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2011年10月 Archive

同角山域でユニークな方々との出遭いを楽しむ


▲ 大石山から。西には歩いてきた向山ノ頭から裸山丸の尾根が、そして累々と重なる丹沢の山並みと左に光る丹沢湖


                                          11/4  最後に加筆しました



私って凝り性だったんだ!?

この山域に連続4回めの訪問というのも自分でビックリだけど、
まだまだ行きたい所がたくさんある。
林相の美しい自然林や、心臓ドキドキなんて場所も待っているかもしれないし、
興味は尽きない。

山遊びにレベルの高低なんてない。
だから 人と比べるのも比べられるのも、真似するのも されるのも好きじゃあない。
物差しは過去の自分と今の自分だけ。
自分流の遊び方・楽しみ方で楽しめばいいんじゃない。
(でも誤解のないように添えるけど、今まで出あった人たちの中に男女の別なくスゴイ!と思う人はいっぱいいる)

というマイ・ポリシーなので、これからも自分のペースで放浪して
ステキなものたちと出遭えたらいいな~
そして、それを自分の感性と言葉で、記録していきたいなと思っていたのだけど・・・
ちょっとショックなことがあったのがショックで、考えこんでしまった。

そういえば今回は珍しく山中で3人もの「人」と出遭ったのだけど(クマさんでなくて良かった~!)
この方々がまた、それぞれユニークな“自分流”の楽しみ方をされていたのだった。



                     
▼ コース全体図
2011.10鉱山跡全体





2011年10月29日 快晴 
メ ン バー: つっちーさん、はっぴー
コ ー ス : 立間大橋付近に駐車―玄倉林道―石棚隧道出口からアッチ沢に下降し玄倉川徒渉―
         向山ノ頭南尾根P840m南西尾根取り付き―・981m―向山ノ頭―裸山丸―
         モチコシ沢ノ頭―東沢乗越―東沢鉱山跡―・1190mの南―同角沢―
         石小屋ノ頭の南1300m地点―大石山―大石―ヤシロ沢右岸尾根―玄倉川徒渉―
         雨山峠付近林道―駐車地
                                              (行動時間:10時間)

 
         ※ コースは上図参照:地形図が読めコンパスが使えることが最低条件
           バリエーション・ルート精通者向き  
 





AYさんの記事に、仲ノ沢林道の通行止めが解除になったという情報があった。
今日は下山がこちら側になる予定だったので、立間大橋の奥に駐車することにしたのだけど・・・

既に一台の先行車あり。
その方は仲ノ沢径路から仲ノ沢乗越を行かれるとのことで、
お互いに背中を向けてのスタートとなった。

ゲートに来ると、つっちーさんは4日の時と様子が違っているので確認作業。
私は、「丹沢ビジターセンター」の目立つ黄色の看板を見る。

これを読んで「やっぱり そうだったんだ~」
だけど、ここで内容書くと、これを読んだ人の中には・・・
はないと思うけど、情報を発信し過ぎると思うつぼになってしまうことがあるのだと、
最近、実感したばかり。いや、植物だけでなく歩いたコースなんかでもね。

さて。
隧道は2週間前より入口付近も片付いて整備され、
トンネル内のツルツルだった壁面も岩っぽくデコボコ塗装されて
それらしい雰囲気になっていた。



▼ 2週間前には打ってあった杭が外されて綺麗に仕上がっていた





「ヘッ電をつけずに歩いてみようか」なんて二人で考えていたら、
後ろから単独の男性が来られたので、なんとなく3人で歩く感じになった。

話をしながら歩いていると、入口の方から車の音が近づいてきた。
「工事の車かな?」と思って、振り返りながらハジによける。

一台、二台、三台 「おいおい」 4台、5台、6台、7台 「えっーー!!」
8台、9台、10台、11台 「・・・・・」 数えるの疲れた~!!!
いったい最後はどこなんだーーー!?

とにかく、初めて見たのでビックリしたけど、これが“毎朝の通勤風景”なんだろう。
新青崩隧道内だったから、土埃が立たなくて良かったのかも。

     ※ ardbeg さんからコメントでこの複数の車について情報をいただきました。
      「鹿駆除の調査?に入ったハンターのグループ」とのことです。




▼ 車種はトラックだけでなく普通車もあり さまざまだった





▼ コース部分図・・・かなり飛んでいた。手書きの部分は必ずしも正確ではない
2011.10鉱山跡部分




このあとの石崩隧道を抜けると、右側(南)からアッチ沢が玄倉川に流れ込んでくる。
16日のイガイガさんの記事を参考に、トンネル脇のガードレールをまたいで、
10mくらいの高さを念のためロープで下降し、徒渉。すぐ前の白い岩に取り付いた。

今日は水量が少ないので徒渉が楽だったのが嬉しい。



▼ ロープ下降を楽しむ?【Tさん撮影】



▼ 尾根に取り付きアッチ沢を振り返る。林道がなければ良い滝だと思う



▼ 木の階段のような土止めのあと、この鉄製のハシゴがいくつか続く



▼ 地形図で見て急登だと覚悟していたものの チョイとふくらはぎにこたえる角度だった





尾根には、先が輪になっている鉄棒が なぜか1本刺さっていたり、
おっきな木の切り株がデーン!とまん中に残っていたり、
クマさんの落し物があったりで、なかなか楽しい。



▼ 自然林の中は歩いていて気持ちがいい。木々の間ごしにモチコシ沢・裸山沢界尾根が見えた



▼ 840mピークには尾根の右側に苔むした大石が3個かたまってあった。朝の光が清々しい / 振り返って撮影



▼ 細尾根を過ぎて、そのあとの急登を我慢すると



▼ おーー 最初の富士山!





そして 数分で「向山ノ頭」に到着。
針葉樹(ヒノキかな?)など高木が多く、あまり気持ちが良いとは言えない所だ。

一本の木に、白・赤・黄のテープが巻かれ、垂れ下った白のテープをよく見ると、
山名の文字があったので、グルッと回して止めたけど、ご覧のようにズレてしまった。






▼ 大きな倒木をヨッイショ!と越えて、自然林の中 裸山丸めざす





裸山丸で、9月に登ってきた南西尾根を確認し、モチコシ沢ノ頭に向かう。
ほどなく到着。さっそく道標の断片を探す。

はい、チャンとありました! でも、つなげられないのが残念~
別々の木にあるので、ここに来た人は探してみてね。



▼ 道標の断片二つを確認したよ
148あ149あ




さて、時間もおしているので東沢乗越に向かおうか
と思っていると、裸山丸の方から笛の音と共に
どなたか登ってくるので「おお、ようこそ!」と迎える形になった。

“ユニークな男性”一人めの方の登場だった。
ポシェット一つの身軽ないでたちに、思わずあの〇〇〇さんかと思って拝顔すると、
あれれ、別の方なのだったので、これまたビックリ!
えっー 他にもいらっしゃるの~!?世間は広いんだねー!!

モチコシ沢を登られていらっしゃったそうで、女郎小屋乗越の方に下られるということだった。
お年は50代かな、60代にはなっていないだろうな・・・(男性年齢よく分からんのよ)
小柄でいかにも身軽な感じの方なのだった。

方向を確認して下って行かれたけれど、われわれが東沢乗越に向かっていると、
こちらに下りてこられて「方向が違うようだ」と言われたので、
「女郎小屋乗越なら、あちらで良いのです。下り初めにご注意ください」
なんて、余計なひと言を添えてしまったら「どこを下っても同じだから」と
スゴイお言葉がかえってきて、再びビックリしたのだった。

丹沢には、このような達人の方々がたくさんいらっしゃるのだろうか? だろうね!
と自分の“世間知らず”を恥じたのだった。

つっちーさんと「お名前を伺えば良かったね~」と言い合いながら
ちょうど東沢乗越に着いた時、われわれがこれから向かう同角ノ頭方向から
朝、お別れした男性が下って来られたのだった。
で、またまたビックリ。



▼ 東沢乗越に到着すると、ちょうど向かい側から男性が下りてきた





“ユニークな男性”二人めの方の登場だったのだけど、本来ここは通らないはずなのだった。
ああ、でも嬉しいなぁ~ MASAHIKO さん!
一日に二回もバッタリだなんてね~

ここで さらに嬉しい申し出をいただく。
日を改めて、探索するつもりだった東沢の鉱山跡を案内してくださるというのだ。

「なんてラッキー!」と喜んだ一方で「もしかして これってズルかいな!?」と
ホンの少し躊躇したのだったが、無駄な抵抗はしない方がいい、
悪の、いや「ラクチンの誘惑」に、潔く負けたのだった(笑)

ということで、MASAHIKO さんの軽快な足取り、迷いのない案内で
東沢のガレをかなり下って、無事に鉱山跡に辿り着いた。



▼ 最初は径路を歩いていたけれど、だんだん歩きにくくなってきたので沢に下りた





なるほど、これはわれら二人では、見つけられても かなり時間がかかったのではないかなと思う。
ちょうど乗越でバッタリの偶然に感謝しなくてはね。



▼ 坑道の中には水がたまっていた。下はトロッコのレールだそう






さて、乗越まで戻られるMASAHIKO さんとはここでお別れ、われわれは ここから直登して
・1190mの やや下の尾根に出ることにした。
またも200mの登り、急登だったけれどきれいな自然林だった。



▼ まるで新緑のような色、紅葉はこれからだね





1120m辺りで乗越からの尾根に合流し、少し上の小広い場所でランチにした。

ここで計画の見直し。
予定コースでは時間がかかるので、今回は同角沢に下降して
石小屋ノ頭の南1300m付近に出る径路を登り、
大石山から大石に出て、ヤシロ沢左岸尾根を下ることにした。

つっちーさんにも大石山からの絶景と、大石を見せてあげたいので
なかなか良いコース変更だと思う。



▼ 同角沢に下りて登りの取り付きを探す





16日に下りてきた所から登って行く。
ここも最初は急登、ふくらはぎが泣いている~
でも、すぐジグザグの径路にぶつかり、時々テープが付いている。

この尾根も3回目で、だいぶ分かってきた気がする。
な~んて思っていたら、上の方で早めにトラバースを開始してしまい予期せぬ苦戦、
尾根に上がる少し手前で、いつものトラバース道に乗ったのだった。



▼ これは今回 初めて見た気がする



▼ 二回目に見えた富士山 / 1170m付近かな



▼ そして、いつもの所に出た!ここから大石山までは三度めだけど何回歩いても気分の良いルートだ





大石山の少し手前だった。
小さな荷物の若い男性が、反対側からこちらにやってきた。
既に2時になっているので、思わず つっちーさんが どこへ行くのかと声をかけた。

すると、西丹沢自然教室から蛭ヶ岳に登って、これからまた教室に戻るとのことだった。
「えーっ、スゴイ!!」思わず驚きの声をあげてしまった。
「走られてですか?」と聞くと、「はい、でももう走れませんけど」

いや~、走らなくてもスゴイ! 聞いただけで気が遠くなった。 
ということで、このお方が三人目。



▼ この岩もすっかり秋っぽい感じになった。空が真っ青 秋の空だ!



▼ 明るい紅葉だなぁ・・・“もののあはれ”とは程遠い、とても健康的紅葉だ



▼ はい、つっちーさん大石に立つ! 感想は? コメント入れてね~





大石の下から左岸尾根を下る。
途中でAYさんの付けられた赤テと再会、無事に回収した。
ここから前回は右に行って、途中でおかしいと左にトラバースして
ほどなく植林内をスムーズに川原に下りたのだった。

そこで、今回は左に行ってみることにし、ヤブっぽい中を下って行くが、
これが途中からおかしくなってウロウロ、結局、東沢の玄倉川から入ってすぐの所に下りた。



▼ AYさんのテープと再会。今度は忘れずに外したのでチョットさびしい?



▼ 途中のこの道も気になるなぁ。実はこの右手の木にもAYさんの赤テがあったのだ。こちらも回収



▼ 下に見える東沢に下りた



▼ ここも水が少なく靴を脱がずに徒渉ができて、ほっ~





林道に登るのがまたガレの急登で、最後の力を振り絞った。
そして、またいつものなが~い林道歩きが始まった、あーあ。

もうMASAHIKO さんは、とっくに帰られただろうなぁと思いながら せっせと歩いていると、
16:30分ごろ後方から車の音がして、再びあの車の行列が次々にやってきた。
今度はトンネル内ではないので、歩きながらやり過ごす。

それにしてもスゴイ数だ。ほぼ一人一台ずつのようだから、工事関係者の人数分くらいだろう。
つっちーさんが20台まで数えて、やめたと言った。

少し先で車が停まり、顔を出した男性が「この車が最後ですから」と言われた。
期待していたお言葉とはチョット違って、ガックリ力が抜けたー(笑)
・・・甘いこと考えてはいけないのだ・・・

今日は快晴のせいか、17時を過ぎても周りが ほのかに明るい。
ようやく立間大橋が前方に ほの白く見えた所で、思わず ほ~とため息がもれた。





♪♪ 今日 出あったものたち

▼ マユミの実、色がいいね~                   ▼ ヤクシソウ(shiroさん ご教示)


▼ リュウノウギク                          ▼ キノコは??


▼ キッコウハグマ                          ▼ タンザワウマノスズクサ?


▼ 美人さんのイワシャジン                      ▼ タチキランソウ


▼ ビランジがまだ咲いていた                    ▼ リンドウ





MASAHIKOさん
想定外のミニコラボ、楽しかったですね!ありがとうございました。
一緒に記念撮影すれば良かったわ、思いつかず残念!


≪ MASAHIKOさんの記事 ≫
http://lucita.blog.so-net.ne.jp/2011-10-31#more



※ モチコシ沢ノ頭でお遭いした人は、やっぱりマシラさんだったようです。
http://homepage3.nifty.com/yamaasobi/











秋の気 漂うヤシロ沢右岸尾根から 女郎小屋ノ頭を再訪 ②

                              ① からの続き



登り始めたルンゼは下記の写真のように下が岩盤。
最初は傾斜も さほどではなく、スイスイと行ったのだけど
上が見えて、そこが東沢乗越だと分かった辺りで、Yさんと私は行きづまった。

真上が少しハングっているので右に逃げて登るのが良いと、
先に上がったBさんのアドバイスだったが、初めの一、二歩の手掛かりがなく
しかもザレた急斜面なので、置いた足が滑って怖い。

思案の末、YさんのシュリンゲをBさんに上から下ろしてもらってクリアーしたが、
思わぬ所に伏兵ありで、思ったより時間をとられてしまったのだった。



▼ 下に見える同角沢から このルンゼを登ってきた








しかし、上がった所はBさんの予想通り、東沢乗越だった!
ここから先は10月4日につっちーさんと歩いたコースだ。

ドジをふんで写真が撮れなかったのが残念だったけど、また来られて嬉しい。
今日はバッチリとるぞ~!と張り切ったのは言うまでもない。



▼ 乗越からモチコシ沢ノ頭に向かう





シロザレの細尾根を南に向かって登ると、ほどなくモチコシ沢ノ頭。
先日、つっちーさんが見つけて枝の又に差し込んだ木切れが、ちゃんとあった。

私は、これをイガイガさんと来た時に見た断片が更に小さくなった物と、
信じて疑わなかったのだけれど・・・

数日後、この日のイガイガさんの記事を拝見したら、
以前の断片のままで写真に写っていたのでビックリ!!!

一瞬、わけが分からずパニックになったけれど、
ロープでくくりつけた断片はチャンと健在で、
つっちーさんが見つけた物は、同じ道標の別の断片だったと判明した。

う~~ん、それにしてもこんなに目立つ物に気がつかなかったなんて
げに思い込みとは恐ろしや・・・である。
次回、行った時には、両方しっかり確認してこなくちゃ。



▼ これは つっちーさんが見つけて木の又に挟んだ断片





さて、ここからの下り、10月4日の記事にも書いたけれど、要注意箇所だ。
つい地形優先で歩きやすい方を選んでいると、RFがおろそかになって
間違った方向に引っ張られてしまいそうな感じ。

私のイメージとしては、こんなエリアに入るのは初心者ではないだろうし、
地形図も読める方だと思うのだけど、
遭難が多いというのは、やっぱり怖い所なのだなーと思う。

コンパスをしっかり合わせて、右側を意識しながらしばらく下って行くと、
右側にポリプロピレンの赤テープが下がっているのが見える。
そっちに向かって、急斜面を慎重にトラバースしてヤセ尾根に乗れば、ほっと ひと息だ。



▼ 色がぼやけているけど、まん中の細木にテープがついている





地形図では、女郎小屋ノ頭までの稜線上の等高線がゆったりしている。
でも、この山域はゆったり表記の所こそ怖いのだというのが私の感想。

「東沢乗越~女郎小屋ノ頭」間には、急峻でヤセ尾根の急下降と登り、
鞍部は狭く両側が切れ落ちている白ザレの所がある。

大タギリや女郎小屋乗越ほどではないにしても、
数ヶ所は緊張しながらの歩行を強いられる所だ。



▼ 地形図では小広くなっていても実際はズレがある所も・・・【Bさん撮影】



▼ 女郎小屋ノ頭が見えた





私は2回登っても気がつかなかったのだが、Bさんは
「女郎小屋ノ頭に登る所が、逆に向こうから下ってくると一番いやらしそうだった」との感想。



▼ この写真は今日 下ってきた方向を振り返って撮影したもの





女郎小屋ノ頭に到着。美しいブナが数本あって好きな所だ。
今までの緊張感から解放され ほっ~~としていたら、大きな足跡を数個 発見!
形によっては再び緊張していたかも(笑)






▼ 秋の陽を浴びながら、ひっそり静かな尾根歩きを楽しむ 【Bさん撮影】





さて、今日の目的の最後の一つが待っている。
下記、4日に歩いた時の記事にいただいたM-K さんの書き込みを、
一部そのまま引用させていただくが、このリベンジがしたかった。

【日向山。モミの木鞍部から上がって行き柵に当たって右に進み・・、
 この先でちょっと手こずりましたね。
 あそこは柵にサンドイッチされながら登るのが楽しいんです。

 戻りますがモミの木鞍部の手前に白ザレの雰囲気の良い尾根があったでしょう・・】
 
前回は夢中だったので、ほとんど記憶にない「白ザレの雰囲気の良い尾根」を
見落とさないように歩いて行くと、あった!これだね~!!

なるほど、M-K さんの言われるように良い尾根だ。
西側に広がる景色を眺めながら日向山に向かった。








モミのある鞍部へ下り、そこから登り返しが70m。
前回はシカ柵が出てきて右手に逃げた所を、今日はジッと我慢で直登した。

登りきってみると、シカ柵が一部凹んで またげるようになっていたので、
「お邪魔しまーす」とつぶやいて進入すると、中は自然林のピークだった。






▼ シカ柵内に入って、振り返って撮影



▼ 思いがけず富士山がうっすらと見えたのでメンバーから歓声があがった





右側にM-Kさんの言われた二重のシカ柵があった。
しばしサンドイッチされながら歩くも、だんだん狭くなって鉄条網が危ないので、
右側の柵を越えて数歩進んだら、見覚えある「日向山」の山名板があった。











日向山南尾根のシカ柵内に入る前に、最後の展望を楽しみながら山座同定。
・・・くれなずむ山々はやさしい感じだね。








これで、今日のミッションは全て終了。
あとは仏岩まで怪我をしないように下ること。

前はもっと暗かったのか、それとも余裕がなかったのか・・・両方かもしれないなぁ。
日向山から先の林相を、よく覚えていなかったのだけど、
今回 歩いてみると ここも自然林、見事な大木もあって
上部ほどではないけれど、なかなか良い尾根だった。











朝 通った新青崩隧道が見えてくると、もうすぐだ!と嬉しくなるけど、
階段が急なので慎重に川原まで下りた。






▼ 最後は急下降なので慎重に 【Bさん撮影】





今日はやっぱり水量が多い。
林道へ登り返す手前の徒渉も、靴を脱がなければならなかった。

流れが速いので、Yさんとお互いのザックの肩ひもを持ちあって渡った。
やっぱり素足の徒渉は足の裏が痛くて、飛びあがりながら歩いた感じ(笑)



▼ 靴脱ぎ徒渉は本日2回目 もうこりごりだ~ 【Bさん撮影】





登り始めの所には、先日のシカの屍がそのままになっており、腐臭がきつかった。
様子も変わっているとBさんが言っていたけど、
私は見ないようにして林道まで上がった。

さぁ、ここからは早歩き、時に小走りで駐車地へと急ぐ。



▼ 中の3つ・・・左から芋ノ沢ノ頭・大タル丸・女郎小屋ノ頭に別れの挨拶。また来るね!





途中で、奥へ入る工事関係車とスレ違った。
その車が用事が済んで追い越して行き、ゲートの所に停まっていた。
これから帰るという感じだった。

Bさんが挨拶をして先に通り過ぎ、Yさんと私もあとに続いた時、
「乗って行きますか?」と運転手さんからやさしいお言葉がかかった。

かつて このような経験がなかったので、一瞬ビックリして固まってしまったが、
すぐに3人は我に返って、感謝感激したのだった ♪

このラッキーにより、本日の山遊びは とてもハッピーに終わったのだった。

Bさん、Yさん
一部危険ルートありの山遊びにお付き合いいただき、ありがとうございました。












秋の気 漂うヤシロ沢右岸尾根から 女郎小屋ノ頭を再訪 ①

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▲ 大石山から1254mへの登山道は風情があって好きだ




同角山域は、丹沢を歩き始めてから長年の憧れだったけれど、
力不足で なかなか思うように近寄れなかった所だ。

美しい自然林が多い静かで魅力的なエリア。
反面、急峻で、白ザレの細尾根と鞍部も多い。
さらに、地形図と実際の地形が一致していない箇所などもあって、
とても危険な山域だと分かっていたからだ。

でも、地図読みの習得とVルート修行、沢登り教室での修羅場体験、
その後の、いろいろな方との出会いによる“おかげさま”で重ねた経験の結果、
ようやく最近、この山域と自然体で向き合うことができるようになってきた。

ということで、またまた玄倉から同角山域へ。
もちろん、何があるか分からないので一人では入らない・入れない。
今日は、山歩きもVルートも経験豊かなYさんとBさんに同行していただいた。





2011.10.16ヤシロ沢右岸~女郎小屋ノ頭②




2011年10月16日 雨のち晴れ 
メ ン バー: Yさん、Bさん、はっぴー

コ ー ス : 小川谷出合手前に駐車―玄倉林道―ヤシロ沢右岸尾根―大石山―
        石小屋ノ頭手前の1300m付近から径路で同角沢下降―遺言棚
        ―東沢乗越―モチコシ沢ノ頭―女郎小屋ノ頭―女郎小屋ノ頭南尾根
        ―日向山―日向山南尾根―仏岩―玄倉林道―駐車地
                                      (行動時間:9時間30分)
 
※ コースは上図参照:林道の一部とモチコシ沢ノ頭から日向山までが拾えず、前回軌跡参考にピンクで記載した
              沢の徒渉2回あり。地形図が読めコンパスが使えること、
              バリエーション・ルートを歩き慣れていて、危険個所ではロープも使えることが最低条件






前日の15日に、イガイガさんから明日、玄倉見回りに行かれる旨の連絡をいただいた。
私が、前回の記事に情報を書いたので、それに対する“仁義”(笑)?

「新青崩隧道」をくぐるのが目的だそうで、コースは未定とのことだった。
私も、友人と3人で行くことになっていると返信したが、バッタリはないだろうと思っていた。

前夜から、一応 行くことに決めていたのだけど、雨の具合がどうなるのかと気をもんだ。
でも当日の朝になると、家を出るころには あがっていたので、ほっとした。
あとは、陽が射してくるまでに どのくらいかかるかだなと思う。

小田急線車内でAYさんが斜め前に座っていられるのに気がついた。この偶然を喜ぶ。
今日は、まーちゃんとゴーラ沢に行かれるとのこと、
久しぶりにお会いしたので話が弾み、あっという間に新松田。

ホームで一緒に行く Yさんと、改札を出た所でまーちゃんと一緒になった。
奇しくもAYさんとまーちゃんは、ヤシロ沢右岸尾根を登っていらっしゃるのだった。
「上部にキレット状の所があるから、そこだけ気をつけて」とアドバイスをいただく。


山北駅でお二人と別れ改札を出ると、
車を出してくださるBさんが既に待っていてくれたので、一路玄倉へ向かう。
ダム放流中の表示があり、玄倉川の水量は多めだった。

小川谷出合から、右の玄倉林道を奥に進むと、
ゲート手前には大っきな水たまりが数ヶ所あって、かなり降ったらしかった。

工事用のゲートは、もうなくなっていたが、
左の広場にはロープが張ってあって、まだ駐車はできないので
小川谷出合から手前に戻って、イガイガさんの車の向かいに駐車した。

準備して8時10分に出発。








林道歩き2時間なので、わき目もふらずに ずんずん歩く。
といいたいところだけど、そうはいかない私たち。
景色や隧道の写真を撮りながら、気持ちだけは急ぐ。

ゲートから40分で、今日の第一目的である「新青崩隧道」に到着した。
林道をそのまま左奥に進むと、今までの古い出入口がある。



▼ 最初なので新青崩隧道入口で記念撮影を


▼ 周りに杭?が打ってあったので、まだ手が入るのかな






Yさんとヘッ電を出してトンネルに入った。壁も足元もツルツルしていて歩きやすい。
規則的に壁に数字が記されているようだ。チョークで書かれた数字も そのままだ。
途中からトンネルの幅が狭くなっていたが、ここが古い方とのつなぎ目だったようだ。

Bさんは灯りなしで歩けるかどうか、左壁を手で触りながら進んだそう。
壁も下も平らだから、つまずいたりもしないで出口まで辿れたとのことだった。
素掘りのような趣はなけれど、前より安全に歩けるのはいい。
なにしろ出入口が手前になったので、長くなったからね。












さらに歩くこと1時間、やっと第八隧道を抜け、雨山橋を渡った所から川原に下りた。
水量が多いので靴を脱いで徒渉。素足の徒渉は久しぶりだ。
足の裏が石に負けてヒーヒー泣いたけど、靴を履いたあと足がポカポカしてきて気持ち良かった。

取り付きを探す。
少し右に進むとヤシロ沢があったので、適当な所から手入れされた植林内を登り始めた。
15分も登ると自然林になって感じが変わった。

AYさんとまーちゃんが歩かれた時は自然度100%、
テープ類が一切なくて良い尾根とのことだったけれど、
3年たった今は、尾根の下部に時々赤いビニールテープが巻かれていた。











1070mの辺りで右からヤシロ沢の枝沢が突き上げている。
そこが、AYさんたちが言っていたいやらしい所だった。
右から回り込む際に木の根っこに一歩乗せるのだけど、それが浮いていて ぐらつくのが怖かった。








左岸尾根はアセビとシキミで歩きにくいので、AYさんの言われるように、
こちらの右岸尾根の方が自然林で ずっといい。

ただ、ほとんどササが枯れた棒状で、こんなに枯れていると
いろいろな面に影響が出て来るだろうと心配になる。
現に、鳥の調査をしている知り合いの方が、
ササヤブに住む鳥のクロジがいなくなっていると言っていた。

もし、昔のようにササがあったら、こんなに楽にVルートは歩けないのだろうけどね。









左の木の間ごしに白ザレの斜面が見えてくると、大石山はすぐだった。









尾根をまたぐ感じで、ヨイショと向こう側に一段下りると、登山道があってベンチや道標もあった。
尾根に取り付いた時は、まだ曇っていた空が、今は陽も射し青空。東西の展望がバッチリで嬉しい。
周囲の景色は1ヶ月でずいぶん“秋”が進んでいた。












ひと休みして、白ザレの鎖場を過ぎると、そこからは気持ちの良いハイキングコースだ。
ただ、前回と違って今回は登りなので、ルンルンとは行かないけれど
あちこちに花が咲いていて楽しいし、広葉樹の紅葉が始まっていて見飽きない。










石小屋ノ頭の手前の1300m辺りは、新旧の道標などでにぎやかだから、
気がつかずに素通りしてしまうことはない。
左に入るトラバース道の入り口には、間違って入らないよう倒木が置かれている。

Bさんは、ここを20年前に歩いたそうだ。
その時の写真を、下山してから見せていただいた。

それは今と同じ場所とは思えない、まるでササの穴にもぐりこむような
真っ暗なヤブのトンネルだった。

その10年後、つまり10年前に通りかかった時の写真も、一緒に拝見したが、
まだまだヤブは濃かった。
今回、こんなにスッキリと見通しが良くなってしまっているのに、本当にビックリされていた。









少しするとシッカリした尾根に乗る。この尾根が、また何とも言えずステキだ!
特に小広くなった1110mから1080m辺りの林相が素晴らしい。

途中で、Yさんが黄緑のツルツルした実を見つけた。
今まで見たことのないもので、懐かしいような独特な匂いがする。
いくつか拾って調べることにした。

赤・黄のテープが付いていて何となく確認しながら下って行く。
途中、僅かの間 見失ったけれど、沢が見え始める前で再び見つけた。
最後は、適当に急下降で同角沢に下りた。

帰宅後、イガイガさんと登りに使った時の軌跡と今回のものを比べてみた。
下りのルートから考えた場合、1180mから下を登りの時は もっと北側を歩いていた。

この辺は どこでも歩けそうだけど、ホントのところ、昔の径路はどこについていたのだろうか?











川原に下りて時計を見ると13:25だった。
このあと遺言棚と東沢鉱山跡の両方に行く時間はないので、
さて、どっちに行こうか考えた。
結果、今日も水量が多いので遺言棚を案内することにした。

下りてきた所から下流に向かって歩いて行くと、右にケルンがあって
Yさんがヒョイと一つ石を積んだ。

まず落ち口へ。正面に見える細い木が、ほんのりやさしい赤に染まって
景色が“カラー”に変わっていた。
こういうことで感じる時間の流れって いいなぁ。








そして遺言棚だ。下り口をチョット迷ってしまった(笑)
途中、ケッコウな所もあったので、なんとか記憶にあるガレルンゼに出、
無事に お二人を遺言棚と対面させることができて ほっとした。









ここでランチにしてから、再び落ち口へ戻った。
上流に少し移動して東沢乗越に登り返すつもりだったのだけど、
地形図を見ていたBさんが、落ち口のすぐそばの小さなルンゼを登れば乗越のそばに
出るのではないかと推測、ショートカットすることにした。

しかしながら、時間短縮の計画は ちょいと甘かったのだった。   ② へつづく



 
                       

♪♪ 今日 出遭ったものたち

▼ シラヒゲソウ三姉妹? いや、やっぱり三兄弟だよね  ▼ ??


▼ シロヨメナ                          ▼ ダイモンジソウ


▼ あでやかなイワジャジン                   ▼ 見事な株のダイモンジソウにビックリ!!


▼ しだれイワシャジン?                    ▼ オトコヨウゾメの実 / Yさんご教示


▼ 苔も癒し系だよね                      ▼ リンドウは陽が当たれば開くかな


▼ クチベニタケは初見。似たホオベニタケもあるらしい  ▼ 山中小学校キノコ組!?かっわいいねー


▼ タンザワヒゴタイ?                     ▼ キランソウかタチキランソウ?狂い咲き


▼ 同角沢への下りで拾った実は、Yさんの調査でカヤの実と判明!


▼ ナギナタコウジュ ぴんぼけ~▼ イワシャジンのネックレスだ!  ▼ リュウノウギクは可愛いな


▼ テンナンショウの実       ▼ ヤマグリの こつぶっこ     ▼ イワシャジンのすだれ?


▼ アナコンダのようなツル~!▼ 舞台でライトを浴びるイワシャジン▼ カラフルな小さい秋

















未踏の モチコシ沢ノ頭から女郎小屋ノ頭南尾根を行く


▲ ようやく東沢乗越の青空が見えた。9月18日は右の尾根から来たけど今日は逆に そちらへ向かう。ルンルン♪




以前、敷地山から女郎小屋ノ頭までは歩いている。つっちーさんも一緒だった。
でも、その先は未踏で ずっと気になっていた。

つっちーさんも、この山域には関心があるとのことなので、
今日は、まず女郎小屋沢出合から日向山経由で女郎小屋ノ頭まで行き、
モチコシ沢ノ頭を通って東沢乗越、東沢から仲ノ沢径路を歩こうと、
二人で玄倉林道へ向かったのだけど・・・・・

いろいろ想定外のことありで、楽しい山遊びとなったのだった。





2011.10.4女郎小屋ノ頭




2011年10月4日 晴れ 
メ ン バー: つっちー さん、はっぴー
コ ー ス : 小川谷出合手前に駐車―仲ノ沢林道―仲ノ沢径路―東沢―東沢乗越―モチコシ沢ノ頭―
         女郎小屋ノ頭―女郎小屋ノ頭南尾根―日向山―日向山南尾根―仏岩―玄倉林道―駐車地
                                     (行動時間:9時間)
 
      ※ コースは上図参照:ピンク線はロガーの電池切れのため、描きくわえた部分
        沢歩き少々あり。地形図が読めコンパスが使えることが最低条件
       モチコシ沢ノ頭―女郎小屋ノ頭 間は危険区域なのでバリエーション・ルート精通者向き         




玄倉林道の工事期間は9月いっぱいだと、
9月18日にイガイガさんと歩いた時に,看板で確認していた。
だから、4日の今日なら もう自由に通れるものだと夢にも疑わなかったのだ。

それが・・・
小川谷出合から玄倉林道に入ると、工事が終わった雰囲気とは程遠く、
関係者の方もゲート付近に数人いらして、物々しい雰囲気だった。

どーなっているのか訳が分からないので伺ってみると、
台風の影響で工事期間が1ヶ月のびたので、まだ通れないとのこと。
う~ん、今日は最初から調子が狂ってしまった。

でも、この秋晴れだもの、あきらめてはもったいないので、
仲ノ沢林道から入って逆コースで歩くことにした。

車を小川谷出合の手前、工事車両の邪魔にならない所に駐車して、いざ出発!
しようとスタート時間を記録するために、カメラの電源を入れたところ、
あれっ、何度やっても液晶は暗いままで電源が入らない。

日向薬師ではチャンと撮れたのだけど・・・・・
落とした覚えがないので、どこかにぶつけたのかな?
私の慌てふためく様子を見た つっちーさんが快くカメラを提供してくれた。大感謝!!

さて、仲ノ沢林道。
3日前の1日にardbeg さんが歩かれた記事は拝見していたが、
実際に歩いてみると、かなり大がかりな崩れが数ヶ所あった。
この整備がされないと当分、車では入れないだろう。

もしかしたら、青崩トンネルの方が終わってからこちらの修復かな?
なんて話しながら、ひたすら歩いたのだった。


          ※ 本日10月12日に「キリヤマ隊長と語ろう」を訪問したところ、
            Hayaさんという方からの「玄倉林道が9日に開通した」との情報が
            寄せられていたので、県の森林課に電話で確認した。

            「工事自体はまだドロなどの運び出しをしているが、『新青崩トンネル』は
             通れる。トンネル内の灯りはないのでヘッ電など各自準備が必要。
            仲ノ沢林道の整備に取り掛かるのは、県内に他にやる場所があるので
            まだ先になる見通し」とのことだった。





▼ レッコ水の次は、ガードレールも埋まって、まるで河原を歩いているような状態




▼ 倒木の山も、ヨッイショー!と乗り越えて・・・もうイヤになった頃に、やっと仲ノ沢径路入口




いつも車の恩恵に浴しているけれど、今日は小川谷出合から歩いて1時間のアルバイトだった。



▼ 仲ノ沢径路にも倒木があった。でも思っていたほどでもなかったな




▼ 白ザレの下部が また埋まったようで、昨秋来た時より 登る距離が短くなったかな?




▼ 一番 戸惑ったのが この植生保護柵、ケヤキ平が分断されていて迷路みたいだ。こんがらがっちゃうよ~




去年の秋は ここでランチにしたのだけど、まさかのダニ襲撃にあい、
即、逃げ出したのだった。
今回は河原におりて堰堤前で食べることにした。



▼ ここの堰堤には青空が よくにあうなぁ




▼ 東沢への入り口は庭園みたいな感じ。つっちーさんはここから未踏




▼ おお、途中にクマさんの落し物!これってホントに けだものくさい




2年前の11月に歩いた時の印象は、苔がきれいで雰囲気のある沢だった。
沢中の石も苔と相まって落ち着いておさまっていた。



▼ 2009年11月に歩いた時の東沢の様子 4景










ところが今回、周りはともかく沢の中の苔は流されてなくなっているし、
沢床は大小の石で埋まっているし、荒れた感じが何とも味気ない。
まるで前歩いた時とは違う沢を歩いているような気になってしまった。



▼ 今回 歩いた東沢の様子 5景












探すほどの気持ちはなかったけれど、もし鉱山跡や湧水地が見られればラッキーだな~
と周りを見ながら歩いていたのだけれど、いつの間にか通り過ぎてしまったようで、
前方に東沢乗越の青空が見えてきた(トップ写真)



▼ つっちーさんは途中から右手にそれてツメた




と、ここでまたハプニング!

これからが今日のメインの未踏区間だったのに、
つっちーさんから借りたカメラのバッテリーがなくなってしまったのだ。
これには、かなりガックリきたけれど、仕方ない・・・また来ればいいさ!

ということで、写真はここまでー



♪♪ 出遭ったものたち

▼ 分からないのに撮ってしまう(笑)▼ ホトトギス



▼ シロヨメナ               ▼ シラヒゲソウ



▼ マイマイ?               ▼ イワシャジン



▼ ダイモンジソウ       ▼ ガマズミ?赤い実もいっぱいあって難しいなぁ





東沢乗越に到着した時間しだいで、先をどうするか判断するつもりだった。
考えていたより30分ちょっと早く着いたので、予定通りで行くことにした。

もちろん時間のことが大きいのだけれど、今きたルートを また歩くのが
二人ともイヤだったのだ。

乗越で、つっちーさんに看板や地形、方角などの説明をしたあとで、
右手のモチコシ沢ノ頭に向かった。
時間的に余裕があれば、遺言棚も案内したかったのだけど、今日は滝の音だけだね。

自然林の感じのよい尾根を50mほど登ればモチコシ沢ノ頭だ。
つい半月前はあったのに、今回は下の写真の木の切れ端が見当たらない。

あれっ~!?と思って探したら、つっちーさんが もっと小さくなってしまって、
地面に落ちているのを見つけた。
拾って木の又に差し込んだけど、きっとまた落ちてしまうだろうね。



▼ 9月18日にはこんなふうだったけど、半分以下になっていた




さて、今日のお楽しみはここからだ。
裸山丸方面は南に向かう尾根で、これは分かりやすい。

ところが、途中のP1080m経由で辿る女郎小屋ノ頭への最初の下り50mは、
幅広、急下降、白ザレでけっこう いやらしい。

きちんとコンパスで方向を定め、常に確認しながら下らないと、
左手南西方向に出ている小さな支尾根に引っ張られてしまいそうだ。

途中にある木につかまりながら、慎重に下りて暫く行くと、
やや右寄りに赤テが見えたので、そちらにトラバースして尾根に乗った。
まだ気は抜けないけれど、これでチョット ほっ~だった。

鞍部になってから少し登ると右側北西方向に支尾根が出ているので、隠れピークがある。
最初これをP1080mかと思い、先に見えるP1080mを女郎小屋ノ頭かと思ったが
コンパスを当てると、どうも方向が違うので、一つずつズレているのだと分かった。

歩きながら「なかなかだったね~。今までの何番目くらいかな?」と話し合う。
「3番以内には入るね」「うん、2番か3番だね!?一番はやっぱりアソコだね!」
「うん、アソコアソコ(笑)」
こんな感じで、今まで二人で歩いてきたワクドキ度と比べてする判定談議も楽しい。

女郎小屋ノ頭周辺は、冗談でなく本当に写真を撮りに もう一度きたいと思わせる
自然林の美しい所だ。静かで人がいないのもいい。


さて、下りだ。女郎小屋ノ頭も1080m。
この先、左岸尾根に入らないよう920mあたりで、左の南東方向に向きを変えて
70mほど下ると南尾根に乗る。
そうしたら80mもゆるやかに下れば、18日に日向山の790mあたりから
トラバースして辿り着いた鞍部に出る。いや、出たのだった。

逆コース計画なら、日向山山頂から18日に登った南西尾根を
女郎小屋沢出合まで下ることになっているのだけど、問題はここからだった。

シカ柵が出てきて、日向山の山頂に直登ができず、自然に西側にトラバースを強いられて行く。
しかも、周りの感じが どこも似ているので、尾根の特定が難しい。
一度、下りかけたが、どうもイマイチここで良いのかどうかの確信がもてない。

急がばまわれ!不安を抱えたまま下降してもロクなことはない。
ということで、やはり日向山の山頂まで登り返して、きちんとコンパスを振ることにした。
ちなみに山頂付近もシカ柵で囲まれていたけど、すぐそばまでは行けた。

80mの急登の登り返しは こたえたけれど、でも、これで不安は消えた。
地形図を確認する。30m下ったら徐々に西に向きを変え、その後、南西に下って行けばOK!
10mくらい下っただろうか、左のシカ柵に穴があいていて、
向こう側の木に太い黄テ&赤テが しっかり付いていた。

たぶんこれは方向が違うなと思いながら、とてもしっかりしたマークだったので
カンで大丈夫だろうと思い、こちらを下ってみることにした。

テープは途切れることなく、不安を感じさせずに下へと導いて行くが、
本来下ろうと予定した尾根と、ちょうど90度の角度でズレていた。

つっちーさんと、多分この尾根を下っているんだね!
という予想が確信に変わったのは、正面に仏岩が見えた時だった。



▼ 日向山からの下降ルート
2011.10.4女郎小屋ノ頭 - コピー



去年、玄倉中流域で遊んだあと、青崩隧道で装備を解いていたら、
単独の男性がここを下ってきた。
で、この階段から始まる尾根を、今度登ろうねーと二人で言っていたのだけど、
登る前に下ることになってしまった。でも、ここは やっぱり登りには使いたくないな。

今日は水が少ないので玄倉川の徒渉が楽だった。

青崩隧道に登り返す石ゴロの始まる所に、
シカが川の方を向いて倒れていたのに気づかなかった。
すぐ横に並んだ時、茶色の物が目の端に入って、驚いて思わず悲鳴をあげてしまった。
こんなに生々しい死体を見たのは初めて。
合掌して通りすぎた。

帰宅後、まーちゃんのブログを拝見した時、
記事中に10月2日にAYさんと玄倉ダムから歩いた際に、
怪我をしてうずくまっていたシカがいたことが書いてあったのでビックリした!

さて、ここからの林道歩きは約1時間、ジッと我慢でひたすら歩き続けたので、
暗くなる前に何とか車に帰ることができた。


今日のコースは、最初の予定通り、女郎小屋沢出合から始めれば、もっと楽だったと思う。
でも、こんなに面白くはなかっただろうね!

つっちーさん、玄倉林道も大手を振って歩けるようになったことだし、また行きましょう~♪













マツムシソウの やさしい色が好き

 



ある日  あるところで・・・・・ 


















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