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蛭ヶ岳を中心にした未踏区間を歩く




▲ 蛭ヶ岳をあとにして、雄大な眺望の丹沢主稜をミカゲ沢ノ頭へ向かう(ミックスナッツさん撮影)





“3人コラボ”が、事情によりミックスナッツさんと2人になったので、
ミックスナッツさんが温めていらっしゃった蛭ヶ岳を中心にしたコースを
一緒に歩かせていただいた。

私は、蛭ヶ岳は 市原新道や白馬尾根からと、大滝新道~棚沢ノ頭ルートしか行ったことがないので、
今回 歩く、地蔵平からミカゲ沢ノ頭と下山路の源蔵尾根は未踏区間だった。
この辺は 一般コースながら、なかなか行きにくい所なので、ラッキー!!と喜んだのだけど・・・・





地蔵尾根~蛭①





2012年4月29日 晴れて暑い日
メ ン バー:ミックスナッツさん、はっぴー(蛭ヶ岳~臼ヶ岳間 = shiroさん)

コ ー ス :神ノ川ヒュッテ手前駐車スペース―檜皮橋(ひわた橋)―地蔵尾根取り付き―P1159m
       ―地蔵平―蛭ヶ岳―ミカゲ沢ノ頭―臼ヶ岳―神ノ川乗越―P1344m―金山谷乗越―
       源蔵尾根―彦右衛門谷―檜皮橋(ひわた橋)―駐車スペース    (行動時間:9時間)
 
     ※ コースは上図参照:地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。地蔵尾根には一部危険箇所あり     
       記事中の写真で、(Mさん撮影)はミックスナッツさん、(sさん撮影)はshiroさん から拝借した




今日は快晴。
こういうお天気の日は、やっぱり見晴らしの良い清々した所に行きたくなるので、
蛭ヶ岳からの丹沢主稜歩きは、さぞかし気持ちが良いだろうな~と期待する。
でも、その前にまず登らなければならないのだよね。

地蔵尾根は5年前に歩いているので不安はない。

北丹沢山岳センターによる「北丹沢ガイドブック」には、
『昭和20年代に開かれた林業用作業道の痕跡をを利用し、(中略)
標識や固定ロープが設けられ、平成11年4月に復活した」とある。

確か「剣ノ峰」、「五葉松ノ峰」、「剣ノ刃渡り」、「カニの横這い」、「吹上屏風」、「八方睨み」
などの名前を書いた木札があり、楽しみながら登ったのを覚えている。




▼ 日蔭沢橋のかなり手前から駐車してあって何だろうと思ったら、これだった。仕方なく少し戻って駐車した




▼ ゲートの手前の広場で荷揚げ作業中。ヘリはアッという間に行って戻ってくる




▼ 景色を見ながら十数分も歩くとトンネル。シカが描かれたレリーフが目を引く




▼ こちらはヤマセミ。こういうの他の場所のトンネルにも付いているのかな~




花の写真を撮ったり、チラホラ咲き始めたミツバツツジを見ながら林道を進み、
檜皮橋(ひわた橋)の少し先から広河原に下りる。
尊仏ノ土平ほどではないけど、ここもかなり広い。



▼ 源蔵尾根は彦右衛門谷の右岸尾根のこと。下山ルートはこの堰堤のもう少し上の方に下りてくる




広河原から神之川の左岸をしばらく行くと、対岸にテープ、標識、トラロープがある。
ちょうど岩水沢出合の所で、ここから取り付く。
以前、歩いた時に「前はもう少し上流に取付点があったのだけど、今はここから」
と聞いた気がする。



▼ 写真中央にテープと黄色の看板とトラロープあり。ここからよじ登る




この急登を「胸突坂」といい、西からの本尾根に合流する「馬酔木平(925m)」のやや手前が
「胸突八丁目」というらしい。



▼ しばらくはザレの急登なので落石に注意しながら、ひたすら高度をかせぐ。トラロープが所々付いている




馬酔木平からしばらくは のんびりした尾根歩きが続き、
傾斜がゆるくなった1020m辺りにワイヤーが残っている。



▼ ここに造林小屋があったらしい。ワイヤーがあちこちに残っていた




▼ 1100m辺りの「剣ノ峰」はいつの間にか通り過ぎてしまったようだ。ここはP1159mの手前のトラバース




▼ 「五葉松ノ峰」(P1159m)を過ぎて、ここが「剣ノ刃渡り」かな?




以前 歩いた時は付いていた楽しいネーミングの標識が見当たらない。
もしかしたら、見落としたのかもしれないけれど・・・・
何より、あの可愛らしい“剣”をスル―しちゃったのはチョット残念だった。



▼ 今回はミックスナッツさんと一緒だったせいか、スムーズに主脈縦走路の地蔵平に着いてしまった




▼ でも、問題はここからだ。あの正面に見える蛭ヶ岳までの登りが恐ろしい。私の苦手な階段ずくめだとか~(泣)




▼ ミックスナッツさんは階段だってヘッチャラで快適に登って行くのだー!もうこういう所は一緒に歩かないと心に誓った(笑)




▼ 檜洞丸、熊笹ノ峰、犬越路、大室山の景色を見ながら最後のガンバリ~! 暑さと階段で久々のシンドサだった




さすが連休の蛭ヶ岳だ。山頂は人がいっぱいで、以前 来た山と違う所みたいだ。
ゴチャゴチャしていて思考回路がニブイ。

あれ~!ミックスナッツさんが誰かと一緒にいるけれど、誰だろう?思いあたらない。
しばらくのまのあと、それはshiroさんだと分かった。

なんで こんなとこに おるんねん!?
・・・・このサプライズについては、shiroさんの記事をどうぞ。

まずは、場所を確保して、ミックスナッツさんが持ってきてくれた「ドライ ゼロ」で かんぱ~い♪
まさか私の分まであるなんて思わなかったので大感激だった!!
保冷剤のおかげで、よく冷えていて とっても美味しい♪ごちそうさまでした
これで階段疲れが半分ぐらい吹き飛んだぞ~~(笑)



▼ 蛭ヶ岳の山頂で飲む冷え冷えノンアルコールが最高に美味しかった!(Mさん撮影)
070Mix (2)



すると、そこにサングラスの男性(Kさん)登場。
なんでもshiroさんと同じ蛭ヶ岳南尾根を登ってきた方で、
よくよくお話をしてみると東京でM-Kさんにお会いしてるそうだ。

私のブログもご存知と聞いて、それまで第三者的対応だったのがシャッキリしてしまった(笑)



▼ 山頂でのひとこま。右はじがKさん(sさん撮影)




せっかくのサプライズなので三人で記念撮影後、市原新道を下るというKさんと別れ、
主稜縦走路をミカゲ沢ノ頭に向かう。まずは300mの下りだ。



▼ はい、3人でサプライズ記念撮影(Mさん撮影)
070Mix (3)



▼ 蛭ヶ岳、御嶽大神の祠に、この先の無事をお願いした




▼ 眺めの良い快適な下りだけど、途中ザレやクサリ場があるので慎重に!




▼ ミカゲ沢ノ頭は2回め、懐かしいなぁ・・・下ったあとの登りはキツイけど、階段じゃないから嬉しいや




▼ 臼ヶ岳の手前で振り返って、蛭ヶ岳(左側)のshiroさんが登ってきた尾根を見る




▼ 臼ヶ岳のベンチで休憩後、お名残り惜しいけど shiroさんとお別れ~。気をつけてねー!




ツルツルした茶色っぽい木肌を見かけると、全部ヒメシャラだと思っていたけど、
下記の「樹木図鑑」によると、丹沢では通常のヒメシャラは見つかっていないそうだ。
この辺は専門的なので、私には分からないなぁ

http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-hikosanhimeshara.htm



▼ 臼ヶ岳からのゆるやかな下りにはヒコサンヒメシャラ?の木が多い。今度ジックリ見てみよう




▼ 神ノ川乗越、P1344mと二つの小ピークを越えて、金山谷乗越のすぐ先が源蔵尾根の下り口だ




写真を撮っていると、単独の男性が追いついてきた。
ここで止まったので話しかけてみると、1週間前にもここを下ったそうだ。
お先に!と挨拶をして下り始める。



▼ 最初の所だけ こんな感じ。1ヶ所尾根の乗り換えがあるけど、あとは危険なく良い尾根だった




▼ ねっ、いい感じ~!




▼ 予想していたより手前で踏み跡が彦右衛門谷に向かっていたが、そこにハンターが一人、待ち?をしていた




▼ 最後は第二堰堤の上に下りてきた。あっ、道標があった




▼ 帰りも新緑に癒されながらの林道歩きだった。いいなぁ 自然の色の緑





≪ 本日のうれしい出会い ≫

▼ アカバナヒメイワカガミ まだ蕾で残念




▼ エイザンスミレ。これ私にしては自信作?(笑)




▼ キクザキイチゲ(白花)




▼ キクザキイチゲ(ピンク色)




▼ 可愛いな コイワザクラ。盗掘が多いそうだ(怒)




▼ ツクバネソウ




▼ ツルシロカネソウ(シロカネソウ)




▼ フタリシズカではなく、ヒトリシズカがお二人~




▼ ブナの若葉、きれいだね




▼ ミヤマシキミ




▼ やっぱりマメザクラはこんな感じが好きだ





ミックスナッツさん
なかなか歩けない半端な未踏部分をクリアーできて嬉しいです!
ありがとうございました。
やっぱり、人気の登山道は階段が多くて苦手です。
どうしても歩くなら階段は下りに限ると痛感しました(笑)


shiroさん
わずかな区間の3人旅、楽しかったです!
お花の情報はネットではお互いに控えめにしましょうね。
ウラ情報交換、よろしくお願いします。



・ミックスナッツさんの記事
http://70314064.at.webry.info/201205/article_1.html

・shiroさんの記事
http://shiro77.cocolog-nifty.com/kumo/2012/05/post-09f7.html










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Comments: 6

M-K URL 2012-05-10 Thu 19:54:40

はっぴーさん

あと20年私が若ければ先頭たって「オラ~、オセーゾ~!」なんて言ってるんでしょうけどね~。(笑)
>もうこういう所は一緒に歩かないと心に誓った。(笑)ーもっと言って、もっと言って・・。うれしくなります。
>暑さと階段で久々のシンドサだった。ーおつかれさんどした。(^^)v

以前真夏にこれをやり(小屋泊)思いっきり苦しみました。
shiroさん、Kさんサプライズ! 丹沢が取り持つ縁・・、うれしいですね。

はっぴー URL 2012-05-10 Thu 21:06:28

M-Kさん

あと20年私が若ければ、「オラ~、オセーゾ~!」なんて言わせませんよ~(笑)

>もうこういう所は一緒に歩かないと心に誓った。(笑)

えーー!こんな大それたこと、どこかに書きました、私? (^^;
とにかく、ミックスナッツさんは歩くの速いですし、
地蔵尾根の途中で一度休んだだけで、あとは蛭までノンストップなんですよ~
shiroさん情報では「泣いて頼まないと休んでくれない」そうです(笑)
沢とかVルートならともかく、登山道ではスピードが違いすぎです~

ということで、やっぱり
>もうこういう所は一緒に歩かないと心に誓った。
ですかね~!

サプライズ!Vルート&M-Kさんが取り持つご縁にビックリでした!

yamajinn URL 2012-05-11 Fri 07:33:23

地蔵尾根。懐かしいです。Vルートを始めた頃(2年半前)、の曇りの日に登ったのですが、
あまりはっきり覚えていないのです。
覚えているのは、取付点と剣があったこと位ですね。

この頃は写真もあまり撮らず、やたら必至に登っていました。
また行きたいのですが、車のない私には少々遠いです。
最近は、Vルートも余裕を持った気持ちで登ることが出来るようになったので、いずれは再挑戦です。

いつ見ても、ハッピーさんの花の写真は美しいと感心しています。
接写で綺麗に採れているのを見ると、やはり腕の差が歴然です。

はっぴー URL 2012-05-11 Fri 12:33:17

yamajinn さん

地蔵尾根。私も最初の時は7人くらいでワイワイ登ったので、
インパクトのある所しか覚えていませんでした。

地図読みも今よりもっと未熟でしたし、“自分で”歩いていませんでした。
今、事前に自分の地形図を作って、少人数で地図を見ながら歩き、
帰宅後、写真とロガーの軌跡で山行を振り返って記事を書くと、
以前より理解できて自分のものになっている気がします。
時間がかかりますが・・・・

私も、初めのころ歩いた所を、こういう歩き方で歩き直してみたいな
という気持ちになりますので、お気持ち良く分かります。

花の写真を褒めていただきとても嬉しいのですが、
これは腕の差ではなく、コンデジに「デジタル顕微鏡モード」があって、
1cmの至近距離まで近づけるからです。
花を撮るためにこのカメラを選びました。防水・防塵・耐衝撃性能です。

URL 2012-05-11 Fri 12:48:51

正確には“2回”は泣いてもらわないと休みませんよ。(笑)
て冗談はさておき、山歩きより“アップ”に疲れたんじゃないですか?

はっぴーさんが写した写真は綺麗ですね。ホント私のとは大違い。
カメラ?腕?不思議だな~。(中学・高校写真部在籍者より)


はっぴー URL 2012-05-11 Fri 17:03:36

単独ならもっとスイスイ行かれたことでしょう。
足も記事UPも引っ張ってしまい、すみません~(^^;

私はいつも みなさんの写真はきれいだなーと思っています。
以前は私の写真ボケてたんですが、縮小のせいじゃないかと
アドバイスしていただき、変えたらきれいになりました。
カメラも腕も違いました~(笑)
写真部!やっぱりね~!!もっとたくさん出してくださいね(^^)

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