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鍋割山の北側で キツネに化かされた!? ※林道崖崩れ9/29に復旧


                                       ▲ 鍋割峠をめざして

ユーシンロッジから朝日向尾根と鉄砲沢に行った他は
鍋割山の北側へは入ったことがないので、
尊仏ノ土平や熊木沢出合に行ってみたいと思っていた。

ルートはいろいろあるけれど、みんなロングコース。
まずは寄沢から鍋割山北尾根で、と偵察に出かけたところ、
またまたキツネに化かされたような、とんだズッコケ珍道中になってしまった・・・
結果、新たなタブーがふえた?(笑)


寄沢~鍋割峠_R


2010年9月26日 快晴のち曇り
メ ン バー: Sさん、ハッピー
コ ー ス : 林道三廻部線合流地点―寄大橋―寄沢―1108P南尾根―1108P―鍋割山北尾根―
        オガラ沢ノ頭から尾根ルート1000m地点 までを往復(行動時間 9時間)
        上図GPSロガーの軌跡(無修正)参照
※ 一部バリエーション・ルートが含まれているので、地形図が読め、コンパスが使えることが最低条件




                    ▲ 真中の白い棒はコンクリート製だが、半分にポッキリ

9月14日に歩いたあと、台風12号がきたので
多少は被害があったかと思っていた。

でも、寄大橋手前の林道沿いの山が崩れ、
林道三廻部線合流地点までしか車が入れず、
そこから歩くというのは想定外。
崩れていたのが ここだけだったのは幸いだったが・・・
※ シチミさんからの情報:林道は29日に復旧されたそうです。




              ▲ およそ10分歩いてゲートに到着



            ▲ 山道には秋の実りが・・・アケビの実



         ▲ こちらはキーウィの小型版、サルナシの実



               ▲ ガマズミの実も目立ってきたね




何度か沢を渡るが、水量が多く靴を脱いだところもあった。
アルミ製の橋がかかっているところもあった。
ここは楽チンなところ。




先日は気がつかなかったけど、テープのそばに
【注意 このテープ(印)は測量用で、登山用ではありません。】
と書かれた紙が付いていたのが数か所あった。

紙は取れることもあるだろうし、テープの色は赤だし、
登山者が付けたテープの類と
歩く人が見分けられるのか、チョット不安。
私は間違うことがあるかもしれないなぁ。



                                   ▲ ベンチのある「釜場の平」

道標に、雨山峠1.6Km 寄方面2.5Kmとあるところが
「釜場の平」と初めて知った。

寄沢沿いの道は、歩いた感じで2万5千地形図と違っているだろうと思っていた。
それが、今回 試したGPSロガーの軌跡で明確になった。
これは、とても面白い!!
確認してみたいところが いっぱいあるぞー!!(笑)

で、ふと疑問に思ったこと。
ロガーじゃなくて、友人が持っている普通のGPSの場合、
歩くルートに予めポイントを設定して、
そこを通過すると「ピッ」と音が鳴るのだけれど、
地形図が実際と違っていたら、入れたポイントを通過しない。
ということは確認音がしないわけで、ルートミスと思って混乱しないのかな~




今日は、寄コシバ沢から鍋割峠まで行こうかと思っていたのだけど、
水量がけっこう多いし、一度下ったことがあるだけなので、途中も不安。
それで、Sさんが一度下ったことがあるという、1108P南尾根を登ることにする。

取り付きは道の下方に尾根が続いているので、分かりやすい。
最初の100mくらいは急登、あとは ゆったり歩きやすい良い尾根。
ここを使えば、鍋割山方面に行くのに、かなり楽だ。



                  ▲ ピークも広々として気持ちが良い



    ▲ 鍋割峠を少し過ぎた地点で。 左から ミカゲ沢ノ頭、蛭ヶ岳、鬼ヶ岩ノ頭、棚沢ノ頭、不動ノ峰



               ▲ ここが鍋割山北尾根の入り口



 ▲ 鳥の巣が落ちていた。落とし主は?(アメで大きさ比べ)




オガラ沢ノ頭から、北東方向の山コースへ。

この鍋割山北尾根は、道標ではなく赤ペンキ(?)で木に直接 書かれている。
目に付くようにということかもしれないが、何だか、ぞんざいな感じがするし、
木も大事にしてほしいと思う。



                         ▲ ヤマボウシの赤い実が可愛いね



                          ▲ ブナの大木、太いなぁ

1000mで尾根が二つに分かれる地点に13:10着、
ここで やっとランチタイム。
帰りにかかる時間を計算すると、13:30がリミットなので、
残念だけど昼食後、引き返すことにする。

おあとは次回のお楽しみだけど、今日みたいにのんびり歩いていたのでは
先に行かれないね~と話し合う。



                             ▲ ぜひ また来たい美尾根を戻る
 


       ▲ 可憐に咲くイワシャジンは恥ずかしがり屋?



 ▲ こちらの落とし主は、言わずと知れた“あのお方!?”



                                    ▲ 稜線が見えたので上へ

さて、話はいよいよクライマックスへ。

オガラ沢乗越を通過し、稜線までの130mの登りにかかった途中に、
その誘惑はあった。
つまり、三角形の二辺のところを一辺で行けるトラバース道だ。

来る時、稜線上からの入り口は無視できたが、
なぜか帰りは誘惑に負けた私たち(笑)
かなり歩いた気がしたところで、上が見えたので上がって稜線に出た。

稜線に出たら、鍋割峠は右方向で下りのはず。
左が登りで鍋割山へ行くのだ。
ところが出た地点は、右方向が登りになっていて、左方向が下っている。

ならば、下っている左だよ~と、早急・単純に決着を付けた。
左へと下った数分後、Sさんは見覚えのある石を確認、
私も、拾ったけど途中に置いてきた鳥の羽根を見つけた。
うん、これで間違いない、良かったね~!

な~んて言いながら、能天気に下り続けた先に見たものは・・・
なんと、さっき見たばかりのオガラ沢乗越であった!?

最初はワケ分かんなかったので、寄のキツネのせいにしてみたけど(笑)
Sさんと冷静に推理して謎が解けた。

トラバースするのが短すぎて、上がった先が北尾根だったのだ。
さっき出たところを右に登って行けば、鍋割峠~鍋割山の稜線に出たはずだった。



                       ▲ 30分のロス・タイムで、北尾根入り口に戻った

分かってみれば「なんだ~!」の話で、大笑い。
だけど、一人だったらパニックってたかも。

トラバースは、行きついた先が分かりにくいので要注意、
しっかりと現在地を確認することが必要、
と知っていたはずなのに、気持ちがゆるんでいて、スッポリ頭から抜けていた。

それに、地図上では近道でも、
途中に時間がかかる何かがあるかもしれないし・・・
今回、早めに退却を決め、時間的に余裕があったのが良かったと思う。

よって、トラバースに慣れない我らには、安易なそれは怪我の元。
“急がば回れ”と肝に銘じ、これからは清く正しいVルートを歩こうと誓ったのだ。
でも・・・
人間だから、また誘惑に負けるかもしれないよね~
その時は、いや、その時こそ、今日 学んだ貴重な経験が活かせるのではなかろうか(笑)


 
                           ▲ 帰りも快適な1108P南尾根を下る 

行きは思わなかったけど帰りは長かった、特に寄沢沿いの道が。
こんなに奥に入っていたの!?という感じだった。
        


                  ▲ 二人でかけた即製 丸木橋

やっと水棚沢出合まで戻ってきた。
ここは朝、靴を脱いで徒渉したところ。
今度は帰りだし、サンダルがあるから濡れてもいいかなーと思っていたら、
前を行くSさんが 途中で大きな丸太を見つけ、引きずって行く。

最初は意図が分からなかった私も、橋を渡すと分かって急いで拾う。
私には考えも付かなかった発想だ。
彼女の機知のおかげで、濡れずに渡れて大感謝!!




帰りの林道にクリが落ちていた。
ホントに、秋だね~


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Comments: 12

相棒 S URL 2010-10-04 Mon 22:20:04

ハッピーちゃんへ

いつもの自分達のペースで、ゆっくり楽しく
でも現在地がわからないって
あせるね。一緒に考える相棒に恵まれ
無事明るい内に戻れホツ!
またいきたいで~す。
       こりづに近道したいsより

shiro URL 2010-10-04 Mon 22:49:44

鍋割峠~オガラ沢乗越のトラバースルートは、イガイガさんが2~3年前の記事で『途中のザレ斜面の通過が危険』と書いていました。それがずっと頭にあって、ビビッて入れずにいたルートです。なにしろ、あのイガイガさんが危険と言っているのですから。
なんとか通過して、状況を教えていただきたかったなァ。(笑)
 
丸太を引きずって歩くSさんの姿を想像して、ちょっぴり感動を覚えました。
なるほど。そうやって丸太橋とかができるわけだ。
日頃、沢にかかる丸太とかを「ラッキー!濡れずに渡れる」なんて渡っていますが、今後はズリズリと丸太を引きずって架けてくれた人に感謝しながら渡ろうと思います。

ちしろ URL 2010-10-05 Tue 00:02:02

相棒 Sさん

ぜひ、また行きましょう!

①イイハシノ大棚見物
②トラバースのリベンジ
③北尾根の踏破
④尊仏ノ土平と熊木沢出合

欲張り過ぎかな~


ちしろ URL 2010-10-05 Tue 00:19:19

shiro さん

イガイガさんのトラバース記事、以前、ざっくり拝読した記憶あります。
で、実は私も近づかないでおこうかと・・・(笑)

それにしては、危険をあまり感じることなく上に出たので、
ヘンだなぁ~とも思いました。
次回、リベンジするとしたら、もっとチャンと調べて行きます。

「丸太橋 なければ自分で 作りゃいい」 ハハ、おそまつ。
Sさんの柔軟な発想に脱帽です。

AY URL 2010-10-05 Tue 20:52:16

ハッピーさん、Sさん

特に茅ノ木棚山稜の北側にはキツネがいるみたいなんですよね!

オガラ沢乗越~鍋割峠トラバースはニカニカ組ではイガイガさんの後追いで計6人が通過してますね。
(イガイガさん・M-Kさん、ミックスナッツさん、まーちゃん、Fuさん(Oさん)、AY)
M-Kさん記録NO.173(08.11.30)、NO.215(09.10.12、AYコーナーNO.186)

イイハシの大滝見物よりは安全でしょう。

ミックスナッツ URL 2010-10-05 Tue 21:06:44

鍋割北面探索お疲れ様です。

鍋割北尾根・小丸・大丸、どれにしても遠いですね。
私も箒杉沢からみやま新道探しの課題があるのですが・・・放置状態です(笑)。

そう言えば、オバラ沢の分岐点(1100m付近)から鍋割峠へトラバした時や、
鉄砲沢を詰めた時に思ったのですが、なんだかあの辺りは地形図と一致しないんですよ。
って現在地を読み間違えているだけかも・・・(爆)

それにしてもP1108尾根のツルハシは何処に? 不思議です。

ちしろ URL 2010-10-06 Wed 00:23:41

AYさん、トラバースの情報記事の紹介、ありがとうございます。
すべて拝読しました。ふぅ~(笑)
つい、他の記事まで飛んでしまったりして、こんな時間です。

トラバースは、全然違ったところを思い違いしていました。
今度はシッカリ確認したので、たぶんキツネは出ないでしょう(笑)

前日の25日、鍋割山真北尾根歩かれたのですね。
ここも、ぜひ歩いてみたいなぁ。
登りにするか下りで使うか、悩むところです。
アドバイスありましたら、よろしくお願いいたします。

ちしろ URL 2010-10-06 Wed 00:53:13

ミックスナッツさん
今、イガイガさんの「みやま新道」の記事、読みました。
ずいぶんなロングコースで、すごいなぁと思いました。
ミックスナッツさんのスピード力があれば問題ないのでしょう、羨ましいな。

地形図と一致しないところ、大歓迎!(笑)
GPSロガーの威力はスゴイから、バッタバッタと明白にしていきますよ。
なーんて、自分の能力じゃないんですが・・・(^ ^;

1108Pへの尾根取り付きの木に、
ツルハシが立てかけてある写真、見ました。
それで「ツルハシ尾根」と仮称?されていることは、
T.I.さんとshiroさんとの交信で教えていただきましたが、
もう ありませんでしたね~

それとイガイガさんの記事に、
元は1108Pが「茅ノ木棚沢ノ頭」だったとありました。

少しずつ、いろいろなことを知ってくると面白いですね。

シチミ URL 2010-10-08 Fri 22:06:33

チワ~っす☆

林道の崖崩れはあの台風でゆるみ、
その後の雨で崩れたそうですょ~。   台風恐るべし・・・

29日には復旧してますので、今後は今まで通りです。
ニカニカ楽しみですね~(^^)

ちしろ URL 2010-10-08 Fri 23:27:40

シチミさん、ゴブサタです!
って、ウソですよ~。
「日々のシチミ」で毎日、一方通行でお会いしてまーす。

崖崩れ情報、ありがとうございます。
復旧、速かったんですね。良かった!!

では、県植樹祭以来のナマ再会、楽しみにしています!!!

M-K URL 2010-11-08 Mon 14:30:29

ハッピーさん

ちょっとピントがずれていて申し訳ない!
9月26日ユーシン径路尾根コース。
読ませてもらいましたよ!
「フッフッフッ・・!」やりましたね・・。(^^);
まだまだ、こんなの可愛いレベルで何でもナイッス!

私もあそこをトラバースした事があります。
水平にどんどん行けば必ず登山道に当るのが分っている
のですから、上がってはなりません!

しかし、トラバースの時は波打つ斜面を越えて行くので
距離はイメージより遙かに長く感じます。

山中には狐も狸もカモが来るのを待っているんです。
私は椿丸の帰りに山神峠の下降点で。
イ師匠は地蔵平から屏風岩山への登りで。
ハデハデにパニクリまくって、翻弄させられたんですから。

人間失敗をし、学習してこそ成長があるのです!
「失敗は成功の母」(^^)v

ちしろ URL 2010-11-09 Tue 08:58:23

M-Kさん

可愛いレベルのパニクリ、分かってみれば
思い込みの強さが怖いなぁと思いました。
人間、トシと共にだんだん(ドンドン?)頭が固~くなる?

加えて、自分の都合の良いように解釈していく自己中思考、
どこに何があったか曖昧な記憶、
ああー、正に綾小路きみまろの世界です(笑)

「上がってはいけない」「距離はイメージより長く感じる」
貴重なアドバイスありがとうございます!

このパニクリも過程の一順序ですし、
Sさんがいたおかげで楽しめましたが、
今度はしっかりクリアーしてきます (^-^)v

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