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大山の鉄塔巡りハイク 全2回 ①1/4: 11号・12号・13号 ②1/10: 14号・15号


▲ きれいだな~雪が山に魔法をかけた・・・1月4日 大山北尾根から


今年の歩き初め。
たまには単純な一人歩きも良いかな~と思っていたのだけど、
突然、友人のUさんが どこか一緒に行きたいなと言ってきた。
う~ん、では大山で少しヒネリを入れようかということで、
支尾根の鉄塔巡りをすることになった。

岡澤重男著「大山 北尾根・支尾根」の中の
『第2章 送電線鉄塔の建つ尾根7 日溜まりハイク』のほぼ逆バージョンだ。
(ハハハ、ほとんどヒネリ入ってない~)

その時は一回こっきりで、2回も行くつもりは全くなかったのだけれど、
帰宅後のUさんとのやり取りやロガーの軌跡を見てしまったら、
もうジッとしていられない。
即決で10日に ②の14号と15号鉄塔巡りもすることになったのだった。

ということで、新春特別企画一挙大公開!(笑) まずは4日の記事からどうぞ。




新多摩線11号~15号鉄塔巡り


 

≪ 大山の鉄塔巡りハイク① 11号・12号・13号 ≫

2011年1月4日 晴れのち曇り、一時雪
メ ン バー: Uさん、ハッピー
コ ー ス : ヤビツ峠―ヤビツ・諸戸口ルート―11号鉄塔―P949m(春岳山)―イタツミ尾根
        ―11号・12号鉄塔尾根分岐―12号鉄塔―檜沢―金毘羅尾根(諸戸尾根)―
        カンスコロバシ沢―742m―13号鉄塔―P1021―14号鉄塔尾根入口
        ―大山―下社―女坂―大山ケーブル駅(行動時間:およそ7時間10分)

        ※ コースは上図軌跡参照:上部が1月10日、下部が1月4日のもの
          難しいコースではないが、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件




▲ ヤビツ峠から門戸口へのルートは工事中でビックリ!


朝はスカッとした青空だったので、ヤビツ峠行き8:18のバスは満員状態、
暫くしたら臨時も出るという話だったが定時のバスに乗った。
前日の3日はヤビツ峠行きは運休だったらしい。

最初に歩いたころは、なかなかワイルドな感じで面白かったヤビツ峠~門戸口の
ショートカット道は一般道になってしまい、つまらなくなってしまったなぁと思っていた。

今回、久しぶりに歩いたら更に工事をしていて、途中からは知らないところのよう。
これから、一体どういうふうになっていくのだろうか?



▲ 11号鉄塔に登る尾根はここから取り付いた



▲ ヒノキの植林内は枝打ちされたばかりのようだった



▲ 120mの登りで春岳山西尾根に建つ11号鉄塔に着いた



▲ 昇降機があったが、これ初めて見たー!



▲ 「運転するな」と彫られていたけど、どうやってするのだろう??



▲ 北方向に12号(手前)と13号(奥)鉄塔が見える



▲ 春岳山に向かう美尾根 初めて歩く



▲ イタツミ尾根に合流するところ 


春岳山は良いところだった。
今度、ここで の~んびり日向ぼっこしたり昼寝したりして遊びたいな。



▲ 12号鉄塔

春岳山から北西に延びる尾根を辿ると、840m付近で西と北に分かれる。
地形図では西の尾根上に鉄塔があるように書いてあるが、
少し下ったUさんがこの尾根ではなく、二つの尾根の間くらいにあると
気がついて登り返した。微妙にだが地形図とは違う位置だ。

木々がもやもやと絡みついているような感じで見えた。
昇降機はなく、上に延びる階段が見える。



▲ 地形図には向こうに見える尾根にあるように記されている



▲ 檜沢の石積み堰堤 低いけれどなかなか存在感あり


北に延びる尾根を檜沢に下り、沢を横切って金毘羅尾根(諸戸尾根)に乗った。



▲ 金毘羅尾根に乗って振り返って撮影


杭の右奥に続く仕事道から出てきた。
尾根を少し下り、北に出る支尾根でカンスコロバシ沢に下りた。



▲ 742mから延びる尾根に取り付き13号鉄塔を目指す



▲ おお エビフライがいっぱい! 作ったのはだぁれ?



▲ 鉄塔にもそれぞれの顔があるね 13号鉄塔は力強い感じがするなぁ



▲ 昇降機なし 上に延びる階段が見える


ここで軽く腹ごしらえをした時、「高度がおかしいんじゃない?」とUさんが言った。
この時点で私が前日作って送った今日の予定図を見ていれば、
13号の記されている高度だけでなく位置もおかしいと すぐに気づいたはずだったと
後でUさんが反省の弁を書いてきた。

私は この尾根を一度登っているのだけど、
まさか国土地理院の地形図に記載された「鉄塔の位置」が違うなんて
夢にも思っていなかったね~!

ということで、この件に関しての詳細は後ほど。



▲ 途中でモノレールが二本になっている



▲ モノレールを創るために切られた木の切株がいっぱい残っている



▲ 突然、降り出した雪がアセビの赤を美しく引き立てる


朝はスカッとした青空だったのに、途中でみるみるお天気が変化、
思いがけない雪景色が楽しめた。
丹沢は海に近いせいかお天気が一変することも しばしばだ。



▲ 山頂に近い北尾根上部から13号(左側)と14号(右側)鉄塔を見る


向かいは手前からヨモギ尾根、長尾尾根、丹沢山、丹沢三峰も見える。



▲ ここに植生保護柵ができてから 歩くの初めてかな



▲ 寒々しいけど冬らしくてこういう感じも好きだ



▲ ここは金毘羅尾根の下り口 やはり植生保護柵ができていた




▲ グレーチング階段とその説明板


ふだん、こういうのがあるところをほとんど歩かないので
なかなか見る機会もなくて覚えられないけれど、山頂部の自然を保護するために
近年、いろいろな取組みがなされているようだ。

下山は表参道を下社まで。そこで新年の雰囲気を味わってから女坂を下った。
年明け早々なので人の出も早かったのだろう、両側のお店はもう閑散としていた。


さて、13号のこと。
帰宅してすぐ軌跡を確認、Uさんにも送った。
すると、「既に13号鉄塔の位置が明らかにおかしいと気づいていた」という返事があった。

というのは、我々は諸戸山林事務所の方から尾根を登ったのだが、
もし地図の位置にあるなら、途中で沢を横切るトラバースをするか
(岡澤さんの本ではそうなっている)
870m付近で尾根が合流したあと、上にある北西の尾根を70mくらい下るかしないと
13号に行かれないことになる。
でも、そんなことはなく尾根通しに登って、そのまま13号に行きついたのだ。

おー!これは新発見だ!!素晴らしい!!!
な~んて、すぐ単純に喜んだのだが、岡澤さんの著書の176ページ「新多摩線13号鉄塔」に
詳細な記述があったのに、その部分未読だっただけ・・・(汗)

ではでは、13号以外の鉄塔の位置についてはどうだろうか。
既に現地で、12号の建つ位置は違っているのが分かった。
ロガーの軌跡でもそれは明らかだ。

これはぜひ14号と15号の位置も確認に行かなくっちゃ落ち着かない。
私のカンでは多少違っているのではないかと思ったのだ。




≪ 大山の鉄塔巡りハイク② 14号・15号 ≫

2011年1月10日 晴れ
メ ン バー: Uさん、ハッピー
コ ー ス : 地獄沢橋付近に駐車―14号鉄塔尾根往復―ミズヒ沢林道―15号鉄塔往復―駐車地
        (行動時間:およそ3時間40分)




▲ 14号鉄塔尾根の一つ北側の尾根に14号への巡視路入口階段がある


昨夜 降ったらしい雪で一面真っ白。
巡視路を使わずモノレールに沿って登ることにする。



▲ モノレール収納庫の小屋少し先から尾根に取り付く



▲ 下ったことはあるけど登りは初めて 今日は歩きにくい



▲ 静かに14号が建っていた



▲ 美しさに感動した! 魅入られてしまったのかな・・・



▲ やはりバックは青空がいい



▲ 基部



▲ ここも昇降機があった


下りは雪があるので、大人しく登りのルートを引き返すことにしたけど
巡視路を下っても良かったかも。



▲ ミズヒ沢林道を奥に向かうと15号が見えた



▲ 今日も向かいのヨモギ尾根、長尾尾根、丹沢山がスッキリ見える



▲ 現れた15号はロボットか昆虫みたいに見える



▲ 槍を持つ戦士?



▲ 昇降機があった



▲ 岡澤さんの11号の真似をして中心から



▲ ノバラの実かな 綺麗な赤だ



▲ ミズヒ沢林道の途中で地獄沢にかかる極楽橋から15号が見えた



▲ こちらは県道70号の地獄沢橋 ややこしい~!


地獄沢橋に例のごとく「熊出没注意」を呼び掛ける看板があったが、
滲んだ小さい方には、この辺に【頻繁に】目撃情報があると書かれていた。
やっぱり一人では怖いね!

帰宅後、楽しみな軌跡を見た。
結果は、最初に掲げた地図のように14号も15号も違っていたが、
14号の方は軌跡を見るまでもなく、地形的に地図の記載が違っているというのは明らかだった。

16号も行こうかと思ったが、ここは地図上で特徴のハッキリしている場所なので、
行かなくてもいいかな、ということで省略した。

14号と15号は鉄塔から引き返したので、位置がスッキリとロガーの軌跡に刻まれているが、
13号は尾根を登り切ったので位置同定がなかなか難しい。
しかし、記憶とGPSのデータでUさんが検討した結果、掲載した地図のようになった。

最初は単純に鉄塔巡りのつもりで計画したのだったけど、
それが鉄塔の位置を検証する遊びに変化して、夢中に?なった。

一つにはGPSロガーがあったからこそ出来たことだと思う。
過信は禁物だけど、これがなかったら もっと曖昧な結果しか出なかったのではないだろうか。
Uさんの同行も検証する上で、とても助けになったと思う。

さらに新多摩線ができたのは昭和55年(1980年)12月ということと、
昨年2月にミックスナッツさんが13号と14号の位置の検証に行かれているのを発見、
教えてくれた。いろいろありがとうございました。


下記、ミックスナッツさんのブログもどうぞ。

http://70314064.at.webry.info/201002/article_5.html








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Comments: 8

MASAHIKO URL 2011-01-12 Wed 21:54:50

ハッピーさん今晩は
そして、ちょっと遅くなりましたが
明けましておめでとうございます!
4日、10日と向かいの山でこんな楽しい山歩きをしていたんですね。
ハッピーさんは上を眺めて、私は(若干もう一名)下をはいつくばって
今年もよろしくお願いします、
又一緒に山歩きしてください、楽しみにしています!!

ちしろ URL 2011-01-12 Wed 22:35:47

MASAHIKO さん

私も遅くなりましたが 
♪明けましておめでとうございます♪
こちらこそ、またご一緒できる機会を楽しみにしています。

今年は雪が多いのかしら、歩き初めで雪が舞いラッキーでしたね。
尊仏岩跡の雪化粧もステキでした。探索、楽しみです。


shiro URL 2011-01-12 Wed 22:50:18

14号の位置が違う事は私も気が付いていましたが、15号も微妙に違っていたんですねぇ。数ヶ月前真下を歩いたけれど、気がつかなかった・・・。
鉄塔や送電線の位置はRFをする上で重要な目印だから、こういうのは困りますよね。
もしかしたら、他の鉄塔も違っているところがあるのかもしれませんね。
今度から鉄塔のそばを通るたびに、記録をとってみます。
 
ロガーの軌跡から実際の鉄塔(に限らず滝でも堰堤でも)の位置を割り出す方法として、デジカメのデータをロガーの軌跡と同期させる方法があります。
写真をどの位置で撮ったのか、カシミールの地形図上に表示する事ができます。
ほぼ正確に位置が割り出せますよ。
今度、詳しくお教えしますね。

ちしろ URL 2011-01-12 Wed 23:11:43

shiro さん

そうなんですよね。道が違っているのは“暗黙の了解”ですが、
鉄塔や送電線もとはビックリしました。
何でも簡単に信じちゃいけないよ、ということですね。

昭文社の「織戸峠」の位置は今年のエアリアから直していただけるとのことですが、
国土地理院はねぇ・・・

デジカメのデータをロガーの軌跡と同期させる方法、今度ぜひ教えてください。
正確に位置が分かれば、とても便利ですね。

AY URL 2011-01-13 Thu 06:30:29

遅ればせながら新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

鉄塔探索お疲れ様でした。
林道、登山道ばかりでなく鉄塔位置も結構ずれてるんですよね。

新多摩線9号~33号間(岳の台~栂立尾根)では30,31号が未踏となってます。
いつかは訪問ですが、もしそちらを計画することありましたらご一報いただければと思います。
今年もまたガヤガヤコラボ楽しみにしてます。

ミックスナッツ URL 2011-01-13 Thu 09:19:53

15号鉄塔の位置も違いましたか。昨年の10月に検証に行ったのですが、
私の測量(目視)は精度が低く気づきませんでした(笑)。

それに12号もですか(驚)。先月歩いたのに・・・。
思い出せば檜沢からの急登が終わり、すぐに12号鉄塔。
そして少し先に鹿柵があり、その先が県道へ延びる尾根。
地形図ではほぼ尾根上に建っていることになっていますもんね~。

この調子では他にも間違いがありそう・・・是非、検証をお願いします。

ちしろ URL 2011-01-13 Thu 21:26:17

AY さん

昨年はお世話になりました。
今年も、いろいろ教えてください。

鉄塔の位置がズレていること、頭の中では有り得なかったのでビックリしました。
これって、東京電力は知っているのでしょうか・・・いるでしょうね。

スゴイ!ずいぶん鉄塔巡りをされていらっしゃるんですね~
30、31号はどの辺に建っているのですか?
s-ok さんの記事では28号が高畑山の辺りですか?

ちしろ URL 2011-01-13 Thu 21:43:29

ミックスナッツさん

昨年の2月、既に検証されていらっしゃったとは存じませんでした。
思えば、その頃はまだ会話していませんでしたね~(笑)

14、13号ともに私の軌跡とバッチリ同じですね、感激です。
しかも目視で同じ結論ですからスゴイです!

さっき「新多摩線」で検索したら、鉄塔訪問のブログがありました。
はまったら大変、クワバラです。

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