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榛ノ木丸から姫次 そして間子小屋沢・荒沢界尾根に紅葉を追う

 
 

右手から下ってくると峠だった。いつでもどこでも峠はワクワクするのだが、
この空間を彩る陽に輝いた一本の黄葉木が見事で、思わず見惚れたのだった。
ここからは、向こう側に続く伝道水平径路を辿る。
                   (間子小屋沢・荒沢界尾根P724m西の鞍部にて) 




なんと3ヶ月ぶりのトンチンカン・トリオの山遊び!!

当初は某沢からダイレクト塔ノ岳の趣向だったのだけど、
“レガーさんの あるステキなこだわり”のおかげで、
カヤノノ沢左岸尾根から姫次や、再訪したかった間子小屋沢・荒沢界尾根、
さらには伝道水平径路の一部をも辿る、魅力的なコースが実現したのだった。

すでに稜線付近は落葉して冬の様相になっていたけれど、
1000mあたりでは美しく色づいた木々が山の秋を彩っていた。
ああ、今年も丹沢の紅葉が見られて ハッピー♪

今回の記事、コースについてはトンチンさんたちにお任せして、
私は久しぶりに、心に響いた写真メインでサクッといきたい。



榛ノ木丸&姫次



2013年11月16日 晴れ

メ ン バー:MASAHIKOさん、レガーさん、はっぴー

コ ー ス :魚止橋P―伝道―榛ノ木丸南東尾根―榛ノ木丸―P1280m―カヤノノ沢右俣横断
       ―カヤノノ沢ゴルジュ上までピストン―カヤノノ沢左俣からカヤノノ沢左岸尾根―
       ・1384m―姫次―東海自然歩道―仮称・テンニン平(別名カバノ原)―
       間子小屋沢・荒沢界尾根 仕事道―・724m手前鞍部―伝道水平径路―
       途中から早戸川へ下降―林道へ登り返し魚止橋P   (行動時間:7時間25分)

※ コースは上図参照。地形図が読めコンパスが使えることが最低条件
※ 10年近く前、ヌタノ丸の帰りに、今はない「玉肌の湯」に立ち寄った際、
  ご主人曰く「地元ではカサギ沢という呼び方はない」とのことだったので、
  前回同様、今回も「カヤノ沢」と表記したが、呼称に関しては自信ナシ。


  【11月26日追記】
  11月25日、ドブ鼠さんから
  「玉肌の湯」のご主人が言われていたのは「カヤノノ沢」との
  ご指摘をいただきました。
  私の記憶違いと思いますので、「カヤノノ沢(茅野ノ沢)」と訂正いたします。
  (詳細はコメントをご覧ください)

         



今日は快晴だけど、宮ヶ瀬湖では水面から立ちのぼるガスが
神秘的な光景を展開していた。思わず車内からパチリ!


魚止橋の紅葉はこれからかな。



快晴の早朝なら伝道小屋も不気味じゃあない。

榛ノ木丸南東尾根の標高880m付近の紅葉。朝の山はなんとも清々しい。



この尾根は、もう10年前になるだろうか、
12月の半ばごろ雪の日に榛ノ木丸まで登ったことがある。
お天気が悪く展望はなかったけれど、ここでウソを初めて見たし、
今、通ったかのようなクマさんの足跡にもドキドキした。

懐かしい思い出だけど、今日はまるで違う尾根のように感じる。
季節や天候や歩くメンバーによって、印象が変わるのが山なのだろう。



1020mから宮ヶ瀬湖方面を振り返る。

1100mではレガーさんのお目あてのカラマツが登場。青空と相まって美しい。



さらに登って行くと貫録の大木も登場。左はブナだけど右は何の木だろう。




♪真っ赤だな 真っ赤だなー♪ ああ、青空の下の真っ赤なモミジ。きれいだね~!




1210m付近でカヤノノ沢側に寄ると、木々の間から市原新道が目の前に見えた。

青空にはスッキリ葉を落としたブナの白い木肌が映える。



右:ホントにお久しぶりの榛ノ木丸。
左:ピークからわずかに下った所から見えた黄色のかたまりは何かな?(ズームで撮影)





さらにもう少し行ってカヤノノ沢に下降し、ゴルジュを見て行くことにする。
以前、M-Kさんたちと大滝見物に来た時は、
この上流から左岸のP1380mへ上がったのだった。

今日は右岸尾根へ。はからずも取り付いたのは一番厳しい所だった?
100mをヒイヒイいいながら登って、姫次からの南東尾根1330m地点に上がった。



カヤノノ沢のゴルジュ上までピストンし、さらに少し上流で急斜面を這い上がった。

標高1370mから西を見る。この単純な景色がいいなぁ



1384mの周辺から姫次一帯にかけては いったいどんな様子なのだろうか?
こんな まったりした尾根はそうそうないので、とても興味があった。



ここは1360m付近。広くて迷子になりそうだ。ちょっと水晶平のようかな。

1384mには美しいヒメシャラの大木が、青空に数多の枝を伸ばしていた。



そして、この赤い実!高木が何本もあって、そのすべてがたくさんの実を付けていた。
いったい何の木だろう?帰宅後、調べたらカマツカだった。




自然の中にある自然の姿の木々に感動する。
  



あー、これ何だっけ!? 植物も地面に同化しているようで面白い。
やっぱり!そうじゃないかとチラッと思ったオヤマボクチの究極の姿だった!
ちょっとかけ離れてるけど、確かに雰囲気はそれっぽいのだ。





のんびり景色を楽しみながら姫次へ出た。
う~ん、富士山の頭、隠れちゃってるし、カラマツにも少し遅かったようだ。


早朝ならきれいに見えたのだろう(ズームで撮影)



だけど周りのロケーションもいいし、ここは開放感があって最高。
新しくなったベンチでランチ♪


東海自然歩道を辿って、1433mの少し先のここから榛ノ木丸へとトレランコース。



トレランコースになってから、この入り口前を通るのは初めて。
11年前にここから榛ノ木丸へと歩いた時は、鳥屋の看板だけが目だつ
うっそうとした感じだったけど、今はこんなハッキリした道がたがついている。

そして登山道も変わって行く。



東海自然歩道では大がかりな補修工事中。
木道がズーーッと続いていたのでビックリした。
まだ資材がたくさん積まれていたので、ずっと先まで作るのだろう。


この工事のために思いがけない作業道が作られていたので、さらにビックリ!



登山道からテンニン平(仮称)に向かって急下降。途中から榛ノ木丸方面をのぞむ。

カバノ原と言われているけど、テンニンソウの群生地。おまけに“原”というほど広くはない。
ということで勝手にテンニン平と仮称することに。でも、ついカバノ原って言っちゃうのだ(笑)




左:さあ、ここから紅葉第二弾の始まり~♪ 
右:これが登山道補修工事のために作られた仕事道で快適ハイウェイだ!
おそらく奥野林道終点から間子小屋沢・荒沢界尾根で東海自然歩道へ上がるのだろう。




以下、「黄葉・紅葉を楽しむ」の写真を しつこく(笑)8枚。




左:やさしい赤。大好きなメグスリノキ。   右:レガーさん、何してるの?それはヒ・ミ・ツ






仕事道をルンルン下りてきたら、標高780mくらいが始点だった。
今年1月に、ここから急尾根を登ったのだけど、
仕事道はここを南側から巻いている。
全体、とても丁寧にしっかり作られていて歩きやすかった。



トップの写真の峠のあとは間子小屋沢に下って横断し水平径路へ。

渓畔林がイイ感じだった。機会があったら間子小屋沢も歩いてみたいな。



心に響いた風景はこれでオシマイ。
あとはこの写真で締め、かな(笑)






MASAHIKOさん、レガーさん、本日も楽しい山遊びを ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。


≪レガーさんの記事≫ さすが早~!写真がきれいです。
http://ameblo.jp/pony--pony/

≪MASAHIKOさんの記事≫ チン平さんもアップ済みです。
http://lucita.blog.so-net.ne.jp/








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Comments: 8

t​s​u​b​a​k​i​ URL 2013-11-18 Mon 21:50:48

お疲れ様でした。

峠の輝く黄葉綺麗ですね
でも、ブナの林間に点在する赤も魅力的です。

蒼空背景の真っ赤な紅葉・ちょっぴり悔しいな(^_^)
視点は同じような気がします。
写真で行ったような気分ですが~
明日、反対側(本間ノ頭ー早戸川)散歩してきます。

はっぴー URL 2013-11-18 Mon 23:05:15

tsubakiさん

なんとか今年も紅葉が見られて、少し落ち着きました(笑)

碧空にはスッキリ葉を落としたブナが似合いますね。
そこに真っ赤な紅葉は今だけの期間限定、ラッキーな出あいでした (^^)v

“同類”ってうれしいですね。
反対側の紅葉、楽しみにしています。

M-K URL 2013-11-19 Tue 10:57:10

はっぴーさん
お見事なコース取りと綺麗なお写真・・。
一本も二本も取られた感じでございます!
カヤノ沢から左右の尾根に上がろうと目論むも
いずこも急又急、たじろぐところですよね。

大室山西の肩辺りで赤い実をつけた木がありました。
AYさんと「何だろ、ナンダロ?」で悩みました。
イイギリでなく、マユミでなく・・。
カマツカですか・・! そんな気がいたします。

はっぴー URL 2013-11-19 Tue 11:28:12

M-K さん

「お見事なコース取り」はレガーさんとMASAHIKO さんの合作です(^^)
姫次の南東部およびカヤノ沢の両岸は、冬も良さそうです。

そうですね、下った所は楽チンでしたが、
一歩間違うと今回のヒイヒイになります(笑)
(最後の魚止橋への林道登りの方が、強力なムチでしたが・・・)

メギはすぐ分かったのですが、カマツカは見たことがあるものの
すぐ出てきませんでした。
青空いっぱいの赤い実、きれいでした!

レガー URL 2013-11-19 Tue 21:09:46

日の短い今の時期にもピッタリのルートでした。
クマさん、どこにいてもおかしくない自然の宝庫でしたね。
カヤノ沢上流はなんてキレイなのでしょう。
あの辺り、今後の山行の中心になってしまうかも(^_^;)

カマツカ、今度食べてみましょう。
来年までに葉っぱの種類覚えておきますね。

今年はメグスリノキが私の課題だったので、
大満足で冬を迎えられそうです。

はっぴー URL 2013-11-19 Tue 23:27:49

レガーさん

テンニン平で12時半だったので、早過ぎる帰還かと思いましたが、
のんびり紅葉の写真を撮ったりして、魚止橋に2時40分。
やっぱり、この時期は1時ごろには下山に入っていないといけませんね。

このエリア、入りにくい所という意識がありましたが、
榛ノ木丸までの登りは、さほどでもなかったですね。
そして魅力的なのは、その奥!もっと探検してみたいかな。

カマツカの実、ぜひ食べてみましょう♪
シ○ミさんみたいに、ジャム作ったりして~ (^^)

来年はカエデ中心に葉っぱの同定ですね。

dn URL 2013-11-25 Mon 22:25:14

はっぴーさん

はじめまして、ドブ鼠と申します。
「玉肌の湯」の御主人、懐かしいです。
演歌が流れて商売気のない温泉、冬期は鹿の解体も見かけました。
早戸川の沢に通っていた1998~2001頃は、あまり客がいないのを
いいことに、休憩料も払わずに地名・沢名をしつこく聞いていました。

本間ノ頭直下の上影平、スベリ滝、場石、海軍戦闘機回収の話etc、
興味深い話が多く、さすが地元で山仕事や猟に生きた人だと思いました。
登山の世界では「カヤノ沢」ですが、何回もあそこは「カヤノノ沢」だと
断言されていました(茅野ノ沢)。

はっぴー URL 2013-11-26 Tue 13:35:03

ドブ鼠さん

はじめまして。
お噂はイガイガさんやM-Kさんから伺っております。

まさか「玉肌の湯」のお話を受けてくださる方がいらっしゃるとは、
それもドブ鼠さんとは思いませんでしたので、うれしいです。
確か2回お世話になり、そのうちの一回は真夏の市原新道から蛭ヶ岳、
榛ノ木丸の帰りだったと思います。

私は まだ丹沢を歩き始めて間もないころで、
カヤノノ沢も、どこにあるのかさえ分からない時代、
御主人と、知識のある同行者の方々とのお話もチンプンカンプンでしたが、
今なら もっといろいろ伺えるラッキーチャンスだったと、残念に思います。
地元の方のお話は“生活空間”のことなので、お話も興味深いですね。
猟期になると早戸川に橋をかけると言われていました。

私の聞き違いで「ノ」を落としてしまいましたが、
これから自分の中には、しっかり「茅野ノ沢」と刻んでおきます。
ご教示、ありがとうございました。
また、何かありましたら今後とも どうぞよろしくお願いいたします。

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