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北アの眺望と 花々に囲まれて 夢の世界へ その2 ― 花アルバム編 ―

 
 


あいたかったコマクサ(駒草)。ピンクと白のグラデーションが上品、
葉の色も渋くていい。外側の花弁がクルリと反り返っているのが楽しい。

ウィキペディアによると、【美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育
できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれ
ている。和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する】そうだ。 





今回、大きい方のカメラにするか、
それともコンデジにするか、かなり悩んだ末に、
結局、コンデジにしたのは、大きいカメラを持っていっても、
疲れていたら、花を撮る気力もないだろう と思ったから。

『山の余裕が 花に注がれる』
帰宅後、「登山道で出会える花 Ⅳ」で見つけた
岩崎 元郎さんの言葉が、言いえて妙だ。

花に恵まれたコースだった。
撮れなかった花もいくつかあったけれど、
質より数でカメラを向けたのが、ざっと73種。

この多数の花撮影を 許してくれた
kaz さんとイガイガさんに、心から感謝している。
至福の山旅、ありがとうございました。






ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)が数本、まだ蕾だった。




ハナチダケサシ(花乳茸刺)は、花びらが細長いので華やか。
アカショウマの変種らしい。




ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)を見ると嬉しくなる。
雌しべが象の鼻みたいで可愛い。




カニコウモリ(蟹蝙蝠)は、花が開くと先端が5つに分かれ
クルッと曲がるようだ。まだ蕾で残念。




初見のミヤマシグレ(深山時雨)は、ガマズミ(莢蒾)の仲間らしい。
蕾は赤いけれど、3ミリくらいの白い花が咲くそう。




ネバリノギラン(粘り芒蘭)は、完全には開かないそう。花が粘るって
知っていたら、さわってみたんだけどなぁ。




ノギラン((芒蘭)かな?と思ったのだけど違うみたい。何だろう?
咲き終わっているのかと思ったほど地味系な花で、あちこちに咲いていた。






アカモノ(赤物)は、「アカモモ(赤桃)」がなまったとか。別名イワハゼ(岩黄櫨)。
実は食べられるらしいけれど、これは まだ未熟。
page B



キンレイカ(金鈴花)が ひそやかに咲いていたので、それっぽく撮ってみた。




まぁ、こんな所でツルアリドオシ(蔓蟻通し)に あえるとは!
花は2個 付くけれど、実は くっいて一つになるそう。ふしぎ~
page A



モウセンゴケ(毛氈苔)。葉に生えている毛の先っぽの丸いのは粘液。
伸びた茎の先に小さな白い花、葉とのギャップが意外だった。




ツルリンドウ(蔓竜胆)が もう咲いていた。この実の深い赤が好きだ。




シロバナクモマニガナ (白花雲間苦菜).。雲がかかるくらいの高山に生える
ニガナだそう。高山植物にはクモマ(雲間)、タカネ(高嶺)、ミヤマ(深山)
など、高さを表すような名前が付く花が多いとか。なるほどね。




涼しげに、オオバギボウシ(大葉偽宝珠)。




ツクバネソウ(衝羽根草)は、実になりかけていた。




これは嬉しい♪ さくらんぼのようなタケシマラン(竹縞蘭)の実。




ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)は、ガッチリ強そう。




ゴゼンタチバナ(御前橘)は草だけどミズキ科。そう言われれば何となく納得。
白いのは苞で、花は真ん中の小さいものだそう。
葉の数が花の付いているのは6枚で、付いていないのは4枚って面白い。


朝露と光に輝いて、いっそう魅力的(21日撮影)




ヤマハハコ(山母子)も白い花弁に見えるのは苞だそう。




ヤマブキショウマ(山吹升麻)は雌雄別株で、これは雄花。




これは何だろう?と思ったら、クロトウヒレン(黒唐飛廉)の蕾だった。
飛廉は漢名でアザミの意だそう。この蕾からは想像できないけれど、
花は当然アザミに似ているのだろう。でも、咲かない株の方が多いとか。




エゾシオガマ(蝦夷塩釜)は確かにシオガマだけど、花色のせいで やさしげ。




キソチドリ(木曽千鳥)。左の写真の花付きは見事だった。
ピントが合わなかったのが残念!
page C



カサモチ(傘持)の花と全体かな?セリ科は同じようで覚えられない。






オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)は初めまして!
ミゾホオズキより高所に咲き、花は後ろに2倍の長さ。




シナノオトギリ(信濃弟切)は、葉のふちに黒点が
まとまってあるそうだ。うん、確かに。




ウサギギク(兎菊)は別名キングルマ。葉が兎の耳に
似ているから。見ていると気持ちが明るくなる花だ。




鮮やかな色合いのクルマユリ(車百合)の葉は丸く輪に付く。




テガタチドリ(手形千鳥)のピンク色が美しい。




ヨツバシオガマ(四葉塩竈)は面白い形の花。
濃い部分は、鳥の鋭いくちばしのようだ。




キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)。葉の形が馬の蹄(駒の爪)に似ている
ので付いた名だそう。花びらが細いので、颯爽とした感じに見える。


クモマスミレかと思っていたのだけど、花柱が逆Y字なので、
これもキバナノコマノツメだった。




メイゲツソウ(名月草)はベニイタドリとも呼ばれ、だんだん赤くなっていくらしい。




ハクサンフウロ(白山風露)。やさしげな色と形は、出あうと つい撮りたくなる。






ミヤマリンドウ(深山竜胆)は花びらが食べられていた。チョット残念。




クロマメノキ(黒豆の木)はアサマブドウ(浅間葡萄)とも言うらしい。
一度、実を食べたことがある。色も形もホンワカしていて お気に入りの一枚。




ミツバオウレン(三葉黄蓮)。雄しべと雌しべが長くて豪華な感じ。




ショウジョウバカマ(猩猩袴)が今ごろ!?って驚いた~




キヌガサソウ(衣笠草)は花も葉もダイナミックで迫力がある。
花色は白から紅紫、薄緑と変わっていくそうだ。




ツマトリソウ(褄取草)のツマは「妻」じゃなかったのね(笑) 
このように花びらのふちが紅色に褄(つま)どられるものは、
なかなか見られないとか、ラッキーだった。合弁花とは意外!




モミジカラマツ(紅葉唐松)は標高の高い所で見られる。初めまして!の花だ。




ミヤマアワガエリ(深山粟還り)は 麦の穂のようだと思ったのだけど、
こんな名前があったのね。




ミヤマダイモンジソウ (深山大文字草)は、ベビー服着た赤ちゃんみたい。




チングルマ(稚児車)はバラ科の低木だそう。え~、草じゃないの!!??
この たくさんの雄しべと雌しべが、あの風になびく毛になるのかな。




ノウゴウイチゴ(能郷苺)は岐阜県の能郷村で発見されたので この名が
ついたそう。イチゴの花弁は5枚が多いけれど、これは7~8枚。
美味しいらしいので、ちょっと食べてみたかった。実、硬そうで残念(笑)




ミヤマクワガタ(深山鍬形)にあえて嬉しい。一度 見たら忘れられない色と形だ。






イワツメクサ(岩爪草)は可憐のイメージ。花びらは10枚に見えるけれど、
1枚が二つに割れているのでホントは5枚。




コバノコゴメグサ(小葉の小米草)。米粒に例えられる白い小花に
しがみ付いて、アリがお仕事中。




シルエットクイズ。美しいさえずりを聞かせてくれたのは誰かな?
コンデジのズームではこれが限界だった。




アオノツガザクラ(青の栂桜)は おちょぼ口の壺型で可愛い。大きさは約8ミリ。






ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)の花は白色か、うす紅色で美しい。
一つの花を見ると、確かにツツジ科だ。




コイワカガミ(小岩鏡)。単純に、高山に居たのでコイワカガミとしたけれど、
イワカガミとの区別が分からないので、イワカガミかもしれない。
いずれにしても、この繊細な切れ込みのフリルは神わざだと思う。




色あざやかなミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)は直径2センチの花で可愛い。


葉も花も やさしげ。




シナノキンバイ(信濃金梅)は人に例えるなら、大柄で あでやかな美女かな。
花びらに見えるのはガク。




ミヤマキンバイ(深山金梅)は、ミヤマダイコンソウ(深山大根草)と似ている
けれど、葉の形が違う。たくましさを感じるのは葉のイメージからかな。


ミヤマキンバイ(深山金梅)の この色! まさに黄金色だ。




チシマギキョウ(千島桔梗)が群生していた。びっしり生えた毛がスゴイ!


こちらは岩の間に一輪だけ ひっそり咲いていた。




タカネバラ(高嶺薔薇)はミヤマハマナスの別名があるそう。
そう言われれば分かる気がする。色が素敵だ。




ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)もキンポウゲ科なので、白いのはガク。
パッと見た感じが、春に咲くイチリンソウやニリンソウに似ているかな。




タカネシオガマ(高嶺塩釜)は先に載せたヨツバシオガマのように
“クチバシ”がとんがっていない。クリーム色の花はシコタンソウ。




シコタンソウ(色丹草)は近寄って見ると、花びらの鮮やかな赤や黄の斑点が
美しいらしい。上の写真の方がハッキリ見える。




ミヤマオダマキ(深山苧環)。青紫と白が爽やかだけど、形はヤマオダマキ
よりゴテゴテしている。




イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。高山のものは花色が濃いそう。
雄しべがヒューと長くて面白い。




タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)の この花色の美しさにマイッタ!




何か分からないけれど、色と形に惹かれて急いで1枚 撮った。調べたら
ミヤマママコナ(深山飯子菜)という半寄生植物。何かの花に似てる?




ヤマホタルブクロ(山蛍袋)。まだ初々しくて美しい。色もイイ。




見たことがある気がするのだけど、出てこない。何だろう??




オヤマリンドウ(御山竜胆)の花は あまり開かないらしい。
もう少しピントが合えばなぁ・・・・




タテヤマウツボグサ(立山靫草)かな。花も葉も大ぶりで たくましい~




NHK取材班とすれ違った場所に、ちょうどシモツケソウが咲いていた。




ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)はヒヨドリバナと花が似ているけれど、
葉が4枚(時に3~5枚)輪生するので分かりやすい。




クガイソウ(九蓋草)は小さな花が集まってブラシのように長く伸びている。
途中でクネッと曲がっているので柔らかそう。密を吸っているのは、
アサマシジミ? それともミヤマシジミかな? 翅を広げると中はブルーらしい。




川沿いにシナノナデシコ(信濃撫子)。色は もう少しピンクっぽかったかな。
 



ざっと数えて73種かと思ったのだけど、
調べてみると、同じ種類のものが2つあったので
(キバナノコマノツメとミヤマキンバイ)
71種だった。

あっ、これも あったわ♪ 巨大シシウドの林(笑)












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Comments: 6

Tsubaki URL 2016-08-06 Sat 14:31:09

沢山の花で仕分け作業大変でしたね(^^♪
目移りしてしまいます。

その中でも
真っ白なモミジカラマツ、ほんとに一度見たら忘れないでしょうミヤマクワガタ
コマクサは別格として、この二種が気に入りました。

眼の奥に沢山の花がチラチラしてることでしょう(^◇^)

はっぴー URL 2016-08-06 Sat 20:54:10

Tsubakiさん

ホント、花凄~い!ですし、人が少ないので
良いコースでした (^^♪

ありがとうございます。
モミジカラマツ、白がきれいでした。
ミヤマクワガタ、この色と模様は何とも言えませんね。
北岳のは もっと赤紫のようです。

高山植物はポピュラーな花は別として
調べるのが やっかいで、頭がクラクラしました(^^;

shimasaan URL 2016-08-09 Tue 06:17:16

うわ~~~これ、ほんとーにコンデジで撮ったの? …と思いながら
まるで、「針ノ木岳周辺の花図鑑」みたいな、みごとな高山植物のオンパレードに見とれてしまいました。

私、けっこう北アはあちこち歩いていますが、今回のコースは未踏破なので
よけいに、ハッピーさんのレポートで楽しませていただきました。

種池小屋辺りまでなら、まだ登れると思いますが…針ノ木まで超えて、大雪渓を下れる自信はありません。
そうだ、種池小屋に泊まって、行けるところまで行ってみようかなぁ…

還太郎 URL 2016-08-09 Tue 08:07:53

山の花々を見堪能させていただきました。ありがとうございます。私も山歩きしたいのですが、遭難しそうで…。まずは減量です。これからもお気をつけて。

はっぴー URL 2016-08-09 Tue 11:29:53

shimasaan さん

撮ったけれど、載せるには・・・でボツになったのもありました。
ミヤマダイコンソウ、ニッコウキスゲ、ホソバトリカブト etc.

kazさんの話では、種池山荘から鹿島槍方面に行かれる人が多く、
コチラ側は静かな山旅コースです。

種池山荘までの柏原新道は、よく整備された歩きやすい道なので
下るのも心配ないと思います。
今回、針ノ木雪渓は雪が少なく陥没の危険があるので
ほとんど夏道で、雪渓歩きはホンの一部でした。

北アをよく歩かれていらっしゃるのでしたら、kazさんのブログをお勧めします。
下記は、2011年の時の針ノ木の記事ですが、
他にもそそられるものがあるかもしれません。

http://tanzawa-walk.at.webry.info/201107/article_4.html
http://tanzawa-walk.at.webry.info/201108/article_1.html

はっぴー URL 2016-08-09 Tue 11:47:00

還太郎さん
コメントありがとうございます♪

「まずは減量」、
サン○○○○でお写真拝見し、合点ガッテン!!
貫禄、付き過ぎです(笑)

でも、立場上、宴会など多そうですから、
退職されるまでは無理でしょうか。
まだ暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。

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