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屏風岩山~笹子沢左岸尾根下降


(笹子沢左岸尾根のミツマタの群生の中を下る Sさん。かつての二本杉峠付近は、もっと密に茂っていた)


 今日はお天気良かったら、「玄倉でのんびりしよう」っていう予定だったのに、
予報では梅雨明け前のチョット危ないお天気。行き先を変えるしかない。
ということで、アチコチ考えた末、やっと、ここに決まったけれど、
場所もお天気もパッとしないので、当然、モチベーションは上がらない。


屏風岩山_R


2010年7月15日 曇りでガス
メンバー:Sさん、はっぴー
コース :上図参照(行動時間 6時間30分)
※ バリエーション・ルートが含まれているので、地形図が読め、コンパスが使えることが最低条件


081_ツチアケビ1_R
(今回見た、花が食べられ茎だけのツチアケビ)

                         神社の前を通り、細川沢沿いに暗い植林の道を行くと、
                        茎だけになったツチアケビをSさんが見つけた。
                        「こんな状態で良く分かったね~!」と感心すると、
                        少し前の山遊びで見たものが、とても印象的だったとか・・
                        うん、あれは確かに見事だったよね!
100_ツチアケビ2_R
(以前見た、見事な花いっぱいのツチアケビ)


082_ニオイコベニタケ幼菌_R
(可愛い,ニオイコベニタケ幼菌)

                               面白みのない道を、ニオイコベニタケ幼菌や
                              タマゴタケに癒されながら、
                              未踏区間の二本杉峠まで一心に歩くと、
                              ようやくベンチと道標が見えてきた。
                               いずれ歩きたい千鳥橋と地蔵平への二方向を
                              少し覗いて、今日は屏風岩山へと向かうつもり。

090_タマゴダケ_R
(タマゴタケは分かりやすいね~)


 実は、この二本杉峠から北。
s-okさんの2003年4月27日、「帚沢権現から世附権現へ」の記録を拝見し、
全コピーは無理なので、大滝橋―大滝峠上―屏風岩山―権現山―浅瀬
を、1週間後に一人で歩いた。
7年ぶりか~、懐かしいな。
その時、ベンチは、まだピカピカ出来たてで、二台あった。

 記録を見ると、
「二本杉峠に向かって左に折れる少し手前、850mくらいのところ、
左側にミツマタの大群落が続く」と書いてある。

 s-okさんの記事にも、
【951mを下ったちょっと薄暗い感じの植林帯の先にボワーッと輝くものが見えた。
 遠目には綿帽子をかぶった小枝のようにも見える。
 ミツマタだった。ミツマタの大群落が路の両脇りや左側斜面一杯に広がっているのだった。
 ちょうど差してきた陽の光りが満開の花に当たり、ボクは純白の花街道を歩いている気分。】
と、ステキな記述がある。



(右手下に中川温泉が見えた)


 しかし、
今回、行けども行けども、以前、見たような大群落は出てこないまま、
屏風岩山に着いてしまった。
確かに、ミツマタはあったけど、まばらで勢いが全くない。
 私の記憶では、人の姿が見えないほど、ルート取りも悩むほどだったのだ。
いったい、どうしたこと!?

 そういえば、知人たちが昨年、ミツマタの時期にここを歩いた後で、
「屏風岩山東峰から少し下ったところの方が、ずっとすごかった!」
と言っていたのを、思い出した。
過去と現在の変化は、年中見ているササヤブでは分かっても、
ミツマタの変化は想像できなかったなぁ。

 もう一つ。山トモが1994年4月17日に歩いた時は、
山麓に下りて来るとミツマタが咲いていたけど、尾根上では記憶にないとのことで、
私が二本杉峠の大群落の話をしたら、信じられないと言っていたのを思い出した。

 ミツマタの大群落は、なかったところに出来て、
それがまた数年後に、衰退していくのかな。
そういえば、2003年春、棚沢源頭で見た大群落を見たくて、
今年、行ってみたけど、どうもパッとしなかった。
もしかしたら、ここも衰退しているのかもしれない。





 下山は、屏風岩山東峰から、笹子沢左岸尾根だ。
最初、東峰の位置を少し手前に勘違いして南に下り始めるが、
すぐおかしいと気付いて登り返す。入り直した尾根は、
しっかりした踏み跡がある、覚えのある尾根だった。
ホッとして、昼食にする。


097_シャクジョウソウ_R
(変わった植物シャクジョウソウもあった)


 この尾根を、笹子沢バンガローから初めて登ったのは、2004年3月だった。
そして、6年後の今年3月、ミツマタの偵察に行くという知人たちに同行した。
 以前よりミツマタが増えているな~と感じはしたけど、
その時は、二本杉峠の現状を知らなかったので、同じくらいだと思っていた。

 今日、両方歩いて、逆転していたのでビックリした。
トップの写真のように、こちらは葉が多くて元気だ。
なぜか分からないが、こちらの尾根が隆盛になったようだ。

あーあ、今日は季節外れのミツマタの話になってしまった(笑)。





 相談の結果、途中から笹子沢に下りようということになったが、
雨が続いているので、けっこう水量が多かった。
 スリット型大堰堤をくぐったところで、
今日も冷たい川の水で顔や身体の汗を拭き、着替えてサッパリする。


112_ヤマホタルブクロ_R
(提灯のようなヤマホタルブクロ)


林道に咲いていた、
ヤマホタルブクロ、フジウツギ、マルバハギに
季節を感じながら、本日の山遊びは終了。
最後は、「やっぱり歩いて良かったね!」二人の気持ちが一致した。


113_フジウツギ_R
(初めて見たフジウツギ)

114_マルバハギ_R
(マルバハギは可愛い)
                             
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Comments: 2

よ~かん URL 2010-07-23 Fri 22:55:38

ミツマタって、木なのに草みたいにその場にいきなり現れて
また衰退していく・・というような習性みたいなものがあったら
面白いですね。

とても興味があるのが、シャクジョウソウ。写真を見た時には
ギンリョウソウ?と思ったんですが、色が薄黄色なんですね。
見てみたいです。

あと、タマゴタケ。真っ白い玉子をちょっと赤が突き破っている
場面に遭遇してみたいですね~

いろんなモノに遭遇できるのが、ホントに楽しそうです♪

ちしろ URL 2010-07-24 Sat 00:22:08

よ~かんさん
ミツマタって、ずっと、そこにあるものと思っていましたが、
分からなくなりました。
大杉山周辺や、敷地山にもミツマタが結構ありましたので、
来年、見に行ってみようかと思います。

シャクジョウソウは、私もギンリョウソウかと思いました。
でも、おっしゃるように色が違いますし、形もチョット違います。
分からなかったので、調べました。
ネットには、ハダカシャクジョウソウというのも出ていましたよ。

知らなかったものでも、一度、認識すると、次はすぐ気がつきますね。
18日に、富士見峠近くでも見つけました。

タマゴタケは、白い殻から出始めのころを見てみたいです♪

山での“宝探し”、とっても楽しいです。
好奇心を失わず、感受性を豊かに、そんな山遊びが
続けられたらいいな~と思っています。

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