Home > 2013年丹沢一回お休み > めざすは矢倉岳なれど・・・・“出たとこ勝負?”のミステリー山行を楽しむ

めざすは矢倉岳なれど・・・・“出たとこ勝負?”のミステリー山行を楽しむ

 
 

山伏平方面へ向かう標高750m付近の自然林が秋の気配を深めていた。  




10月に約束していたAYさんと3人での、ミックスナッツさんリハビリ山行が、
いろいろな事情により延び延びになっていた。

場所はミックスナッツさんのご希望の矢倉岳。
晴天のもとで、雄大な富士山を眺めながら温かいランチを食べたいとのこと。
ようやく実現するかに思えたのだったけど、当日のお天気が予報より悪くなっていた。

う~ん、何だか またもや念願達成が危うそうな気配だけど、
前日にYAMさんの参加も決まったことだし、なじみの薄い山域だから
どう転んでも面白そうだ。

で、やっぱり結果は想像以上の面白さだったのだ。



 
2013年11月9日  曇り
メ ン バー:ミックスナッツさん、AYさん、YAMさん、はっぴー

コ ー ス : 山北駅―洒水の滝駐車場―滝沢川左岸尾根―310mから径路を西へ
        ―洒水の滝三の滝―近野山(こんのやま)南東尾根―近野山―立山―
        鳥手山(とでやま)―大窪―押立山―鷹落葉(たかおちば)―
        登山道に戻りランチ―P740m手前から北側の新道へ―大河川沿い径路
        ―リバーサカワ・GC―谷峨駅       (行動時間:7時間20分)
  

      ※ コースは軌跡2枚参照
        歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。




鷹落場1



松田駅で今日もマシラさんとお会いした。
9月21日の雨山以来だから1ヶ月半ちょっとぶりかな。

本日は東沢本棚沢から宮ヶ瀬までのご予定とか、スゴイ!
私なんかそれ聞いただけで足が痛くなってきそう(笑)

AYさんとYAMさんが合流して、今日は谷峨の一つ手前の山北駅で下車。
7時半だと、まだ駅前の商店街はシ~ンと静かで、人の姿がない。
途中から線路沿いの桜並木を歩いて、一路、洒水の滝駐車場へと向かった。



山北駅前の商店街はまだ人けがなく静かだった。

線路沿いの桜並木をのんびりと行く。



上:東京電力山北発電所を通過。 中:駅から およそ25分で洒水の滝駐車場。

下:最初 取りつき口を間違えて引き返したあと、すぐ先から入り直しての景色。



今年3月末にきた時は、花がいろいろ咲いていて写真撮影に忙しかったのだけど、
この時期は花がなくて何とも淋しい。
まぁ、その分、時間は取らないけど。

150mチョイの急登を黙々とこなして、320m地点で尾根を横切る立派な径路に出た。
春の時は、さらに登って稜線に出たのだけど、
今日は全員一致で径路の行方を確かめることになった。

分からないことが分かるのは面白いし、何しろ平らなのがいい。
ルンルンで足取り軽く辿って行く。

15分も歩いたころだった。
突然 沢に向かって下りて行く立派な階段が現れたのだった。
みな、じぇじぇじぇ! (‘jjj’)

こんな観光地っぽい作りなのに、道標もないなんて、これは何だナンダ何なんだ~!?
で、ここは当然、下りて確かめることになる。

ワクワクしながら下りて行くと・・・・



尾根を横切る立派な道が おいでおいでと呼んでいた。はい、行きま~す!

整備された階段が下へ続いていた。途中には古い石積み階段も。そして沢に出た。



上流にチラッと滝が見えた♪あまり期待せずに行ってみると・・・・おおっ!!!
それぞれ しばし夢中で撮影に没頭したのだった。





はい、これがその滝。直瀑で水量多くパッと見で17、8mはありそうだ。

こんな大きな滝で しかも誘導してくる階段まであるのに、何の説明もなく
滝の前も倒木だらけ。う~ん、謎だ!!でも、みんなすごく得したホクホク気分♪




帰宅後、滝沢川のことを調べたけれど、ほとんど洒水の滝に関する記事ばかりで、
マシラさんが2008年3月に歩かれている記事しか見つからなかった。
これだけの滝なので、記事中に写真があれば分かるかもしれないけど、
すでに写真が削除されていた。

そして翌日、ミックスナッツさんからもたらされた情報に、思わずえーっ!!!
あの滝の正体は、なんと「洒水の滝の三の滝」なんだそうな。

そのことについての資料が載っていたブログ記事の、滝の写真が素晴らしい。
この美しい滝の写真はもしや!?と思ったら、
やっぱり今春 イガイガさんと檜洞に行った時お会いした あっきーさんのブログだった。
2011年に歩かれたらしい。

文中に、
【このあたりからピンクのリボンがしばらく目立つようになります。
 この先に資料の三の滝があるのですが、この滝へのルートを作っているのでしょうか?
 新しいトラロープとルートが鮮明に目立つようになります。
 いつか洒水の滝の三の滝へのルートが作られるのかもしれません。

  洒水の滝(三の滝)が登場。 落差は見た目で12mぐらい。
 その上に3m+3m滝が続くので約20mぐらいの滝でしょうか。】
無断引用m(_ _)m


とあったが、まさにこれがその「洒水の滝の三の滝」へのルートだったとはね~
この偶然の出あいにビックリだけど、その時はまだ謎のままだったのだ。
だって、洒水の滝はず~っと下流で、こんなに離れて三の滝出現なんて、
まったく結びつかない!

推測だけど、三の滝の観瀑ルートとして整備したけれど、
何らかの事情でそのままになっているのではないだろうか。

沢を戻って先ほどの径路の先に進むが、ここから先はあまり整備されていないのがありあり。



先には石積みや堰堤があったり、橋も二ヵ所かかっていたけど
滝までの道に比べると明らかに ひなびて頼りなげな感じだった。






道もハッキリしなくなってきたし、倒木も多いので
適当な所から尾根に乗ることにして左岸の林内を進んで行く。





この辺なら登れそうだと地形図で確認すると、近野山南東尾根だった。




しかし、時おり踏み跡のようなものが横切るものの
ほとんどヤブでズルズルの200mの登りはかなり大変だった(ただいま腕の筋肉痛・笑)





ここ540mで春に歩いた左上部からの径路に合流、以後は歩いた道になる。

山の神様もこの倒木またぎも前回と同じ。



そして、この看板で近野山北側の破線巻きルートと合流する。

ほぼ平らな道を快適に進むが、今回は前回いつの間にか巻いてしまった
立山と鳥手山のピークを踏んで行くことに。さぁ、ここから立山への登りだ。




立山から鳥手山へ向かう。この辺アブラチャンが多いね。

鳥手山山頂は植林の地味ジミピークで、この山名板がなければ分からない。



鳥手山を南西に60m下った鞍部を大窪というらしい。
そこからまた60m登り返した650m辺りから、
春きた時にはなかった新しい巻き道が作られていた。

山側を低い段差をつけて削って道にしてあったり、
木の幹をそのまま使った階段もかなりの距離にわたっていたが、
この階段の高さが短足の私にはチョット辛かったー(泣)
赤テもあちこちにつけられていた。



鷹落場1a



道は鷹落場の北東にある押立山(P770m)も巻いていた。




ここは押立山の西側の平らな所で、緊急時の連絡についてのお知らせがあった。
AYさんがauのケータイでご家族にかけたところ、つながった。
もう一ヵ所、少し先にも同じお知らせがあった。


右下:鷹落場まで自然林の尾根をもうひと登り。



鷹落場でランチの予定が、行ってみると
草や木の葉が生い茂っていて見通しがきかない。仕方なく登山道まで戻って食べることに。
ミックスナッツさんの提案で、今日も全員カップラーメン♪


鷹落場は松の木が多かったんだっけ。



ランチ後の矢倉岳方面への下りが素晴らしかった。もう少し色づくと最高~!




今日のお天気では矢倉岳に行っても富士山は雲の中で見えないので
あっさり予定変更、早めに下山することになった。

さて、問題はどこに下りるかだ。
谷峨はアルコールが get できないから対象外だそうで(笑)
駿河小山か山北がいいとの男性陣のご意見に
とにかく山伏平まで行くことになったのだけど、
750m付近から ここにも新しい道が作られていた。
尾根から外れて採石場に沿うような感じで下って行くようだ。

たぶんこれを行けば駿河小山か谷峨のどちらかに行くだろう、
とのみなさんの予想により、ここを行くことになった。

何となく、さっき歩いてきた巻き道に感じが似ているので、
このエリアをハイキング道に整備しているのかもしれないね。
なんて話しながらドンドン下って行くと、途中から沢沿いの道になったのでピンときた。
これは、採石場の車道の奥に続く山伏平に至る破線ルートにつながる道のようだ。



まだ新しそうな道を下って行く。階段も新しそうだ。間もなく沢沿いになって、
堰堤の所で枝沢が合わさる。地形図で見ると、矢倉岳の西側も複雑な地形のようだ。


この沢名を堰堤の名盤でYAMさんが確認、大河川というそうだ。



ここからは幅広の道、やがて採石場が出現。付近の沢水も道路もグレーでチョット不気味。

その先にはゴルフ場。ここで、ゴルフ場内を突っ切って駿河小山駅をめざすことに決定。



てくてくテクテクと ひたすら歩いていると、行く手からきた車が止まった。
ゴルフ場の関係者で何か言われるのかと思ったら、
工事をしている方で見回りの帰りとのこと。

行き先を聞かれ答えると、その道は危険だから乗せてってくださるとのありがたきお言葉。
ご親切に心から感謝し、谷峨駅のそばの「一休食堂」まで同乗させていただいた。
ここでめでたくビールを get!
ちょうど良いタイミングで15:10の御殿場線に乗車できたのだった。



ゴルフ場内から見た景色と、想定外のゴール「一休食堂」。




予測がまったくつかない楽しい山遊びだった。

「これは何だろう?」と疑問に思うことに出あった時、
それを追及して確かめることは、たとえ些細なことでも本当に楽しい。
その“ナゾ”が解けた時のスッキリ感&満足感って自分にとっては大事なものだ。
あーー、今日も一日楽しかった~♪♪

ご一緒してくださったミックスナッツさん、AYさん、YAMさん、ありがとうございました。



≪ 本日の出あい ≫

これはエイザンスミレ??どの角度も捨てがたいのでドーンと4枚!
今年は秋なのに良くスミレを見かけるのだけど、ほとんどがタチツボスミレ。
この美しいほのかなピンクに気持ちが ほんわか弾んだ。ラッキー!!!





左:フユイチゴ  右:何かの実だけど分からないなぁ

カンアオイ


ムラサキシキブ2枚



ミヤマシキミ2枚



ハナニガナも春から初夏の花だよ~

ハダカホオヅキ


クサギの実

こちらはサンショウの実


モミジガサ

ゲンノショウコ。こんな濃ゆいピンクはあまり見かけない









スポンサーサイト

Comments: 4

MASAHIKO URL 2013-11-12 Tue 22:23:35

あの径路、想像ですが、かなり由緒正しい経路ではないか?

そう考えていたんですよ
参照→http://lucita.blog.so-net.ne.jp/2012-03-22#more

でしょ?

やっぱり洒水の滝の上流に繋がっていたんですね
探索有難う御座いました

もしかしたら、矢倉沢往還&谷ケ御関所道裏街道か?
足柄峠を越えて・・・

そう思いません!!

はっぴー URL 2013-11-13 Wed 00:21:17

MASAHIKOさん

18枚めの写真、同じ場所ですね。
最初は立派なしっかりした道でしたが、
上流に行くに従って、だんだん曖昧になっていました。
今回、目的が違うので近野山の南東尾根に上がってしまいましたが、
あのまま沢沿いに続いていたのでしょうか。

3月に鷹落場東尾根を下った時、
滝沢川左岸沿いに地図にはない径路がありました。

この辺は、浜居場城址、阿弥陀尾砦、丹土尾砦址などもあるので、
もしかして径路などもいろいろあったのかも・・・なんてね。

あっ、「裏街道」説もわくわくしますね~!

t​s​u​b​a​k​i​ URL 2013-11-13 Wed 21:02:14

ミステリー山行!
皆さん楽しそうですね♪
洒水の滝「三の滝」皆さんそろってパシャ-
大好きな事やってる~って感じ、いいですね。
歩く後ろ姿等、行動写真にも興味津々(^O^)
花達にも歓迎されて良かったです。

里山は作業径が沢山あって迷いそう。

はっぴー URL 2013-11-13 Wed 23:19:39

tsubakiさん

偶然の出あいは、径路でも滝でも花でも人でもワクワクします♪
反面、自分のお気に入りの所でまったりも好きです。
山はいろんな楽しみ方があって いいですね。

今年はまだ納得の紅葉を見ていないので
この週末にはぜひ!と思っているのですが・・・・

方向音痴の私は里山も観光地もデパートも気がぬけません (^^;

Comment Form
Only inform the site author.

Home > 2013年丹沢一回お休み > めざすは矢倉岳なれど・・・・“出たとこ勝負?”のミステリー山行を楽しむ

タグクラウド
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

Return to page top