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ヒルにもめげず 蛭ヶ岳東の急斜面で遺物探索に励む

 

探索後、先に進むとガスの中に大岩と木々が合体した奇妙なオブジェが
いくつか浮かび上がった。この「異空間」を青空の下で確かめてみたい気がした。





前日がトンチンカン・トリオの沢予定日だったが、
“やんごとなき都合”により延期になった。

で、AYさんの記事に逆触発?されたMASAHIKOさんより、
翌23日の「中ノ沢探索行」のお誘いをいただき、
あわよくばムラサキツリガネツツジにお会いできればなぁと、同行したのだった。

もちろんメインは蛭ケ岳東斜面に墜落したらしい戦闘機の残骸探索だ。
先日、偶然タイヤを発見されたAYさんのご教示によれば
【爆撃機「銀河」の戦闘機タイプらしいですね。 
「銀河」に銃を装備して「極光」と名乗ったようです】とのこと。

では、タイヤ見物&周辺探索に出ー発ー!!





2013年6月23日 曇り一時ガス
メ ン バー:MASAHIKOさん、はっぴー
コ ー ス :魚止橋手前に駐車―伝道―雷平―中ノ沢―鬼ヶ岩沢出合―二俣―
       右俣ノ滝見物&湧水確認―左俣へトラバース―左俣―1580m登山道
       ―白馬尾根―雷平―伝道―駐車地     (行動時間:7時間30分)

※ 今回はコース図なし。上部は落石予備軍の大石ゴロゴロと地形判断が難しい。
  沢装備。






瀬戸沢に来たのが5月18日だったから、1ヶ月ちょっとぶりの魚止橋だ。
今日は既に3台が駐車していた。準備して出発は7:20分。




伝道には、いつの間にかこんな案内板が立っていた。




6月18日のkazさんの記事にあった橋を反対側から。
行きはソロ~リソロリと渡ったけど、滑るので帰りは他の所で徒渉した。





イヤなへつり箇所は今回 行きも帰りも巻き道にしたので、気が楽だった。
前より表示が多く、分かりやすくなっていた。





開放的な早戸川、いつ来ても気持ちいいね~




雷平を過ぎれば、あっという間に中ノ沢だ。入り口は大きな石でふさがれている感じ。




沢風景その1 白と緑が涼しげだね。 




沢風景その2 ここもなかなかイイ感じ。 




この時は青空だった。種類の違う雲があって面白かった。




鬼ヶ石沢の少し先の二俣から滝見物に右俣へ入ると、すぐにお目当ての滝が現れた。




MASAHIKOさんの撮影した美しい写真をどうぞ。
水流右下の湧水を汲みに近づくとかなり飛沫がかかって濡れた。
湧水は少し苦みがあってイマイチだった。





少し戻って右岸尾根の下部を左俣へトラバースして50mも登ると水が枯れた。
あとはひたすらガレの忍耐登りだ。ただ幅が狭く両側に緑があるので圧迫感はない。





ガレ登りの途中で振り返ってひと休み。




傾斜が増し、ザレで滑るようになると第二魔法のロープが現れるが
始まりは分かりにくい。
あると分かっていれば探して発見できるけど、知らなければ上部まで気づかない!?





MASAHIKOさんはここまでは歩いているとのことだが、
この先は前回の経験と、プラス勘?で進んで行った。

上に行くに連れ大石がゴロゴロ、しかもこれが浮いているから怖い!
落石対策のため横平行ルートで登った。

そのうち先を行くMASAHIKOさんの「あったーーー!!!」の力強い叫び声が響いた。
てっきりAYさんが発見されたタイヤかと思って近づいて行くと、
なんと、そこには見慣れない鋼鉄の部品が横たわっていたのでビックリ~!!!

おーー見事な新発見じゃん♪♪♪
私も興奮して、たぶん「やったねーーー!!!」と叫んだ気がする(笑)

さらに二人でウロウロ。
私も一つくらいは見つけたいなぁと目を凝らして必死で探した。
うん、満足!!




成果その1(写真6枚)・・・・苔むした老大木の傍らで、ひっそりと眠りについていた。



















成果その2(写真2枚)・・・・細長い円筒で先端に穴があいていた。
力が加わったのか凹んでいる箇所があった。








成果その3(写真5枚)・・・・左はじの湿っぽい部分は埋もれていたので掘り出した。
強い衝撃が鋼鉄の管をも曲げたらしい。かなりヒビも入っている。

















こちらはAYさん発見のタイヤ。これも見物できてうれしかった。



アップにすると1000×360の下に小さな文字が「2002-S」と読める。何だろうか?




以上、本日の発見に関する記事はMASAHIKOさんの下記ブログに詳しいので、
そちらをどうぞ。


http://tanzawa-kimama2.blog.so-net.ne.jp/2013-06-24#more



さて。
夢中で探索し、写真を何枚も撮ったりしていたので思いのほか時間がたったようだ。
いつの間にかガスが出てきた。

もしかして人が入らなかったころの山中はこんなだったのかなぁ
と思わせるような林内には一種独特の雰囲気があり、神秘的で畏敬の念さえ感じる。
人が踏み込んではいけないような世界・・・・
ガスがかかったせいか、そんな気分になった。

もう、今日の成果は十分だ。
ということで、白馬尾根でサッサと引き上げることにした。




本日の感動(5枚)+トップの写真・・・・ガスのベールをまとった神秘の世界
















登山道に出ても残念ながらガスっていて景色は見えない。




若い男性が蛭に向かって登って行った。我々は反対の鬼ヶ岩に向かう。




瀬戸沢の時は途中から東にそれて本谷沢に降りたが、今日は久しぶりに
白馬尾根で雷平まで下った。たま~に歩かないと忘れるからね(笑)






最悪、タイヤ見物ができればいいかな~
と欲張らずにのぞんだ遺物探索だったけれど、
ラッキーなことに3点もの“宝物”を発見でき、ニカニカ大満足での帰還となった。

・・・ガスと危険地のためムラサキツリガネツツジの探索ができなかったのが
ちょっぴり残念かな。

そうそう、ヒルチェックを何回かしたけど、そのたびに靴やスパッツにくっついていた。
今年はまだ耐性ができていないので、少しばかりめげた~
でも実害がなかったので良しとしよう。

MASAHIKOさん、ありがとうございました。
山でよりも、最後のドタバタでえらく疲れました~(冷汗苦笑)




≪ 本日の出あい ≫

アカショウマ。




ジシバリ。




ヤマアジサイもさっぱりしていて好き。




ハンショウヅルは今年初めて。




AYさんがこんな大きなハリギリは見たことがないと言われたハリギリの葉。
そばのツルシロカネソウと比べると大きいのがよく分かる。





オオバイケイソウは たくましそう。




花も ごっついなぁ。




一部のマタタビの葉が白くなっていた。




マタタビの花。




シモツケはまだ蕾。




ミヤマカラマツは清楚で可愛い花だ。




新芽が可愛かったのでパチリ。










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Comments: 2

AY URL 2013-07-02 Tue 21:40:21

待ってました~、ようやくアップですね。

余程目を凝らしてないと見過ごしてしまいそうな鋼鉄製の部品、それも3点も!
期待以上の発見ですね!

>神秘的で畏敬の念さえ感じる。人が踏み込んではいけないような世界・・・・

私の時はガスってはいませんでしたが、まさしく、そんな感じを受けました。

ガスの中、危険地でのツツジ探索はヤメて正解だったと思います。

いつか花咲く頃、私ももう一度観察したいと思ってます。

はっぴー URL 2013-07-03 Wed 00:05:55

AYさん

ありがとうございます。

苔の付いた石の中で、溶け込んでいるような感じでしたが、
やはり自然界にあっては、目が慣れてくると“異物”に見えてきます。

落ちてからずーっと、あの地で眠っていた遺物たちですが、
AYさんのタイヤ発見がきっかけになり、日の目を見ることになりました。
考えたら、スゴイことですね!

あの場所の 秋は、冬は、春は、どんな風景なんでしょうか。
のぞいてみたい気がしますね。

ツツジ再訪問、ぜひ「花コラボ」でよろしくお願いいたします。

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