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三日め 雷注意報に泣く




ホテルの前から松川方面に歩くと、みごとな白樺並木が続いていた。
白と緑は、やっぱり気持ちがイイ。




7月28日

昨日、翌日の天気をチェックすると、昼過ぎから雨だった。
それだけなら一応 八幡平に行ってみることも考えたのだけど、
雷注意報のオマケ付きだったので、未練タラタラ泣く泣く諦めた。
あんな平らな所で、もしも雷にあったら・・・・考えるだけで恐ろしい。

で、岩手山への登山道の「七滝コース」の途中にある
七滝を見に行くことにした。
この滝は、松川の支流である焼切沢 最大の滝で
落差25mとも30mとも言われている。

ここはバスは使わないので、時間を気にせず歩けるだろう。
あっ、今日は雨がネックか。



今日もホオジロがさえずっていたけれど、うまく撮れずに残念。




オニグルミの実は まだ青い。たくさん なっていた。




ヒヨドリバナも見かけた。




ここから松川発電所への道を入って行くと、少し先で散歩されている男女4人とスレ違った。
 



七滝コース登山道入口には車が一台とまっていた。
振り返るとロイヤルホテルが意外に遠くに見えた。




最初はこんな“散歩道”だ。でも、誰もいない。




突然、ホツツジが出現したので嬉しくなった。雄しべの先端は、
ミヤマホツツジのようにクルンと曲がっていない。




豊かな自然林の中を進んで行くと、林道?が横切っていた。真っすぐ進んで行く。




上の写真の奥に見えた道標。野鳥観察舎の建物は寂れた感じだった。




雨が今にも降り出しそうで、辺りはうす暗い。
なんかクマさんにお会いしそうな雰囲だけど、
今日は鈴も笛も持っていない。
で、しかたなく♪ポーニョポニョポニョ♪と、大声でうたいながら歩いた。
こっちの方がトトロより歌いやすい気がする(笑)

こんなハイキングコースで出ないだろう、と思われるかもしれないが、
帰宅後、七滝について調べていたら、この周辺で熊に遭遇した方がいて、
【 熊鈴とラジオそれにタバコの三つを作動しても、熊は全く逃げなかった。
本当に効果があるのか? 】という記述があった。
(やっぱり~!ブルブル)

と、ここで後ろから やはり七滝に行かれる
若中年のご夫婦連れが やってきたのだ。
まさか自分以外に、そんなもの好き?な人がいるとは
思ってもみなかったので、これはラッキーだった!

一緒に歩きはしないけれど、近くに人がいるということで、
以後、緊張がとけた。
人が多いのはカンベンだけど、
こんな雰囲気で自分一人というのも落ち着かない。



ソバナの形と色のアッサリ感が好き。涼やかだ(2枚)







これは何かな。ツル性植物で、見たことがあるような気がするんだけど。



葉はこんな形。




ここで道が分かれていた。ご夫婦は登山道コースを、私は林道コースを歩いた。




ミヤマカラマツがあちこちに咲いていた。




林道コースは途中から登山道に合流した。
七滝は、その先に進んだ登山道から外れた所にあるようだった。




チョット進むと、この場所に出た。さらに先端まで行くと




「七滝園地」の看板の奥に滝が見えた!




位置を変えて、全体が見えるように撮ってみた。沢は赤茶色だった。




さらにアップすると、上にもハッキリ滝が見えた。
25mか30mか分からないけど、堂々としているな。




いつの間にか姿が見えなくなったご夫婦、
てっきり帰られたのかと思っていたら、突然現れたのでビックリした。
沢に降りる道が付いていると教えていただいたので、行ってみることにした。



ロープが張ってあるけれど、滑りやすそうな急傾斜を慎重に下ると、
爽やかなブルーのヤマアジサイが迎えてくれた。




降り立った所で、雨につかまった。
ちょうど昼少し前だったので予報は当たったようだ。




う~ん、上からの方が上の滝まで見えるのでバランスがいいかな。
もう少し近づきたかったけれど、大粒で雨脚が強かったので、
早々に引き上げることにした。




何となく「七滝」というネーミングが気になった。
この沢に他に6つの滝があるのかな?

帰宅後、調べてみたが、それらしい記述は見当たらなかった。
でも、「深山花鑑」という地元の方のブログ記事によると、
この近くに【 たらめきの滝 】という絶壁の景観の滝はあるらしかった。



帰りは一人登山コースを走った。途中で、見事な花数のソバナに出あった。重そう~




こちらは濃緑の中で、紅葉し始めたオレンジが目に付いた。




雨脚は強くならなかったのでホッとしたけれど、空には不気味な雲が広がっていた。




岩手山にもガスがかかっているしね。ちょうど良い散歩だったかも。




でも、もう少しウロウロしたいので、松川にかかる「森の大橋」に行ってみることにした。




橋の上からの眺め。さすが、紅葉スポットだ!秋は素晴らしいだろうな。




下を覗きこむと支流から二条の滝が落ちていた。




反対側の松川上流には大きな堰堤。




橋を渡ると、すぐ左に遊歩道があった。松川に降りられるのかもしれない。
辿って行くと、やはり河原に出た。
車が2台、テントが ひと張り、そして人が二人いた。



対岸のこれが松川渓谷の玄武岩。全国でも珍しい六角柱の柱状節理で、高さは20m。
秋は周りの木々が錦秋に染まり、一見の価値ありとか。




ノリウツギの白が目にまぶしい。




思わず撮ったのだけど、何の花か分からない。
→ 「オオハンゴンソウ」と還太郎+2さんよりご教示いただきました。




草原に咲いていたウツボグサ。緑の中で美しかった。




今日の散歩はここまで。
ホテルに帰る途中で「県民の森」バス停で確認すると、
一度 戻って間に合う時間で、松川温泉行のバスがあった。
よし、これは ぜひ行かなくちゃ!







2泊3日の予定で葛根田川北ノ又沢を遡行し、
八瀬森湿原、大深岳経由で松川温泉に下ったのは2008年の秋、
沢登りの塾の時だった。

メンバーはリーダーと私を含めた女性3人で、ザックは60Lと重かった。
前日、かなりの雨が降ったようで、川は増水していた。
午前中は滝ノ上園地休憩舎で様子を見、午後1時に出発した。

二日め。
葛根田川の 「お函」と呼ばれているゴルジュ帯。
川幅が広く開放的で明るいけれど、
落ちると深~い釜が待っているので、カナヅチの私はドキドキしていた。
ようやく無事にヘツリ終えて、 ほっ!
ついルンルン調子に乗って油断した結果、
何ということはない所で足を滑らせ、
右足首を逆方向に1回ずつ捻ってしまった。

・・・・その時は、どの程度のケガか分からなかったけれど、
帰って医者に行くと、骨折2ヶ所、ひび2ヶ所(ヒェー!)

ケガした地点は ちょうど行程の中間くらい、
行くも戻るも同じなら、まだ見ぬ先に進もうと覚悟、
リーダーの痛風の痛みどめと、メンバーのストックを2本拝借して、
何とか松川温泉まで辿り着いたのだったが・・・・

八瀬森山荘から大深岳の稜線は太い倒木が多く、
それをよじ登って下りる時、足にズキンと響いて、
これが滝を登るより ずっと痛くて辛かった。

無事ではないけれど、帰宅できたのは、
皆さんの協力と、2本のストックと、松川温泉の「宅急便」のおかげだった。
カラミだから何とか帰ってこられたのだ。
この時ほど宅急便のありがたさを痛感したことはなかった。

私の不注意により、楽しみだった沢旅が
途中から滅入ったものになってしまい、申し訳なかったなと思っている。



バスの中から、懐かしい松川温泉「峡雲荘」。ああ、ここだった!
温泉に入って帰るというメンバーとわかれ、すぐにバスに乗ったのだ。




右のフロントで宅急便を送ったのを覚えている。
記憶では もっと広かった気がしていたけれど、意外に こじんまりしていた。




あの時は団体のお客さんで ごった返していた。今日は人が少なくて静かだ。




「日本秘湯を守る会」って、確か酸ヶ湯温泉でも見かけたわ。




温泉は白濁していてイイ感じだった。でも、蛇口をひねると水しか出ないのでビックリ!
実は大きな桶に はってある温泉のお湯を手桶で汲んで、水に入れて使うのだ。
こんなの初めて、本物~!って感じだ。




ロビーから源泉の煙?が見えた。




バスの時間の都合上、わずか40分の滞在だったけれど、
温泉リベンジができてスッキリした♪

余談だけど・・・・
松川温泉は、盛岡に近い方から「松風荘」、「松川荘」、「峡雲荘」と3軒あり、
それぞれ違ったアジがあるらしい。
で、今回 同宿だった男性が、お天気が悪いので、この「松川温泉めぐり」をされ、
「峡雲荘」のフロントでバッタリ!
思わず「どこが良かった?」と聞いてしまった(笑)
ベストは「松川荘」とか。

盛岡から、月に何度も「峡雲荘」に来られているという おばあさんは、
ここが一番と言われていた。
もし再訪の機会があったら、私も あとの2軒に入ってみたい。











 
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Comments: 4

レガー URL 2015-08-11 Tue 22:06:19

岩手の記事、見入ってしまいます(^^)
馴染みと言える程滞在をした所ではありませんが、
毎年色々と連れて行ってもらった土地ですから。

良いですね、温泉三昧。
「日本秘湯を守る会」は、中川温泉の蒼の山荘にもありますね(^^♪

はっぴー URL 2015-08-12 Wed 09:10:01

レガーさん

ありがとうございます。
宮沢賢治関係で、若いころ何度か旅行して
岩手は少しご縁がある所ですが、いやぁ広いですね~!(^^)

「日本秘湯を守る会」、蒼の山荘が加入しているとは知りませんでした。
何しろ入ったことあるのはブナの湯だけですから (^^;

還太郎+2 URL 2015-08-30 Sun 10:40:43

はっぴー先輩殿

ノリウツギとウツボグサの間の黄色の花は、オオハンゴンソウではないでしょうか?もう解決済みかもしれませんが。
昨日の晩、2泊3日の上海出張から帰って来たのですが、何とカメラを持たないで出掛けてしまつた…。
意識が仕事に集中しているというわけではなく、単なるボケなんです。旅の楽しみ半減でした。

はっぴー URL 2015-08-30 Sun 13:52:07

還太郎+2さん

ご教示、ありがとうございます。
オオハンゴンソウ、知りませんでしたので下記で確認しました。

http://matsue-hana.com/hana/oohangonsou.html

今は駆除の対象になっているようですね。

カメラなしの旅は手持ちぶさたというか、味気ないですね。
山でも、カメラが使えない状態(故障、紛失、バッテリー切れetc.)に
なった時、グレタクナリマス(^^;

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