。

ただ、私的には、自由気ままな花探索が最高♫
そこに居ると分かっている人気コースでの出あいよりも、
人が少ないマイナーコースで、思いがけない花にバッタリという方が
何倍も嬉しい。
“会う”よりも“見つける”方が主体的だし満足感も大きい。

訪問の手段は今年の方が正解だった。
去年は列車の移動が長く、時間がもったいなかった。
また、費用面でも一日短かったこともあるけれど、
約24500円も 経費節減できたので、
内容・費用ともに満足した旅行だった。






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Comments: 2

還太郎 URL 2019-07-07 Sun 05:54:44

久し振りのブログ更新、待ってました。
たくさんの花々を見つけられて、喜んでいらっしゃる姿が目に浮かびます。

花看板の次の次の写真、桃岩の左側のエグレは氷河の痕跡でしょうか?

私は八ヶ岳に行ってきましたが、野鳥は全く撮れず、現地では珍しくない鹿の写真になりました。

次の更新を待ってます。

はっぴー URL 2019-07-08 Mon 00:00:07

:還太郎 さん

本当に、1ヶ月以上前の内容記事で、お恥ずかしい限りです。
礼文島は時期がチョットずれると、また違った花たちが登場するので
花好きにはたまらず、リピーターが多いようです。

「礼文 花の島を歩く」によりますと、
【「エリア峠」や「礼文森林の丘」から礼文岳を眺めると、
なだらかな山々の稜線と幾筋もの浅い谷の様子が観察できます。
このなだらかな斜面は「周氷河性平滑斜面」と呼ばれます。】
とあります。
私は礼文岳に行ったことがないので分かりませんが、
このエグレに似たものでしょうか。。。
ちなみに桃岩は、【海底に堆積した含水性堆積物に約1300万年前に
マグマが貫入して固まった火成岩。桃の形をしたドーム状で、
同心円状の板状節理や放射状に伸びる節理が観察できる。】とありました。

八ヶ岳、お天気はいかがでしたか?
今年は梅雨の晴れ間がほとんどなく、気分も めいりがちです。

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