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森の豊かな奥秩父で黒槐(くろえんじゅ)沢のナメを堪能する


▲ カジカ沢が右から入った少し先から、200mのナメがスモウトリ沢出合まで延々と続く。ずーっと先までナメ~!




「たまには丹沢以外の沢もいいね~!」
そんな思いが一致して『ウォーター ウォーキング』に掲載されている
奥秩父の黒槐沢に行く話がまとまった。

といっても、この沢、聞いたことがないし、本に載っていなければ
どこにあるのかも知らなかった。

地図で見ると、雲取山から西に続く稜線の先に飛竜山があり、
さらに北西に辿ると将監峠、笠取山へ続いている。
その西側には、あの有名な西沢渓谷入口がある。

黒槐沢は笠取山のちょっと東に突き上げる沢で、
尾根を挟んだ反対側から、昨年、多重遭難が起こったブドウ沢が突き上げている。

以前、遡行したことのある同じ一之瀬川の竜喰谷に近いけれど、
写真で見ると感じが全く違って、美しいナメが続く癒し系の沢のようだ。

・・・ヤキモキさせる不安定なお天気が続く中、楽しみに当日を待った。












2011年8月28日 晴れのち雨
メ ン バー: はっぴー 他2名
コ ー ス : 一之瀬林道作場平に駐車―ヤブ沢合流地点木橋で入渓―水源巡視道木橋―
        二俣(左俣が水干(みずひ)沢、右俣が黒槐沢)―水源巡視道木橋―1909P付近登山道
        水神社―笠取小屋―ヤブ沢峠―作場平   (行動時間:およそ6時間30分)
 
※ コースは上図参照:歩く場合、沢の装備と地形図が読めコンパスが使えることが最低条件 
  【B】とある写真はメンバーのBさんの撮影 





▼ 作場平駐車場にあるトイレの向かい側から、10分くらい林の中の広い登山道を歩くと




▼ 一之瀬川本流にかかる木橋。手前のベンチで沢支度をして中州の左方へ入渓する(1370m)




▼ すぐに小川のせせらぎのようなナメが続く。ほっほー!いいね~




▼ 歩いていると沢の中に光るもの発見、一瞬ドキッ!もしかして~




▼ と思ったけど期待はずれ。コレ砂金ではなく金雲母だそう。なーんだ!




▼ この苔と周りの木々の緑に癒される。春も秋も魅力的だろうな




▼ ナメを味わいながら ずんずん進んで行くと




▼ 一休坂に続いている水源巡視道の木橋があった(1480m)




▼ 葉の先端に特徴があるカメバヒキオコシは高尾山でよく見かけた




▼ ここから いよいよ200mあるというナメの始まりだ。小さな段差が味わいを作っている




▼ トップの写真と同じ所。一番 趣があったかな




▼ 徒歩12分間のスケールの大きなナメ・ナメ・ナメが素晴らしかった!!ここはクリンソウの時期が綺麗だろう




▼ 左から、このスモウトリ沢が入ると沢幅が狭まり




▼ 水干(みずひ)沢を左に分け二俣に。黒槐沢はこの右俣からをいい、本流は笠取山にツメる水干沢だ。ガスが濃くなってきた




▼ 黒槐沢のナメ① ひっそりとした静かな沢歩きを楽しむ




▼ 黒槐沢のナメ② 沢全体が ガイドブックの写真より、苔が美しく印象的だ




▼ これはナメ滝4m+3m




▼ 木に絡んだツルを見上げるYさん。イワガラミだった




▼ そして1740mで上の水源巡視道の木橋と出あった。この道を左へ進むと笠取小屋に着く




登山道に上がって昼食をとりながら、この先どうするか話し合う。

現地に来るまでは、笠取山の山頂は展望が素晴らしいとガイドブックにあったので、
あわよくばと期待してたのだ~
ところが、下では陽が射していたものの、上はガスがかかっていたので、
行っても展望は望めない。山頂はスッパリあきらめた。

で、その先だ。雨は覚悟だけれど、雷はイヤだ。
早めに下りてしまいたいので、この巡視路で笠取小屋へ抜けるのも有りかと
チラッと思ったのだけど、170メートルを登ってしまえば、
あとは奥秩父主脈縦走路の歩きやすい道。
それほど変わらないということで、全員一致で沢をツメることにした。




▼ 木橋付近はモミジが多かった




▼ 再び沢へ。まだ暫くナメが続き足元がササで見えなくなっても水が流れていた




▼ 源頭はこんな感じで開放的 【B】




▼ 最後は左のササ原斜面から1909m付近の登山道に出た




やれやれ ほっとひと息。
ここからは笠取山南側に付いている快適な奥父部主脈縦走路で雁峠分岐まで。




▼ 登山道付近で目についた皮をかじられた木




▼ 実は遡行中こんな落し物を3本発見、やっぱり住んでるよね




▼ だからネットで保護された木が登山道沿いに続いていた




さて、ここで話題提供。
私は、かつて東京都民だったけど、水がめである多摩川の源が
どこであるかを知らなかった。

この計画が出た時点で、今日のメンバーがその答えを教えてくれた。
笠取山山頂直下の「水干」が多摩川の源なんだそうだ。
へぇ~、そうなんだぁ!?

で、この奥父部主脈縦走路沿いに神社の記号があるのが 「水神社」らしい。
どんなふうになっているのか楽しみ~だった。




▼ 水干尾根の始まりに道標と、この看板があった。この少し前の笠取山へ行く分岐から雨が降り出した




▼ 上の看板のある場所から、すぐこれがあった。ここなんだ~!




▼ そして、説明文でお勉強




だけど、神社らしきものが見当たらない。
みんなでキョロキョロ探したけど、結局、どこにあるのか、
現地では だ~れも分からなかった(笑)

きっと、ここから下った所にあるんじゃな~い!?
なんて適当なこと言い合って、それ以上 探す気もなく通り過ぎた。
雨が降ってきたから先を急ぎたかったのだ。

帰宅後、メンバーに人物写真を送ったら、水神社があった!と教えてくれた。
私は知らないで撮ったのだけど、はじっこに写っていた。
でも、これ良く見つけたなぁと思う。

下記、メンバーからのメール。
『水神社ってどこかという話をしていましたが、
あれは水干の大岩の上に石盤みたいのがあって、
そこに水神社ってかいてあるようなんです。
今日、人物が写っている写真を送ってくれましたが、
そのなかには、その石盤が写っていますね』




▼ 右上に乗ってる石盤にぼんやり文字が見える。でも、この位置は分からないよねー(部分拡大)
172 - コピー



▼ この道も残念ながらパス。雨だから~(笑)




笠取山山頂直下から先はネット巻きの木が多く、何だか荒れている感じがした。
でも、まだササは羨ましいくらいたくさんあった。

マルバダケブキも多かった。
これは一度、シカがそこにあった植物を食べたあとに生えてくると聞いた。
とすると、この辺もシカの食害で大変なのだろう。




▼ 雁峠分岐に到着。右上に見える小高い丘は、多摩川、荒川、富士川の分水嶺だそう




若いころ、一人で雁坂峠や雁峠によく行っていたけど、
こちらに下りたことはなかった。
公共機関利用だと、とんでもないアプローチになるので、
車でしかこれない所だ。

雨が強くなってきたので「笠取小屋でコーヒーを飲んであったまろうよ♪」と
楽しみにして行ったのに閉まっていた。ガッカリ!

仕方なく入口の庇の下で、軽くおやつを食べ、
ちょっと寒くなってきたので、ここで雨具の上着を着た。




▼ ヤブ沢峠。ここを手前左に曲がってヤブ沢沿いに作場平に下った




▼ この道は、こういう木道が多くて滑らないように注意して歩いたので疲れた【B】





途中で「小菅の湯」であたたまり、サッパリして帰路についた。自宅着、21時。
・・・やっぱり奥秩父は遠いのだった。














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Comments: 6

山バカ爺 URL 2011-09-04 Sun 07:38:31

難産だったが、無事にUPお疲れ様でした。
読んでいて懐かしく楽しいです。

はっぴー URL 2011-09-04 Sun 09:10:29

山バカ爺 さま

アチコチ出没、ご苦労さまです (^-^)
やっぱり“指ムズムズ病”に罹っていますね!

夏の終わりの小川谷、良かったですよ~
今度は安産でスイスイーとUPします。

また、ご一緒できるのを楽しみにしています。

yamajinn URL 2011-09-04 Sun 10:24:57

奥秩父の黒槐沢、滑滝が美しいです。

単独でも行けそうな沢ですが、奥秩父には瑞牆山しか行ったことがなく、全く知識もなく、少々遠いのが、残念です。

私は夏風邪を引いてから体調が思わしくなく、沈殿中です。
そんな訳ではないですが、押し入れをひっくり返して、わずかに残っている昔の山行のネガフィルムを引っ張り出し、
パソコンに取り込んでいるこの頃です。




はっぴー URL 2011-09-04 Sun 14:41:46

yamajinn さん

ごぶさたしています。
悪沢ではお世話になり、ありがとうございました。

この黒槐沢は単独でルンルン歩けますが、とても遠いです。
奥多摩駅から丹波までバスで、そのあと作場平まで
片道6時間の歩きとありますので、車以外は無理です。

夏風邪をお引きになって、まだ長引いていらっしゃるのですね。
今年の暑さは本当に大変でしたから、きっとお身体が
休養を求めていらっしゃるのかもしれませんね。
秋が目の前です。また、コラボでご一緒できるのを楽しみにしています。

お若かい頃の記録、拝見させていただきます♪

山バカ爺 URL 2011-09-05 Mon 11:56:56

はっぴーさん
次々UPかと思ったら、そうでもないよ~です。(^^);
前回のコメントは試し撃ちでして短文にて失礼いたしました。
しかし私の環境も良好とは言えず水面下の行動です。
アンヨも痛くなるし思うようには書けません。
いずれは番外編遠足で奥秩父方面へのお花見も
よろしくお願いいたします。

はっぴー URL 2011-09-05 Mon 15:22:45

山バカ爺さま

もうチョイと、もぐっていらっしゃるかと思いましたが(笑)
オモチャ?が目の前では、やっぱり ガマンお苦しいようですね~
話題いっぱいですし、あっちこっちで“息つぎ”見つけますよ~(^-^)

お花見のためにも、病院では“良い子”でリハビリしてくださいね。

早くUPしたかったのですが、今日は仕方なく シンデレラ~!(あっ、変身前の方ですよ)

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