FC2ブログ

Home > 2018年 丹沢1回休み > Let's go ♪ 礼文島 ー その3 後編 ―

Let's go ♪ 礼文島 ー その3 後編 ―


 
桃台猫台のあとは、出発地のフェリーターミナルに戻り、
12:25発の便で稚内に戻る人たちが下車する。
それ以外の乗客は、島の南端近くの「北のカナリアパーク」見物へ。

初めから、最後はパスしようと思っていたので、私もここで降りた。
早く花探索に行きたい♪♪
と心が はやるけれど、ちょうどお昼時なので、まずは腹ごしらえといこう。

今回、ぜひ食べたかったのは「ウニ丼」。
一応、目星をつけてきたお店2軒にチャレンジするも、
1軒は旅行社の団体客でいっぱい、もう1軒は1時間待ちだとのこと。

で、観光案内所で聞いた1軒へ行くと、何組か先客がいた。
メニューも見ずに、すぐウニ丼を注文。
お店のお兄さんが奥へオーダー入れたあと、
ふと壁に目をやると、「ウニ丼  時価」とあった。

一瞬 不安が頭をよぎった。
「時価って、いくらですか?」
遅ればせの質問に、「5千円です」と即答され
思わず「ムリムリ!!」と叫んでしまったわ(汗)

いやぁ~、私にとっては まさかのお値段。
最初に断られた団体客のお店が、
けっこう お手ごろ価格だったので、深く考えなかったのだけど、
6月だと まだウニ漁も始まって間もないので、
そのぐらいが相場なのかもしれない。
知らないということは、恐ろしい・・・・

チャーシューメンに変更して、腹ごしらえ完了、
一番 楽しみにしていた花探索へ向かった。



さっきバスで抜けた新桃岩トンネルを左に見て、
pageあ
右の道路へ進んだ。



途中で桃岩が姿を現した。こっちからの方が 優美な感じ。
pageい
道路がくねって長かった。やっと林道入口に到着。



少し行った所でご夫婦と すれ違ったので、情報をいただいた。
やはり観光案内所で聞いたように、“群生地”では まだ咲いていないとのこと。
もう一つの方を聞いてみると、そちらはOKとのこと。
少し元気が出た。



歩いても歩いても、山が大きいので景色がさほど変わらない。
pageう



島のお天気は変わりやすい。雲行きが怪しくなって、空に浮かんでいるみたいな
利尻富士が見えた。 




なるほど、段々になっているのは植林地だったんだ。
pageえ



次に会ったのは単独の若い男性。
花の居場所をていねいに教えてくれたけれど、スンナリ分かるかな~

フェリーの時間は17:05 だけど20分前には乗船していたい。
逆算して、帰りの林道入口通過時間と、探索可能時間を考えながら進むが、
次から次へと魅力的な花たちが現れて、ついしゃがみ込んでしまう。

思わず小走りになっていると、群生地をショートカット道かと思って
あやうく通り過ぎてしまうところだった。あぶないあぶない。
ここで、開きかけたレブンウスユキソウを一輪見つけた。
あとは まだ眠りの中。

これじゃ~やっぱり帰れない。
先を目ざすと、行くてから若いカップルがやってきた。
花に会っての帰りかと思ったら、分岐で引き返して来たという。
先まで行くのかと女性に聞かれ、「行きます」と言うと
ちょっと羨ましそうな顔をした。
お天気は相変わらず もやったままだけど、
ここまで来て会わずに戻るなんて、残念すぎる。

やっと礼文滝分岐。
人の気配もなく ひっそりしているけれど、
礼文島にはクマが いなーい!!!(キタキツネやヘビもいないそう)

となれば怖いのは人間だけど、人の多い低山と違って
不審者がうろつくような所ではない。
足元に気をつけながら先へ。

次々出てくる花たちに、つい足が止まってしまう。
ダメダメ、まずはレブンウスユキソウでしょ!
途中で、何回も自分に言い聞かせた。



礼文滝コース入り口から奥へ。

pageお



ここで、また ご夫婦とすれ違った。
滝まで行かれたそうだが、戻るのが大変だったと ご主人。
私は滝も観たいけれど、時間的に難しそうなので、
花にあえたら戻ると言うと、それなら もうすぐだと教えてくれた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして、今 ここに居る。
小鳥の声しかしない静寂の中で、あいたかった花たちに囲まれて―
この至福の時を忘れないだろう。

ずっと、ここで ぼーっとしていたいなぁ
次回は そういう訪問をしようと心に決めて、重い腰をあげた。
出あった方々のおかげで花にあえたことに感謝しながら。



レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)は過酷な環境に生育するそうだ。



「礼文 花の島を歩く」によれば、
【 花びらのように見えるのは葉の変化した包葉(苞)で、
 白いビロードのような毛で覆われています。
 まず小さな拳のような蕾が立ち上がってきます。
 そして包葉が星形にほどけて、小花のかたまりが見えてきます。
 真ん中の小花の束から黄色い蘂(しべ)が見えはじめます。
 そのころが周りの包葉はもっとも白く、輝いて見えます。
 
 その後、周りの小花へと開花を進め、包
 葉はだんだん広がり薄茶色になっていきます。
 花期は長く、一本の花茎が約3週間も咲いています。】
とのことだ。



撮影した写真6枚を順に並べてみた。












同じモデルで2枚







帰りの林道は気持ちに余裕ができ、行きにガマンした花たちを撮影した。




利尻富士が見えると、うれしい♪




メノウ浜の方向かな?海もきれいだ。




林道から見る利尻富士はバットマンみたいで絵になる。 ロケーション変えて しつこく5枚。




















時間を気にしながらの わずか3時間半の花探索だったけれど、
さすが「花の浮島」と言われるだけあって、花数の多さにビックリした。
リピーターが多いのもうなずける。
かくいう私も“今度は・・・”と、来年へ思いをめぐらしている。



午後4時にフェリーターミナルに着いてしまった。もう少し のんびり歩けたなぁ
 


フェリー最終便は空いているかと思ったのだけど、
できるだけ長く楽しみたいという思いは みな同じ?
帰りの2等船室は けっこう混んでいた。
和室で場所を確保し、手足を伸ばしてウトウトした。

今日も同じホテルで素泊まり。
昨日と同じコンビニで、明朝分の食糧とあわせて二食分を調達し、
人通りのない暗い道をホテルへ戻った。
・・・・充実した一日だったなぁ



≪ 花探索で出あった花 ≫

エゾボウフウ(蝦夷防風)




エゾツツジ(蝦夷躑躅)は終わりかけで、地面に張り付くように咲いていた。




チシマフウロ(千島風露)





カラフトハナシノブ(樺太花忍)




ツマトリソウ(褄取草)は白花が多いが、本来は縁がほんのりピンクのものを
着物の褄に見立てたそう。





キジムシロ(雉筵)




オオヤマフスマ(大山衾)




ミヤマオダマキ(深山苧環)





ネムロシオガマ(根室塩竈)




レブンコザクラ(礼文小桜)




センダイハギ(先代萩)




クルマバソウ(車葉草)




シオガマギク(塩竈菊)




ヤマブキショウマ(山吹升麻)




ヒロハクサフジ(広葉草藤)




ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)




サイハイラン(采配蘭)
pageき



ムカゴトラノオ(珠芽虎尾)
pageく



不明。これだけが分からなかった。
→ サクラスミレさんより「アガパンサス」とご教示いただきました。
→その後、「シラー・カンパニュラータ」とトミーさんからご教示いただきました。
pageし



ゴゼンタチバナ(御前橘)
pageけ



エゾスカシユリ(蝦夷透百合)
pageさ



マイヅルソウ(舞鶴草)
pageこ



レブンシオガマ(礼文塩竈)





クロユリ(黒百合)




コケイラン(小蕙蘭)




ハクサンチドリ(白山千鳥)




エゾイブキトラノオ(蝦夷伊吹虎尾)




ミヤマハタザオ(深山旗竿)




エゾカンゾウ(蝦夷萱草)




ノビネチドリ(延根千鳥)は蕾で残念!





スポンサーサイト

Comments: 6

還太郎 URL 2018-07-16 Mon 06:26:49

㊗️礼文・利尻探訪4編完成❗️
締めの花々、圧巻ですね。これだけの花々の同定をされるのですから時間もかかりますよね。
当方は、S先輩が4月以降にアップした全編について植物名をご教示くださり、相変わらず「楽」してます。

URL 2018-07-16 Mon 16:05:52

還太郎さん

まだ二日間分が残っていますので、あまり肩の荷が下りていませんが、
とりあえず一番長~い日が終わり、ほっとしています。
花の同定は、礼文島で買ったアンチョコでそれほど苦労はありませんでしたが、
写真は“数打ってあてる”方式なので、枚数多く大変でした。

花名の記載、うれしいです!

NikoスカG山 URL 2018-07-18 Wed 22:05:20

 良い旅をしてきたんですね~!
じっくりと読ませてもらいました。
昔を思い出す文字もあり花もあり、いろいろ思い出もよみがえらせながら・・・。
レブンコザクラ・ハマナス・レブンウスユキソウがいいですね!
サロベツ原野までしか行ったことはないのですが、行ったような気分になりました。

はっぴー URL 2018-07-19 Thu 14:40:12

NikoスカG山さん

礼文島の花旅が目的でしたが、人との出あい旅でもあり、
それらから癒しと元気をいただき、とても良い旅になりました。

春から秋にかけて、海抜0mから300種もの高山植物が
生息するという環境は魅力的でした。
パンフレットによれば、
お隣の利尻島では天敵となるキツネなどがいないので、
約317種類の鳥が観察されているそうです。
今度は利尻も行ってみたいなぁと思います。

サクラスミレ URL 2018-07-20 Fri 07:52:49

私も、この猛暑から脱出して北の大地に行きたいですね。
不明の花、アガパンサスではないでしょうか・・・・
だれかが植えた?

はっぴー URL 2018-07-20 Fri 09:35:57

サクラスミレさん

ご教示、ありがとうございます。
検索したら、南アフリカ原産で、
交配などで300種以上の園芸品種が育成されているとか。
林道の手前の車道沿いにあったので、たぶん人の活動?でしょうか。

購入した本にも「礼文島外来種事情」の記載がありましたが、
外来種対策は容易ではないようです。
この花も丈夫らしいので、コウリンタンポポやフランスギク、
ムラサキツメクサなどのように、もっと増えていくかもしれませんね。

北へ行くのが早すぎた!?
と、ちょこっと後悔しています(笑)
ベニちゃんにも会いたいのですが、西丹 暑&遠で
お尻があがりません。

Comment Form
Only inform the site author.

Home > 2018年 丹沢1回休み > Let's go ♪ 礼文島 ー その3 後編 ―

タグクラウド
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

Return to page top