Home > 2013年 春の丹沢 > アリ地獄のような彦右衛門谷上部に 思わず目が点!

アリ地獄のような彦右衛門谷上部に 思わず目が点!




石で埋め尽くされた無彩色の谷の中に、ポツンと青いドラム缶が転がっていた。こういう場所での人工物にはハッとさせられる。
(振り返って撮影)




もう2年くらい前のことになるかなぁ
確か、シロヤシオの話題からだったと思うけど、
イガイガさんとヒワタ沢から檜洞丸へ という話になったのだった。

連休では、シロヤシオには早いかな?・・・・まっ、いいか。
2日の沢計画も、天気の回復が遅れて延期になっちゃったし、
その気になったら行かれる時に行っとこう!

ということで、お天気に恵まれたゴールデンウィークの後半、
久しぶりに神ノ川エリアへ向かった。
ここの春も大好きだー♪



彦右衛門谷



2013年5月5日 快晴
メ ン バー:イガイガさん、はっぴー

コ ー ス :日陰沢橋―神ノ川林道―檜皮橋―ヒワタ沢入渓地点―遡行断念―彦右衛門谷―源蔵小屋谷出合
       ―左岸巻いた滝―崩壊地登攀―檜洞丸北尾根―檜洞丸山頂―檜洞丸北西稜―ヤタ尾根分岐―
       下降地点―上部林道―神ノ川林道ゲート前  (行動時間:10時間15分)
  
      ※ コースは上図参照
        歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。沢装備





いや~、この美しさ!
常々この二色は人工では出せないと思っているけど、改めて そう感じた今日の空と新緑だった。




檜皮橋(ひわたばし)は今日もスッキリと白色に輝いていた。
橋の上から上流を眺めると、新緑の中に堰堤群が見えたが、その上にある橋から入渓するとのこと。
林道は もう少し先の広河原で折り返している。




写真の上の方に見えるのが橋。林道から下って橋の下でゴルジュの滝を撮影するイガイガさん。




技術がないので、写真がうまくつながらないけど、
上からゴルジュを見ると、こんな感じで かなりの迫力だ!
ここを真ん中に見えるテラスに降りて、
右岸の壁に取りついて斜上するとのこと。
う~ん、かなり厳しそうだ。





もう少し近づいてみると かなり高さがあり、下が見えない。
無理・無謀は事故のもとということで、相談の結果、潔く撤退することにした。




かれこれ1時間近くの奮戦?も、懸垂下降すると あっけないものだった(笑)




さて、このまま帰ることはもちろん、尾根歩きもねぇ・・・・
ということで、檜洞丸北尾根を挟んだ彦右衛門谷に行先変更。

ここはず~っと昔、北尾根に五つ目あたりの堰堤から取りついたことがあるけど、
ガレガレの河原だったよなー。




源蔵小屋谷が左から出合う標高865m地点。
イガイガさんは源蔵小屋谷は入ったことがあるけれど、
彦右衛門谷は“未知との遭遇”だそう。ここから先には もう堰堤はないらしい。




905m地点も、まだこんな感じで変わりばえしない。




少し進むと、広い河原の真ん中あたりに、
小滝とも言えないような水流が出てきた。 ちょっと嬉しい。




これは河童のお皿みたい~




ひたすら登っていると味気ない石しか見えないけれど、
後ろを振り返ると谷の新緑と袖平山に ほっ~となる。




でも、両側はこんな感じでボロボログズグズ。崩れは今も進行中のようだ。




2,3分進んだ所で突然 滝が出現!
上部は隠れて見えないけれど高さもあるし、なかなかの迫力だ。
これは思いがけなかったのでビックリした。
今の時期はヌルヌルしていて怖いし、濡れそうなので右のルンゼから巻くことに。




登ってトラバースすると、沢への下降が悪そうなので、
二人のロープをつないで懸垂で降りた。




落ち口から下をのぞくと、思った以上に高さがあった。




滝場から20分後、まだまだガレ場は続く~。トップの写真は ここから7分後。




上の写真から11分後、だんだんアリ地獄の様相を呈してきた。
この先はどうなっているのか?地図では実際が分からない。
はたして尾根に乗れる所があるのかな~とチョット不安が頭をよぎった。




さらに2分後、この低い段差がぬめりの逆層で、思いのほか手こずった。
ロープで引っ張り上げてもらい何とかクリアー。
そしてイガイガさんの「雪渓だ!」の声に先を見ると、




なんとそこには雪渓が口を開けて待っていた~!丹沢で見たのは初めてだ(ズームで撮影)




ここで作戦会議。
先が分からないので取り付けそうな所があったら右側の北尾根に上がろう。
ということになり、ふと右を見ると、ここなら登れそうだということで意見が一致。




落石に気をつけながら登って行く。




こんなザレや




こんな大石交じりの急登を登り続けること35分で




やっと木のある左の尾根に逃げられた。これで ひと安心~だけど・・・・




さらに登りは続く!
ここから110mの登りで北尾根に乗って ほっとひと息(下の写真)
その後また200m登って ようやく檜洞丸(1601m)なのだ。




数年ぶりの北尾根上部の様子を楽しみながら・・・・
面白い形のブナ発見!御一行様方ならば、たぶんここで記念撮影かな(笑)
老木に限らず木は労わってあげてくださいね~




花の写真を撮ったり、蛭ヶ岳の端正な姿にも励まされながら




これも久しぶりの檜洞丸に到着、既に14時半に近かったので人が少なく静かだった。
山神様に無事をお願いして、すぐに下山路の北西稜に向かう。

今日は、小笄の一つ先の小ピークから小尾根を下って、上部の神ノ川林道を突っ切り、
日陰沢橋のゲートにピッタリ下りるとのこと。これは面白そうだ♪




少し下った所で、左の登ってきた北尾根を振り返り見る。
山は痛々しいが、バイケイソウの緑が元気だ。




大笄から東沢方面を見る。この写真、気に入ったのでデスクトップの背景にした。




たまに、たくましく元気なブナにあうと嬉しいね。




北西稜を歩くのも久々だったので、え~!?こんなだったっけ!
の感じが続いて新鮮だった。

途中たびたび花撮影で足が止まり、時間をくってしまったけど、
イガイガさんは写真は撮らないけど「ここにもあるよ」と教えてくれて
けっこう協力的!(喜)

そんなこんなしながら、景色や鎖場・鉄ばしごを楽しんでいるうちに、下降地点に到着した。
低い石標のある所から右の濃いササヤブに分け入って行く。
ダニが気になったけど、遅れて姿を見失わないようササをかき分け進んだ。




しばらく我慢すると葉のない病んだササに変わり、それもまた淋しい。
120mほど下った所で、隣の少し大きな尾根と合流すれば
あとは植生保護柵沿いに、上部の林道まで分かりやすい。




林道に降りる所は低い法面になっているが、はしごがかかっていた。
で、降り立った林道から先で、うまく左の尾根に乗らないと最後が大変なんだ!
と経験者がのたまうので、少し緊張気味になった(笑)




ほとんど植林で仕事道がジグザグに しっかりついていた。
ただ枝打ちされた小枝が足にからんで歩きにくかったけど、
このルートは林道歩きがないからありがたい。

林内にはいろいろ杭がたっていた。これもそのうちの一つ。




最後は、この通りピタリとゲートに下り着いたのだった。
今まで、ゲートを何度も通過しているけど、
まさかこんな所から登れるなんて思っていなかったので、嬉しい驚きだった。




今回は、ゴルジュへのチャレンジ、ガレの谷歩きと北尾根上部、檜洞丸から小笄まで、
そして未踏のV尾根下降と、なんとも盛りだくさんの充実した山遊び♪ イガイガさんに感謝です。

帰宅後、お風呂に入って洗髪もしたのに、
一日おいてダニが左腕を這っているのを発見!キャーー!!
チェックすると腕と足を数カ所噛まれていた。
1週間たった今でも痒みがとれないとは恐るべきダニエムだね。



≪ 本日の出あい ≫

ウツギも繊細で可憐な花だ


ニガイチゴ


ミツバアケビ


シコクハタザオ


ツクバネソウ


??スミレサイシンの仲間かなぁ・・・


やっぱり寒いんだね、マネザクラがまだ咲いていた(二カ所で撮影)




キクザキイチゲ(白)


キクザキイチゲ(青)


マルバダケブキ


盗掘が多いと聞く【絶滅危惧Ⅱ類】なので名前だしません。いつまでも見られるといいな


ブナの実。芽が出るかな










スポンサーサイト

Comments: 6

MASAHIKO URL 2013-05-16 Thu 20:34:32

目が △ △ じゃなくてラッキー!!

m(_ _)m

はっぴー URL 2013-05-16 Thu 23:25:47

はい、座布団3枚!! 
 
(^-^)

イガイガ URL 2013-05-17 Fri 07:16:28

牧馬沢のときのように、
はっぴーさんの目が吊り上がるんじゃないかと、
ビクビクもんでした (^^;)

レガー URL 2013-05-17 Fri 08:33:25

日差しのビリビリ感が伝わってきます。
青空と新緑、最高の組み合わせですね(^^)
私も必ず撮ってしまいます。

下りのルート、まさかのゲート前なのですか(^^♪
隠れルート発見ですね。

しかし、この角度の蛭ヶ岳もいいですね~♪
こりゃ撮影隊始動です。

はっぴー URL 2013-05-17 Fri 09:25:26

あはは、目は次のように変化します、たぶん。

・・ → ◎◎ → △△ → \ /

「怖くないとこ連れてってー」のkazさんに私も一票!

はっぴー URL 2013-05-17 Fri 09:43:37

レガーさん

この二色、自然の色だとやさしげで、くどくないですね~

この下山ルートはお勧めです。
ただし、右の尾根に乗ると最後で「檻の中でのアガキ」だそうですよ (^^;

残念ながらシロヤシオは まだ蕾もなかったですが、
ここからの蛭もステキでした!

Comment Form
Only inform the site author.

Home > 2013年 春の丹沢 > アリ地獄のような彦右衛門谷上部に 思わず目が点!

タグクラウド
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

Return to page top