Home > 2016年07月

2016年07月 Archive

北アの眺望と 花々に囲まれて 夢の世界へ その2 ― 花アルバム編 ―

 
 


あいたかったコマクサ(駒草)。ピンクと白のグラデーションが上品、
葉の色も渋くていい。外側の花弁がクルリと反り返っているのが楽しい。

ウィキペディアによると、【美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育
できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれ
ている。和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する】そうだ。 





今回、大きい方のカメラにするか、
それともコンデジにするか、かなり悩んだ末に、
結局、コンデジにしたのは、大きいカメラを持っていっても、
疲れていたら、花を撮る気力もないだろう と思ったから。

『山の余裕が 花に注がれる』
帰宅後、「登山道で出会える花 Ⅳ」で見つけた
岩崎 元郎さんの言葉が、言いえて妙だ。

花に恵まれたコースだった。
撮れなかった花もいくつかあったけれど、
質より数でカメラを向けたのが、ざっと73種。

この多数の花撮影を 許してくれた
kaz さんとイガイガさんに、心から感謝している。
至福の山旅、ありがとうございました。






ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)が数本、まだ蕾だった。




ハナチダケサシ(花乳茸刺)は、花びらが細長いので華やか。
アカショウマの変種らしい。




ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)を見ると嬉しくなる。
雌しべが象の鼻みたいで可愛い。




カニコウモリ(蟹蝙蝠)は、花が開くと先端が5つに分かれ
クルッと曲がるようだ。まだ蕾で残念。




初見のミヤマシグレ(深山時雨)は、ガマズミ(莢蒾)の仲間らしい。
蕾は赤いけれど、3ミリくらいの白い花が咲くそう。




ネバリノギラン(粘り芒蘭)は、完全には開かないそう。花が粘るって
知っていたら、さわってみたんだけどなぁ。




ノギラン((芒蘭)かな?と思ったのだけど違うみたい。何だろう?
咲き終わっているのかと思ったほど地味系な花で、あちこちに咲いていた。






アカモノ(赤物)は、「アカモモ(赤桃)」がなまったとか。別名イワハゼ(岩黄櫨)。
実は食べられるらしいけれど、これは まだ未熟。
page B



キンレイカ(金鈴花)が ひそやかに咲いていたので、それっぽく撮ってみた。




まぁ、こんな所でツルアリドオシ(蔓蟻通し)に あえるとは!
花は2個 付くけれど、実は くっいて一つになるそう。ふしぎ~
page A



モウセンゴケ(毛氈苔)。葉に生えている毛の先っぽの丸いのは粘液。
伸びた茎の先に小さな白い花、葉とのギャップが意外だった。




ツルリンドウ(蔓竜胆)が もう咲いていた。この実の深い赤が好きだ。




シロバナクモマニガナ (白花雲間苦菜).。雲がかかるくらいの高山に生える
ニガナだそう。高山植物にはクモマ(雲間)、タカネ(高嶺)、ミヤマ(深山)
など、高さを表すような名前が付く花が多いとか。なるほどね。




涼しげに、オオバギボウシ(大葉偽宝珠)。




ツクバネソウ(衝羽根草)は、実になりかけていた。




これは嬉しい♪ さくらんぼのようなタケシマラン(竹縞蘭)の実。




ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)は、ガッチリ強そう。




ゴゼンタチバナ(御前橘)は草だけどミズキ科。そう言われれば何となく納得。
白いのは苞で、花は真ん中の小さいものだそう。
葉の数が花の付いているのは6枚で、付いていないのは4枚って面白い。


朝露と光に輝いて、いっそう魅力的(21日撮影)




ヤマハハコ(山母子)も白い花弁に見えるのは苞だそう。




ヤマブキショウマ(山吹升麻)は雌雄別株で、これは雄花。




これは何だろう?と思ったら、クロトウヒレン(黒唐飛廉)の蕾だった。
飛廉は漢名でアザミの意だそう。この蕾からは想像できないけれど、
花は当然アザミに似ているのだろう。でも、咲かない株の方が多いとか。




エゾシオガマ(蝦夷塩釜)は確かにシオガマだけど、花色のせいで やさしげ。




キソチドリ(木曽千鳥)。左の写真の花付きは見事だった。
ピントが合わなかったのが残念!
page C



カサモチ(傘持)の花と全体かな?セリ科は同じようで覚えられない。






オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)は初めまして!
ミゾホオズキより高所に咲き、花は後ろに2倍の長さ。




シナノオトギリ(信濃弟切)は、葉のふちに黒点が
まとまってあるそうだ。うん、確かに。




ウサギギク(兎菊)は別名キングルマ。葉が兎の耳に
似ているから。見ていると気持ちが明るくなる花だ。




鮮やかな色合いのクルマユリ(車百合)の葉は丸く輪に付く。




テガタチドリ(手形千鳥)のピンク色が美しい。




ヨツバシオガマ(四葉塩竈)は面白い形の花。
濃い部分は、鳥の鋭いくちばしのようだ。




キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)。葉の形が馬の蹄(駒の爪)に似ている
ので付いた名だそう。花びらが細いので、颯爽とした感じに見える。


クモマスミレかと思っていたのだけど、花柱が逆Y字なので、
これもキバナノコマノツメだった。




メイゲツソウ(名月草)はベニイタドリとも呼ばれ、だんだん赤くなっていくらしい。




ハクサンフウロ(白山風露)。やさしげな色と形は、出あうと つい撮りたくなる。






ミヤマリンドウ(深山竜胆)は花びらが食べられていた。チョット残念。




クロマメノキ(黒豆の木)はアサマブドウ(浅間葡萄)とも言うらしい。
一度、実を食べたことがある。色も形もホンワカしていて お気に入りの一枚。




ミツバオウレン(三葉黄蓮)。雄しべと雌しべが長くて豪華な感じ。




ショウジョウバカマ(猩猩袴)が今ごろ!?って驚いた~




キヌガサソウ(衣笠草)は花も葉もダイナミックで迫力がある。
花色は白から紅紫、薄緑と変わっていくそうだ。




ツマトリソウ(褄取草)のツマは「妻」じゃなかったのね(笑) 
このように花びらのふちが紅色に褄(つま)どられるものは、
なかなか見られないとか、ラッキーだった。合弁花とは意外!




モミジカラマツ(紅葉唐松)は標高の高い所で見られる。初めまして!の花だ。




ミヤマアワガエリ(深山粟還り)は 麦の穂のようだと思ったのだけど、
こんな名前があったのね。




ミヤマダイモンジソウ (深山大文字草)は、ベビー服着た赤ちゃんみたい。




チングルマ(稚児車)はバラ科の低木だそう。え~、草じゃないの!!??
この たくさんの雄しべと雌しべが、あの風になびく毛になるのかな。




ノウゴウイチゴ(能郷苺)は岐阜県の能郷村で発見されたので この名が
ついたそう。イチゴの花弁は5枚が多いけれど、これは7~8枚。
美味しいらしいので、ちょっと食べてみたかった。実、硬そうで残念(笑)




ミヤマクワガタ(深山鍬形)にあえて嬉しい。一度 見たら忘れられない色と形だ。






イワツメクサ(岩爪草)は可憐のイメージ。花びらは10枚に見えるけれど、
1枚が二つに割れているのでホントは5枚。




コバノコゴメグサ(小葉の小米草)。米粒に例えられる白い小花に
しがみ付いて、アリがお仕事中。




シルエットクイズ。美しいさえずりを聞かせてくれたのは誰かな?
コンデジのズームではこれが限界だった。




アオノツガザクラ(青の栂桜)は おちょぼ口の壺型で可愛い。大きさは約8ミリ。






ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)の花は白色か、うす紅色で美しい。
一つの花を見ると、確かにツツジ科だ。




コイワカガミ(小岩鏡)。単純に、高山に居たのでコイワカガミとしたけれど、
イワカガミとの区別が分からないので、イワカガミかもしれない。
いずれにしても、この繊細な切れ込みのフリルは神わざだと思う。




色あざやかなミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)は直径2センチの花で可愛い。


葉も花も やさしげ。




シナノキンバイ(信濃金梅)は人に例えるなら、大柄で あでやかな美女かな。
花びらに見えるのはガク。




ミヤマキンバイ(深山金梅)は、ミヤマダイコンソウ(深山大根草)と似ている
けれど、葉の形が違う。たくましさを感じるのは葉のイメージからかな。


ミヤマキンバイ(深山金梅)の この色! まさに黄金色だ。




チシマギキョウ(千島桔梗)が群生していた。びっしり生えた毛がスゴイ!


こちらは岩の間に一輪だけ ひっそり咲いていた。




タカネバラ(高嶺薔薇)はミヤマハマナスの別名があるそう。
そう言われれば分かる気がする。色が素敵だ。




ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)もキンポウゲ科なので、白いのはガク。
パッと見た感じが、春に咲くイチリンソウやニリンソウに似ているかな。




タカネシオガマ(高嶺塩釜)は先に載せたヨツバシオガマのように
“クチバシ”がとんがっていない。クリーム色の花はシコタンソウ。




シコタンソウ(色丹草)は近寄って見ると、花びらの鮮やかな赤や黄の斑点が
美しいらしい。上の写真の方がハッキリ見える。




ミヤマオダマキ(深山苧環)。青紫と白が爽やかだけど、形はヤマオダマキ
よりゴテゴテしている。




イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。高山のものは花色が濃いそう。
雄しべがヒューと長くて面白い。




タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)の この花色の美しさにマイッタ!




何か分からないけれど、色と形に惹かれて急いで1枚 撮った。調べたら
ミヤマママコナ(深山飯子菜)という半寄生植物。何かの花に似てる?




ヤマホタルブクロ(山蛍袋)。まだ初々しくて美しい。色もイイ。




見たことがある気がするのだけど、出てこない。何だろう??




オヤマリンドウ(御山竜胆)の花は あまり開かないらしい。
もう少しピントが合えばなぁ・・・・




タテヤマウツボグサ(立山靫草)かな。花も葉も大ぶりで たくましい~




NHK取材班とすれ違った場所に、ちょうどシモツケソウが咲いていた。




ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)はヒヨドリバナと花が似ているけれど、
葉が4枚(時に3~5枚)輪生するので分かりやすい。




クガイソウ(九蓋草)は小さな花が集まってブラシのように長く伸びている。
途中でクネッと曲がっているので柔らかそう。密を吸っているのは、
アサマシジミ? それともミヤマシジミかな? 翅を広げると中はブルーらしい。




川沿いにシナノナデシコ(信濃撫子)。色は もう少しピンクっぽかったかな。
 



ざっと数えて73種かと思ったのだけど、
調べてみると、同じ種類のものが2つあったので
(キバナノコマノツメとミヤマキンバイ)
71種だった。

あっ、これも あったわ♪ 巨大シシウドの林(笑)












北アの眺望と 花々に囲まれて 夢の世界へ その1 ― 行動編 ―

 


赤沢岳を過ぎたあたりから立山と黒部湖を望む。


 
ひょんなことから
kazさんとイガイガさんの「針ノ木岳リベンジ登山」に
同行させていただけることになった。
昨秋、悪天のために2日めの予定が歩けなかったので
再チャレンジされるとのこと。

「アルプス」と名の付く所は、数年前の「南ア 駒・仙 」登山以降ごぶさた。
もっぱら白馬村や安曇野をウロウロしているだけなので、
「きゃあー うれしい♪♪」と喜んだものの、
「体力面で大丈夫かいな!?」
という不安もフツフツと湧いてきたのだった。

3月から始めた筋トレは、さぼることなく続けているけれど、
それだけじゃあチョットね~

ということで、高度順応のために「食べる酸素」を1週間前から食べたり、
やれ、「ザックはどれにしよう。靴はどうしよう。カメラは大小どっち?」
なぁんて悩みながら、暑い丹沢でのトレーニング山行3回を終え、
延期2回の末に、ようやく「三度めの正直」で
7月20・21日で実施の運びとなったのだった。

まさに夢の二日間♪♪
初めて見る景色に写真パチパチ、花も予想以上に盛りだくさんで
夢の “あと処理”がたいへんだった(笑)

今回は、「行動編」と「花のアルバム編」の2回に分けて
アップすることにした。
まずは、「行動編」から・・・・

※ 私が写っている写真はイガイガさんより拝借。



7月20日(水) ― 1日め ―

扇沢P―爺ヶ岳登山口―柏原新道―種池山荘―岩小屋沢岳―新越山荘泊


新越山荘



扇沢の駐車場では夏空が広がっていた。ここから少し車道を下って登山口(1350m)へ。

登山口では十名前後のご年配のパーティが登山の準備中。
ジャンボタクシー利用のようだった。



途中で出あった大木は、雪の重みで根と逆方向に曲がって伸びていた。ビックリ!!

核心部アップ。スゴイな~ほぼ180度曲がっている!?



高所に弱いという イガイガさんから
「高山病でヘロヘロになると思うので、途中の花撮影を解禁します」
と許可がおりた(笑)



でも、調子にのって、あれもこれもと欲張っていると、ご覧のとおり間があく。




柏原新道には、途中に分かりやすい看板があって、歩く際の目標になる。




この木も、よく見るとスゴイ! やっぱり雪のせいだろうね。

おっ、水平道。うれしいけど、高度は稼げないなぁ



稜線までは、ほとんどガスの中。でも、花が多くて気にならなかった。

やっと種池山荘(2460m)の屋根が見えた。右側はお花畑。



階段を登りきると、山荘前は中学生の集団で ごった返していた。
帰宅後、山荘のブログを見てみると、
地元の中学1年生の生徒さんたちで(にはチョット見えなかったなぁ)、
爺ヶ岳に登り、 ここに泊まったらしい。

我われは急ぎ通過し、岩小屋沢岳(2630.5m)へと向かう。



あっ、剣が見えた!(ズームで)
♪剣見るな~ら赤谷尾根でよ♪って、赤谷尾根は反対側なのね。

今までと違って、爽快な稜線歩きだ。ルンルンルン。



振り返ると鹿島槍の南峰が見えた。奥の北峰は見えない。
今年2月に「鹿島槍スキー場」から眺めた時は真っ白だった。




小屋でビール♪を合言葉に?、まずは左奥の岩小屋沢岳を目指すが、
稜線上の花は今までのものと違うので、撮影に忙しい。




kazさんは、熊尾根以来の山だと言うけど、さすがの脚力。




前方に岩小屋沢岳の山頂標が見えてきた。もう ひと頑張りだね。

まだ先があるけれど、今日の最高峰に着いたので ホッ!



新越山荘は、こじんまりした2階建ての小屋だった。
宿泊者は9人で、8畳に我われ3人だけの優雅さ。気が楽だった♪

夏休み前の平日なので すいているのもあるけど、
このコースは北アで二番目に人が少ないのだと
kazさんが教えてくれた。



花と景色に夢中で(笑)、山荘の写真もイガイガさんのご提供。感謝!

さっそく談話室でカンパーイ!! 山で飲む久しぶりのビールが美味しかったー♪♪




7月21日(木) ― 2日め ―


新越山荘―鳴沢岳―赤沢岳―スバリ岳―針ノ木岳―針ノ木峠
―針ノ木雪渓―大沢小屋―扇沢P


針ノ木岳



朝起きて部屋の窓から、美しく空を彩るモルゲンロートを見た。これは さい先イイかもね。




清々しい高山の空気の中を5:40出発。
北アに詳しい(もちろん南アにも)kazさんが中央の小さな槍の穂先を見逃さなかった。




ズームで撮影。あのトンガリには二度、立ったことがあるけど
数珠つなぎで鈴なりの人人人だった。




静かな稜線を、まずは鳴沢岳めざす。今日は花撮影より景色がメインだ。




振り返ると、きのう越えた岩小屋沢岳が大きい。後方には うっすらと鹿島槍も。




そして剱。行ったことがないし、これからも たぶん行かれない山だわ。




さっき遠くから見えた左側が切れ落ちている所は、近くで見ると大迫力!




はい、鳴沢岳到着。この登り、昨日の疲れと、出だしのせいか二日目で一番きつかった。




景観だけでなくルートもアルプスらしく?なってきた。
鳴沢岳から少し進むと、山中を扇沢駅から黒部ダムに通じる
針ノ木隧道(関電トンネル)が通っているそうだ。




ラッキー!ラッキー!!ラッキー!!!赤沢岳への途中でブロッケン現象 初体験♪


ブロッケン現象とは― 【ウィキペディア】より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1



赤沢岳で、立山に向かってバンザーイ。山頂標の傾きがアジを添えてる(笑)




赤沢岳からの下りは急で気が抜けない。そんな所にも花が。




スバリ岳までの風景を7枚。












ここは一段とスゴそうだったけれど、丹沢のトラバースよりは安全?(笑)




でも、滑落したら確実にアウトだろう。
アルプスの事故は山が大きい分、大事になる可能性が高い。慎重に慎重に。




どう歩くの??みたいな所でも、道が作られている。自然もスゴイけれど、人の力もスゴイ。




山頂付近はガレガレのスバリ岳。山名は“すべり”が転じたのかも、なんて話しながら登った。

そして、いよいよ本日 最後のピーク、針ノ木岳へ。



来し方を振り返るのも楽しい。奥がスバリ岳で、手前が小スバリ。




針ノ木岳に先客あり(左側)。針ノ木雪渓でのピストンだそう。
ここは、さすがに「200名山」だけあって、今までより人が多いけれど、
蓮華岳&針ノ木岳か、針ノ木岳ピストンで、縦走は少ないようだ。

黒部湖を見下ろして、後ろ姿の記念撮影。



下り始めて すぐ登山道にライチョウの母子が。
かわいいヒナは三羽、それぞれ気ままに行動している。
こんな近くで遇ったのは初めてなのでラッキー♪♪

母鳥は、しきりに砂浴びを繰り返していて、
まったく逃げるそぶりがない。
「呑気だね~」なんて言い合ったけれど、
帰宅後、写真の真剣なまなざしを見て、
母鳥がヒナから注意をそらすための行動だった気がした。

我われが、その姿を十分カメラに収めて満足したあと、
最後は、ひなたちがみんな引き上げるのを待って、
母鳥も上の岩場に姿を消した。



母は賢明、ヒナは無邪気。くれぐれもサルには気をつけてね。




針ノ木峠に向かって行くと、正面に蓮華岳(2798.7m)が見えた。左の木は何だろう?




針ノ木峠に建つ針ノ木小屋(振り返って撮影)

kazさんは針ノ木雪渓に下る道とは逆の、針ノ木谷出合への道を偵察していた。



峠からは赤土のザレに、ジグザグの道が切ってある。振り返ると中央に道標が見えた。




これから楽しみにしていた雪渓下りという所まで来ると、なんと このお知らせ。
雪の好きなkazさん ガッカリ。
この先で、針ノ木小屋の若いスタッフ二人とスレ違って言葉を交わした。




今年は雪が少ないそうだ。大きな口がパックリ。おお、こわ~!!




途中からチョコッと雪渓歩き。私だけチェーンスパイクを付けた。
今回、靴の選択を悩んだ末に、いつも履いている沢靴にした。
岩場は正解だったけど、雪の上は滑る。




左の赤ラインは、ルートを示すもの。針ノ木雪渓は「日本三大雪渓」の一つで、
他の二つは、白馬大雪渓と剱沢大雪渓だそう(振り返って撮影)




雪渓が終わって左岸に渡ると、見事なシシウドの林が続いていて圧倒された。

「休憩無料」の看板につられ(笑)、大沢小屋で ひと休み。
雪渓の水で冷やしたCCレモンを一気飲み♪ 450円でも高くない。



小屋の方からの情報で、さっきスレ違った一行が
NHK BS プレミアム「にっぽん百名山」の取材班だったと知った。
こちらの小屋に1週間ほど滞在し、針ノ木岳・蓮華岳の高山植物などを撮るらしい。

針ノ木小屋のブログによると、
放送予定は11月7日(月) 19:30~20:00 
忘れずに見なくっちゃ!!!



小屋で教えていただいた近道は、登山道より 楽で近い。かなりの時間短縮になった。

無事に登山口へ到着(振り返って撮影)



帰りは、大沢小屋でいただいた割引券を使い、
大町温泉郷の「薬師の湯」でサッパリ汗を流し、帰途に就いた。


事前の準備から あれこれ試行錯誤で楽しみ、
本番の二日間を夢のような景色で楽しみ、
帰宅後の写真の整理と記事作成を楽しみ(苦しみ?)、
とても充実した山行だった。

kazさん、イガイガさん、とても楽しかったです♪
ありがとうございました。



続けて、花の方のアップ 頑張ろー









下ノ権現沢左岸尾根で前権現へ 久しぶりの鬼石見物も

 


下ノ権現沢左岸尾根は、途中から岩稜帯が続く なかなか味のある尾根だった。



7月17日

かねてより、
AYさんと 今の時季にしか見られない「花探索に行きましょう」
と約束していた。

当初の予定では、遠征後に行くつもりだったけれど、
今年は開花が早いので、それでは遅すぎるかもしれないと思い、
急きょ お願いして、3連休 なか日の実施となった。


≪ 本日のコース ≫

西丹沢自然教室―寄り道―下ノ権現沢左岸尾根―前権現山―
P1079m南東側の鞍部から作業道―鬼石沢の鬼石へ下降―鬼石沢
―右岸径路―一軒家避難小屋―東海自然歩道―大滝橋バス停

※ コースは下図参照。一部危険箇所あり。
  歩く場合 地形図が読め、コンパスが使えることが最低条件。



前権現1



今日は、3連休の なか日のせいか、子どもたちの団体が多い。
おそろいの 赤いTシャツとザックの小学生グループは
本棚まで行くと言っていた。
その少しあとに続いた中学生らしいグループも
たぶんそうだろうね。

初めの予定では、下棚・本棚界尾根で畦ヶ丸だったのだけど、
例のごとく(笑)、AYさんのご提案によりコース変更となった。
こんなに大人数が あの辺に入るのなら、変更して正解だった。

途中で道を譲ってもらい、下ノ権現沢左岸尾根の取り付きまで来た。



このくらいの登りが続くのならいいのだけど・・・・大きいカメラなので急登はチョットまずい。

な~んて思っていたら、さっそく こんな風になってしまってさ(笑)



いつものような四つんばい登りやトラバース♪




この岩稜帯は けっこう長いようだ。

途中、休憩タイムを入れながら



久しぶりの V尾根を楽しんだ。
途中でガスに入った際、2箇所でクマさんに「出てこないでね~!」と、笛でお願いした。




AYさんは しきりに、「この尾根を下りで使うのは難しいだろう」
なーんて言っている。
ダメよ、ダメダメ!! この岩稜帯は急だし、下るには複雑過ぎだわ。

尾根が右手の尾根と合流すると、岩場は終わり。
さらに100mの登りを頑張って、権現山の東側1100mのベロに乗った。
ここで、ランチタイム。

コバエがあっという間に群がって うるさい。
で、このごろ いつも持ち歩いているネットをかぶった。
夏はこれが必携だ。ストレス度が違う。



権現山には土管利用の椅子と、手製の山名板ができていた(頭の白いのが手製ネット)

西沢へ下る分岐を過ぎて、P1079m南東側の鞍部から左の作業道へ入る。
AYさんはつい三日前、逆側から歩かれたばかり。



途中で、ついさっきまで居た権現山(1138m)が見えた。もうあんなに遠くなっている!

作業道は快適だった。畦ヶ丸と大滝峠上をつなぐ登山道まで続いているとのことだ。



先へと続いている作業道から、鬼石沢の鬼石へ下降した。

右が鬼石。左の壁のイワタバコは まだ蕾で残念だった(振り返って撮影)



気持ち良くナメを下る。




西沢径路が交差している900m地点は雰囲気があって、好きな場所だ。
この尾根は本流と枝沢の界尾根で、以前、イガイガさんとP1160mから下ってきた。
AYさん情報では、今は怖いものがあるそうだ(振り返って撮影)

途中から右岸径路で避難小屋へ。意外に早かった。あと1時間で大滝橋だ。



バスの時間は15:45分。
今日は走らなくても済みそうなのが嬉しい~ (^-^)
と思ったら、新松田駅で階段をダッシュすることになったのだった (^^;

AYさん
諦めていた花、おめあての花、いろいろ見られて嬉しかったです。
ありがとうございました。



≪ 本日の出あい ≫


左:ヤマユリは今が見ごろかな。    右:ランチ場所にポツンと咲いていたサワギク。

左:イワタバコはこれからだ。     右:シャクジョウソウは あちこちに出ていた。
イチヤクソウ科とはビックリ!



おすまししたタマゴダケ、可愛いな。

ハサミツノカメムシという緑色のカメムシ。鎧を着てるみたいだ。



なぜかピント合わなかったけれど、見られてうれしいエンジェル。




そして、やっぱり見たい おめあての花 ♪


























ごぶさたの大山へ マジ登山で筋肉痛~



7月12日

予報では、あさっては天気が悪いようだ。
そこで、今日 レーニングに行くことにした。

どこに行こうか、あれこれ悩んだ末に決めたのは
スッキリしないお天気では、遠出する気にもなれないので、
最近ゴブサタの大山だった。

伊勢原駅からのバスが大山ケーブルに着くと、
男性がお二人、チラシとゴミ袋を配っていた。
チラシは、最近 事故が増えているので注意を呼びかける文面だった。

なるほど。
大山も、富士山や高尾山のように、観光地化しつつあるのかも。

そばのトイレが綺麗に改装されていたので
伺ってみたところ、去年の春に工事したそうだ。
前は、暗くて感じが良くなかったので、うれしい。

途中から、大山登山の6年生たちと一緒になった。
近所の学校では、とっくに廃止になっているけれど、
今でも実施している学校があるんだ~とビックリした。

「大山ケーブル」(標高310m)から、山頂(1252m)までは
およそ940mの登り。
いつもは、山頂は“通過点”なので、
ヤビツ峠からイタツミ尾根で楽チン登山がほとんど。
今回のように、たま~に下からマジ登山すると、
「こんなにキツカッタ!?」となる(笑)

大倉尾根は、標高差は大きいが、ところどころ“散歩道”が入る。
でも、大山の表参道は、歩きにくい大石ゴロの登りが
休憩なしで ずっと続く。
大倉尾根以上の筋肉痛のオミヤゲを いただいたのだった。



今年初見のシロバナイナモリソウに元気をもらった。カメラ忘れたのが残念~
シロバナイナモリソウ



タンザワイケマ、思わぬ所でバッタリ! 
タンザワイケマ



サワギク、湿り気のある林内であう。
サワギク



今日の目的は、
かなり前に使っていた「OSPRAY atmos35」に
「GELTRON」の肩パッドを付けて歩いた時の背負い心地。

二日間歩いて、背中や肩が痛くならないザックは?
3つの中で どれにしようか、迷い悩み中だ。







丹沢でトレーニングするなら やっぱりココ!

 
 

今日も、ラッキーな景色に出あえてルンルンルン♪丹沢でこんな雲海を見たのは初めてだ。


7月6日

近々(って来週だけどね)、小屋泊まりで遠征することになった。
高度は違うけれど、1日めは 一気に1030mの登りなので、
そのトレーニングで大倉尾根へ行くことにした。

もう当分、下りたくない! なんて思ったけれど、
登りのトレーニング場所としての価値は高い。
何しろ、大倉から塔ノ岳まで1200mの高低差があり
しかも交通の便が良いのだから、
人が多くても、階段が多くても、そこは目をつぶるのだ。

そういえば、
エベレストはじめ輝かしい登頂記録をお持ちの渡辺 玉枝さんも、
この大倉尾根でトレーニングされていたと聞いたことがある。

しかし、4日は暑すぎで腰が上がらず(笑)
5日はお天気が悪くて行く気にならず、
今日こそは、という“強い意志”を持って、
朝二番のバス(笑)に乗ったのだった。



朝は涼しかった。この分なら歩きやすいかなと ホッとしながら、久しぶりのミラー撮影。




観音茶屋にできたトイレにご挨拶。トイレはきれいでも、マナーが悪くては・・・




尾根の位置を示す「ナンバー表示板」を付け替えていられる男性2名は
市の観光課の方々だった。ご苦労様です。赤と黄は目だっていいね。




こちらは最近 気がついた、歩きやすく工夫された階段の丸太。こういう心遣いは嬉しい。




何度も歩いているのに、初めまして~!のアカマツくん。大きかった。




あらっ、「丹沢のチャンプ」さんだ。挨拶のあと名刺をいただいたが、
今年5月で塔ノ岳登頂5300回だそう!!




戸沢分岐から天神尾根を下られるようだ。長ぐつはヒル対策かな。




塔の山頂に着くと、ご覧の景色が待っていた(トップ写真も)。こんなの初めてで感動した。 



雲海はドンドン変化する。少しズームで。



塔のネコさんは木陰でお休み中。




朝のお天気がイマイチだったせいなのか、
それとも夏の平日なので登山者が少ないのか、
大倉尾根も塔ノ岳も、ほどよい人の数だった。

やっぱり塔は終着点のようで、ほとんどの方が
来た道を引き返して大倉へ戻って行く。

私は のんびりランチ。
丹沢で初めて見る盛大な雲海に感動して、
何枚も写真を撮ったあと、表尾根に向かった。

下りで歩くのは久しぶりだ。
三ノ塔の“壁”は大丈夫かな。
朝の涼しさがウソのように、ムァ~と暑くなってきて、
汗がダラダラ流れる。



木ノ又小屋が見えた。この辺りは好きな所。草原のような感じで癒される。




新大日茶屋、政次郎ノ頭を過ぎて、行者ヶ岳の山容が現れた。三ノ塔は右奥、まだ遠い。




振り返ると、けっこうな急ザレで階段がないと怖いね。




さらに進んで、行者への登りで、もう一度振り返り撮影。
表尾根は この辺が一番面白い。




行者ヶ岳を通過し、




烏尾山に。ココ 前からこんなふうだったっけ?違う所みたいでチョット戸惑う。




三ノ塔への登りは、恐れていたほどではなくホッ!過去2回のトラウマから解放された(笑)
で、イケメンのお地蔵様と対面。ブルーと白の衣装が爽やか~♪




大好きな眺め。雲がかかっているけれど、左奥に富士山が まだ見えた。




のんびり下ってヤビツ峠着が3時チョット過ぎ。ここも閑散としていた。




秦野駅行きのバスは、
途中で出あった 私より少し ご年配の女性と二人だけだった。

稜線の某所での花の話がキッカケだったけど、
いろいろ話が弾んで、電車の下車駅までおしゃべりを楽しんだ。

山の会で、夏に北アルプスに行くので
トレーニングで私と同じコースを歩かれていたそうだ。

さて
本日の収穫はサンショの実とミツバ。
サンショはシラス干しと調理して佃煮、ミツバは おひたしでいただいた。
美味しかった♪




≪ 本日の出あい ≫

ドクダミが魅力的に撮れて嬉しい。




オニシバリの赤い実が鮮やか。



ヒキガエルくんは、何となく愛嬌があって可愛い。「眠り王子」を思い出した。




左:爽やかな色のホタルブクロ    右:ナツノタムラソウの表と裏




ツルシロカネソウは花期が長いね。左はじは種になってる(2枚)

左:ヒコサンヒメシャラ    右:シモツケ。



左:たぶんミヤマムグラ    右:ミヤマニガイチゴの実は意外に美味しい

左:イワキンバイ      右:まだ たくさん咲いていたコケリンドウ



左:ヤマオダマキの優美な曲線    右:露をためたアカショウマが宝石のようだった




左:ハナニガナの三姉妹   右:何でアレがコウなるのか不思議だけど、ハンショウヅル

左:オオキヌタソウ?    右:イヌトウバナ



オカトラノオ(2枚)




ヤマアジサイ(2枚)




左:イタドリ   右:コマツナギ、ピント合わず(涙)




左:ヤハズハハコは まだ蕾    右:コウゾリナ




・・・・遠征はお天気の都合で、1週間延期となった。
トレーニングは これで終わりかと思ったのだけど、
あいだをつなげるために、どこか もう一回 登らなくちゃ。






Index of all entries

Home > 2016年07月

タグクラウド
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

Return to page top