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玄倉集落から 旧道と径路を探索して伊勢沢ノ頭へ




伊勢沢ノ頭 手前のP1086mへの登りで箱根方面を見る。しっとり秋を感じた。 




2013年10月19日 曇り
メ ン バー:ミックスナッツさん、はっぴー

コ ー ス : 玄倉バス停―玄倉集落から旧道で蕗平橋―小豆畑沢右岸尾根―
        秦野峠~山神峠間の径路に入る―小豆畑沢上流部(賽の河原・仮称)
        ―にせ?径路でP1086m西尾根880m地点へ勘違いで下る―
       100m登り返し本物径路で西尾根から賽の河原まで往復―
        径路の続きを辿りP1086m南西尾根―P1086m―伊勢沢ノ頭南東尾根
        ―林道秦野峠線―寄バス停 (行動時間:8時間30分)  

      ※ コースは軌跡参照(最近 ヘンな線が入ってしまい見にくくて m(_ _)m )
        歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。




そもそものきっかけは、今年の2月にイガイガさんと杉ノ沢径路で秦野峠に行った際、
伊勢沢ノ頭へゆるやかに登って行く登山道が、とても風情ありげに見えたことだった。
以来、いつか歩いてみたいなぁと思っていた。

先日、雨山峠から檜岳を歩いた時、この話をミックスナッツさんにしたら、
同じく歩かれていないとのこと。
自然に「では、次回はここにしましょう。」ってなことになった。

最初は別のルートで秦野峠まで行くつもりだったのだけど、
9月28日にイガイガさんと途中で踏み外した玄倉集落からの旧道に
「お~い、こっちだよ~!」(笑)と呼ばれているようで落ち着かない。

で、ミックスナッツさんに懇願したところ、ルート変更の快諾を得、
同日は南アのご予定のイガイガさんには、その旨メールで伝えたのだった。

さぁ、これで気がかりは解決すると思うけど、
そのあと蕗平橋から秦野峠までは どう行こうか?
と、ここで思い出した。
10月14日にM-Kさん、YAMさん、EAさんが秦野峠から山神峠までの径路を
途中まで歩かれていた。この逆ルートはどうよ!?

てなわけで、今回はミックスナッツさんと、頭と身体を使って存分に楽しんだ記録。



※ この区間はMASAHIKOさんの記事を参考にさせていただきました。
2013.10.19径路探索①



朝まで雨が降っていて やっとあがったけれど、いつまた降り始めてもおかしくない空模様、
う~ん、この空、この地味渋ルートのせいで、二人ともテンションが上がらない。
降ってきたら、即 退散!の気持ちで歩を進めるのだった(笑)



今日は、集落を抜けた門扉の写真からスタート。

初冠雪の富士山に感激しズームで撮ってみるけど、曇り空と雪の区別がつかないね~



順調にズンズン進んで行くと、前回 分からなくなった峠ノ沢の手前に出た。
径路が崩落していて、ここから上に巻くようトラロープが下がっている。

そのあと、前回は通らずに真っすぐ行った部分を、今日は鉄製のはしごで降りた。
その先、すぐに峠ノ沢の堰堤だった。
ここまでは同じだけど、今回は堰堤の上から奥の径路に上がった。



左:トラロープで上に上がって 右上:鉄製はしごで降りると 
右中:峠ノ沢の堰堤。今回は左側から上がって。 右下:法面の奥に続く径路を辿った。





上:この二つめの堰堤を越えると  中:正面奥に鉄塔巡視路の階段が見えた。

下:そして、その先には こんな切通しもあった。



この径路は、現在 鉄塔巡視路としての役目があるようだ。右中は「落合線27号鉄塔」




右上:径路から外れて、真ん中の階段を登って行くと鉄塔がある。
右中:通りやすいように手が入っている。


右下:古い道標が径路としての面影を残している(振り返って撮影



上:朽ちて落ちた木橋はお役ゴメンとなり、脇上に鉄製の橋がかけられている。
  今まで感じていた この径路の不可思議な雰囲気はこれだったかもしれない。
中:たぶんここに何かあったのだろうと思われる この広い原が塔ノ平らしい。
  ミックスナッツさんの進む先が林道だ。


振り返ると、またもや富士山が見えた。これもズームで。



林道に出て少し歩いた先から また草が繁茂する径路に入る。
こんな所に、なぜか男の子の青いサンダルが落ちていて違和感。
最後は急な登り、やれやれっていう感じで再び林道に上がった。

これにて 1stミッション終了! あースッキリした!!

蕗平橋が見えた。
橋の手前にある山神径路の入り口を通過し、次なる2ndミッションへの期待にワクワクする♪



※ この区間はEAさんの軌跡を参考にさせていただきました。
2013.10.19径路探索②



上:蕗平橋手前の林道では、補修箇所が剥がれてむき出しになっていた。
中:蕗平橋は何となく好きだ。


橋を渡って少し右に行くと鉄塔巡視路の階段があった。



EAさんの軌跡を見ると、蕗平橋より上流の尾根を下ってきて、
最後は橋の正面に下りている。確かに階段らしきものが見える。
だけど、以前、ミックスナッツさんはAYさんと、
橋の南側の尾根(小豆畑沢右岸尾根)を下ってきたことがあると言う。

軌跡の通りに登るか、歩いたことのある方を行くか。
と言っても、要は隣り合った尾根だ。あまり大差ないだろう。
相談の結果、後者で行くことにした。
地形図を見ると、890m辺りで合流するはずだった。

下流方向(秦野峠側)にかかる名無橋の先から巡視路の階段を登った。



階段の先は急な登りだけど、振り返れば富士山が美しい。




期待していなかったので、雰囲気の良い自然林の尾根に得した気分になった。
ミックスナッツさんは感動して泣いてる? それとも急登に泣いてるの?(笑)


右下:やがて植林になり、シカ柵が出現。



M-Kさんたちとの合流地点を意識しながら、植林内を登って行く。
途中で右に入って行く山林管理道を、チョット怪しいとミックスナッツさんが言ったのだけど、
イマイチ確信がなく登り続けた結果、高度計はいつの間にか950m!
あわてて戻って再検討、ここしかない!とさっきの山林管理道へ。



やっぱりここから南東方向にトラバースだったのだ。
径路は植林内をシカ柵沿いに続いていた。一番下は振り返って撮影。





最初こそ やや不安があったけれど、進むうちに道がたもしっかりし、
石積みなども出てきた。
しばらくすると、小豆畑沢の傾斜のゆるい上流部に出た。

堰堤を越えてあふれ出た土砂で、植林が埋まって短くなっている様子は
ちょっと異様な感じだった。「賽の河原」みたいだ。
いつか、全部埋まってしまうのだろうか・・・・

ここを横切って、ハッキリした踏み跡が続いていたので、
寸分の疑いもなく辿って、最後は登り気味に尾根に出た。



左:途中には石積みもあった。 右上:木が土砂に埋まっている「賽の河原」通過。
右中:その後の道がたも、こんなにハッキリしていたのだけどね~これが間違いの元だった。


右下:もうすぐ尾根だ。



尾根に乗った。
シカ柵の穴をくぐって、秦野峠に向かうつもりでセッセと下って行く。
60m下りた辺りで、ようやくおかしいと気づいた。

「方向が違う、西に向かっている。」というミックスナッツさんの言葉で、
またも“頭の体操”。
この尾根は秦野峠へ続くP1086m北西尾根ではなかった!
乗っ越さなければならないのだった。

尾根に出てきた所まで登り返して、それっぽいトラバース跡を見つけたけれど、
残念ながら径路とは言えない けもの道。登れそうな所から尾根に戻った。

仕切り直しでEAさんの軌跡を確認すると、
50m上で尾根を乗っ越していることに気づいた。

登って行くと、ミックスナッツさんが尾根を横断している径路を発見した。
相談の結果、発見した径路で「賽の河原」まで往復することに。
我われは どこで間違ったのだろう?それが分かるのがスッゴクうれしかった♪



少しの疑いもなくシカ柵沿いに尾根を下ってしまった。

登り返して尾根に乗った辺りで探索。ここは けもの道だったけどイイ感じ。



これだね!!正しい径路を発見、悔いの残らないよう「賽の河原」まで辿り返すことに。

「賽の河原」は方向感覚がおかしくなるほど広い。私はおかしくなっちゃった(汗)



ここが尾根を正しく乗っ越す所。何となく由緒&格調が感じられるのは気のせいかな。




思いがけないウロウロで遊びすぎてしまったので(笑)急いでP1086m北西尾根をめざす。

木の間越しに、さっきより雲が厚くかかったた富士山が見えた。



P1086m北西尾根に乗った所で、ミックスナッツさんからルート変更の提案あり。
今回は秦野峠から伊勢沢ノ頭までの登山道を行かず、
このまま尾根を登って伊勢沢ノ頭南東尾根で下山しようとのこと。

御意!(笑)
すでに1時45分だし、まだお昼も食べていない。
秦野峠まで下りて そこから隣の尾根をP1086mへ登り返してくるなんてバカバカしいし、
そんなエネルギーもない。
ここはこのまま登るのが賢明、さすがミックスナッツさんだ。



ということでランチ場所を求めて懸命に登って行くと、トップ写真の景色が。

途中でトリカブトがチラホラ見られた。そして背丈に迫るほどのエゴマの大群生があった。



伊勢沢ノ頭を間近に見ながら、ミックスナッツさんからカップめんをごちそうになった。
この場所は冬かと思えるほど寒かったので、温かいものがうれしかった♪ごちそうさまでした。


山頂手前の道標から、初めての南東尾根を下降。最短で寄橋に戻ったけれど
ここからバス停まで、今日も長いな~




2ndミッション部分は、逆コースの方が分かりやすく better かなと思うが、
スンナリいったら面白さは半分だったかも(笑)
間違ったあと、同行者と どこがおかしいか原因を推理追求して、実地検分する、
それが楽しいのだ。

ミックスナッツさん
まだリハビリのはずが、いつの間にかVルートへよろめかせてしまい(笑)
申し訳ありませんでした。
でも、一日中 初冠雪の富士山が見られて、うれしかったですね。
また、続きをよろしくお願いします。



≪ 本日の出あい ≫

左:このヤマトリカブトの形も色もすごいなぁ   右:キッコウハグマは小さくて可憐




きれいな色だ。ヤマブドウかな?

アキノキリンソウ。こんなに可愛かったとは!



スミレが咲いていたのにはビックリ!

ツルウメモドキが台風のせいで、かたまりで落ちていた。この色はスゴイ



左:今年初なのにリンドウはボケてしまった  右上:赤い実は何だろう?
右下:ホコリタケ













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Comments: 4

ミックスナッツ URL 2013-10-26 Sat 18:18:17

いつもながらの大作、ひょっとして山より疲れたりして。(笑)
方向感覚ってマジだったんですか。てっきり冗談と思っていました。
それにしても不気味な上にニセ経路付きとはスゴイとこですね。

秦野峠から1086m間を中途半端に残しちゃいましたけど、
山神峠側もありますのでいずれ歩きましょう。

レガー URL 2013-10-26 Sat 22:18:11

ピークを通らない探検だったのですね。
山腹をウロウロ、何だか楽しいのです。

今年は、キッコウハグマの渦巻きを観られませんでした。
さりげなく鮮やかなお花ですよね。

はっぴー URL 2013-10-26 Sat 22:52:01

ミックスナッツさんの記事アップが、あまりにも早かったので
まだ1週間しかたっていないとは思えません。
ひぃひぃ言いながら必死に書きました(笑)

「賽の河原」、一人では居たくない雰囲気でした。
あそこに植林された木は、動けないまま埋まっていくのを待っているようで
可哀そうですね。

そうですね。また面白いルートを考えて歩きましょう。

はっぴー URL 2013-10-26 Sat 23:15:33

レガーさん

寒い日だったので山腹ウロウロで助かりました。
伊勢沢ノ頭への稜線では、髪の毛だけでは寒く
帽子が欲しくなりましたよ。
本谷は来年ですね~ (^^)

キッコウハグマ、ハグマの中では一番好きです。
夏ごろから葉っぱをよく見かけましたが、花は今季初めてでした。
花が咲かないまま実になってしまう「閉鎖花」が多いそうなので、
そのせいかな。会えたのはラッキーだったかもしれません。

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