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玄倉から日影山北面トラバースで秦野峠へ 帰路は杉ノ沢径路

 
 

日影山北面トラバースの核心で振り返り見る光景にビックリ! 


M-Kさん御一行が、昨秋10月14日に歩かれた
日影山北面トラバースから秦野峠までを歩いてみたいと
ずっと思っていた。

ミックスナッツさんには快くO.Kをいただいていたのだけど、
私の帽子探しなどが飛び込んだりしてコース取りがかみ合わなかった。

今回も、秦野峠まで行っても そこからどうしよう?
すると、あっさりミックスナッツさんから帰りは杉ノ沢径路でとのご提案。
あっ、それは good idea ♪
そういえば、この径路を歩いてみたいとのリクエストをいただいていたのだった。

てなわけで、景色を楽しみながらの陽だまりハイクは
予想よりはるかに充実していて楽しかった。。。。

マシラさんともお会いできたしね~



2014年2月1日 快晴
メ ン バー:ミックスナッツさん、はっぴー

コ ー ス :玄倉バス停―小菅沢橋―小菅沢―P643m―日影山北面トラバース
       ―秦野峠林道―P866m―P868mで登山道と合流―秦野峠(昼食)
       ―杉ノ沢径路―第二オンバク橋―秦野峠林道―杉ノ沢へ下降し再び径路
       ―ちろりん村・ミロク山荘―寄バス停  (行動時間:7時間45分)
     
      ※ 軌跡は2枚に分けて掲載した
        歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。

        ミックスナッツさん撮影の写真を8枚拝借した。

 

1.玄倉から秦野峠まで

今日は予報では寒くなるって言っていたけれど、風もなくて歩くには良さそうだ。
小田急線新松田駅からJR松田駅に向かって足早に歩いて行くと、
ミックスナッツさんが「前にマシラさんがいますよ」と教えてくれた。

あっ、ホントだ!
黄色の上着なので分かりやすい。
ご挨拶して、今日も玄倉までご一緒。
気になっていたことも伺うことができたのでスッキリした。

玄倉でバスを降りたのは我々3人と単独の男性だけ。
マシラさんは檜洞とザンザ洞偵察?だそうで、
あっという間に姿が小さくなった。

我われも前回同様、ビジターセンターの脇から小菅沢橋へ向かった。


北面トラバース


小菅沢橋の上から玄倉集落方面を見る。 

右岸から小菅沢に降りて橋を見上げる。


少し上流に進むと堰堤が二つ並んでいた。右側のは下が滝で上だけ石積み。

少し戻って、土止めから取り付いた。


尾根に乗ると少し岩が出てきたけど、すぐに自然林の良い雰囲気になった。

丹沢湖も朝日が当たって清々しい感じ。

 
途中から大橅、山神峠方面。

P643mに到着、水源の森の杭とカヤが立っていた。


鞍部に下ると、小菅沢の支流の一ノ沢の枝沢の源頭部が大きくえぐれていた。こわ~!



同じ場所を回り込んで反対側から撮影。はじまで来なければ分からない景色だ。

その先は、手入れされた植林の中に仕事道が現れたり無くなったり。
おちている枝とシモバシラで歩きにくかった。



薄暗い中で数本のミツマタが春を待っていた。

植林を出てから左側に径路を探しながら行く。
最初のは危なそうとのミックスさんの判断で、もう少し上を行くと それらしい踏み跡発見!
ミックスナッツさんの立つあたりに杭があった。



ここまで踏み跡がハッキリしていたが・・・・



正面に秦野峠林道が見える。

木にからんだコボタンヅルが光に照らされて桜の花のようだった。


どうやら尾根を上がり過ぎたようで、行く手が急になってきた。
こんな所に径路があるはずがないので、EAさんの軌跡を確認すると、
もう少し下についているようだ。


とりあえず中に入って下ってみることにした。
しばらくすると先のミックスナッツさんから「ロープがあった」の声。やったね。


これがM-Kさんが書かれていたロープだ。


ロープは途中までしかなかった。でもそのあとの方が四苦八苦!

火山灰なので足がズブズブもぐる上、ザクザクしていて足場一帯がゴソッと大きく崩れ落ちる。
まるで土砂崩れ?のようで怖かった。



正面右は切れ落ちている。ここは手段を選んで(笑)シリセードで降りることにした。

イザという時のためにストックを持っているけど、ふだん使わないので
写真で見ると あまり(全然?)役に立ってないね(^^;
ミックスナッツさんのアドバイスのおかげで無事にクリア。



降り立った谷(トップの写真箇所)で後ろを振り返ると、なかなか迫力ある景色だった。

ロープは対岸にもあると書かれていたが、思ったより上部にミックスナッツさんが見つけた。


せっかくなので、この一ノ沢の枝沢奥を見学することにした。
田代沢もそうだったけど、この鉄紺色は異様な迫力があって、平常心を乱す気がするなぁ




                   対岸への登りはロープ箇所より上流から(写真 右)



登った所で、やって来た方向を振り返る。火山灰の恐ろしさがトラウマになりそう(笑)
(横断したのはここではなく もう少し下の方。ここは登った所で振り返った)




その先に現れた光景もまた凄かった。地図では等高線の広くあいたところだ。



苔むした岩の庭園だけど、その規模たるや今まで見たことがない大きさ。
こんな所があるんだね~!!富士山の爆発時に降ってきたのだろうか?
しかもそばに植林してある。




エアリアで赤破線の尾根に乗った。

ミックスナッツさんは山座同定がお得意なのでいろいろ教えていただける。
同角ノ頭がカッコイイ!



チョット寄り道ということで、MASAHIKOさんが昨年12月14日に入られた
東面ルートを覗いてみることにしたけど、すぐに崩落箇所が現れバック~になった。
北面トラバースとここは つながった径路だということが良く理解できた。


秦野峠林道を横切って正面の階段を登る。


振り返ると日影山が大きかった。

さあ、秦野峠まで快適ハイキングの始まりだ~い♪ここは以前歩きそこなった未踏区間。


イヌブナの大木、なんとこれで一本の木。すごいな~

こちらが根元。恐竜の足みたい!?


誰にも会わないのは嬉しいけれど、もったいないねー こんなイイトコ。

ああ、こんな日の冬の陽だまりハイク、最高だ!


あっ、ヤドリギ 見っけ。スズメバチの巣じゃなくてホッ(笑)

2枚ともハンノキ。左は前年の果穂? 右は雄花序?調べてみたけどこの木複雑。


正面、右から田代沢の枝沢、左からヘイソ沢が入る鞍部めざしての気持ち良い下り。

おっ、懐かしい田代橋が見えた!


このヤセ尾根を登るとP868mだ。中央の上部にチョコッと道標が見える。

前は登った木の階段を下りて、オオスズ沢の源頭を渡って秦野峠の標識のある所へ向かう。
この辺は複雑な地形のせいか道標が多い。



ここがその場所。奥へ登ると伊勢沢ノ頭だ。昼食を取っていると一組の男女が下って来た。



2.秦野峠から杉ノ沢径路で寄へ

峠から続いていた太い道はオオスズ沢の右俣を越えた所で分からなくなった。
あとでイガイガさんの軌跡を見たら、ここは高度を下げるのが正解だったようだ。

その時はそこには気がつかなかったけど、
オンバク沢左岸尾根のP740mの北西の鞍部を通っているので、
あらか沢橋のかかる涸沢の上流から下ってみることにした。


杉ノ沢径路


出だしはこんな明瞭な道なのだけどね。
そういえばイガイガさんと寄方面から来た時も、途中からハッキリした道が現れたのだった。


奥に見える涸沢に降りて下ることにした。たぶん途中で径路にぶつかるだろう。


やっぱり!!ここで左の尾根に続いていく道型発見。

沢を横断して少し戻ってみると、杭が立っていた。向こうから出てくるのが正解のようだ。
逆コースなら迷わず行けそうだ。



道型を追って尾根に取りつく。

来た方向を振り返って見た所。


下には堰堤がいっぱい。

感じの良い尾根を横目に見て、


脚立のある鞍部を通過し(奥がP740m)

ずんずん行くとシカ柵のゲートが現れ、


林道が見えた。第二おんばく橋の右に出た。

林道をしばらく歩き途中でショートカットし、4Kmポストの少し先で杉ノ沢に下降した。


ちょうど左手に放置ゴミの風呂釜があった。これ、しっかり目印じゃん!

ミックスナッツさんは危なげのない判断でずんずん進んで行く。
赤い菰吊橋を人が通っているのが見えた



杉の沢堰堤の上は、すごい広さ。



左:今日は平畑堰堤を下に降りて撮ってみた。
右:中沢合流地点手前の堰堤前には奇妙な物が下がっていた。何かの実験?




バスはどうやって中津川を渡って来たのだろう。不思議ふしぎ。

この吊橋は先週の鉱山跡へ行く枠組だけの橋より怖い!もちろん下で徒渉した。


寄バス停までの道を今日はのんびり歩いていると、何となく春の気配を感じた。
左:桜の冬芽。  右:バス停にあったロウバイがかぐわしい芳香を放っていた。



今日は16:35のバスだった。
窓外を眺めながら、改めて寄は山奥なんだなぁと感じていると、
ミックスナッツさんが「山が深いですね」と言われた。
思うところはやっぱり同じなんだな~と感慨深かった。

ミックスナッツさん、今日は初めてのルートが多く新鮮でした。
ありがとうございました。








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Comments: 8

tsubaki URL 2014-02-05 Wed 18:06:09

凄い斜面を下ってますね!!
写真では喜んでいるように見えます(^o^)
一部分しか見えませんが、その場に立って居られない程と察します。

薄暗い中のミツマタ、咲いてなくても、存在感があります。

はっぴーさんの探検山行に見るほうも、慣れないといけませんね(^_^;)
お疲れ様でした。

はっぴー URL 2014-02-05 Wed 19:23:26

tsubakiさん

「侮るなかれ、火山灰」でした!
尾根上では時々出あいましたが、それとは別物でしたね (@@)
立っている地面ごと地崩れしていくので怖かったです。
でも、確かに最後の写真は笑っていますね。先が見えたからかもしれませんね。

ミツマタは蕾の時期が長いので、“ずっと待ってる”花のイメージ。
寒いうちは ひっそりと銀色の蕾を重たげにつけ、
暖かくなると明るい黄色に変身!「暗と明」に思えます。

花の季節になればハラハラドキドキは減ると思います。
・・・たぶん (^^;

M URL 2014-02-06 Thu 20:35:10

ヒヤヒヤはm(_ _)mですぜ??って

あんな事言っていたに・・・
相変わらずアドベンチャーじゃないですか

分かりました、その線で行きましょう!!

M-K URL 2014-02-07 Fri 01:30:43

はっぴーさん

お疲れ様です!
冒頭に「・・御一行」と頂き、恐縮至極にござります。更に「歩いてみたいとずっと思っていた・・」(お互い様ですが、おバカ連の好奇心をくすぐり、コースへ引っ張りだすのを目論む)はヤッタネでありましょうか?(^^); そんなバカな事より「火山灰・・」にアレレ・・?でございます。我等の時は火山灰なるものに全く気がつきませんでした。もしかしてあの時点以後に崩壊が進み、我等が楽に歩けた砂礫が流された可能性があります。(そうとしか考えられません)m/nさんが
ロープで下りた地点の前方へ進まれましたね。そして崩壊に直面し、トラバは無理で尻セードで少し下って、また対岸ロープ目指して上がった・・、と推察いたしました。拝見するお写真では相当な危険状態に見えますよ!。とにかくご無事で何よりでした。Mさんの記録を拝見しました。北面のトラバと南面のトラバ、両方とも止められていますね。やはり状況は変化しますからその時その時で判断が一番だと思います。(南面はケモノも渡った形跡がないようにみえます。私の時ははっきり形跡があり、私でさえ「ゴー」の判断をしたのですから)

はっぴー URL 2014-02-07 Fri 14:51:35

Mさん

こっちの計画は、ヒヤヒヤはm(_ _)mですぜ
っていう前にあがってたのであります (^^;
ナーンチャッテ!!

この辺は青ザレ&火山灰、おとなしく歩くのが良ろしいかとの結論です。
“その線”は細い・・・

はっぴー URL 2014-02-07 Fri 15:25:20

M-Kさん

みなさまの記事を参考に後追いさせていただきました m(_ _)m

“あの箇所”確かにやわらかい土でしたので、おっしゃるように
上のおおわれた部分が流されて火山灰が出ていたのではないかと思います。

ロープで降りたって数歩進むと、ゴソッと左下の谷の方に地すべりしたので
ビビッてもがきました(^^; ちょっとした刺激で崩れるのでした!
対岸に上がったのはロープのある所ではなく、少し上のもうチョイ楽そうな所でした。

東から南面のトラバースは、一ノ沢より ずっと険しいヘイソ沢左俣のガレで
北面よりはるかに厳しいでしょうね。
こんな所に径路を作り、そこを歩いていたということに驚きます。
私の感覚では登って降りる方が安全だと思うのですが・・・・

状況の変化による適切な判断を心がけるようにいたします。

ミックスナッツ URL 2014-02-08 Sat 09:09:10

>危なげのない判断・・・・
ブブ~! これは大きな間違いですよ。飽き気味で適当に
歩いていただけですから。

一ノ沢の横断からおんばく橋は適度な緊張感とマッタリ気分
で楽しめましたね。次も楽しみです。


はっぴー URL 2014-02-08 Sat 11:02:46

ミックスナッツさん

確かに杉ノ沢径路は、おんばく橋からあとは
つまらなくなりましたね (^^;

でも、
「一ノ沢の横断からおんばく橋は適度な緊張感とマッタリ気分
で楽しめましたね。」
これ、同感!充実していて楽しかったです♪
次もよろしくお願いいたします。

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