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ススキと 富士と マツムシソウ




宮城野分岐へ向かう途中で振り返ると、陽に輝くススキと、湧き上がる雲の中から
頭を出した富士山と、お椀のような金時山が、見事なバランスで描かれていた。
ああ、こんな景色が見たかったのだ。



9月27日

訳あって、ここ数年 封印していた箱根の山を
なぜだか 無性に歩きたくなった。

遠くから眺めると
まるで“芝ふ”のように穏やかなハコネダケの中に続く縦走路。
そんな開放感のある山が、恋しかった。

すでに、ススキは山を秋へと変えていることだろう。
大好きな やさしい色あいのマツムシソウは、
もう咲き終わっただろうか・・・・

今日もAYさんが同行してくださったので“四つの目”。
たくさんの花たちに出あえたことに感謝!



≪ コース ≫
仙石バス停―金時神社―金時宿り石―金時神社分岐―金時山―
金時神社分岐―矢倉沢峠―刈川峠―火打石岳そば(ランチ)―明神ヶ岳
― 宮城野支所分岐―宮城野支所前バス停 ( 歩行距離:13.8キロ )



金時神社から登るルートは、歩いたことが なかった気がするのだけど・・・・
忘れた可能性もありかな(笑)




境内の片隅に けっこう大きな斧があってビックリ!




沢沿いの登山道を花を探しながら進んで行くと、Big な岩が出現。
すぐに、これが「金時宿り石」だと分かった。真ん中あたりに、人が通れるかどうかの
微妙な隙間があったので、のぞいてみた。途中でねじ曲がっているので通過は難しそう。
おとなしく左の登山道を登った。




縦走路に合流すると、登り30分チョイで金時山。平日のせいか、人が少なかった。
今日は暑いので、アイスが とても美味し~♪ AYさんはアズキ、私はソーダ。




南の方向には大涌谷や芦ノ湖が見えた。




そして その右手には富士山もね。ここはアップで いってみよう。




金時山をあとにしてズンズン下り、振り返った この景色、正に“これぞ箱根!!”だ。
矢倉沢峠を過ぎると 人がほとんどいなくなり、静かなハイキングが楽しめた。




背丈より高いハコネダケのトンネル。




刈川峠を過ぎて 火打石岳に近くなると、見覚えのある この緩斜面。
そう、3年前の4月に、shiro さんと3人で、黒白林道、明神林道から ここを登ってきたのだ。
↓その時の記事。
http://hapimero.blog133.fc2.com/blog-entry-315.html


唯一、ヤブが薄くなっている所。ここ以外は密集していて歩けないだろう、とAYさん。




火打石岳は この奥だけど、今日は行かないで ここでランチと下山路の相談。
陽もだいぶ短くなっているので、明星ヶ岳は諦めて 宮城野へ下ることにした。




花は堪能したので景色を楽しみながら先を急ぐ。
振り返ると富士山と金時山が重なっていたので、思わずパチリ。




まぁ不思議! 大涌谷は、そこだけが特別な光に包まれているかのように輝いていた。



もう少しアップで。




登山道は暑い!夏のようだ。こんなに良いお天気じゃなくても良かったのになぁ




再度 振り返れば金時山が あんなに遠い。
10日ぶりの山歩きなので、アップダウンが けっこう足にこたえる。




やっと明神ヶ岳に到着~! 登山者の姿はナシ。植生調査の作業中のお二人だけだった。






青空と、湧き上がる雲と、ハコネダケの中のススキ、最高♪




この清々する眺めも もうすぐ見納めになる。




明星ヶ岳は左奥へ進む。残念だけど、ここから 宮城野へ下る。
このルート、以前、何回か歩いた道だったけれど、ひどいことになっていた。
AYさんが「丹沢のバリエーションの方が まだいい」と言われるほどの悪路に変貌。
「以前は、こんなじゃなかった!」と二人で ぼやきながら下った。




ここから出てきて振り返る。看板だけはマトモだけど、全然整備されていない感じ。
もう二度と歩かないだろうね。





≪ 本日の出あい ≫

おめあてのマツムシソウにあえて、嬉しかった♪(3枚) チョウはウラナミシジミ。










ツマグロヒョウモンの♂のようだ。




キアゲハ。




愛くるしいウメバチソウ。一輪一輪、みんな違う表情にうっとり(7枚)






















タイアザミ(トネアザミ)の花は、横向きか下向きで咲く。




こちらは、オミナエシを 濃ゆいタイアザミの蕾が引きたてていた。




キリッ! たぶん、タテヤマギクだ。




ハコネトリカブトはヤマトリカブトより、葉が小さい気がする。




これだけ見たら何だか分からなかったかもしれない。
そばに、枯れた花があってクサボタンの咲いたあとだと気づいた。




ミヤマシキミの実が鮮やか。




サルトリイバラの実は、これから赤くなるのかな。




ハナタデはピント合わせが難しい。色も形も可憐。




うす紫のノコンギクは、何となく上品な感じ。




イヌトウバナかと思ったけれど、クルマバナの方だった。




コウゾリナは咲いている期間が長い。




フジアザミは 開花までもう少しかかりそうだけど、このくらいがいいかなぁ(2枚)







シラネセンキュウの咲いたあとかな。
→ 還太郎さんを通して「S先輩」より、シシウドとご教示いただきました。




これは??
→ 同じく「S先輩」より、シシウドの果実とご教示いただきました。




茎にビッシリの毛と、花の周りの立ち上がった葉が特徴的なメナモミ。
丹沢では あまり見かけないなぁ




センブリは、今年はじめましての花。あえて嬉しかった(2枚)






ホトトギス。今日 歩いた範囲では、みんなこのホトトギスだった。



こちらは雛壇状のホトトギス。おみごと!




クモの巣が作った水玉模様。




ワレモコウは地味ジミだけど、親しみを感じる花。上から下に咲くそうだ。




アキノキリンソウは人気者。




こちらはキオン。アキノキリンソウと似ているので間違えやすい。




テンニンソウ。長い雄しべが髭のよう。上部はまだ蕾だね。




トモエシオガマはシオガマギクの変種で、茎のトップにだけ花が付くそう。




ハンカイシオガマは、どう見ても気色の悪い形。色で少し救われてる?




シロバナイナモリソウ。今回、いくつか咲いていたけれど、初めは半信半疑。
というのも、今まで見ていたのは花一輪のものばかりだったので、
てっきりそれが正常との思い込み。ところが この花、クルマバナのように、
トップに数個の花を付けるのが正常だった。




ヤマハッカ。よく似たイヌヤマハッカには上の花びらに模様がないそう。 




イタドリは写真で見ると、美しさがハッキリする。




これは最初はジイソブかと思って撮った。写真を見ているうちに、
花の内側が濃いのでバアソブかも?と思い始めた。う~ん・・・・
調べてみたら、「やまぶどうの徒然日記」さんの記事を見つけた。
やっぱりジイソブ、かな。
バアソブの花
バアソブとジイソブの種




リンドウの中でもお仕事中。ジャマしてごめんね。




現地で見た時は、ヒヨドリバナに近い種類かと思ったのだけど、
調べたら、マルバフジバカマのようだ。この花を意識したのは初めて。
マルバフジバカマ




オヤマボクチ。人の後ろ姿のようで面白いと、Kさん お気に入り。








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Comments: 2

還太郎 URL 2016-10-04 Tue 07:28:09

いつもながらの花図鑑の充実ぶりに感謝してます。黄色の小さい花はオミナエシなんですね。

はっぴー URL 2016-10-04 Tue 09:36:39

還太郎さん

そうです。秋の七草の一つです。
私の持っている図鑑によれば、
オトコエシとの雑種ができるそうで、
【オトコオミナエシ】というのがあるらしいです。

花撮影は楽しいのですが、不明の花調べ、
うろ覚えの確認作業など、あと処理がたいへんです。
私も“生き字引”の方が欲しいです(笑)

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