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春の花を求めて水ノ木沢へ




▲ 春のナメ歩きは本当に気持ちがいいな~(AYさん撮影)



「花コラボ」で水ノ木沢に行った。

何かを探すのは時間がかかるけれど、花に興味アリのメンバーなら心おきなく探せる。
何より“出逢いの喜びを分かち合える”のが嬉しいね。
時期が まだちょっと早過ぎた感はあったけれど、咲き始めの初々しいハナネコノメに逢えた。

実は“思い出の水ノ木沢”なのである。
といっても、歩いたのは2月だったから、登山靴に10本ヅメアイゼンで。

梅ノ木沢支流を下って10m階段状滝の下に出て、最後まで詰め上がらずに途中から
大栂―菰釣山の登山道に上がってしまったので、“一部遡行”なのだった。

今回、林道終点から沢靴で、甲相国境尾根まで詰めたので、
これでチャンと水ノ木沢を遡行したといえるね。

AYさん、shiro さん、ありがとうございました。





水ノ木沢部分1





2012年3月25日 晴れのち曇り 一時みぞれ
メ ン バー: AYさん、shiro さん、はっぴー
コ ー ス : 三ヶ瀬西沢林道の途中にP―ブナ沢乗越―菰釣山―大栂(1204m)
        ―北西尾根下降―862m―水ノ木林道終点で沢仕度―梅ノ木沢出合
        ―ゼン棚沢―甲相国境尾根―菰釣山西隣のピーク―ブナノ丸・菰釣山中間点
        ―大西沢右岸尾根―林道―P地着   (行動時間:およそ8時間40分)
 
        ※ コースは上図参照:地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。
          沢装備




今年、1月29日に菰釣山に来た時は、林道歩きでも雪山気分で歩いたのだったけど、
あれから2ヶ月で同じ場所とは思えないくらい春~!って感じになっていた。
雪はまだ残っているけど、地面がかなり見えているし、陽光が柔らかい。
雪景色のような風情はないけれど、断然歩きやすくて、あっけなくブナ沢乗越に着いた。



▼ 林道が一番ひどく崩壊している箇所。林道がえぐられた結果、水の流れが変わってしまった




▼ 春の陽光の中、西沢林道を行く




▼ 甲相国境尾根に出ると自然にウキウキしてくるけど、いつも菰釣山までが長く感じる




▼ 山頂からの富士山は今日は残念!みるみる雲が広がってきた




山頂で休憩。すかさず間食(笑)
なぜか、すぐお腹がすくのでチョコチョコ食べないと力が入らない。
でも、単独で気が張っていたりすると、空腹をあまり感じないので、
お腹がすくということは、余裕があって楽しい状態だと思うのだ。
それにアンヌ隊員もそうらしいので、山の中では(?)女性の方が燃料の持ちが悪い?

「あの辺を詰めてくるのかな」と西側の様子を見ながら話して、いざ大栂めざしてヤブに入る。



▼ スケスケでこの頼りなさげなヤブは、何だか悲しいな




一部、背丈くらいはあるけれど、ほとんど葉がなく棒状だし、
少し密集しているかと思えば胸辺りまでしかない。
特に、途中から大栂までは、もう悲観的状況といっていい。



▼ なんたるスケスケ度だろう、shiro さん 丸見え~!




▼ これが、あの大栂かい!? 久しぶりだけどササがなくなっているのにビックリ!中央奥にシンボルの倒木




ひと休みの後、沢まで どう下るかを確認し、細い尾根に入る。
手入れされていない植林の尾根は、あまり感じが良くない。
P862mに行くには1050mで南向きの尾根に乗らなければならないが、
ここはあっさりクリアーし、最後は苦労なくピッタリ林道終点に下り立った。



▼ ピッタリ林道終点なんて気持ちいいね(AYさん撮影)




ここで沢仕度をして、いよいよ花探索の遡行開始~
両方の壁を丁寧に見て行く。
最初にAYさんがハナネコノメを発見、あるじゃ~ん!!
これでテンションが一気に上がった。



▼ ハナネコノメソウ                        ▼ ヨゴレネコノメソウ




▼ 赤い実?は何だろうか。写真を撮ってから気が付いた   ▼ ユリワサビ




▼ 可憐、けなげのイメージかな。白い小さな花に比べて、大きな赤い杓が何とも可愛い




▼ 両側の岩壁をていねいに見ていくので時間と根気が必要だ




そろそろ花から滝へ。

以下の3つの滝は記憶になかったが、
それもそのはず、梅ノ木沢支流から下り立ったのは、これらの滝の上流だった。
ということで、この間は初めて~



▼ 3m滝は夏なら水流の中を登りたいな




▼ これも3m滝。釜に入れば左側が登れそう? 右岸を小さく巻いたけどチョットいやらしくAYさんのお世話になった




▼ これも釜の深い4m滝で、右岸を小さく巻いた。前の滝よりは巻きやすかったが、やはりAYさんのお世話に




▼ この滝からは記憶にあった。水ノ木沢といえばナメとこの滝!?




▼ 今日は新しいヘルメットなのだけど、前と色が同じだから分からないね(AYさん撮影)




▼ このナメ滝もいいな~♪ ここから暫くナメが続き(トップの写真はこの上)雰囲気を楽しんで歩く




▼ 快適に登れるのが楽しい




▼ 少しツメに近づいてきたかな~




▼ グスッ 途中で地図を落としてしまい、以後、R.Fはお二人にお任せ。地図がないとツマンナイや




▼ 尾根を二回乗っ越して、ヤブに泣かされることなく稜線に上がれそうと喜ぶ。右上に小さなshiro さん




本当は上がったところから真っすぐ向こう側に下りることを目指したのだけど、
最後で少し右(菰釣山寄り)に上がってしまったようだった。
でも、その場では、すぐに現在地が分からなかった。

shiro さんのGPSで検索した位置が正しかったのだが、
左に下る予定の尾根が見えなかったので、最初は菰釣山側に向かってしまった。

一つ西のベンチのあるピークで逆に来たことに気が付き、
来た道を戻って、ブナノ丸と菰釣山の中間から北に延びる大西沢右岸尾根に乗った。



水ノ木沢部分2



▼ これが下る予定の大西沢右岸尾根。最初はヤブっぽいけれど、ササは密ではない




▼ 途中から植林になって、最後は尾根の左に回り込んで林道に下り立った




▼ はい、無事に林道に着陸。朝は奥に進んで行ったのだ




今年の沢始めなので、気持ちも動きも ぎこちなかったけれど、とても楽しかった。
これから沢の季節、好みの沢を楽しく気持ち良く歩きたいな♪


< AYさんとshiro さんの記事もどうぞ >

http://akichanpon.at.webry.info/201203/article_6.html

http://shiro77.cocolog-nifty.com/kumo/2012/03/post-ffe1.html









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Comments: 4

レガー URL 2012-04-04 Wed 20:31:29

私も早く「ドボーンッ」したいですね。
昨年の楽しかった小川谷を、また体感したいです。
まだ冷たいですからね。
とりあえず玄倉核心部でも歩いて来ようかと(^^)

世附方面も衰退してしまっているのですね。丹沢の自然の抱懐は、いつ見ても寂しいです。

「オレンジはっぴーさん」復活は嬉しいですけどね♪

はっぴー URL 2012-04-05 Thu 00:03:52

レガ―さん

小川谷は楽しかったですね♪
そういえば長~い脚を活用されて、
何度も水深計測されていましたね~(^^)

ササヤブの衰退が顕著になってきたのは、ここ4、5年(?)くらいでしょうか?
2003年9月に初めて大栂に行った時の同行者の記録写真を見ると
(悲しいかな、自分のはP.Cの故障の際に消失。とても残念!)
背丈こそ低いですが、山頂一帯はササで覆われていて、とても神秘的な雰囲気です。
もちろんシンボルの倒木もササの中に横たわっています。
私が知っている中で、大栂と東丸の変化は大きいですね。ホントさびしいです。

komado URL 2012-04-05 Thu 19:49:29

今年はお花が遅くでちょっと残念でしたけど、世附の沢は本当にハナネコが多いですね。

でも早春の沢ではハナネコとコチャルメルソウがセットで咲くというのが私のイメージなのですが、
世附の沢は不思議とコチャルメルソウが見つかりません。
というかそもそも丹沢にはコチャルメルソウがいるのでしょうか?

これは世附の山に入るようになってからのささやかな疑問なんです。

はっぴー URL 2012-04-05 Thu 20:48:55

komado さん

早春の沢で花に逢うって、いいですね~♪
先ほどUPしたのですが、4月1日には いろいろなお花と逢えましたよ。

コチャルメルソウくんは今回と、以前は群生を見ましたよ。
まだチャンといらっしゃいます、嬉しいですね!

あー、でも以前見たところは8年くらい前なので、今はどうか・・・・
確認に行きたいなぁ

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