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鍋割山北面の周回を楽しむ




▲ このトンネルを抜けると熊木ダム。味わいのある手彫りが大好きだ




3月19日
友人たちが鍋割山の北側に行くというので、お供をさせていただくことにした。
コースは、オガラ沢尾根コースで鍋割山へ、真北尾根で尊仏ノ土平へ下山の周回。

北面に雪がどのくらいあるか分からないので、足ごしらえを迷いに迷った。
以前、スノーシュー用に買った靴は、数時間で足が痛くなってしまう。
結局、ビブラム底でゴアの幅広ハイキングシューズを一足買った。

スパッツも冬用か?アイゼンは10本か?な~んてアレコレ悩んだけど、
当日、行ってみたら雪はすっかり融けてしまっていて ガクッ!(笑)
一週間前もこの周辺に来たという友人も、あまりの様変わりに驚いていた。

ということで、
ここは普通の靴でOKだったけど、塔や蛭の丹沢主脈には雪がけっこう付いていた。




▼ 春の気配が感じられるが、高い山にはまだ雪が付いている





今日の収穫は、オガラ沢尾根コースにたくさんあったヤドリギ。
名前から寄生植物かなと思っていたのだけど、よく知らなかったので、
今回、実や葉が見られてラッキーだった。

でも、とてもたくさんあったので、木への影響はどうなのかなと気になり、
帰宅後、調べてみた。


「植物の雑学辞典  大場秀章監修 日本実業出版社」に
下記のような分かりやすい説明があった。
 
【 ふつう植物の実や種子は、地面に落ち、そこで芽や根を出す。
  しかしヤドリギの実や宿主の枝や幹の上にとまらなければ発芽しない。
  地面に落ちて幹をよじ登るわけにはいかないのである。

  そこで、どうやって枝の上に落ちるかというと、ヤドリギの実は甘く、鳥の絶好の餌になる。
  食べられた実はやがて消化され、種子だけが排泄される。
  このとき種子は粘性を帯び、鳥の肛門から簡単には落ちない。
  鳥がお尻から糸を引きずりながら飛んでいるうちに、種子は宿主の枝や幹に付着するのである。

  地面に落ちずに無事宿主に付着した種子は、
  宿主の樹皮を破って幹や枝の内部に「寄生根」を伸ばし、維管束付近にまで進入する。
  ヤドリギは葉や茎は緑色なので、ヤドリギ自身も当然光合成を行っているが、
  水や栄養塩類を宿主から得ているので、「半寄生植物」と呼ばれる。】


また、他の方の記述には、
ヤドリギのついた箇所から先が次第に枯れて、木自体が葉量不足・光合成不足で弱ってしまう
とあったので、いずれこの付近の木々は枯れてしまうのかと心配になる。




▼ オガラ沢尾根コースにはヤドリギがいっぱい着生していた▼ ねばねばした糸の先にヤドリギの種子が





▼ 元気いっぱい幸せそうなブナ                  ▼ かわいそうなブナ





平日のせいか鍋割山頂も人が少ない。もちろんいるのは元若者ばかり~(笑)
ベンチでランチ後、真北尾根の下り口を探す。




▼ 鍋割山真北尾根は初めて!ワクワクしながらトップで下らせてもらった





▼ 尾根風景。また新緑のころに来たいな~





▼ 尊仏ノ土平も初めてだった。何ともいえない独特の雰囲気に、しばし立ちすくんでしまった





▼ 平成18年に作られたようだが、もうこの状態に驚いた    ▼ いずれ完全に埋まってしまうのだろうね





▼ いつ見ても、この水の色のグラデーションには感嘆してしまうなぁ。いくら見ていても見飽きない














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Comments: 10

TI-AEK31 URL 2012-03-29 Thu 18:42:14

昔、生物の先生に
「宿主を枯らしてしまっては寄生としては失敗なのだ。むははははは」
と教わりました。

人生訓にしています(ハァト)

はっぴー URL 2012-03-29 Thu 20:43:37

TI-AEK31 さん

あはは おっしゃる通り!同感でございます。
まさに、自分で自分の首を絞めるごとし・・・・

で、TI-AEK31 さんの宿主とは?? (^^)

den URL 2012-03-31 Sat 17:38:35

はっぴーさん、
私もヤドリギという種類の樹木というのは知りませんでした。今まで3度ほど見かけましたが、確かに同じように育っているなければそうとは気が付かなかたったですね。
「よく種がわかったなあ~さすが」と関心して、Wikipediaで調べると、日本のヤドリギということで解説が出てました。「ヨーロッパ、南西アジアからネパールにかけて分布するセイヨウヤドリギの亜種とされる。基亜種の果実が白く熟すのに対し、淡黄色になる。」ということでした。

はっぴー URL 2012-03-31 Sat 18:31:41

den さん

今までも見ているのだと思いますが、クマダナではないだろうけれど、
自分で勝手に木の病気かな~と見ていたかもしれません。

今回、同行者が知っていたので、種のことも教えてくれました。
あの糸、ちょっと触ったら、すっごい粘着力でビックリしました。
これからは見かけたら すぐ分かると思います。

実は最初黄色っぽくて、熟すとオレンジ色になっていました。

よ~かん URL 2012-04-02 Mon 01:30:22

はっぴーさん、こんばんは~
ヤドリギって結構高いところにあるものが多いので、中々間近に見ることが
出来なくて前から気になってましたが、この間折れて下に落ちていた枝を
見つけて直に触ることが出来ました。アレって遠目だと天狗巣病と判別が
付かなさそう。。
あと、実は見たことがあるんですが、花は見たことがありません。どんな花
なんでしょうね。

はっぴー URL 2012-04-02 Mon 17:40:36

よ~かん さん、こんばんは♪

そうですそうです、私も天狗巣病かと思っていました。
下から見上げていると、そう見えちゃいますよね~
今回、双眼鏡でのぞいたら、ちゃんと緑の葉とオレンジと黄色の実が見えました。

私も花は知らないので、検索してみましたところ、
下記のが一番専門的で詳しかったです。上が花で下の方が種子の記事です。
鳥が種子をぶらさげて飛んでいる写真も出ていましたよ、すごいわ (^^)


http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/yadorigi-hana.htm

http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/hirenjaku.htm

rae URL 2012-04-02 Mon 22:06:59

はっぴーさん、こんばんは。

ヤドリギ!につい反応してコメントしてしまいました。
ヤドリギは好きな植物の一つです。
まるでゴミのようにしか見えないですが、綺麗に玉になってるのが沢山ついてるといい感じですw
ヤドリギの種子の写真、初めてみました~。
あんな黄色い玉、どっかで見かけてたような気がします。
こないだ、北尾根歩きました。そこでヤドリギありましたね。
いいお写真に感動しました。
また、遊びに来ます~。

はっぴー URL 2012-04-02 Mon 23:53:15

rae さん、こんばんは♪

ヤドリギのこと、ご存知だったんですか!?
私は名前だけは知っていましたが、よ~く眺めたのは初めてでした。
今回、鳥を見るのに双眼鏡を持っていたので、葉も実もハッキリ見えました。
へぇ~、こんな感じだったの!とビックリしました。

木にとっては“困ったくん”かもしれませんが、
鳥にとってはエサのない冬に、美味しい実がいただける“アリガトくん”ですね。
それにしても、すごい繁殖力!!

私も時々のぞかせていただいています。写真がとてもきれいですね!(^^)

den URL 2012-04-03 Tue 20:30:42

はっぴーさん、ヤドリギにすっかり木を獲られて・・・
他のコメントです。

最初の熊木ダム手前の手彫りトンネルと、 尊仏ノ土平の写真、いいですね。
今度は、寄&ユーシン渓谷のデビュー目指して、雨山峠から行ってみたいです。 尊仏ノ土平から鍋割山のルートはちょっと情報収集が必要そうですね。

はっぴー URL 2012-04-04 Wed 08:22:11

den さん

トップの写真は私も気に入っています。
私のカメラで同行者に撮っていただきましたが、この方は写真のセンス抜群です。
あとの私の撮影写真は思うがままなので、もしマシなのがあったら
まぐれです (^^;

鍋割山から尊仏ノ土平へ下ってきたのですが、登りに使う場合は
ちょっと取り付きが分かりにくいなぁと思いました。
初めてで、この辺の地形が良く分かっていないせいかもしれませんが・・・・

今回、軌跡を載せていませんが、もしご希望でしたら送りますので、
まーちゃんから私のメアドをお聞きになってください。

これから日が長くなりますので行動時間がのびますが、
ユーシン渓谷は、雨山峠からでも玄倉からでも、ロングコースです。
どうぞ お気をつけていらしてください。

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