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白石峠旧道の再探索で シオジの谷へ♪

 
 

白石峠の道志側直下で発見した看板は、最初 土に埋もれていて何だか分からなかった。
掘り出して表と裏を撮影した。たぶん峠にあったものが落ちたのだろう。




6月2日 晴れ

5月23日の探索から10日後、
イガイガさんと再度 白石峠旧道を辿るべく道志へと向かった。

今日は朝から身体が重い。
たぶん
昨日、一人でヤビツ峠から物見峠経由で
煤ヶ谷まで歩いた疲れが残っているのだ。
イナモリソウを見たかったのだけど、
目ざした所では すでに花が終わっていた。

まぁ、結果は残念だったけれど、
行かないで どうだったか気にしているより、
自分の目で確かめてスッキリした方が精神的に良かったと思う。
トシのせいか、身体へのツケはしっかり残ったけれどね(笑)

イガイガさん曰く「今日が本番だからね」。
はぁ~最後の急登、ダイジョブかいな!?



≪ コース ≫

池之原/加入道山登山口駐車場―東屋―旧道跡を探しながら白石峠
―水晶沢ノ頭―曲沢・オッパライ沢界尾根下降―室久保林道―的様―駐車地

※ 歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。




下図は、イガイガさんからいただいた1977年(S.52年)のエアリア。
ここには、東屋から尾根筋を辿る実践ルートと、
その下に、直接 白石峠に出る破線ルートが記されている。

前回の記事に書いたように、2006年に白石峠から旧道を道志へ下る際、
この入り口が分からなかった。
その後、この時のリーダーのOさんが奥野幸道さんに問い合わせたところ、
以前は道志から登って行くと谷のような所を登るようになって、
直接 峠に出ていたとのこと。
まさに、この破線ルートと合致する。

前回の我われの軌跡を見ると、
このエアリアの破線と ようやくかぶったのが1000mまで下ったあたりだった。
で、今日は峠まで谷筋を登ってみようというわけだ。



イガイガさんからいただいた1977年のエアリア。
白石峠1977


今回の軌跡。峠直前で、うすい踏み跡に出あい、トップの看板を見つけた。
白石峠リベンジ2



今日は先日のゴールだった ここからスタート。




木を見、花を探しながらのんびり歩を進めて

あっという間に東屋(標高900m)に到着。登山道は左の尾根筋に向かう。



小沢を渡って登り返すと、東屋が見えた。




上部の葉を確認するのも、葉が重なり合っていると分かりにくい。




何となく踏み跡が続いている。




少し低くなった右の窪地に立派なシオジ発見。




空に向かって、どこまでも伸びていくようなたくましさ。ほれぼれ。




そばにはカツラも。う~ん、ここが記憶にある場所だろうか・・・・?




その先にもシオジがぞくぞく出現!ここは、まさにシオジ谷だ。



スゴイ!右も左もシオジだ。



嬉しそうに葉を撮影。真似できない熱心さ。




途中に炭焼き窯の跡があったので、ここが旧道だったと確信した。




帰宅後、イガイガさんから送っていただいた「丹澤の山と渓」(S.27年)の
羽賀正太郎さん記述の「押拂澤(おっぱらいざわ)」によれば、
ガラガラの河床を辿ったり、左岸沿いや右岸沿いを行くと
今は使用されていない炭焼釜(二つ目のもの)が左手にあるとのことだけど、
これがそうだろうか?



この付近にもシオジが点在している。
イガイガさんは、今や古道より樹木の方に より関心が おありかも(笑)




そしてカツラも登場。




これで一本。このシオジも大木だ。記憶の場所はこっちだろうか・・・・?(左右同じ木)




だんだん不明瞭になってきたので、見当をつけながらの登りとなった。
今日はダルダルなので、ストックを使って体力温存。やっぱり登りは楽だもん。




イガイガさんはチェーンスパイクもつけずにスイスイと。脚力が違う。




シオジは端正で潔い木だ。




右往左往しながら高度をかせぐが、傾斜がある上、土がズブズブで歩きにくい。




峠直下、イガイガさんは右に行ったが




何となく薄い跡を追って、真っすぐ行くと




峠 直下で、トップの埋まっていた看板や散乱している空缶類を見つけた(正面が峠)




峠に出てみて分かったのだが、
前回ここから斜め左に続く踏み跡に入った時、
すぐ、右に行く踏み跡があった。
これが旧道だったようで、今回 登りで最後は一致した。
でも、間は もうハッキリ分からなくなっていると思う。



白石峠のベンチでランチ後




水晶沢ノ頭へ向かう。




P1307mに、以前はなかった こんな表示が。国土地理院は早く修正すべきだ。




花はクワガタソウしか見なかったけれど、木はたくさんあるのだ(笑)




クマさんに会って以来の水晶沢ノ頭。今日は反対側なので大丈夫かな(笑)




あはは、やっぱり ここも縄張りですよね~(汗)




まだヤマツツジが綺麗で嬉しい。




下るにつれ、ヤブはだんだん薄くなって




今日のゴールはここだった。




『白石峠から道志に下る旧道では、二本の見事なカツラの巨木。
そばには小気味良く、すっくと伸びたシオジの大木もあった。』
と2006年に書いた自分の記録。

そうか、カツラの巨木は二本あったのか~!
それなら、今回の出あいと合致している。
でも、まさかシオジが大木を含めて こんなにたくさんあったとは!?
木に少し触れた今だからこその、感動だろう。
出あっていないだけで、こんな所が丹沢にはまだまだあるのだろうなぁ

・・・・それにしても、あの時、大木をシオジとカツラと鑑定したメンバーは
   Kさん?Oさん?Wさん? 
   いずれにしてもスゴイなぁと尊敬。


余談を一つ。
イガイガさんからいただいた下記の1977年のエアリアを見て
「白石峠」の位置について、ふと思ったこと。


白石峠1977


この地図では、P1307mというより、
峠で十字に交差しているルートのどれにも重ならないように
破線の下側に置かれたような感じに見えるのだけれど、どうだろうか。
この時点では、峠の東側の西丹沢に下るルートも
チャンと鞍部から記されている。

以下、私の推測でしかないのだけれど。
それがある時、勘違いされて(?) P1307mから登山道が引かれ、
同時に そこが白石峠になってしまった・・・・
道志側の破線ルートがなくなったのも、
記載する上で分かりにくくしたのかもしれない。

ルート線や地名の文字は、
ホンのわずかのズレで判断に迷うことがあるので、
自分の地図に書き込む際にも気を使う。

今年、2012年以降、買っていなかったエアリアを3年ぶりで買ってみたら、
いつの間にか、白石峠から西丹沢への登山道は鞍部から引かれていて、
「白石峠」の文字は道志側に移されていた。
昭文社の対応は、国土地理院に比べると素早いね。

登山者にとって、地図は大事な物だ。
(もちろんチャンと地図を携帯して、見る人にとってだけれど)
最近はスマホを使う人も多いようだから、
影響力の大きい国土地理院の、早期修正を望むばかり。
・・・・まぁ、地図が分かる人は おかしいって気づくはずだけどね。










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