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金山谷再訪 ― 自然は偉大なマジシャン!?

 
 

▲ 前回 巻きがいやらしかったF1(魚止ノ滝)。今日は水量 少なく、登れたのでホッとひと息




8月最後の日曜日、友人二人と金山谷へ。
ここはちょうど2年前、イガイガさんに案内していただいた良渓で、
もう一度 行っても良いなーと思っていた所だった。

前回の様子はこちら。
http://hapimero.blog133.fc2.com/blog-entry-35.html


その後の台風や大雨のせいで、たぶん様子が変わっているのだろうなぁ
自分の印象も、初めての時と二度目では違うはず・・・・
良くも悪くも、その違いも含めて楽しみたいなと思ったのだった。





金山谷




2012年8月26日 晴れ
メ ン バー:はっぴー 他2名

コ ー ス :日陰沢橋神ノ川林道ゲート―広河原―仏谷出合―金山谷―
       源蔵尾根―金山谷乗越―源蔵尾根下降―広河原―ゲート
        
       コースは上図参照:広河原までの林道の往復は省略(行動時間 9時間10分)

      ※ 地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。沢靴、ヘルメットは必須





ほとんど記憶にないのだけど、
神ノ川林道沿いの鐘撞山登山口から やや神ノ川ヒュッテ寄りに、
かつて長者舎山荘があった。
建物は取り壊されていてないけれど、跡地のそばに説明板が立っている。
これらの写真を撮りたいと同行者が言うので、私も撮ってみた。

        

▼ まずは林道沿いに立っている説明板




▼ 説明板のすぐ下、林道から一段低くなっている所に小屋があった。以前、一度くらいは見ていると思うんだけど




ゲート付近には車が一台のみ。暑いので、早々に広河原に向かって出発した。
最近、この林道を通ることが多くなったが、車がないと来れないエリアなので、
ご一緒させていただいた方々のおかげと感謝している。



▼ 彦右衛門谷第一堰堤の上からヒワタ橋を見る




広河原に下りて、神ノ川本流の金山谷へ進むと、岩水沢が左から入ってくる。
ここで沢支度を整え、さらに奥に入って行くと、ほどなくF1の魚止滝5m。

前回、水量が多かったので巻いたのだったけど、この巻きはシブかった。
できれば直登したいなと思っていたら、今日は水量が少なかった。ラッキー!
まず同行者が左のルンゼに取り付いて、難なく登った。

私も釜に入ってみると、水は腿のあたりまでしかないので楽に取り付け、
巻くより、ずっと簡単だった。



▼ 2年前は怖いような迫力があったF1。左に水流があって登れなかった。今より釜中に石がゴロゴロしている




▼ 今回のF1は水量が少なくスマートすぎて迫力がない。落ち口の石がなくなっている。釜は少し深くなった?




落ち口で写真を撮ったあと、振り向いてビックリ!
前回、右岸の岩壁の崩落により岩片で埋まってしまって見られなかったナメ滝のF2が
目の前に出現していたのだ!!
思っていた以上に長くて美しい滝だったので感激した。

それにしても、あんなに山積していた岩や土砂が押し流されてスッキリしてしまうとは、
現地に立ってみなければ、なかなか信じがたいことだった。
まさに「自然は生きもの」と納得できる一例だ。

このあとも、前回と形や雰囲気が変わった場面が待っているかもしれないなぁ
と思いながら先に進む。



▼ 2年前のF2ナメ滝の様子。あの時は、もうずっとこのままだと思ったのだけど




▼ 岩片の下から、こんなステキなナメ滝が現れた。というか、これが本来の姿だったんだー!




▼ 上部をもう一枚。スッキリしていて美しい~




▼ F2の先には、小滝が続いていて楽しい ♪ ルンルン




▼ 花の写真を撮ったりしながら仏谷出合へ




▼ 仏谷出合。仏谷は真っすぐ進むけど、金山谷はこっち。右に曲がるのだ




▼ その後もいろいろな表情の小滝が続く




▼ ここは工夫して撮ってみたんだけど・・・・




▼ これは2年前の時のF3で5m。水量多く、流れに勢いがあるし釜も深い




▼ 今回のF3。角度と色の違いもあるけど、岩がなくなり流れが変わって迫力なし




今回の“アルバイト”は、奥魚止滝前衛の二連滝を巻いてしまったことだろうか。
滝の前に立っても、登った記憶も巻いた記憶もなかった。
で、左岸から巻いたのだけど、これがけっこうシブーイ巻き。
途中で、「ここは巻かなかったわい」と確信したけど、ちょっと遅かった。

帰宅後、どうだったか確認すると、自分の記事には書いてなかったけれど、
イガイガさんの記事には登った様子がちゃんと書かれていた。脱帽。



▼ 正面に大岩壁、その手前の二連滝は直登 が正解だ




▼ 大岩壁には、ピンクのビランジの“壁飾り”




▼ 右に曲がっていくと、奥魚止滝と言われるF4の9m




F4は手前のゴルジュと一緒に左岸から巻くと、あとは楽しく登れる小滝が続く。
でも、何となく前よりゴーロや倒木が増えた気がした。
こんなに多かったかな~、こんなに長かったかな~金山谷、
なーんて思いながらセッセと歩いたのだった。



▼ F5、4m。 ああ、もっと水量があったらな~!




▼ F6、6m




▼ 岩壁に咲くビランジが目にやさしい




▼ 1090mで左から支沢が入ってくる。右へ




▼ 見栄えの良いゴルジュだ




▼ ガレと倒木で源頭の雰囲気だけど、まだ200mの登りがある~!




▼ 1170m付近の湧き水。もちろん美味しいコーヒーを飲むために お持ち帰り




▼ たまには上を見よう~ ほっとするね




▼ 最後の詰めはザレザレで危険なので、1250m付近から右の源蔵尾根に逃げた




▼ この特徴のある木の所で源蔵尾根に乗って主稜へ




▼ 金山谷乗越のホンの少し西の主稜から見る蛭ヶ岳。ここで沢装備をといた




登山道に出ても、今日は平日なので人が通らないなぁと思っていたら、
若い単独の男性が蛭ヶ岳の方からやってきて、檜洞丸方面に向かって行った。
挨拶をして見送った。



▼ 一応、金山谷乗越まで行ってから、源蔵尾根を下降することにした




源蔵尾根を下るのは二度め。
P1244mの下りで、まっすぐ行かずに西へトラバースする所だけ気をつければ
あとは問題ない。こことて、踏み跡がついているから大丈夫。
途中から植林になってしまうけれど、全体的に良い尾根だと思う。



▼ 詰め上がった所のすぐ下に崩壊地。少しづつ進行している?




▼ 1270m付近は平らで自然林、良い雰囲気の所だ




▼ 最後は第三堰堤の上に下り立つ




前に比べて水量が少なかったので、滝に華やかさがなかった。
前回トップに使ったF6の「花が咲いたように美しい滝」を、
また見られると楽しみにしていたので、左側に流れがなくて残念だった。
今さらだけど、やっぱり渓では水は主役だな~と実感した。

花も、その年その年違うだろうし、ホンの少し時期がズレても違うのだろう。
今日はホトトギスとイワシャジンには出あえなかったけど、
白い岩壁に可憐に咲いていた たくさんのビランジが、ずっと心に残るのだろうね。
もちろん、見事によみがえった美しいナメ滝のF2も!



≪ 本日の出あい ≫


▼ もう存在感のあるフジアザミが咲いていた




▼ タマアジサイ




▼ イワギボウシ




▼ タテヤマギク




▼ モミジガサ




▼ ヤマホタルブクロ




▼ キオン




▼ シロヨメナ




▼ ビランジのピンクが好き




▼ ハンカイシオガマ




▼ カシワバハグマ




▼ ニガイグチモドキかな~?




▼ 花がぼけてしまったけれどトチバニンジン。赤い実は時々みかける




▼ コボタンヅル




▼ クサボタン











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Comments: 4

レガー URL 2012-09-06 Thu 18:51:18

前回と合わせて拝見させていただきました。
「花が咲いたように美しい滝」は見事でしたね。
F2の変わりようはスゴイ自然力です。
二段の滝が隠れていると思いきや、見事なナメとは。
見えなかったのですが、瓦礫で段瀑となっていたのですね。
欲を言わせていただくと、瓦礫は流れても苔付きの岩は
残ってほしいなぁと、それは求めすぎですね(^^)

はっぴー URL 2012-09-06 Thu 21:09:03

レガ―さん

やっとこちらが終わりましたので、これから追いかけます(笑)
って、もうゴールされてますね (^^;

最初の時は、小滝の認識しかなかったのですが、
今回、調べたらイガイガさんの記事のトップがF5で、
「花が咲いたように美しい滝」がF6でした。
両方ともキラキラ輝いて本当にきれいでした。
でも、あの頃 使っていた縮小ソフトが良くなくて、
写真がスッキリしていません。

写真でしか見ていませんが、小川谷や丸渕の変わりようもスゴイですね。
確かに、瓦礫だけ流して苔付き岩は残して~は、自然には難し過ぎですよ (^^)

2012-09-09 Sun 20:48:33

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はっぴー URL 2012-09-12 Wed 23:36:15

arakantarouさん
だから、前に言ったでしょう、ブログ始めると時間を取られますよって。

私の制作時間、花紀行みたいなのは簡単ですが、沢コラボは大変です(笑)
写真をたくさん撮るので、選んでトリミングしてファイルアップロードして、
薄くなった記憶を必死にかき集めて文章を書く。
たくさん溜まるとストレスになりますしねー
真面目なA型ではなく、いいかげんなO型の方で向き合っています(^^;

ブログ第4弾、拝見しましたよ。

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