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2011年12月 Archive

屏風岩山と地蔵平を中心に 二つの“歩道”を歩く


▲ やっぱり地蔵平は青空が似合う。正面、チョコッと顔を出しているのは大界木山




ちょっとした勘違いから、権現歩道を歩く計画に参加させていただくことになった。
まさか、21日にやってきたばかりの地蔵平に、3日後、また来ることになるとは思いもしなかった。

で、大滝峠までのアプローチは二本杉峠から尾根上を行くという当初の予定を、
屏風岩山から下ったばかりなので、以前、イガイガさんが歩かれていた箱根屋沢左岸尾根を
おねだりしてしまったら、これがまぁーとんでもないことになってしまったのだった。

結局、ここでかなりの時間とエネルギーを消耗し、地蔵平からの後半戦を次回に持ち越すことになった。
そして、大人しく日影歩道で帰ろうモードになった我々を待ちうけていたのは、予期せぬ苦戦。
トラバースからなる古道を歩くことの困難さを、改めて再認識する山遊びとなったのだった。





2011.12.24権現歩道




2011年12月24日 晴れ
メ ン バー: イガイガさん、ミックスナッツさん、はっぴー
コ ー ス : 箱根橋―箱根屋沢左岸尾根取付き―ルート間違えてトラバースで苦戦―屏風岩山―
        大滝峠―権現歩道―大滝沢橋―地蔵平(ランチ&周辺探索)―道志歩道―日影歩道
        ―毛出シ峠―屏風岩山―箱根屋沢右岸尾根―箱根橋  (行動時間:8時間30分)

 
        ※ コースは上図参照:帰路ロガー電池切れのため、ピンク部分はイガイガさん軌跡を参考に記入
          地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。日影歩道はロープ必携で熟練者向き

          記事中、ミックスナッツさんとイガイガさんの写真を拝借。それぞれ Mさん、I さんと表記した





箱根屋沢にかかっている箱根橋は、いつも意識せずにスーッと通過してしまうが、
今日はここからのスタート。

▼ 7:21




沢に下りて ほどなく左岸にコンクリートの急階段がある。
ショッパナから参るな~と思いながら登りきると、沢沿いのヒノキの植林の仕事道になり、
辿って行くとザレた急斜面に行きあたった。

▼ 7:25 / Mさん




これはおかしい!ということになり、
ちょうど沢にかかっていた滝の写真を撮ってから、ここで引き返して上に登ることに。

▼ 7:52




一度、仕事道に出たものの、またハッキリしなくなり、シカ柵をハシゴで越えてからは
柵につかまりながらの急登が続いた。
箱根屋沢の小沢を左に見て670m~730m辺りかと思う。

このザレた小沢を渡る一歩が不安。ズズズーと滑ったらかなり下まで落ちそうなので、
ミックスナッツさんにロープを出していただいた。

▼ 8:22 / Mさん




思わぬ伏兵の出現に、この段階で かなりエネルギーを消耗してしまったが、
ここをクリアーしたあとは植林内の平和な道を辿って、650mから続く気持ちの良い尾根に乗った。

▼ 8:38 ここから


▼ 8:38 この場所へ出てきた




その後、840mで東に延びる尾根と合わさると間もなく、
危険でもない所に これでもかというほどトラロープが続いていたのだけど、
これは一体何なのだろうか。不思議だ~!

▼ 9:05 ロープは50m登る間続いていた / Mさん 




それまでに比べるとハナ歌が出そうな尾根をルンルンと屏風岩山に出、
余分にかかった時間を取り戻すべく、せっせと大滝峠へ急いだ。

屏風岩山から大滝峠は久しぶりに歩くな~
出発から2時間50分かかって、やっと今日のメインの始まりだ。

▼ 9:43 ようやく屏風岩山に到着した


▼ 10:12大滝峠 / I さん




この権現歩道は、2010年10月に逆コースで歩いている(下記記事)。
その時、大滝峠に出る少し前で、沢を歩いてしまった部分に径路があったことを
対岸に渡ってから知ったのだ。今日はこの部分が歩けるのが嬉しい。

http://hapimero.blog133.fc2.com/blog-entry-40.html


ミックスナッツさんを先頭に、枯れた棒状のササが立つ中をトラバース気味に下って行くと、
前回の涸れ小沢にぶつかり、対岸に径路が続いている。

▼ 10:16




小沢に下りるのも、対岸に登るのも、ザレザレなので慎重に場所を選んで移動した。
径路は少し続いたが、途中からなくなってしまったので沢に下り、
以後は両岸をチェックしながらの沢歩きとなった。
やはり昨年の台風のせいか、沢には倒木が多かった。

▼ 10:17




部分的にはそれらしい箇所もあったけれど、
結局、ハッキリした結果が出ないまま堰堤まで来てしまった。

ここからは右岸に径路がついているので辿って行くと、
堰堤と、その下流にあるナメとの雰囲気が良かったので、しばしの撮影タイムとなった。

▼ 10:59


▼ 11:09




そのあとも、イガイガさんは径路探索に意欲的だったが、収穫ナシで大滝沢橋へ上がった。
橋から地蔵沢林道を25分、ジャスト12時に地蔵平着。

▼ 11:34


▼ 11:49 地蔵沢林道を行く




木の切り株が幾つか置いてある場所でのランチタイムとなった。
イガイガさんがガスでお湯を沸かし、コーヒーをごちそうしてくださった。美味しい~!

驚いたのは、3日前にはなかった焚火跡と、
少し離れた所に海老の天ぷらの尻尾がいくつか放置されていたこと。
焚火跡もかなりイイカゲンな後始末の仕方だったけど、
海老の尻尾は論外であきれてしまった。

食後、お地蔵様に来年のことをお祈りしたあと、周辺を探索し、
13:04分 道志歩道の入り口に向かった。

▼ 12:34


▼ 13:04 日影歩道は道志歩道の途中から分かれるので入り口は一緒


▼ 13:05 ふふっ 鳥の巣がお好きな方のために~




途中から日影歩道に分かれ、P816mの尾根に乗り、
850mから左にトラバースする道に入って行く。

ここも、以前 地蔵平から歩いているが、その時は尾根上を行ったので
今日歩くこの先は未知。
先人の方々の記録から、一筋縄ではいかないと分かっていたけれど・・・・
やっぱり~!!だった。

▼ 13:40




およそ10分で「崩壊箇所1」に行きあたった。
ここはお二人の判断で上に逃げ、渡りやすそうな所を行くことに。

しかし、それでも小石混じりの急傾斜ザレ、またもミックスナッツさんに
ロープをいただいての通過となったが、すぐ続いて「崩壊箇所2」があり、
ここも柔らかい土の急傾斜、ロープを使ってクリアーした。

▼ 13:50 崩壊箇所1 は上に逃げる


▼ 14:01 崩壊箇所1 上部の通過


▼ 14:06 崩壊箇所2の通過




毛出シ峠には、約1時間半かかっての到着となった。
木々が葉を落とした今は荒涼とした感じだが、
これまでのトラバースに比べ、平らで穏やかな場所に ほっ~とした。

ここからは100mのゆるやかな登りと、幅広の自然林の尾根を楽しみながら再び屏風岩山に。
これで一つの周回が完成した。

▼ 14:37 広く平らな毛出シ峠に出たー


▼ 14:38 テープの他に こんな目印も


▼ 14:55 今日 二度めの屏風岩山は午後の陽ざしに




そして、朝、登って来た尾根を965mより30m先まで下り、そこから南東に向きを変え、
633mで再び東に向きを変えて出発した箱根橋に戻った。
この尾根も急傾斜があったので登りには使いたくないけれど、下るのには面白かった。

▼ 15:11 気持ちが なごむね~


▼ 時間?? こんな下りは楽しいな♪ / I さん


▼ 15:25 840mで再度 方向を南東に変える所にあった二枚のうちの一枚


▼ 15:54 出発した箱根橋が見え、無事に二つ目の周回が完成!





はからずも、これが2011年の山納めとなったのだが、
第一部、第二部、第三部という形で楽しめた なかみの濃ゆい山遊びだった。

お二人のおかげで、それぞれの部分で少しずつ心残りのあった所を歩くことができ、
あー、スッキリした!!という感じ。なんだか得した気分で嬉しい。

イガイガさん、ミックスナッツさん、ありがとうございました。
そして、また来年も どうぞよろしくお願いいたします。











津久井城山から草戸山へ


▲ 城山山頂から西の方面を眺める。名残りの黄葉とイイギリの赤い実が思わぬアクセント




津久井城山は標高375mの山だけど、存在感のある山だと思う。
そばを通るたびに そう思うのだが、実はまだ登ったことがない。
そこで、連休の一日、のんびり城山を歩く計画を立てた。

ついでに、津久井湖を高尾山側に渡って、草戸山から本沢ダムを通り、
バスで橋本駅まで戻った。

丹沢の方はガスっていて いかにもお天気が悪そうだったけど、
こちらは そこそこ青空がのぞいて歩くには気持ちの良い一日だった。




津久井2011年12月23日 曇り のち 晴れ
メ ン バー: はっぴー 他1名
コ ー ス : 橋本駅バス=城山登山口下車―男坂―鷹射場跡―飯縄神社―
        津久井城跡(城山山頂)―飯縄神社―三井大橋―峰ノ薬師―
        草戸山―本沢ダム(城山湖)―本沢ダム入口バス停=橋本駅





▼ 城山山頂には本城の説明板があった       




▼ 三井大橋を渡る手前の車道沿いでギンナン拾い。ラッキー♪ こういうことには、つい夢中になるのだ




▼ 三井大橋を渡って、対岸から城山を見る。手前は津久井湖




▼ 草戸山へ向かう道は陽だまりハイクで気持ちがいい~




▼ P420mで「首都圏自然歩道」が西から合流すると人が多くなる。ここ草戸山から大戸コースへ向かう






▼ 城山湖にあるダムだけど「城山ダム」とは言わずに「本沢ダム」なのだった・・・







城山山頂への尾根上の登りは、けっこう急だったけれど
山頂は思った以上に展望が良かった。
この周辺の今までに登った山々を、眺められたのが嬉しい。

人が一番多かったのは草戸山。
・・・まぁ、ここはしょうがないよね。
でも、この前後は人に会わずに、静かなハイキングが楽しめた。
何より 城山が身近になったのが良かったな~と思う。











道志歩道から地蔵平 経由で 屏風岩山西尾根を登る

 
▲ 11:24 壊れた堰堤を通過






2011年12月21日 曇り のち 晴れ
メ ン バー: はっぴー 他1名
コ ー ス : 大室生神社に駐車―二本杉峠―道志歩道(さかせ古道)―地蔵平―屏風岩山西尾根取付き
        ―屏風岩山―二本杉峠―大室生神社             ( 行動時間:6時間10分 )      
 
        ※ コースは下図参照:地形図が読めコンパスが使えることが最低条件
                       道志歩道は崩壊箇所あり。一部でロープ使用
          今回は写真と時間のみの記録とした





2011.12.21道志歩道



▼ 9:08 大室生神社を出発




▼ 10:12 二本杉峠に到着




▼ 10:26 最初の崩壊箇所をロープで下降




▼ 10:36 渡ってから、来た方を振り返る




▼ 10:42 尾根を回りこんだ先に次の崩壊地




▼ 10:44 ここは楽にクリアー




▼ 10:47




▼ 10:54




▼ 10:56 石積みが残っている




▼ 10:58 この辺もシッカリ残っている




▼ 11:02 ここもだ~




▼ 11:19 こんな橋は渡ってはいけないのだ




▼ 11:19




▼ 11:21 トップ写真と同じ壊れた堰堤




▼ 11:31 日影歩道の分岐地点




▼ 11:46 地蔵平のお地蔵さま




▼ 12:42 屏風岩山西尾根から地蔵平を見る。富士見橋も見える




▼ 12:53




▼ 13:17 美尾根に感激!ルンルンゴキゲン♪




▼ 13:36 やっと屏風岩山に辿り着いた~




▼ 14:40 二本杉峠に近付くと急下降。長いトラロープがあった




▼ 14:42 二本杉峠着。正面は権現山への登り




▼ 15:21 無事に大室生神社に戻った














どうぞ やすらかに・・・・







12月8日に鍋嵐山域で消息を絶たれたモトさんが、
15日、県警のヘリコプターの捜索によって、滝ノ沢の枝沢で発見されました。

私は、山はご一緒する機会がありませんでしたが、昨年の忘年会でお会いしました。
小柄で細身、いかにも身軽そうな方でした。
お歳を伺って、一同から驚きの声がもれたのを覚えています。

ブログ記事が溜まって、落ち込んでいた私に
「あんなふうに作るのは大変だよ」と言ってくださったので、
拙ブログを読んでいただいていることが思いがけず、とても嬉しかったのも覚えています。



あまりにも身近な方の突然の事故死に、
まだ、自分の内で しっかり消化することができずにいますが、
18日、モトさん最期の地を訪れ献花をした後、慰霊登山をしてきました。

謹んで ご冥福をお祈りいたします。






043 - コピー























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久しぶりに 七沢の「保全センター」訪問


▲ スッキリ スマートな印象の新館は中も明るくて開放的。右が展示室・図書室、左が職員の仕事場だった


 

12月14日、七沢の保全センターを tetu さんと訪ねた。
なぜ tetu さんとご一緒だったのか、話せば長くなる・・・・
ということでもないので(笑)、話そう。

tetu さんがご自分のブログに、東京でgetされた たくさんの古地図をUPしてくださった。
ふつうマニアは秘蔵するものであるけれど(それはそれで良いと思う)、
オープンにされたことに、いたく感動した。

で、さっそくDLさせていただいた私は、機会があれば何かお返しをしたいなぁと思っていた。
すると、その後の記事にカラビナの話題が出ていたので、
「我が押し入れに眠っている不要物いりませんか~?」
と問いかけたところ、快く協力してくださることになったのだった。

ヌンチャク、旧式のカラビナ、ろくに使っていない9mm50mロープなど岩関係の物たち。
ちょっと試してみたけれど、私には縁のない世界だった。

さて、これをどこで渡そうか?

思いついたのが、某駅で渡して、ついでに 保全センターに寄っていただくという計画。
少し前、新館ができたと聞いていたし、図書室の丹沢関係の資料も見たかった。

こういう場所も たまにはいいかな? 
うん、たまにはいいね!





▼ 入口を入って、1階の右側に図書室があり、丹沢関係の本もあった







▼ 古いガイドブックに付いていた地図には、雨山径路があった



▼ 下記2点は昭和10年刊行の「丹澤山塊」についていたもの(イガイガさん情報)






▼ クマだ~! こういうふうに展示されていると本物っぽい



▼ こちらはカモシカの「子どもたち」?



▼ キツネは一度、三国山稜で見たことがあるのだ



▼ 上から見たクマタカは さすがに大きい!本物を見たい



▼ イノシシは逃げずに突っ込んでくるという。ぜったい遭いたくない! アナグマはイタチの仲間、 タヌキ



▼ 丹沢にもハクビシンなんて、ホントにいるんだ~




▼ 友人から聞いていた、こちらのスケッチ展も拝見したかった




気持ちがポカポカあったかくなるような独特の世界! 
あとから友人が教えてくれたブログもステキで、即ファンになった。

http://field8850.blog89.fc2.com/




tetuさん
不要の物を使っていただければ、物も再び生きます。
かえって、気とお金を使わせてしまい、すみませんでした。
ケーキ美味しかったです。











12月10日 宮ヶ瀬 滝ノ沢右俣  11日左俣へ

 
  
 
 

 
▼ 12月10日 私が歩いた滝ノ沢右俣のルート。下山はゴジラの背尾根
  (7人で出発し途中から3つに分かれた)


鍋嵐軌跡





















▼ 12月11日 滝ノ沢左俣のルート。下山はゴジラの背尾根
  (11人で出発し途中から5つに分かれた。あとで別コースで1人合流)


2011.12.11境沢
























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