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2011年春の丹沢 Archive

西沢のナメ滝で スカッと はじけて最高~の気分


▲ まさに“芸術的”な西沢の堰堤。この角度だと自然の滝のようだ。shiroさんが入ってgood!



イガイガさんが行かれた西沢の写真が とっても綺麗だった。

私も歩いてみたいなー!!
と思っていたら、M-Kさんがコラボをされるというので、
またまた ご一緒させていただくことにした。

今回は「堰堤博士」も遠路はるばる参加されるとのこと。
ご一緒して、自分の内に堰堤に対する興味がわけば
山を歩く楽しみが また一つふえるかな。





                                         (M-Kさんの軌跡を拝借。多謝)



2011年5月21日 晴れ
メ ン バー: M-Kさん、shiroさん、T.I.さん、ardbegさん、はっぴー
コ ー ス : 山伏峠付近にP―要所小屋ノ頭(水ノ木分岐)―山伏歩道―昔のガイドブックに出ている作業道
        水ノ木林道―樅ノ木橋(入渓)―西沢遡行―1306P―1297.3P(石保土山)―水ノ木分岐
        ―山伏峠付近P地                   (行動時間:およそ8時間25分)
 
                      ※ コースは上図軌跡参照:地形図が読めコンパスが使えること
                        ユニークな同行者がいると楽しさ3倍!?




山伏峠は何回か来ているが、この入口がだんだん過激に?なっていく気がする。
5年前に来た時はバリケードはなかった。

ホントかどうか定かではないが、
ここは某テレビ局がロケのために買い上げていると、以前 聞いたことがある。

駐車は少し山中湖寄りに戻った所のスペースに。



▼ これでは入れないので、旧トンネルの左側から取り付いて よじ登った




ホンの少し急登を我慢すると、わけなく大棚ノ頭への歩きやすい登山道に合流した。
新緑の中のハイキングを楽しみながら、のんびり歩く。


▼ 途中で見かけた案内板。かつて友人は ここに泊まったことがあるそうだ



▼ 「西群馬幹線258号鉄塔」から富士山が綺麗に見えた。やっぱり嬉しいね



▼ 花の写真撮影にも熱が入る お二人



▼ 「佐久間東幹線303号鉄塔」からは 南東に西丸が見える



▼ 「う~む、何とも不思議な木だ」黒く見えるのは根っこなのだ!



▼ 水ノ木分岐から西丸に向かうヤブ中で 嬉しそうに笑う ardbegさん




私は てっきり「山伏歩道」を1004m経由で金山沢に下るのかと思っていた。

しかし、M-Kさんが、途中から右に進む作業道があるので、
そこを下ると水ノ木林道終点の少し手前で、金山沢に下りられるとおっしゃる。
以前、歩かれた時、偶然その作業道を見つけられたとのこと。

実は去年、山伏沢(沖ビリ沢)を歩いた時、その道がどこに行くのか気になった。
同行者は古いガイドブックに載っていると言っていたが、
今回、歩ければ その疑問が解けるので嬉しい。

もう一つ、この手前を横切っている「ビリ沢歩道」も気になっている・・・


▼ ここから入って行くと しっかりした道が続いていた



▼ 最後はビリ沢沿いになった。樹間から堰堤が見えたので博士に声をかけた



▼ すると、ハヤテの如く駆けつけて 一瞬で堰堤に!その情熱にはいつも感動する




金山沢を渡って、あとは水ノ木林道を樅ノ木橋に向かった。
今日のアプローチは面白かったな~


▼ 沢支度をして橋の下流から入渓した




橋をくぐるとショッパナからナメが現れるのだ。
M-Kさんと二人、年がいもなく(笑)思わずテンションが上がってしまったー


▼ ああ、うれしや!最高!!と はしゃぎまわる(ardbegさん撮影)



▼ その様子に下でボーゼンと?立つお三方



▼ ゴーロも出て来るけど、白と緑のコントラストが美しい5月の沢



▼ 樅ノ木沢・西沢出合で樅ノ木沢の堰堤の説明を博士から直々に伺う(ardbegさん撮影)



▼ 出合では西沢にも堰堤がある。西沢堰堤上で処理の素晴らしさに感動する博士




そして、ナメとゴーロと 時に倒木の出現が繰り返されながら、
爽快な沢歩きが続く。
山伏沢より沢幅が広く開放感があっていい感じだ。

もう嬉しくて、滝の写真を撮るのも忘れて登ってしまうこと、しばしば(笑)
上に登ることの幸せを思いっきりかみしめた。


▼ 癒しのナメ風景① おー、プールだ!夏はいいだろうなぁ


▼ ② 


▼ ③




そして、大きな倒木がかかる直爆に出た。
まずはM-Kさんとルート談議を楽しんだ。

イガイガさんは左壁を登られたそうだが、取り付きは足長じゃないとシンドそうだ。
右側もシブイけど、何とか なりそうな感触もあった。

最後まで ねばっていた私をみかねて、ardbegさんとshiroさんが「ロープ下ろしましょうか?」
とご親切に言ってくださったが、そこまでしていただくのも申し訳なく、
みんなのあとを追って、滝から離れた右側をよじ登った。

もし、次回があったら、イガイガさんと花立小僧さんと同じように、
左の倒木からチャレンジしたいな。


▼ この写真、なごみ系で大好き!!(ardbegさん撮影)
eca8 (2)


▼ あえてゴルジュっぽい所を登って遊ぶ



▼ 巻くより登った方が楽だし たのしい



▼ そして12mの大滝が姿を現した。水量が多ければもっと美しいだろう




前日の20日に、4人でHALUの方々がここを歩かれているが、
この滝の上部についてucon さんが次のように書かれているのを、後日拝見した。

【途中15m程度の滝は巻いて上からザイルをフィックスしてアタック。
しかし落ち口はホールドが無く、岩がヌルヌルのためゴボウになってしまった。】

そうか、やっぱり上に行かずに
あのバンドから登ったM-Kさんの ご判断は正解だった!!


▼ 大滝の途中まで登って上部を偵察されるM-Kさん。二人でこのバンドから右上に上がった



▼ 大滝を越えるとツメの様相を呈してくるが、ご覧のように大きな石が多い沢だ



▼ そして、こんな壁のような大岩が現れ、ここで左右に分かれてツメてみることに



▼ 私は ardbegさんに付いて右へ。耐えられる程度のヤブだけどダニが気になるなぁ




飛びだしたのは、1306の細長いピークの東寄りのようだった。
shiro さんは もっと西側に出たはずだ。
ヤブの濃さは、どっちもどっち?


▼ やっと登山道に出て、ほっ~とする瞬間が何ともいえない



▼ あとは、こんな景色を楽しみつつ「登りがキツイ~!」とボヤキながら



▼ 緑の稜線を 西沢ノ頭―石保土山―水ノ木分岐を経て、山伏峠まで歩くだけだった





今年、一番スカッとした山遊びだった。
この辺の沢は癒し系だから、バンバン歩けて とても楽しい。

堰堤博士のT.I.さんの参加で、石積み堰堤の素晴らしさが ホンの少し分かった気がした。
鉄塔もいいけど、この手の堰堤も魅力的だ~
33個あるそうなので、他の物も見てみたいな。

M-Kさん みなさん、楽しかったです!ありがとうございました。











つっちーさんと 今春の「ニカニカ集会」開催地で まったりする


▲ 山はわずか1ヶ月で 緑のドレスに衣替えしていた!!



5月18日。
「春のニカニカ集会」から ちょうど1ヶ月。
あの時、用事があって参加できなかった つっちーさんの
足のリハビリを兼ねて755Pへ行ってきた。

今日は無理せず、上ノ原から同じルートを往復することにした。

私は、きこり村から権現山を越えて、ここを焼津まで下ったのが初めてのV.ルートだったけど、
つっちーさんも 同じルートが初Vと知って驚いた。すご~い偶然!

ここは、われわれには思い出の場所だね。



▼ これが4月17日の「ニカニカ集会」の時の写真。感じが違う~



▼ マユミの木の下で記念に一枚




今日は暖かいので、展望は もやっ~と春霞。
ポカポカまったり甲羅干しだ~

まさに「至福の時」、お金で買えない贅沢だね。


▼ 見える山なみも当然 緑だ




ミツマタの咲く頃しか来たことがないけれど、
季節ごとに雰囲気が変わるのだろうなぁ。


▼ 十分リフレッシュした後、新緑の中を上ノ原へと下った













「諸窪径路①」スリル スリルのオン・パレードにトラバース酔い!?


▲ 今回のハイライトは、前回は渡れず高巻きしたという写真No.34地点の崩壊地通過だ。
  間の一歩が置けないので、中央やや右の白ザレ苔石に飛び移る。




以前から“古道”に魅かれていた。
最初は富士見峠から続く道だったろうか、いや織戸峠だったかもしれない。
切通峠から切通沢へ下って行く道も風情があって心そそられたっけ。

「山神径路」をユーシンに向かって歩いたのは 2003年9月だった。
その時の面白さと驚きが新鮮で、次のように記している。

【ここは昭文社の地図では、コースタイム1時間10分の短区間にもかかわらず、
 沢5本のトラバースと危険箇所2ヶ所が記されている。
 2日間のうちで一番興味があった所だが、丹沢がもろい地質だということを
 まのあたりにした。

 このルート、2年半前には傘をさして歩けたというメンバーの言葉に、
 崩壊の速さが伺える。
 あと数年で、あるいは今度崩れたら通行不能かと思える箇所もあり、
 あたかも崩壊と補修のイタチゴッコのようだ。

 林道に出る直前、もし逆コースで歩いて来たら「道が突然消えている」ような
 錯覚を覚えそうな所が2ヶ所あった。
 本来のルートが崩れ、ドンドン道が上に作られている。
 これにはビックリ!特に印象的だった。】




モロクボ径路



2011年5月14日 晴れ
メ ン バー: イガイガさん、Kazさん、はっぴー
コ ー ス : 和田バス停そばに駐車―大滝橋―マスキ嵐沢出合―大滝沢―地獄棚沢右岸径路―
        大滝峠上―諸窪径路―畦ヶ丸南東尾根1079m西鞍部―鬼石沢・マスキ嵐沢界尾根―
        東海自然歩道―箒沢林道―笹原沢排砂口―駐車地  (行動時間:およそ8時間10分)

                    ※ コースは上図軌跡参照:地形図が読めコンパスが使えること
                      トラバース熟練者でVルートに精通した同行者が必須



そして、丹沢に 多くの“径路”があるのを知ったのは、もっと後のことだ。
山中で生活したり、行き来したりする上で径路は大事な“生活道”だったのだろう。

“径路探索の達人”イガイガさんの話によれば
「ほぼ同じ標高をトラバースしながら続いている」そうだ。

昨秋のニカニカ集会翌日の イガイガさんとKaz さんの「諸窪径路」探索に、
同行の許可をいただくも都合がつかず、今回のコラボ参加となった。

まだ、「オバケ径路」も「西沢径路」も歩いていない私が、
“難易度最上級”と達人が判定される所を いきなり歩くのだ。

これまでの探索記を読めば読むほど、不安は募るばかりだったが、
こんなチャンスは二度とないだろうと思うと、やっぱり行きたい!行ってみたい!!

それに
「大丈夫ですよ。私もイガイガさんもイメージよりは慎重派ですから。
しっかりフォローしますので安心してください」
という Kaz さんのやさしいお言葉は とても心強くありがたかった。

でも、結局、悪場難所をクリアーできるかどうか、最後は自分だ。
なるべく お二人の足を引っ張らないようにしようと思いながら
当日、諸窪径路に足跡をつけに行ってきた。

さて、その顛末は? 写真中心で どうぞ。(【K】は Kaz さん、【I】はイガイガさんの撮影写真)




1.径路入口までのアプローチで 早くも“洗礼”を受ける

お天気は上々。
景色の良い尾根コースや山頂、それに沢も気持ちの良い季節だけど、
好き好んで1050m付近の山の中を、虫のように這いまわるのだから・・・

今日は 白ザレトラバースの踏ん張りに不安があるので、
スパイク長靴にしようかと思ったけど「ザレでは有効でも、岩場もあるし、
普通のトレッキング・シューズの方がいいんじゃない」という
イガイガさんのアドバイスにより、それでは と本沢で初履きした軽シューズにした。

大滝橋のチョット先に駐車して、東海自然歩道をマスキ嵐沢出合まで。
そこから大滝沢に下りて新緑の川原を行くと、清楚なツルシロカネソウの花が目についた。


▼ ツルシロカネソウは、白くてあっさりした花が好ましい




およそ20分ほど歩いて沢が右に曲がる所から、地獄棚沢右岸径路に取り付く。
地獄棚は何回か来ているけど、いつも鬼石沢左岸尾根を上がるので、ここは初めて歩く。


▼ この左から右岸に取り付く




途中、沢への転落防止のためトラロープが張ってあったりするが、
概ね良い水平道をルンルンしながら行くと・・・おお!


▼ 本番前の こんなとこ①  ここは柵があるから問題ないが、暫くこんなのが続いて



▼ ②  こういうザレトラバースが現れる



▼ ③  かれこれ20分間にわたり、数ヶ所で緊張と息抜きを繰り返し



▼ ④  洗礼を受けたのだったが・・・




達人方は「この程度、諸窪径路の崩落に比べたらなんてことない」と、
“乙女度”をアップさせるようなことを のたまうのだった。

このあと、ようやく 大滝峠上から南東に出ている捨太郎沢右岸尾根に乗ると
ほっと ひと息という感じになった。

この尾根は途中で914Pからくる尾根と合流するが、昨年10月16日に、
地蔵平からセギノ沢を大滝峠に上がった帰り、ここを歩いたのを思い出した。

その時、あやうくこっちの尾根に入りかけ、気になった尾根だったので
偶然だけど歩けてラッキー!
(イガイガさんに地図読みのダメ出しなんぞ とんでもありまへんわなぁ)


▼ 自然林の とても良い尾根だった・・・次なるニカニカ候補地?





2.ここから本番スタート! いざ「諸窪径路」へ

さあ、やっとスタート地点だ。歩き始めて2時間半が経過している。
気合を入れ直して、斜め右への入口を入って行く。
最初は おいでおいで~の良い道だけどね・・・


▼ 新緑は美しいがササは枯れている。昔はもっとヤブが濃かったのだろうな~



▼ 5分も行かずに白ザレトラバース。この手前ではドライバー渡り、ここは木の根がラッキー!【K】



▼ 沢の向こう側に径路跡を探す達人方(この写真はお気に入りだ)




イガイガさんによれば、「径路を見失うのは沢を横切るときが一番多い」とのこと。
今回歩いた所は捨太郎沢と鬼石沢の上部で、細かい枝沢がたくさん入っているから やっかいだ。
目と鼻の先の距離なのに見つけられないのが何とも不思議だし、もどかしい。


▼ 沢を横切る所で見失って探す、というのが多いパターンだ



▼ それっぽく見える所は、あんなとこでも登って探索の“黒装束のスパイダーマン”



▼ 尾根のトラバースはこんな所もあって、ほっと気が抜ける。顕著な径路の痕跡も所々あって嬉しい



▼ でも、そんな所はアッという間に終わって、次なる試練が待ち受けているのが「諸窪径路」だった



▼ ほらね!ここがトップ写真の所。ロープを持って足場を目測する Kaz さん カッコイイ!



地図で見ると、大滝峠上の少し北にある小ピークから南東に出ている尾根の1080m付近に
真東から突き上げている枝沢の源頭だと思う。

ここを前回は渡れずに高巻いたので、渡ってリベンジするのが Kaz さんの今日の目的だそう。
このことは事前に知らされておらず、通過後に初めて聞いた。
達人方は、私を怖がらせないようヒミツにしてたのかな。

白ザレ=よく滑る=こわい~!
というイメージが頭の中にインプットされているので、
念のためにロープを持ってとはいえ、Kaz さんが向こう側の、
上が白ザレで横に苔が付いた石に飛び移るというのを聞いてドキドキした。

でも、やっぱり Kaz さんはスゴイ!なんなくクリアーした。
ということで、次は私の番だ。

“ビビりと乙女”が入って、しかも短足の私も ここを飛ぶっきゃない。
今までくぐってきた“修羅場”の度胸を全部かき集めて、今日の“核心”をエイヤッと飛び越えた。

イガイガさんは脚なが~いから いいよね~!余裕でクリアー。

お二人のおかげで何とか無事に通過できたけど、
ここは、ながい脚と滑らない靴が欲しいところだったなぁ。




▼ その後もこんな状態が続き、100均のドライバーは思ったより頼りになった【K】



▼ 上の写真の所を通過して、核心の崩壊地を振り返って撮影。ひぇ~!!いったいどこを歩いたの!?




核心の先の鬼石沢支流を横切って跡を見失い、お二人が上と下を探索する。
高度計と、イガイガさんの「Part4総括編」の地図で考えると
もっとスムーズに見つかっていいはずなんだけどな。

前回の探訪から半年経過しているので、分かりにくくなったのかもしれない。
何しろ、ここがそうだと思えば、どこでも径路跡に見えてしまうのだ。


▼ 崩壊地を通過して尾根をトラバースし、また次の沢を横切る【K】



▼ 上と同じ場所に立って、径路の続きを探すイガイガさん



▼ また尾根によじ登ってトラバースし【K】



▼ 沢を横切って尾根に乗る 【I】




このあとも、「沢を渡って対岸の径路を探して、尾根のトラバースをする」の繰り返し。
初めて、しかも夢中で歩いてた私には、写真を見てもみんな同じような感じで
どこがどこやら良く分からない。


▼ 木に隠れて見えにくいが、ちょうど写真の中心の位置に Kaz さんが立って待っていてくれる



▼ 上の写真の尾根をトラバースして行くと・・・これは径路跡!?




鬼石沢本流も2年前に遡行しているのに、横切ってもどの辺りか記憶にない。
もっともツメに近い所なんか 同じ感じに見えて いちいち写真は撮らない。
でも、さすが本流、今まで渡ってきた沢とスケールが違う。


▼ 鬼石沢本流に立つイガイガさん



▼ 左岸尾根に登って探索するが成果なしで、下に戻る



ここで、イガイガさんが誰かと話をしているのでビックリ!
鬼石沢を遡行して来られた方らしいが、まさかこんな所で人に会うとは思わなかった!!



▼ “スパイダーマン”から“ターザン”に ヘンシ~ン



▼ みんな径路跡に見えて、だんだん区別がつかなくなってくる。これってまさしく“径路病”? 【K】



▼ これは明らかに径路の痕跡。イガイガさんは石の様子で分かるらしい



▼ やっとやっとマトモな場所に出た。ここは畦ヶ丸・前権現山の吊尾根、1079P北東側鞍部だ。




ここで既に13時半。
それなのに、まだ半分弱の行程しか来ていない。

下棚沢や本棚沢の支沢を、これから通過して行かなければならないし、
今までの集中力を保ちながら、あと半分もの行程を歩くのは私には無理だ!

ということで、まだ余裕のあるお二人には申し訳ないが、
残りは日を改めていただくことにした。


そう話が決まったところで、Kaz さんがこの続きのところを案内してくれるというので、
空身で付いて行く。
いや~、ここで仕切り直しにしておいて良かったわ。
後半もショッパナから大変だな~と覚悟して、イガイガさんの待つ鞍部に戻った。


▼ 後半戦はここからと、Kaz さんが案内してくれる。一度下って向こう側を登り返すとのことだ





3.下山路の歩きやすさにご機嫌!ニカニカする

さて、下山路について3人で話し合う。
地図を見ると、マスキ嵐沢の下山路に二度 使ったことのある
鬼石沢とマスキ嵐沢の中間尾根で東海自然歩道に出るのが良さそうだと
意見が一致した。尾根の途中で西沢径路が横切っている。


▼ 「諸窪径路」を歩いたあとの歩きやすい美尾根に感動、気分はルンルン【K】



▼ ああ、景色が見渡せるって気持ちがいいなぁ




ついでに、イガイガさんが歩いたことがあり、駐車地の近くに直に下りられるというので、
峰山橋から箒沢林道に入り、途中の植林内を急下降して笹原沢排砂口に出た。
下り立った所から駐車地までは、わずか2分の距離だった。


▼ 箒沢林道は奥まで入ったことがなかったので、一度歩いてみたかった



▼ 下りは わずか1時間40分、左上から笹原沢排砂口に出た




イガイガさん Kaz さん

ご一緒させていただき、ありがとうございました。
お二人の「ここを歩いたら、どこだって怖くないよ」というお言葉、
身をもって実感させていただきました。

ああ、白ザレトラバース
V尾根急登や急下降、沢歩きの比じゃなく怖かった!

私の同行のために距離ははかどらず、
またお二人だけの時にはない余計なお疲れも多々あったことと思いますが、
せっかく“乗せていただいた大舟”なので、後半も同乗よろしくお願いいたします。

                                        はっぴー


下記、イガイガさんと Kaz さんの記事も あわせてどうぞ。


http://igaiga-50arashi.at.webry.info/201105/article_3.html


http://tanzawa-walk.at.webry.info/201105/article_4.html











憧れていた雷滝の上流へ カヤノ沢大滝を見に


▲ 大滝手前のゴルジュを巻くAYさん



今までに雷滝は何度か訪れている。
市原新道から数回と、作夏はつっちーさんと伝道から沢を歩いて ここまで来た。
でも、まだ その先へは行ったことがなーい!!

だから。
機会があれば、原小屋沢、カヤノ沢に行ってみたいなぁと思っていたところ、
M-Kさんが大滝を見に行かれるというので、
これ幸いと、ぜひ ご一緒させていただきたい とお願いしたのだった。

嬉しいことに、当日は沢日和に恵まれた。




カヤノ沢



2011年5月8日 晴れ
メ ン バー: M-Kさん、AYさん、shiroさん、はっぴー
コ ー ス : 魚止橋にP―雷平―原小屋沢―雷滝―カヤノ沢出合―大滝―カサギ沢出合―
        カヤノ沢右岸尾根1380Pから一つ南東側P―カヤノ沢出合―雷平―魚止橋
                             (行動時間:およそ7時間15分)

※ コースは上図軌跡参照:地形図が読めコンパスが使えること、頼りになる同行者たちが最低条件



▼ このプレート、以前は見かけなかった気がする  ▼ M-Kさんの手なれたトラバースは さすが!!



▼ 渓畔林の新緑が美しい中を行く           ▼ 雷滝はいつも威風堂々、好きな滝の一つだ



▼ 滝の左も巻けるというのでAYさんの後を追う   ▼ 小滝が続くと楽しい



▼ 大石をダイナミックにぐんぐん越えて進む



▼ カヤノ沢出合で滝を見ながら ひと休み       ▼ 出合の二条の滝 今度は左の原小屋沢に行きたいな



▼ ミツバツツジが目を楽しませてくれる        ▼ 二段の大滑滝を見上げるM-Kさん



▼ 二段大滑滝は右側の露岩が簡単に登れる



▼ いよいよ核心部のゴルジュへ ここでランチタイム ▼ 左から巻く ニカニカ設置ロープ有りでありがたい



▼ 大滝を見に沢に下りる ここはロープ無し慎重に ▼ 二条の大滝を右側から 苔が美しい!



▼ こちらが大滝の左側 右より水量が多く迫力があるけど写真撮影が難しいなぁ



▼ 左岸から大滝を巻く途中で見えたゴルジュ



▼ 巻き終わって沢に戻る



▼ 右からカサギ沢が入った後は こんな感じに    ▼ 地図を見て正面の尾根を上がることに決めた



▼ カヤノ沢右岸尾根1380Pから一つ南東側のP  ▼ 良い尾根だけど下降はしっかりRFが必要だ



▼ 帰路の雷滝は 朝とは違う静ひつな感じだった



開放的な早戸川流域が好き!!特に新緑のころがいい。
だけど、やっぱりここは遠いのだ。なかなか来るチャンスがない。
今回は とってもラッキー♡ ラッキー♡ ♡ ラッキー♡ ♡ ♡だった。

M-Kさん、AYさん、shiroさん、ありがとうございました。










新緑の中 つっちーさんと「二十一世紀の森」でウロウロ


▲ ご存知「洒水の滝」も新緑をまとって すっかり春の装いに


5月2日。
ずっと延び延びになっていた つっちーさんのリハビリ・ハイキングで、
「二十一世紀の森」を歩いた。
この季節、新緑の中をふらふら彷徨えば、どこに行っても気持ちがいい。

4月2日以来だから およそ1ヶ月ぶりの再会だ。
聞けば、つっちーさんは まだ「洒水の滝」に行ったことがないというので、
ちょっと寄って行くことにした。
平日の朝のせいか、人の姿がない。

イガイガさんが行かれた3月10日の写真(下記参照)と比べると、
感じがずいぶん違っている。
周りはまばゆいばかりの新緑で、滝は木々の葉で やや見えにくくなっている。

http://igaiga-50arashi.at.webry.info/201103/article_3.html


何年か前に一番奥のテラスで滝を見たことがある。
飛沫がかかり、滝壺も見えて、とても迫力があったっけ。
今は この地点で見るしかない。



▼ 「丹沢山別院最勝寺」の境内にはお地蔵様が たくさん並んでいる



そばにある最勝寺の境内もシンと静まりかえっている。

実は、以前、ここを訪れたのは7月の「洒水の滝まつり・火祭り」の時だった。
ヒョンなことから地元の方と知り合い、お祭りに誘っていただいた。

この境内で火祭りが行われ、私も確か家内安全?に御利益がある「御幣」を何枚か拾った。
私の行った年とは違うけれど、下記のH.Pにお祭りの様子が出ている。

http://www.brorun-f.com/west_kanagawa/event/yamakita/takimatsuri/index.html



▼ この緑したたるような森の中を徘徊し、心身ともにリフレッシュした



「二十一世紀の森」は何度か来たことがあるが とても広い。
こちら側から入る人は少ないらしく、ほとんど人に会わないのがいい。

注意しなくてはいけないのは、
この手の公園の中には、あちこち道があるので、
地形図はおおまかな枠でしか役に立たない上に、
園内に時々現れるイラスト地図は(ここに限らず)距離も方向も分かりにくいということ。

でも、もしかして こういう所こそ地図読みの練習には良いのかもしれないね(笑)



▼ 地図で現在地を確認する つっちーさん





 ★ 先日、このタイトルで一度UPしたのだけど、
   次の記事の写真をファイルアップロードして、
  「過去の記事の管理」から一括削除する際に、
   この記事にも ついチェックを入れてしまった。

   OKを押すと同時に気がつき、うろたえている間に消えてしまった。
   ああ、なんと はかないものか!!それは まさに一瞬の出来事だった。

   しばし凹んでいたけど、これでは記事が溜まるばかりと焦り、
   再度のUPを試みるも、二度と同じ文章が書けないのが悲しい・・・(泣笑)
   したがって、タイトルは同じ、でも内容は前回と微妙に違う記事になったこと、
   平に ご容赦。
 










四十八瀬川本沢を中心に 春の山で自然と遊ぶ


▲ 本沢左俣左岸尾根上部は、アセビと小石混じりの急登だった。これ、お気に入りの一枚。




4月17日の「ニカニカ集会」の際、行きはM-Kさんに同乗させていただいたが、
帰りは別ルートになったので、車に残した荷物が未回収になった。

たいして必要な“忘れ物”ではないけれど、もしコラボ計画があれば
荷物の受け取りを兼ねて参加したい旨を伝えたところ、
以前、延期となった本沢に行かれるという。

そうか、本沢か~!!
最近、軟弱 いや 優雅な遊び方(笑)に傾いているので、やや不安もあったのだけど、
この辺でバランスを取っておかないと先が辛そうだ。

ということで、お供させていただくことにした。




本沢右岸尾根



2011年4月29日 晴れ
メ ン バー: M-Kさん、AYさん、Kazさん、ardbegさん、はっぴー
コ ー ス : 県民の森P―二俣―四十八瀬川本沢―左俣左岸尾根―小丸―鍋割山―
        鍋割山南尾根1120mから派生する南東尾根―ミズヒ沢―ミズヒ沢左岸下部―
        二俣―県民の森P  (行動時間:およそ7時間30分)

※ コースは上図軌跡参照:地形図が読めコンパスが使えること、頼りになる同行者たちが最低条件




▼ 「県民の森」に駐車して、春の山を眺めながら目的地へと向かう。のどか~



今回、一番悩んだのが足ごしらえだった。
ニカニカメンバーは巻きが主だと思うけど、沢だから滝場だってあるだろうし。

いつものスパイク長靴は巻きには良いけど、滝を登るには不安だ。
要は、どっちに転んでもOKの水陸両用の準備が必要だ。
ならば、重いけど やっぱり軽シューズと沢靴だ。

ちなみに、M-Kさんは長靴、Kaz さんは改良ハイパーV、
AYさんは軽登山靴で沢靴持参、ardbegさんは軽シューズ&ハイパーVの「たびぐつ」と、
みなそれぞれ“こだわりの逸品”。


▼ 緑の中へ吸い込まれて行くような気分。堰堤群を左から越える。



沢らしくなってきた所で、ardbegさんは たびぐつに履きかえたが、
私は迷った末、もう少し軽シューズで行くことにした。
たびぐつは履きかえが楽で羨ましい。


▼ F1 見た感じ10mもないみたいだけど、まだ上がありそうだ。



花の写真を撮っていたら Kaz さんから「大滝があった」の声。
“大滝”というから、も少し大きいのを考えていたけど、
正面から見ると思っていたより小さい。

このF1の左岸の巻き道が けっこうイヤラシかった。

おまけに 今日の軽シューズだが、
今までの靴が足に合わなくなり、
いつも右足の小指に水膨れができて痛いので、
昨日、あわてて買った“初物”とくる。
滑りやすくはないけど、どの程度の実力なのか、まだ未知数。

で、とにかく慎重に足場を確かめながら登って、沢に戻った。


▼ F2とF3。ここは二俣になっていて、左の沢にも滝がある。



下りてきた巻き道を登ってF2とF3をまとめて巻くのが“安全策”とのことだが、
それでも けっこうシブイ。焦らず じっくり登った。


▼ 白い流れに向かって急斜面を下降する。



Kaz さんはドライバーを使って(あとで教えていただいた)スイスイ下降、
アッという間に沢に下り立った。
AYさんの姿は見えず、もっと先に向かっているようだ。

M-Kさんと私は、ardbegさんの20mロープのお世話になり下降。
やっぱりロープがあると安心感が違うね。


▼ 左から支沢が5mの滝で入り、前方にはF4と そのすぐ先に堰堤も見える。この写真も好きだ。



沢に下りて少し行くとゴルジュ状になる。ここが今回 一番雰囲気のある場所だった。
AYさんは右岸を高巻いて越えて行く。

Kaz さんはサッサと支沢5mの左側を登ったようで、姿が見えない。
ardbegさん、M-Kさんも続く。

私はAYさんのように右岸を巻こうか、水流を行こうかチョット考えてから、
沢靴に履きかえて 滝を登ることに決めた。
M-Kさんに「置いてかないで待っててくださいね~」とお願いした。


▼ 今年初めての滝を登った。楽しかった!(Kaz さん撮影)



やっぱり沢靴はいいな。慣れているから安心感が違う。
履きかえた途端にエンジンがかかり、もっと滝を登りたかったのだけど、
ここだけだった。ちょっと不完全燃焼ぎみ(笑)

F4と、その先の堰堤を右岸から巻くと・・・


▼ エメラルド グリーンの水が溜まっているのが見えた。左上には二つめの堰堤が見えている。



▼ そして左岸を巻いたAYさんが、二つ目の堰堤上にスーパーマンのように立っていた!



▼ 二つ目の堰堤の先は“ひたすら我慢のガレ歩き”だった(Kaz さん撮影)



傾斜がだんだん急になってきて、二俣に出た。
ここを右に進んで“幻の滝”見物に向かう。

見えたー!!


▼ さっきの大滝よりも ずっと大滝の名にふさわしい感じだ。



▼ 上にある滝壺を見たあと、戻っているところ。この写真も好きだな。



大滝を堪能したあと、再び二俣に戻る。
そして左俣を少し登ってから、一つ先の小さな界尾根を登ることになった。

これは、AYさんが ずっと憧れていたという尾根だけど、
地図で見ると上部は崩壊地マークだらけだ。
でも、ここまできたら仕方ない、観念して尾根に取り付く。


▼ 細い石ゴロの尾根。こんなとこ歩こうと思う人がいるとは!



でも、登ってみると思ったほど悪くない。
途中で柔らかい土になって登りにくかったけど、
手掛かりの木があるので さして問題ない。

両側に崩壊地が見え始めると
左側に今年1月つっちいさんと登ったマルガヤ尾根、
右側に昔よく歩いた訓練所尾根が、手の届きそうな距離で並ぶ。


▼ トップの写真の登りのあとには、この疲れも吹っ飛ぶような絶景のご褒美が!!たまらないね~



もうひと登りして登山道に出ると、そこはピッタリ“小丸”だった。
ここからは登山者とスレ違いながら鍋割山まで行き、靴を履きかえた。


▼ 靴を履きかえていると、中から うどんつゆのイイ匂いが漂ってきたー(Kazさん撮影)



▼ 鍋割山頂にあるアセビの大木は見事。AYさんに教えていただくまで知らなかった。



下山ルートは、またまた嬉しい未踏尾根。
後沢乗越への中間ぐらいの1120m辺りから
南東に出ている尾根をミズヒ沢に下り、左岸をマルガヤ尾根に登り返すとのこと。


▼ この尾根の上部の下りが楽しかった!(Kaz さん撮影)



地図を見て、尾根をまっすぐ沢に下るものと思っていたら、
それだとロープ下降になってしまうとのこと。

M-Kさんは、ちゃんとYAMさんの記事を読んでいらして、
下り過ぎた所から左へトラバース開始。さすがである。

ロガーの軌跡を見ると、ちょうど傾斜がゆるくなっている所で 沢に下り立っていた。


▼ 無事に沢に下り立つ。が、Kazさんの話では対岸の上部にクマがいたそうだ!



暫く沢沿いに歩いてから、左岸を徐々に登って、
マルガヤ尾根928mからミズヒ沢に延びる南西尾根の途中に出た。

石柱「公山」のそばにあったミツバツツジが ひときわ艶やかだった。


▼ 香り立つような新緑とミツバツツジの華やぎに“若い美しさ”を感じる。



▼ ここから南側の歩きにくいザレ斜面を下り、ミズヒ沢出合へ。



▼ オマケ:さて、これはどなたとどなたの手かな~?



▼ 小雨の降る中、シメの林道歩きも新緑のおかげで気持ちが良かった。



今日は登りも下りも面白かった!!
久々に怖楽しい山遊びで とても充足感ある一日だった。

M-Kさん始め みなさまのおかげ、ありがとうございました。











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