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歩き初めは初顔合わせの方々と間子小屋沢左岸尾根へ





▲ 間子小屋沢左岸尾根上部に広がる景色、これを見たかった! この季節 枯れたテンニンソウがいい色を出していた




暮れに つっちーさんから新年の山遊びのお誘いメールをいただいた。
場所は間子小屋沢左岸尾根。
ここは以前から気になっていた所だったので、さっそく「よろしく!」の返事を出した。

メンバーを聞いてみると、最近お知り合いになったyamanokoさんと、その知人の方々とのコラボだそう。
経緯はつっちーさんご本人の説明を無断借用してしまおう。

【 昨年12月から3ヶ月間、一緒の教室で机を並べる仲間にyamanokoさんがいらした。
話すうちに、同じような山行をしていた先輩で、地蔵平に行ってみたくなったのも
 yamanokoさんのホームページを拝読してからだったことを思い出しました。
お互い気になっていた、カバの原に行ってみたいと、話がまとまり今回の山行となった。】

やっぱりね!
日常生活の時間を共有する場に“同好の士”がいれば、こんなに楽しいことはない。
今回、私はお二人の出会いのおかげで、同行させていただけることになったのだった。









2013年1月5日 曇り 一時 小雪
メ ン バー:yamanokoさん、Hさん、Yさん、つっちーさん、はっぴー

コ ー ス :伊勢原駅集合―早戸川林道大平(おおだいら)への下降地点―早戸川徒渉―大平―
       奥野林道―荒沢徒渉―間子小屋沢左岸尾根―1210m―トラバースで丹沢主脈縦走路
       ―黍殻山(きびがらやま)避難小屋―黍殻山ピストン―大平分岐―大平コース―早戸川徒渉
       ―早戸川林道                       (行動時間:7時間)

       ※ コースはyamanokoさんから拝借した上図参照
         地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。行き帰りに早戸川の徒渉あり     
             



朝、伊勢原駅に集合。
自己紹介のあとyamanokoさんの車に同乗させていただき、早戸川林道に向かった。
路面が凍結していることが心配されたが、
大平へのルート下降地点のやや手前まで入ることができた。

それぞれ支度をして、いざ出発。
今回の気がかりは早戸川の徒渉だったが、交替で使おうと
つっちーさんとyamanokoさんが長靴を用意してくださった。

林道から河原に降りてみると、徒渉地点に木橋がかかっていた。
以前、ヌタノ丸に行った帰りに立ち寄った「玉肌の湯」のご主人が
猟期には橋をかけると教えてくれたことを思い出した。
ここもその類かもしれない。

というわけで、橋が見えたので みんなでホッとしたのも つかの間、
よく見ると橋があるのは半分だけだった。
ひぇ~ なんで半分やねん!? 
(帰りに分かったのだけど、実は半分は流されていたのだった)

何とか靴を履き替えずに徒渉できたのはラッキーだった。
帰りもここを通るので、長靴をデポして下流方向へ。



▼ 大平へ至るルートの降り口から早戸川へおりた




▼ 木橋があったので喜んだけど、手前側だけで奥半分はなかった。つっちーさんは長靴にチェンジし準備万端




▼ 少し下流へ歩いて行くと赤テがあり、そこから右の尾根に乗って200m登って奥野林道に出た




▼ 左はモノレールの収納小屋。下山路は右奥から正面に下ってくる




奥野林道を南から西へ終点まで辿る。
途中、山側の土砂崩れが道をふさいでいたり、倒木があったりしたけれど問題なし。
終点で荒沢を徒渉して目的の尾根に取りついた。
歩くのは荒沢と間子小屋沢の界尾根だが、ここでは間子小屋沢左岸尾根と書くことにする。

急登と小広い緩登が交互になっている自然林の美尾根だ。
広い場所では思い思いの所を登って楽しかったが、
地形は荒沢と間子小屋沢の枝沢が入り込んで複雑なので、
下りで歩くのは けっこう難しそうだ。

シキミやアセビの葉が寒さで丸くなっていたり、
クマ棚や その主さんの“落としもの”があったりした。



▼ 奥野林道。我われが歩いた区間で、大きく崩れていたのはここだけだった




▼ 林道終点で荒沢徒渉後 休憩。この辺は堰堤が多かった




▼ アセビも寒そうに葉を閉じぎみだ




▼ でも春は自然林の芽吹きがいいだろうな~




▼ マリモのような まぁるいコケ発見!




▼ 1170m付近の広~い尾根




▼ いよいよ目的地が近い。コンパスで確認して、このシカ柵の中へ入って左の方へ進んで行くと




ものの5分でトップ写真の場所に着いたのだったが・・・・
ここがホントに目的地なのかと みんな半信半疑。
なぜなら想像していた「~~の原」というイメージよりも狭かったからだ。

今日我われが目指してきたのは「カバの原」(仮称)といわれているところだ。
歩きながら、なぜそういわれているのだろうと考えたが、
「カバ」につながるものが何も連想できなかった。
“カバ”って いったいなによー!?

イガイガさんは以前から
『あそこは「カバの原」じゃなくて「ガマの原」で、地名でもなんでもない』と言い、
その証明として、マシラさんが2006年3月に歩かれた時の記事をあげられた。

http://homepage3.nifty.com/yamaasobi/haya/mago/mago_r_2.htm

その中に次のような一文あり。

【やがて唐松の植林帯に入り、やや傾斜が増した中を100m程進むとガマの原
 (なんて言う植物かわからないから仮称である。追記テンニンソウなる名称らしい)のピークにでる】

確かにここでは「ガマの原」と記されている。
だけど、なぜかこの写真のキャプションには【カバの原(仮称) 二本の檜の下にたき火跡】となっているのだ。

これはどういうことなんだろう。
単純に、どちらか(たぶん写真の方?)を書き間違えたのかな?

私だったら ここは「テンニン平」とでも呼びたいとこだ。



▼ ここがホントに目的地!?と地図で確認する。確かに2本の檜があったので目的地のはずだったけど(yamanokoさん撮影)




さて。
南の方から怪しげな雲がドンドン接近してきたので、それなりの覚悟をしていたら
少し小雪っぽいものがチラついただけで雨具の必要がなかったのはラッキーだった!

お天気がよければ、この開放的な場所でランチしたいとこだが、
なにしろ寒いので記念写真を撮って、早々に黍殻避難小屋に向かうことにした。

ここから主脈の登山道までは約80mの急登なのでそれをカット、
北へトラバースしながら登山道に合流しようということになった。



▼ 南の方からドンドン怪しい雲が近づいてきた。蛭ヶ岳の方は雪が降ってるだろう




▼ トラバース道は最初ハッキリした踏み跡があったが、途中から不鮮明に。植林内の歩けそうな所を北方向へ登った




▼ 「宮ヶ瀬湖が見えるよ!」とつっちーさんが言ったので慌ててシャッターを切った




▼ きわどい部分もあって直登した方が早かったかな~なんてチラッと思ったけど、ここで無事合流(yamanokoさん撮影)




避難小屋が見えたので下って行くと、草地の広場に木を運んでいる人が見えた。女性だった。
中に入ると他に男性二人と女性一人もいらっしゃって、今夜、泊まるので薪を集めているとのこと。

つっちーさんが まーちゃんが危険だと言っていたらしいストーブのことを伝えると、
チョクチョク泊まりに来ている常連さんで、ストーブの扱いにはコツがあると逆に教えてくれた。
今度、それを書いて貼っておいてくれるそうだ。

持ち寄りランチは思いがけない クワイや本格コーヒーも登場して楽しく、
つい1時間ものんびりくつろいだのだった。

重くなった体で、軽くなった荷物を背に黍殻山へ向かう。
山頂では陽が射して青空がのぞいた。今日はずいぶんと変わりやすいお天気だ。



▼ 避難小屋を後にして大平分岐へ向かう。ここはいつ来てもメルヘンチックでいいね~(yamanokoさん撮影)




▼ 山頂には以前 来た時に見た「熊野修験」の木札が健在だった




歩きやすい登山道を大平分岐まで戻り、道標の所から植林の中を下って行く。
途中から まだ新しそうなモノレールが現れ、自然林から再び植林になった中を
朝 見たモノレール小屋まで続いていた。



▼ モノレールが登山道と交わる際の配慮がされていた(yamanokoさん撮影)




▼ 前を歩いていた つっちーさんが植林の中にシモバシラを発見!見かけたのは この一帯だけだった






▼ 奥野林道へ合流。道標の所から出てきて振り返って撮影。休憩後、朝登ってきた尾根を下って早戸川へ




▼ 河原で流された木橋を見つけたけれど、半端なく重くて運べない。石の投げ入れで埋めて徒渉した(yamanokoさん撮影)




お天気はイマイチだったけれど、ずっと気になっていた所に行くことができて嬉しかった。
この間子小屋沢左岸尾根はとても気分の良い尾根なので、季節を違えて再訪できたらいいなと思う。

新年最初の山行に、静かな丹沢の奥地を歩け感謝しています。
みなさん ありがとうございました。








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Comments: 6

イガイガ URL 2013-01-24 Thu 17:14:55

「テンニン平」いいですね~。
仮称ではありますが、イメージ的には仙人とか天女に結びついてメルヘンチックでぴったりです。

私もここを訪れるまでは、なんで「カバの原」なんだろうと思っていました。
あの特徴的な木が樺なのかなと思いましたが、行ってみればただ檜なので???

あとで出所をたどってみたら「ガマ」と「カバ」の取り違え、
どうやらマシラさんの一節が広まったらしいと気がつきました。
地名の変遷てこうなんでしょうね。

はっぴー URL 2013-01-24 Thu 17:46:26

イガイガさん

「祝・命名、テンニン平」のタイトル、ありがとうございます。
今後はひそやかに(個人的に)こう よぼうと思っていますが、
呼称など関係なく良い所ですね~♪

“地名の変遷”、おっしゃるように
これまでのミスマッチ?な地名も、案外こんな感じで
ついているのかもしれませんね。

貴重なご意見を取り込んでこなす能力がなく、四苦八苦しました(笑)

つっちー URL 2013-01-24 Thu 21:02:05

はっぴーさん

テンニン平ぴったりです~
今度から仲間内でよびましょう。
季節をかえて再訪いいですね。
また宜しくお願いします。

yamanokoさんのホームページそろそろ再開するそうです。
そちらも楽しみ~。

はっぴー URL 2013-01-24 Thu 21:10:07

つっちーさん

いろいろあって楽しかったですね。
「テンニン平」ぜひまた行きましょう。
こちらこそよろしくお願いします。
今度は榛ノ木丸経由で戻るのもいいですね。

私もyamanokoさんのホームページ、楽しみにしています♪

yk URL 2013-01-26 Sat 16:37:36

トップの写真に、後ろ姿を入れていただきありがとうございました。
とても、当日の内容がよく再現されており、驚いでおります。
「カバの原」は、想像したより狭かったですが、写真で見るとすごく素敵な場所に見えるのは、何故でしょう?
でも、間子小屋沢左岸尾根は、原の手前を含め、なぜか好きになってしまいました。
再度、沢経由で行きたいものです。その節は声をかけてください。

「カバの原」は、「ガマの原」が転化したもの、よくわかりました。
「テンニン平」の方が、スケール感も含め、近いかもしれませんね?
本当にお世話になりました。 HP再開にはもう少し時間がかかりそうです。







はっぴー URL 2013-01-26 Sat 21:12:32

ykさん

こちらこそ大変お世話になり、ありがとうございました。
また、写真を使わせていただいたおかげで記事が充実しました。

写真のマジック?に時々戸惑うことがありますね。
部屋なども写真だと現実よりステキに見えるのが不思議です。

でも、この尾根は実物も良かったですね。
今度はぜひ間子小屋沢から、右岸の広い檜のあたりを ふらふらしてみたいですね。
その頃は、テンニンソウも緑になって、感じが変わっているのではないかと楽しみです。

HP再開、じっくり取り組まれてください。楽しみにお待ちしています。

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