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2010年~2011年 冬の丹沢 Archive

10号~6号へ 三たび鉄塔巡りハイクを楽しむ


▲ 10号鉄塔をクリアーし、次に目指すは 左はじに霞む9号鉄塔



天気予報では土曜日が晴れマークだったけれど、昼間、用事が入っていた。
日曜日のお天気は期待できないどころか、悪ければ雨もありかも・・・だったので、
近場&ショートコースで遊ぶことにした。

ということで考えたのが、1月の鉄塔探索の続きである。
どう行ったら効率良く辿れるか、地図とニラメッコした結果、
ヤビツ峠までバスで行き10号、9号と順に下って6号までを歩くことにした。

ただ、県道70号は地図上では、かなりの部分コンクリートの擁壁があるので、
バスの中からチェックして、後は臨機応変に対処することにした。




新多摩線6~10号鉄塔2



2011年2月20日 曇り
メ ン バー: Uさん、はっぴー
コ ー ス : ヤビツ峠―10号鉄塔―9号鉄塔(旧ヤビツ峠)―8号鉄塔―県道70号―
        7号鉄塔―六本松林道―6号鉄塔―六本松林道―春陽橋―蓑毛バス停
                        (行動時間:およそ4時間30分)

        ※ コースは上図軌跡参照:一部ロガーが正しく作動していなかった部分を修正した
          難しいコースではないが、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件




▼ 10号鉄塔への入り口はヤビツ峠から林道を北西に約250m行った所。
  手前は沢状で斜面には植樹されている。





▼ 最初、植生保護柵の外側を行ったら、途中から狭くなったので入り口まで戻り
  柵内を進んだ。歩きやすいように刈り払われていた(振り向いて撮影)。





▼ すぐ壊れたシカ柵の入口から、手入れされた植林内に入って行く。





▼ ゆるい傾斜を50mほど登ると、あっけなく10号鉄塔に着く。





▼ さらに植林内を登って行くと左側手前に9号、その奥にうっすらと8号が見えた。




葉のないササヤブの中を岳ノ台の北に延びる尾根沿いに南に進むと、
ヤビツ峠からの登山道に出たので(道標あり)、これを9号鉄塔まで辿った。
ロガーの軌跡とズレているのは、
地形図の黒破線(最新のエリアマップのハイキングルートも同じ)と違うようだ。

「たぶん保護柵が次々と新しくできるので、それに合わせて道が変わっている
という情報を、追跡しきれていないのではないかな?」というのがUさんの見解。



▼ 登山道の北面付近が一番雪が深かった。





▼ 9号鉄塔そばの旧ヤビツ峠には、ベンチの一部がまだ残っていた。
  




▼ 峠から9号鉄塔に行く途中のササは盆栽化していた。葉が育たないうちに
  シカが食べてしまうのを繰り返すと、こんなふうになってしまうそうだ。
  真中に見える黒い物は古いスパイク付地下足袋で、数足分が捨ててあった。





▼ 9号鉄塔。この辺りのロガーの軌跡が等高線1本から
  半本くらい西にずれている。例えば、9号鉄塔のすぐ
 ふもとまで行ったのに そうなっていないとUさんが言う。





▼ 何の足跡かな?「足跡図鑑」を見ても分かりそうで分からない。





▼ 旧ヤビツ峠から南西に延びる旧道の偵察へ。思わず辿りたくなる雰囲気だ。





▼ 少し行くと棚入沢を越える所が崩れていた。下に落ちているのはガードレール。




軌跡では源頭の真上まで行ったことになっているが、
実際はそのすぐ手前で引き返した。右上を登ってトラバースしたかったが、
雪がベッタリで、滑ると一気に下まで行きそうなので あきらめた。



▼ 旧道入口の三叉路まで戻って、すぐ脇にある扉から植樹された柵の中に入り、
  手前に向かって歩いた(振り返って撮影、正面は9号鉄塔)。




この西への登りの軌跡が地形図にある黒破線と重なるようだ。
ゆるやかな登りだが、柵が多いので出られるかどうかが問題。
結果は扉の通過3回、柵乗り越え1回、穴抜け2回だった。

ヤビツ峠から菩提峠まで最初に歩いたのはかなり前だった。その頃はシカ柵を
木の階段で越える所があったり、周りもワイルドな感じだったけど、数年前
行くと、ちょうど整備中で、今はスッキリしたハイキングコースになってしまった。



▼ 緑色の混じったシカ糞があった。何を食べたのかな~?





▼ 岳ノ台への登山道に合流後、反対向きに進み途中からP899の尾根に乗った。




この辺はヤブ。8号鉄塔は県道から登れば、あっさり行かれるが、
尾根を下って行く方が断然 面白い。左手のシカ柵沿いに進んで到着。



▼ 8号鉄塔へのルートは苦労したけど、一番楽しかった。





▼ 鉄塔の南側に9号への案内があったが、おそらく旧道を通るので、
  今は使われていないだろう。





▼ 県道に下りる階段があることをバス内からUさんが確認していたので、
  不安なくそのまま尾根を下った。





▼ 280mくらい県道を下ると7号鉄塔のある尾根への入り口にこれが。
  上部は折れてしまったらしい。





▼ ずっと手入れの行きとどいた植林の尾根で、
  ご覧のような表示があった。





▼ 7号鉄塔も難なく行かれた。




スッキリと良い尾根なので、このまま六本松林道に下ることにした。
林道に下りられるかどうかがチョット不安だけれど、10mロープがあるし、
最後、東側の沢に逃げれば・・・



▼ ここに出て来た。この林道はかなりローカルな感じで、ほっとする。





▼ 下った尾根の西側の沢の所に林道の説明があったが、今まで知らなかった。





▼ 何となく踏み跡があるので、黄色杭から植林内に入って登って行くと、
  途中で地図にない林道が現れたのでビックリ。少し登ると6号鉄塔に着いた。





▼ 6号鉄塔に到着。




さっきの六本松林道の説明板がある所まで戻って、軽くランチ。
今日の予定の鉄塔巡りは全てクリア、あとは黒破線のルートで蓑毛に下るだけ。



▼ 林道にあったフンは太かったので、もしや?




地図を見ながら入り口を探すが、植林なのでどこも同じような感じ、
あちこちに踏み跡があるような ないような。
これが黒破線の道とハッキリしないまま400mからもまっすぐに
行こうとしたら、ここから東の尾根に乗り換えるのではと
Uさんに指摘され、納得。

急にヤブになった尾根を下ると・・・



▼ ポンと春陽橋に飛び出した。




ほっとしながら写真を撮っている横をバスが走りぬけて行った。
もしかして乗れるかもしれないと蓑毛バス停まで走ったら、
14:15発で 5分ほど余裕があったのが嬉しかった。

帰宅後、ロガーの軌跡をチェックしたところ、今回の5基の鉄塔の位置はすべて
地図のとおりと言って良いのではないかと思った。

それから、今まで気にとめていなかったけれど、
岳ノ台からけっこうたくさんの尾根が出ているのが意外だった。










快晴の宝尾根をスノーハイク


▲ 樹間の間から差し込む光が美しいなかを、P512mめざして歩く



M-Kさん募集のコラボは今回、宝尾根とのこと。
ここは「冬季限定ハナマルコース」、ぜひ雪の美尾根を堪能したい。
私は2006年12月に一度登っただけだが、
5本の尾根の中では緩急のメリハリがあって一番好きだ。

前夜、M-Kさんの掲示板を通じて、AYさんから雪情報やアドバイスをいただいた。
自分なりの対策をして、当日、本厚木駅北口のバス乗り場に行った。

最初にM-Kさん登場。続いて まーちゃん。ここまでは想定内だったけど、
その後、kazさんが乗ってこられ、さらにshiroさんのお顔も。
かくして、happy コラボのスタートとなったのだった。




宝ノ尾根



2011年2月13日 晴れ
メ ン バー: M-Kさん、まーちゃん、kazさん、shiroさん、はっぴー
コ ー ス : 煤ヶ谷バス停―権現橋―鳥屋待沢沿い―P512(宝尾根)―P777―七沢山(三峰西峰)
        ―P880南東尾根―不動尻―リハビリ入口バス停        
        ( 行動時間:7時間弱 )

        ※ コースは上図参照 歩く場合は地形図が読めコンパスが使えることが最低条件
          雪に対する装備は各自で考えて対応。ユニークな手袋も登場♪




▼ 煤ヶ谷バス停から林道に入ってすぐの所に、こんなお知らせが



▼ 清川リバーランドの木々には雪の華が咲いていた



▼ 林道の落葉も冬化粧。ふちどりが新鮮



てっきり「清川 宝の山」の石柱の所から取り付くのだと思っていたら、
M-Kさんは そんなフツーのことは されないのだった。

権現橋から鳥屋待沢沿いに進んだのは、
どうも長靴で水遊びをするためのようだった(笑)


▼ 権現橋から沢沿いに進み、大きな堰堤を越えると・・・



▼ その上にはこんな風景が待っていた



▼ 更に沢沿いを暫く進んだ所で左植林内のジグザグ道に取り付く
  この辺はkazさんの「お庭」だそう



▼ 途中の木々に数個のクマ棚発見。バックは惣久径路



▼ 自然林の広い斜面をP512に向かって登る(kazさん撮影)



▼ いくつか足跡を見つけた
  何だか分からないのもあったけど、これは鳥だね



▼ すっくと立つ木々と蒼空と雪の世界はシンプルで美しい。影もいい



▼ 三峰山から南にのびている尾根の雪景色



▼ 雪山を楽しみながら力強い登りで山頂をめざす男3人衆



ヤセ尾根の急登で、上から下ってくる男女とスレ違ったあと、
トップで登ったshiroさんが誰かと話しているのを、目ざとくM-Kさんがキャッチ。

なんと八丁、惣久と空振りするも、めげずに3本目の尾根で待機中の
ミックスナッツさんだった。
このサプライズには みんなビックリした。そして嬉しくなった。


▼ 急登は楽しいな!雪のない時と印象が全然違うね(ミックスナッツさん撮影)
2011_021320100213雪の大山三峰0071


▼ 稜線に出ると、丹沢山と丹沢三峰がスッキリ見えた



七沢山に出ると、さすがに登山道だけあって人がいる。
少し先に行った所で昼食を取り、M-Kさんからこのあとのルートについての相談。

時間的なことを考えて不動尻に下るというので、まぁ仕方ないかと思ったのだけど、
やっぱりM-Kさんなのだった。これがまたまたP880南東尾根というVルート、
しかもけっこう骨のある?尾根で急下降だから、短いけれど満足感があった。

ちなみに、この辺もkazさんのお庭とのこと。
そして、まーちゃんは、ここを先週単独で登ったんだそう。


▼ 下降する尾根は最初は広いけれど、すぐに急で狭くなる



▼ 楽しい未知尾根の下降も、もうすぐ終わり~(shiroさん撮影)
11.2.13 063しろ


▼ 思ったより雪が多かったので林道歩きも楽しい(shiroさん撮影)
11.2.13 067しろ9


▼ 山神隧道手前でわかんをザックに付けた単独の方に抜かれた



雪もサプライズも、人の心を浮き立たせるし、おまけに長靴も快調!
今シーズン初の雪の丹沢でパワー・チャージできたのは皆さまのおかげ。
ありがとうございました。

これから、あと何回 雪の上を歩けるかな♪










鳥を探しに鳥ノ胸山へ 見つけたのは数多のクマ棚


▲ 鳥ノ胸山南峰東尾根のP908を越えてから、左側に すごい数のクマ棚発見!


探したかったのは鳥。でも、見つけてしまったのは数多のクマ棚。
一本の木に十何個かあったのも見た。それがオーバーでなくあちこちに。

何年分ともいえるクマ棚を たった一日で、
しかも長くはないコースで見てしまったのだから、
クマ棚に対して感覚がマヒしてしまった気がする。
このエリアには、いったい何頭のクマさんたちがお住まいなんだろうか!?

今日は鳥ノ胸山で単独の男性に会っただけ、静かでドキドキの山歩きだった。



鳥ノ胸山2



2011年2月6日 曇り
メ ン バー: はっぴー他3人
コ ー ス : 道志の湯-検見ヶ丸-越路峠-鳥ノ胸山-浦安峠-道志の湯 
        行動時間:7時間   コースは上図軌跡参照



▼ 植林内にメロンパン発見!と思ったらソックリだけどキノコだった(笑)



▼ 検見ヶ丸山頂には「四等三角点」とクマ棚があった。最初だからややビビった



▼ 同じ場所のクマ棚をズームで撮影。木が折られている



▼ 越路峠のカーブミラーで遊んでいるのを同行者がパチリ



▼ 越路峠から少し先で今度はクマの糞を発見。新品でないのが救い?



▼ 糞のそばの木はグルリと一周 皮剥ぎされて、鋭い爪痕も見られた



▼ こんなふうに剥かれてしまうと木は枯れてしまうそうだ



▼ 皮剥ぎの木から10分くらいの所に、おびただしい数のクマ棚発見。トップの写真と同じ所



▼ 雑木ノ頭へ向かう尾根はプロムナード。やはり昔に比べてササがかなり少ないとのこと



▼ 浦安峠でルリビタキの幼鳥に遊んでもらう。可愛かった~!ここからは林道歩き



▼ こんな名前の橋があるくらいだから、やっぱり多いのだろうね



▼ 振り返ると歩いてきた稜線が見える



▼ 林道のすぐそばなのにクマ棚がけっこうあってビックリ! / 同行者撮影



▼ 人家や電柱のすぐそばにもあった。こわいな~












Vルートに はまった本権現からの楽しい下り


▲ P755からの展望。中央の三角形が同角ノ頭、その左に檜洞丸



大学のワンゲル時代を除けば、友人と二人か単独行が多く、
2001年に〇〇年ぶりに山歩きに復帰してからも、単独行が主だった。
しかし、2002年3月、今日のコースを歩いたことが一つの転機となった。

この時は、12人でミツマタの花を見に行った。
当時、Vルートという言葉も知らず、地図も見てただけで読んではおらず、
ただ同行させていただいたという山歩きだったが、
権現山からP755への急下降を駆け下りたスリルと快感に、半端なくしびれた。
結果、この時から良い子の道を踏み外してしまったのだ(笑)

今回、Yさんにお願いして同じコースを歩いてみたのは、自分の“変化”を確認したかったから。
今、思うと他愛のないコースだけれど、ワクワクしながら歩いた。




世附権現山



2011年2月5日 晴れ
メ ン バー: Yさん、はっぴー
コ ー ス : 浅瀬入口バス停―木こり村―P685―ミツバ岳―権現山―P755―
         菩提沢左岸尾根―焼津バス停  (行動時間:4時間20分)

        ※ コースは上図軌跡参照:歩く場合は地形図が読め、コンパスが使えることが最低条件



▼ 作業の方の車が2台あった。手前の車の脇から右にはいる



季節がら すいていると思っていた、新松田8:25分発の西丹沢自然教室行きバスは
意外に人が並んでいたのでビックリ。
それでも座って浅瀬入口まで行かれたのがラッキーだった。
ほとんどの人が我々より奥まで乗って行かれた。

浅瀬入口から落合隧道を通って林道を歩いていても、車が通らないのでストレスがない。
昨年1月13日に、滝壺橋―ミツバ岳―権現山―P756―浅瀬入口 と歩いた時は、
朝、雪が降っていたけれど、今日は春霞みのような穏やかなお天気だ。

木こり村のトイレ前で支度をしていたら、
奥で仕事をされていた3人の方が車に戻って来られた。
何か言われるかと思ったけど、山に登るというと「気をつけて」と
やさしいお言葉をかけていただいた。ほ~っ。


▼ 植林の中を右の沢を意識しながら登って行く



最初は手入れされていた植林内は、少し登ると荒れてきた。
これから手が入るのかもしれない。


▼ 500mくらいの所で こんな状態になっていた。昨年9月の台風のせい?



右側の沢に沿って歩いてきたが、そろそろ左寄りにルートを修正し、
685mの尾根に向かって登って行く。植林内は暗く陰鬱だ。


▼ シカ柵がやたら多いので、出られるのかどうか・・・



何しろシカ柵が多い上に、植林内が手入れされていない。
初めて歩いた時は、とにかく夢中で歩いたので周りの印象は飛びとびだったけれど、
今、改めて見ると、このルートはハズレだなぁと思う。

期待していた685mに続く尾根に乗っても、相変わらずの植林でガッカリ!
790m付近の広くなった所でミツバ岳南尾根に合流して、
やっと良い雰囲気になった。
ミツバ岳には、やっぱり滝壺橋の方から登るのが〇だ。


▼ シカ柵の右側の植林内から出てきた(振り返って撮影)



▼ やっぱり、こんな自然林の尾根がいいね



ミツバ岳に向かう途中のアブラチャンがかなり切られて、
切った枝がその場にまとめて置かれていたけど、
この間伐は何か意味があってのことかな。単に増えすぎたから?


▼ 2月5日のミツマタの様子。まだまだまだ~だね



▼ ミツバ岳の人気スポット。正面に うっすらと富士山が見えた



ミツマタの群生地は数々あれど、バックに富士山が見える所は、そうそうないのでは?
ここが人気があるのは、それも一因かなと思う。
われわれも やっぱり、ここでランチだね。


▼ 権現山に向かうプロムナードは好きだけど、長くてチョット飽きる



今年、雪がなかったのは残念。
去年1月中旬、滝壺橋から登った時は 朝まで雪が舞っていて、
その後、晴れたので、最高に良いコンディションだった。

シーズンオフのミツバ岳&権現山は静かで、ここも冬がいいなと思う。


▼ 雪の飾りがあると様相が一変、楽しさ倍増となる(2010年1月撮影)



▼ 権現山の山ノ神様。後ろの切り株は何の木かな



去年、巨木が話題になってから、それまでなら見過ごしていただろう切り株なども
気になるようになった。
かつては、ここに木があって、山ノ神様の笠?になっていたのだろうなんて想像すると
風景が変わるのが楽しい。

誰にも会わずに来たけれど、二本杉峠の方から若いカップルが登って来られたので、
お互いシャッターを切り合った。


▼ 権現山山頂で記念写真



山頂から50mほど下った所がP755とP756の分岐で、道標がある。
書かれているのが「権現山」と「丹沢湖」方向だけなのが嬉しいな。

最初に権現山から浅瀬入口へ一人で下ったのは、
大滝橋―大滝峠上―屏風岩山―権現山―浅瀬入口 を歩いた2003年4月27日だった。

まだ、ルートには道標もなかったし、山頂から南東に進む所に、
「こっちは危険だから良い子は やめなさいね」という看板があって、
“病気”の軽かったウブな?私はドキドキしながら進んだのだった。
それが、今や 756に至るルートは一般登山道で道標もしっかりある。

だけど、この分岐から755の方は まだまだ楽しそうだ!
ワクワクしながら東の尾根に入るが、左側に植林が出て来るまでは平坦な尾根だ。
右側に凹みが現れると、お待ちかねの急下降が始まる。


▼ 行く手に丹沢湖と755に続く草原の廊下が見えた



このP755への下降のことを、
【特に最後の下りは最高に面白かったですし、汗をかいた後のビールも格別のおいしさでした。
こういう山歩きを一度味わったら、楽しくてヤミツキになりそうです】
と、当時の感想に書いているが、以後、見事にVルートに はまってしまった(笑)

ただ、「♪あの素晴らしい下降をもう一度」と楽しみにして来たのに、
砂が流されてしまったのか、木の根が見えてつまずきそうで、
とても駆け下るなんてことは出来なくなっていた。
いやいや、土のせいなんかじゃなくトシを重ねたせいだな、きっと(笑)


▼ 草原の平坦地に出てホッとひと息つく。この先は癒し系だ



▼ きれいな色で目立っていたメギには鋭いトゲがあるのだ



▼ 右はじの植林と自然林の境を下りてきた



▼ P755からの素晴らしい眺めに うっとり。いつまでも見飽きない



ここは、のんびり昼寝をしたい場所No.1だ。
Yさんも気に入って、とても喜んでくれたので嬉しい。

だけど、今日もバスの時間が気にかかって、のんびり出来ないのだ(泣)
焼津バス停14:58分発があるので、それに乗りたい。
その後は17:23で遅すぎる。

ということで、後ろ髪を引かれながら焼津に向かって下山開始。
最初の下り口が分かりにくいので、コンパスで方向を確認して少し下ると、
尾根がハッキリしてきた。


▼ 少し急な所もあったけど、総じて良い尾根だ



最後がどうなっていたかスッカリ忘れていたけど、
道路に下りる階段が見えたのでホッとした。


▼ 向かって左側から階段に出てきた



14:50分にバス停に着いて時刻表を見たら、
季節運行で無いと思っていた15:58発が書いてある。
実際には16:43が季節運行で、私の勘違いだったよう。

ああ、こんなことならP755で もっとのんびりして、
1時間あとのバスにすれば良かったなぁ。
仕方ない、早く帰れるのを良しとして、暖かくなったらまた訪ねよう。

短いコースだったけど、何の不安もツマヅキもなく歩けた。
平塚晶人さんの地図読みの講習会に出会ったことと、
その後、一緒に歩いてくださった方々のおかげで、修業がつめた結果、
最初に歩いた記念のVルートコースを、自分で一つ一つ納得して歩けたことが、
本当に嬉しかった。

アップするのに手間取って(サボってただけ・笑)いたので、
きっと先週の連休の雪で、風情のある景色になっていることだろう。
また呼ばれているような気がするなぁ。









シモバシラを探しに


▲ シモバシラは やっぱり雪の中に隠れていた・・・そっと雪かきしてご対面~



「霜柱」ではなく「シモバシラ」を知ったのは、『高尾山 花と木の図鑑』という本からだった。
シソ科の植物で、秋にちょっとテンニンソウに似た地味な花が咲く。
それが冬になると氷の華を咲かせるのだ。

前述の本によれば『この氷の花は、地中から吸い上げられた水が、
シモバシラの枯れた茎からふき出し、それが夜間の寒さで凍ってできる』のだとのこと。

理屈が分かっても、これが何とも不思議で感動ものなのだ。
高尾山には2回見に行った。そして写したのが下の写真。不思議でしょ!?

そのシモバシラが丹沢でも見られると聞いたのが3年前。
その年の秋、シモバシラの生えている場所を確認して、冬行ってみたけれど見ることはできなかった。
すべてに出来る訳ではなく、出来る条件があるようだ。

「花立小僧さん」は今年1月22日に行かれ撮影に成功された。
その後、24日未明に?雪が降ってしまったので「たぶん埋もれているだろうな~」と思いながら、
ダメモトで探しに行ってみることにした。



▼ 高尾山のシモバシラ / まるでチョウが羽根を広げたように美しい形(2010年1月撮影)



▼ これはクネクネ スネーク 不思議だ~




丹沢のシモバシラ探索行



2011年1月27日 晴れ のち 曇り
メ ン バー: はっぴー 単独
コ ー ス : 半原―宮ヶ瀬ダム―高取山・仏果山登山口――高取山―高取山西尾根P543
        ―向山トンネル北側入口―仏果山登山口バス停
        (行動時間:およそ6時間)

※ コースは上図軌跡参照
         V.ルートが含まれているので、歩く場合は地形図が読め、コンパスが使えることが最低条件
         道路に下りる際10mロープ使用


 
▼ 半原バス停から日向橋を渡り、中津川沿いに歩く。向こうに見えるのは愛川大橋



▼ しばらく行くと、あいかわ公園への道が右上に分かれる。左側の道に進む



▼ 上の写真の所に観光案内図があった



▼ さらに進むと、石小屋ダムがある。上に架かっているのが石小屋橋



▼ 石小屋橋のそばの枯れ草にジョウビタキのメスがいた



派手なオスより地味な色合いのメスが好きだ。
必死で写真を撮っていたら、後ろの湖面でバシャバシャバシャと大きな音がする。
何の音かなと振り返ってみたら、カワウが水中に首を突っ込んで漁をしていた。
面白かった~!


▼ 新石小屋橋から宮ヶ瀬ダム。橋の左側に「大沢の滝」がある



宮ヶ瀬に来ても、いつも湖畔園地の方に行くのでダムを見るのは二回目。
最初の時は この大きさにビックリした。
この写真は遠目だが、近づくと迫力UPで圧倒される。

ここからダムの上に上がるには、インクライン(有料)かエレベーター(無料)を使う。


▼ エレベーター内にはポスターがいろいろ



観光放流は12月~3月まで中止とある上部に、臨時観光放流の案内が貼ってあった。
一度は見てみたい気がする。人の姿はなく貸し切り。


▼ エレベーターで上がって見た正面の景色。左手前が本間ノ頭で右奥が蛭ヶ岳



▼ ここが登山口



展望を楽しみながら、水とエネルギー館の前を通り林道を少し行くと
すぐに高取山・仏果山への登山道入り口だ。
右側ばかり見ていたので、あやうく通り過ぎてしまうところだった。
ここで手にぶら下げてきた長靴に履き替えた。

急な階段を130mほど登り尾根に乗った所にベンチと椅子がある。
天気が良いので奥多摩方面の山も見える。この辺で少し雪が出てきた。
高取山まで1.7キロ、シモバシラを探しながら のんびり行くつもり。


▼ 尾根にはモミが多かった。これは立派なモミ



▼ そして葉を落としたコナラたち。気持ちの良い日溜まりハイキングは冬ならでは



▼ もうひと登りでベンチ。初めてここを歩いた時は下りだったが、この展望に感動した~



▼ これは第何号かな?探してみたけどプレートが分からなかった



▼ 歩いてきた所を振り返って見ると・・・東側(雪あり)と西側(雪なし)



▼ ここが下ろうと考えていた尾根の入口なんだけど・・・ウ~ンこの看板は想定外



とりあえず高取山山頂へ行って考えることにする(といっても自己責任で多分ここを・・・)


▼ すっかり忘れていたけど山頂には展望台があった(右側)



▼ 目の前には右から富士居山、向山、大峰が。低山だけど存在感がある



展望台に登らなくてもけっこうな眺めでスカッとする。
誰もいないと思ってはしゃぎかけたら、おっとっと ベンチにザック発見、
展望台に男性が一人いらっしゃった。

さてと・・・
事前に下山路を考えた時、高取山から西に延びる尾根を歩いてみたいと思った。
ただ不安が一つ、最後で無事に車道に下りられるかどうかだ。

乏しい経験によると、橋やトンネルの出入り口際は多少怖い思いをする場合もあるけれど、
得てして下りられるようになっているのだった。
ということで向山トンネルの出入り口に向かって下りてみることにした。
ダメなら仕方ない、登り返しだね!(と今はまだ余裕あり)

さっきの入口からトラバース気味に進み、山頂のやや南の西に延びる尾根に乗る所で
左手にくいこんだ部分の湖が見えた。仕事用のピンクテープもかたまって付いている。


▼ 少し進んだ所に植生保護柵、近辺にピンクテープが多数



▼ 高取山の展望台が樹間ごしに まだ見える(ズームで撮影)



モミの木が目立つ美尾根をルンルンで下るというより歩いて行く。
尾根は多少細くなったり太くなったりするが、自然林で気持ちの良い尾根だ。
たま~に仕事のピンクテープが付いている。


▼ 150m下ったP543付近で、手入れされた植林になった。切ったばかりのようだった



しかし、植林はこの限られた一部の所だけで、また自然林になった。
再び保護柵が出てくる。仕事用のピンクテープと
登山者が付けたらしい黄色ビニールテープも付いている。

この先、尾根の分岐二ヵ所をいずれも左に進むと、トンネルの手前370mあたりから急になり、
踏み跡らしいのが左右どちらにも向かっている。
多分、トンネルの両方の出入り口に下りて行くトレースだろう。


▼ 道路が見えたけど末端が見えないので、下りられるか一抹の不安が・・・



どちらにしようか迷ったが、宮ヶ瀬寄りに下りることにして先に進むと、行き過ぎてしまった。
このまま行くと道路を越えて湖に出てしまうので右にトラバースで戻ったが、この先急下降だ。
ザレていて木はまばらにしかないので、10mロープを木に回して下る。


▼ ロープを5回かけなおしてザレの急下降を慎重に下る



下る先の方に緑の水が見えた。おおコワッ!!思わず身体が固まる。
ズルズルドッボ~ンは避けなくっちゃ。何しろ私は泳げない!!!

こんなことなら去年の「玄倉・泳ぎ特訓プログラム」に、
もっとまじめに取り組んでおけば良かったかな~と、少しばかり後悔した(笑)


▼ 古いロープが3、4ヶ所あったが切れていたり、外れた場所にあったりで使えない~



▼ そこの道路に上がれるか?合格発表を見るような心境。ここで登り返すのはつらいわ~



手前のジャケツイバラの群生に行く手を阻まれ、格闘・・・負けた!
このトゲには勝てない(泣)すごすごと上に登り返して左に回り込む。
こんな所でオバサンが一人 もがいているなんて誰も知らない(笑)


▼ おお、スキマがあったぁー!私でも通れそうだー!!



▼ 下りて来た斜面を道路から見たところ



今、3時30分。バスは毎時50分に宮ヶ瀬を発車するが、
ここからバス停までかかる時間が分からないので、トンネルを走り抜けて橋を渡る。
バス停はもっと遠いかと思っていたら、意外に近くて10分で着いた(必死に走ったから(笑))


▼ 仏果山登山口バス停が見えたのでホッ~



シモバシラ探索は満足できる結果が出せず残念!ぜひまた来年リベンジしたい。
未知尾根下降がワクワクドキドキで面白かった。トンネルの反対側にルートを取ったら
どうだったんだろうか、ちょっと知りたいな。

帰宅後、ロガーの軌跡を見たら、地形図の向山トンネルの長さが
実際より長く描かれているようだと気がついた。
宮ヶ瀬寄り約1/4のトンネル部分は実際は道路だと思う。

それから、1月20日の「氷結ひとり旅」は偶然だったのだけど、
その後、相棒のSさんが暫くの間、事情により一緒に歩けなくなった。
(コンビ解消した訳ではないのでご心配ご無用~♪)
ということで、当分 半分は一人遊びになってしまうのが寂しい・・・










早戸大滝で蒼の氷結を見る

1.大滝

冬の寒い中で氷瀑を見たいなと思うようになったのは昨年からだ。
流れる滝は優美だけれど、流れず形を留める滝は違った魅力がある。
自然の作る“氷の芸術”だ。

早戸大滝は今まで二回行っているが、いずれも冬ではなかった。
さすがに「名瀑100選」に入っている大滝の氷結は迫力があって素晴らしい。
モコモコと雲がわくような形の下は、つららがスダレのようになっていて、
白いドレスを着た貴婦人のようだった。


▼ 早戸大滝の氷結は迫力満点



▼ 「この迫力どうやったら写せるかな~」とそれぞれの恰好で。カメラがないと〇〇みたい(笑)/ kazさん撮影



▼ これが滝全景



▼ あのkazさんが動くセミになったのだ!?まさにシャッターチャーンスいただき~!
 (ただしこんなとこを登ろうとするのは、このお方だけ)




2.稜線

氷瀑見物のあとは大滝沢右岸尾根に乗って、
P1375の瀬戸沢ノ頭を左から巻いて稜線登山道へ。
いつも大滝新道を上がっていたので、このルートは初めて。
さらに、今日は下山路も初めてなので楽しみだ。


▼ 葉を落としてスッキリ美しいブナ



▼ 穴から覗くと中はほとんど空洞だった!木は中が空洞でも生きられるのか・・・



▼ まだ新しい階段はちょうど良い休憩ベンチ、ボートみたい? / kazさん撮影




3.補修工事

稜線の周辺で工事が行われているらしく、資材が置かれていたが今日はお休みのようだ。
人に出会うこともなく、円山木ノ頭まで静かな尾根歩きを堪能する。


▼ 初めて見るけど新手の土止めかな?



▼ 皆さんの話では柵が増えたそうだ



▼ 資材が置かれている 左のモミには鹿の皮剥ぎを防ぐ青いネットが巻かれている



▼ 階段も架けかえられている 




4.下降

さあ、楽しみな下降。
地図を確認して下り口を探すと、目立つビニールテープが!
その後も、何でこんな場所に?と意味不明の幅広赤テープが、やたらベタベタ
美尾根の楽しい下りが台無しでガッカリ!

kazさん情報によると、
以前はひどく急で大変な下りだったという下部に仕事道ができ、
円山木沢左岸尾根につながっているとのこと。
その言葉どおり、最後はつい3日前に見たF2の氷結見物のオマケ?で
締めくくることになった。


▼ 一応、山頂まできてから地図で確認し下降尾根に入る



▼ ルンルンの美尾根だけど赤テープが やたらと付いていて興ざめだった



▼ 奥より順に市原新道,白馬尾根,大滝新道の尾根がハッキリ見える



▼ 1000m付近で仕事道が始まる スッキリとして歩きやすい



▼ 途中から石混じりになって 道は3日前に歩いた・・・



▼ ここに続く・・・また来てしまった~(笑)



3日前に延々と歩いた林道をM-Kさんの車でスイスイが、
身にしみてありがたく感じられたのは言うまでもないこと。
みなさん、楽しいコラボありがとうございました。



早戸川大滝氷結


2011年1月23日 曇り
メ ン バー: M-Kさん、ミックスナッツさん、kazさん、はっぴー
コ ー ス : 魚止橋―早戸大滝―大滝沢右岸尾根―P1375のやや北東―円山木ノ頭―
        円山木沢左岸尾根―魚止橋 (行動時間:6時間20分)

 ※ コースは上図参照:歩く場合は、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件
   徒渉が何度かあり。また条件によってはアイゼンが必要。

  今回、長靴で歩いたので沢の徒渉がとても気楽だった。
  また、滝見物でも氷の上で滑らずに歩くことができたので快適だった。
  何より、徒渉のたびにkazさんが「それ、すごいね~」というのが快感だった(笑)

  下記 kazさんのブログです。

http://tanzawa-walk.at.webry.info/201101/article_7.html








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