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滝口沢右俣から大野山の珍コース! 最後は圧巻の紅葉に染まる




右俣の大滝落ち口の上は穏やかなナメ。晩秋の沢の魅力を感じた一枚だ。 



県道から入ってすぐ大滝がある、とは何度か聞いていた。
今日はその滝口沢右俣を熊山林道に詰め、てくてくと足を延ばして
大野山初登頂を目指すというイガイガさんのお供をさせていただくことになった。

大野山は勝手知ったる気が置けない山だが、滝口沢は未知の沢なので
ワクワクと同時にチョッピリのドキドキ感あり。
一応、イガイガさんの昨年歩かれた記事に目を通して、
覚悟?と対策をしての参加。

それにしても、こんな快晴の日に大野山とは何たるラッキーだろうか!
山頂からの展望が楽しみだ。



滝口沢と大野山



2013年11月30日 快晴!
メ ン バー:イガイガさん、はっぴー

コ ー ス :青龍寺裏旧道P―滝口橋―滝口沢大棚―右俣―右俣の大棚―
       大棚落ち口―熊山林道―大野山(ランチ)―湯本平分岐―
       旧径路―滝口沢横断―神縄集落バス停(行動時間:7時間50分)
     
      ※ コースは上図参照
        歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。沢装備。





車を止めたのは旧道とのことだけど、いつも神縄のバス停しか気に留めないので
へぇ~、こんな“隠れ道”があるのかと驚いた。
そこから てくてくと県道を戻る形で歩いて、滝口橋。

沢の左岸にあるバリケードをくぐって先へ進むと、ほどなくF1が現れた。
大滝はその奥で、ここからは見えない。

イガイガさんはぶら下がっているワイヤーで登っていくが、
沢が久しぶりの私は、何だか滑りそうなのでパスし、
左の尾根の途中からの手抜き撮影(笑)
せっかくの大滝が、迫力も面白味もない棒となってしまい、味気ない。

ということで滝の写真はイガイガさんのをどうぞ。


左:F1は二段6mの滝。水量の多い時はヒョングっているそうだ。
右:下段を登って奥の大滝へ向かうイガイガさん。




左:スラブの岩壁を一直線に落ちる大滝は、切れのいい刃(やいば)のようだ。
右:F1と大滝の巻きは、後ろの小沢から入って左側の尾根(滝口沢左岸)に取りついた。




気持ちよく登ったF3の滝を角度を変えて2枚。これもピンボケだけど(泣)




大滝の巻きの最中に、対岸に人がいるとイガイガさんが言った。
私は最初は てっきり沢の人かと思った。
次に、森林作業関係者かと・・・・

でも、両方ブッブー。
正解は、この先にある取水口と水路周辺の清掃作業に向かう集落の方々だった。

こんな山の中の“清掃作業”っていうのに、ひどく驚いたのだけど、
土地の方々にとっては、ここは生活の大事な水がめなのだっだ。
いうなれば、町内会の共同作業ってことなのだろう。


集落の方々が作業中のところを、挨拶して通過した。

沢の中は、しっとりと秋の風情。



右側に朽ちた木が立っているのがF4で
前回、シャワーで登ったと記事にあった滝だ。

うんうん、これに対処するため、今日は秘かに雨具とは違うゴアのズボンをはいてきた。
上も、雨具とは違う薄手のゴアのジャンパーをすぐ出せるようにしてある。
シャワー、いつでもOKよ!

のつもりだったのだけど、
やさしいイガイガさんは、濡れるのがイヤだろうとの心遣いから、
右岸を巻きにかかったのだけど、途中から かなりヤバイ感じ。
結局、戻って、滝を強行突破することになったのだった。

尾根から戻った沢床で、シャワークライムの準備をして進んで行くと、
さすがイガイガさん!もう影も形もなかった。
上から、効率よく登る方法をご指導いただき、無事クリアー。


左:F4は暑い時期なら気持ちよくシャワークライムなんだろうけどね。
右:F5の5mは登れないので、手前の左側の岩壁をクライミング。




岩壁にはトラロープがあったけど、けっこう垂直で一段ごとの高さがあった。
一応、巻きなんだろうけど、気合が必要な短期決戦型。

先に登ったイガイガさんがロープを下ろしてくれたので、
一応、エイトで環付カラビナにセットして、引き上げてもらいながら慎重に登った。


左:F5の巻きは岩登り。 右:F6、2段5mも左から巻き。




F6の先は穏やかなナメになり、しっとりした晩秋の沢の雰囲気を味わえた。
6枚の写真で伝えるのは難しいかな。


沢風景を6枚。






二俣を左の本流ではなく、同じくらいの水量の右俣へ。
こちらには大滝があるとのこと。

入って、まずは倒木の洗礼だ。
沢をスイスイ行くイガイガさんの泣きどころが倒木だ。
“もがき”のスクープ写真ありだけど、今後のこともあるので もちろん非公開(笑)

さて、先には大滝が待っていた。
緑に囲まれて いく筋にも広がって流れ落ちる やさしげな滝だった。
2段30mくらい?下からだと上段は良く見えない。

巻きは左岸の植林から かなりの高巻きだけど、怖い所はなかった。


左:右俣の大滝は、初めの大滝とは対照的な感じ。 右:沢床への下降は高さがあった。 



沢に下りて、大滝の落ち口を見に戻る。

落ち口に立って高さを感じる。うん、なかなかだね。


落ち口の横から下をのぞくと、こんな感じだった。下に流れが見える。

そして、落ち口の少し上に この3m滝とトップ写真のナメが続く。


ああ、晩秋の沢もホントいいね~♪ 湧水も美味しかった!




最後は思ったより楽チンな詰めで熊山林道に上がった。

大野山に向かう林道の途中からの素晴らしい展望。
左から石棚山稜と檜洞丸。檜洞丸の右手前が同角ノ頭、その右奥が蛭ヶ岳。



そしてイガイガさん初登頂の大野山。今日は富士山も見えるのが嬉しい。

もうお腹がペコペコなので、さっそくラーメンタイム。
丹沢湖を見ながら美味しくいただいた。



さて、食後のお遊びは三角点探し。これがけっこう楽しめた。
今まで、気にしたことはなかったのだけど、
そういえば山頂標柱や祠があって、人々がお弁当を食べる広場には見当たらない。

で、地形図を見ると谷峨からくるコース方面があやしい。
この辺りのヤブ中をウロウロして、ようやく探し当てた。
まるで、昔 少しやったことのあるオリエンテーリングのようで楽しかった♪


ヤブに突入して探すと、チャンと三等三角点があった。うれし~!




人の多いところが苦手なイガイガさんは、長居はしたくなさそうなので、
そそくさと山頂を後にし、来た林道を戻る。
ほどなく、さっき通過した湯本平に下る分岐だ。
フラフラ入って行きたくなるような道が奥へと続いていた。


まったりした大野山南面の展望が好きだ。すっかり秋色だね。
・・・今年限りで「乳牛育成牧場」がなくなるそうだ。


まだ、この道は歩いたことがないので楽しみ。



秋の陽射しが心地よい。
ここを歩ける嬉しさを感じながら下って行く。

途中からは植林になり、新秦野線19号鉄塔から2,3分先で、
うっすら残る神縄に続く径路を辿る。
ちょっと外しはしたものの、その後は順調に無事 滝口沢へ下降し、
導水路を経て神縄集落へ着いた。

この下山路では思いがけず見事な紅葉に出あい、何度も足を止めた。
たぶん これが“今年見る美しい紅葉”の最後となるだろうなと思いながら。


紅葉アラカルト


ダンコウバイの黄葉はかわいいね。

このメグスリノキの紅葉は、今年 会ったうちで一番の美しさだった。


滝口沢へ下降して右岸の導水路で神縄集落へ。


(振り返って撮影)


神縄集落の“裏山”といえる辺りで、イロハモミジの大木が空を紅く染めていた。



そして、こちらも見事!
神縄バス停近くのお宅のイロハモミジは、樹形も色バランスも素晴らしかった!!





以下、余談。

神縄バス停から わずかに奥に入った所に、何の木か分からない大木がある。

もう10年ほど前になるだろうか、一人でこの辺を歩いたことがあった。
大野山から秦野峠分岐点、そして神縄隧道方面へ下るつもりだったが、
途中の480mくらいまで下りた時、地図にはない魅力的な道が現れた。

(・・・・今、思うと、これは滝口沢(左岸沿い)についていて、
 P463mからP390mを通っている土地の方の通行路だったようだ)

どこに続くのか まったく分からないまま予定のルートを外れ、
ワクワクドキドキしながら辿った。
沢のそばも通ったりして、最後は人家が現れた。
そして、この大木に会った!
驚きと感動にくらくらしながら写真を撮って先に進むと、
神縄バス停があったのだった。

あれから何度もバス停の前を通過しているけれど、再会する機会がなかった。
今回、集落に下って、やっと その前に立つことができ、懐かしかった。

もう、同じときめきは味わえないだろうけれど、
もし機会があったら、あの道ももう一度 歩いてみたいな。


遠くからでも目立つ大木の樹形と木肌。再会したけど名前は分からない。



≪ イガイガさんの記事 ≫ はこちら。
http://igaiga-50arashi.at.webry.info/201311/article_5.html

イガイガさん、記念行事?にご一緒させていただき ありがとうございました。






          
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Comments: 2

MASAHIKO URL 2013-12-16 Mon 21:50:33

はっぴーさん

僕的にはですよ!!
最後の旧経路の所が一番気になる所なんですよね
おまけにヒゲまで付けているし

あそこはもう少し詳しく記事にしなくちゃ・・・

と、がっかりしている今日此の頃・・・

はっぴー URL 2013-12-16 Mon 23:30:17

MASAHIKOさん

最後の旧経路に関しては、イガイガさんのご配慮にならって、
簡略にいたしました。

つまりでございますね、
ご自分の足で探索される楽しみのオジャマをしないように
という心遣いです、はい。

いってらっしゃいませー (^^)

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