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2013年 春の丹沢 Archive

一年ぶりの檜洞遡行と 初めてのユーシン沢下降で周回を楽しむ




魚止滝の少し先で大岩をくぐる。



昨年、檜洞を歩いたのは4月7日。
春まだ浅く、上の方には雪も残っていたので、イガイガさんご推奨の
「白い岩と翠の水、青空に映える新緑にアクセントのトウゴクミツバツツジの濃いピンク」
には、ほど遠い世界だった。

日帰りで、往復の林道歩きと檜洞の長さを考えると弱気になるけれど、
ユーシン沢も覗いてみたい気もあり、新緑にトウゴクミツバツツジの世界へGo!

帰宅後、写真を比べてみると、季節の差だけでなく
渓相や感じがずいぶん違っていたのでビックリだった。
いつも同じだと思う固定観念があるけれど、山は自然力によって
常に変化しているというのが当たり前なんだな~と改めて実感した。




檜洞・ユーシン沢




2013年5月25日 曇りのち晴れ

メ ン バー: イガイガさん、はっぴー

コ ー ス :玄倉林道ゲート―ユーシンロッジ―檜洞―ユーシン沢出合(友信沢)―ザンザ洞出合(山三郎沢)
       ―奥魚止滝―経角沢出合―金山谷乗越沢出合―金山谷乗越―ユーシン沢源頭―滝場―檜洞出合―
       ユーシンロッジ―玄倉林道ゲート         (行動時間:およそ11時間20分)
 
     ※ コースは上図参照:歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低限の条件




朝は曇っていて、青空は無理かな~と半分あきらめていたのだけれど、
玄倉のゲートに着いたころには陽も射してきた。
これなら期待できそうだ。

玄倉林道を歩くのは、秋につっちーさんと逆木丸に行った時以来だ。
あの時は法面の工事中だったけれど、きっともう完成しているだろう。
この林道は使用率が高いのではないだろうか、
今朝もかなりの数の車がゲートの手前に止まっていた。

以下4枚はユーシンロッジまでの写真。


毎回、通るたびにこの水の色に感動する。今日は「幻の滝」も一段と迫力ある水量で落ちていたが、
木々が邪魔になって写真はうまく撮れなかった。




終わった法面工事の一つには草が植えられていた。他の箇所ではクローバーが植えられていた。



このトンネルはゲートから7番目の隧道。短いけど、ひびが入っていて通るのがチョット怖いかな。



スッキリとした青空がフジの花をひきたてているね。



ユーシンロッジで沢装備になり、前回と同じように取水施設の管理道から堰堤を3つ、
垂直の鉄バシゴで越えて沢に下り立った。

少し行くと最初の滝。
ここは、去年、もっと手前から水があって淵も深く、
少し戻って左岸径路に登り返したのだった。

今年は淵が少し小さくなっていたので
一歩足を入れれば右の斜上する岩に取りつけた。
その先は下に下りられそうで下りられず、
付いていた頼りなげなロープにつかまって上の岩場を登った。

右上からトラロープ風のものが下がっていた。



その後も、いくつか「ここ、こんなだったっけ!?」と分かる変化もあったが、
帰宅後、前回の写真と見比べてみて、その場ではスルーした変化も見つけた。

去年と今年では、およそ1か月半の季節のずれがあったことや、
再訪する間の自然力による変化などから、印象がずいぶん違っていたので、
以下、何か所かの写真を比べながら・・・・

それにしても、自分だけかもしれないけれど、同じ場所で撮っている写真が意外に多いものなんだね(笑)


比較(1)・・・左:去年 右:今年。ここで去年、沢に戻り小川のような中をジャブジャブ歩いて進んだのだったが、
今年は深くなっていたので左の土手状を歩いた。春深いと緑が濃ゆい。




比較(2)・・・上:去年 下:今年。比較(1)の写真の奥に写っている大岩だ。去年は雪が残っていた時期のせいか水量が多く、
濡れないように右の大岩に登るのがチョット大変だった。今年は楽~!といってもお助けシュリンゲのお世話になった。

061あ



ここは変わっていない。



光きらめく ゆらゆらと~



この崩れは去年もあったのかな?



比較(3)・・・魚止滝。バックの木々と水量の違い。



ああ、きれい!緑の渓流を愛でながら行こう。



通称「ミニ吹割滝」も水量が少ない。水量が多かったからなのか、去年は水際の茶色の苔?はなかった。
この先でユーシン沢が出合う。




ここまで来る間も、檜洞とユーシン沢をどう周回するか、
要は、どっちを登りに使うか迷いながら結論が出なかった。
檜洞の兄弟分のようなユーシン沢は初めてなので登ってみたかったのだけど、
現地の分かれ目にきたら、やっぱり開放感の大きい檜洞におのずと足が向いたのだった。

比較(4)・・・躊躇なく檜洞に進んだ。4月初めはまだ「白い世界」。今回は「緑の世界」。正面の滝に注目すると・・・
091あ



比較(5)・・・去年、滝つぼにあった大石が下流に転がったらしい。1年の間に集中的なゲリラ豪雨があったのだろうか。
木だけでなく苔まで新緑になるんだね。




比較(6)・・・ナメが続く雰囲気の良い所も感じがずいぶん違うね。ここは白と澄んだブルーの早春の美しさに一票かな。
103あ



比較(7)・・・縦と横の写真で比べにくいけど、イガイガさんがへつっているので多少分かりやすい。
手前小滝の下の段差が埋まって、釜が広くなった。こんな変化は写真を比べないと気づかないね。

106あ



はい、ちょっと ひと休み~♪ 目測で四畳半もある仮称“ひるね石”に横になると最高にいい気持ち。



比較(8)・・・茶と白から緑と白の世界へ。他の変化はなし。
121あ



去年の「アンコウ岩」は気づかなかったけれど、大石(岩?)がゴロゴロしている。
こんな大きな石、どこから転がってくるんだろう!?こういう所は体力消耗するので苦手だ~




新緑のかげにガレ場が見える。こういう所から落ちてくるのかな~



比較(9)・・・奥魚止滝の手前の滝。去年も感じが変わったと
イガイガさんが言っていたけど、今年も去年と感じが違う。
釜が浅くなったのかな~迫力がなくなった?

132あ



ここで休憩中に、
駐車地で隣にいて、遡行中にも時々姿が見えた若い男女が追いついてきた。

今までは挨拶程度の軽いやりとりだったので分からなかったのだけど、
男性はあっきーさんというハンドルネームで、イガイガさんとブログ上でお知り合いの方だったと
ここで判明、お二人は一気に滝談義で盛り上がっていた。

詳細は下記イガイガさんの記事でどうぞ。

http://igaiga-50arashi.at.webry.info/201305/article_6.html


この上の奥魚止滝の写真撮影後に、来た渓を戻られるというお二人に別れを告げて
ひと足 先に上に上がって、中段のナメと上段のヒョングリ滝を楽しんだ。


比較(10)・・・少し角度が違うけど、比べると大きな変化はない。推測だけど、石が落ちてきても
ここにはとどまらず、もっと下まで転がって行くのでは?ここは緑がアクセントになる今ごろがいいな。

135あ



比較(11)・・・一番上のヒョングリは、去年より力強い角度で美しい弧を描いていた。あーあ、もっとうまく撮りたかった グスン。
142あ



奥魚止滝の上は、ひたすら我慢のガレ場歩きが待っている。黙々と高度をかせぐのだ。
でも、楽しみがないわけではない。1000mから上に見られるというトウゴクミツバツツジの
華やかなピンクが新緑の中、輝いている。これを見るのが今回の目的だったので嬉しい。




あちこちからガレが押し寄せてきている感じに圧倒される



これは去年見た“馬のオブジェ”だろうか???



経角沢出合も荒涼としている。



まだ崩壊は進行中だ。



ようやく金山谷乗越に到着。ここに着くと達成感があるので、いつも気持ちがハイになる。



稜線に出るとすぐ、見事な花付きのシロヤシオが1本、満開で労をねぎらってくれた。やっぱり白もいい!!思わず感嘆の声をあげた。



葉っぱの縁どりがかわいいんだね。これ、けっこうお気に入りだ



さぁ、ここから神ノ川乗越までの稜線歩きかと思っていたのだけど、
地図を見てイガイガさんがそこまで歩かないで、金山谷に突き上げてる左側の沢筋から下れば
時間短縮になると言う。うん、確かにそうだ!

ということで、すぐにユーシン沢の下降に入ったんだけど、
登ったと思ったら即 下ることを残念だ~!という気持ちが少しばかりあった。


最初はゆるやかな傾斜だけど、気をぬいてはいけないのだ。



以下、ユーシン沢風景


















これが唯一難しい滝だった。下から見て左側の灌木の中を懸垂下降した。



灌木はあるけど、かなり急だった。途中からトラロープが出てきたけど、下降の場合には役に立たない。



さらに下りると この滝があった。ここからは もう危険個所はなく、石小屋沢出合の向かい側から径路に入り、ユーシンロッジまで。



無事にロッジに戻って ほ~っ!あとは定番の長~い林道歩きだけだ。



沢の下降は神経を使う。
幸い、檜洞もユーシン沢も滑りにくい石だったけど、石ゴロだったのでけっこう疲れた。
重い足に鞭打って、せっせ せっせとゲートをめざした。

すると途中で前を行く男女に追いついた。
あれれ、奥魚止滝手前で別れたあっきーさんたちだったのでビックリー!
なんとお二人はザンザ洞にも寄り道され、思う存分撮影をされたのでこんな時間になったらしい。
一日に二度もバッタリだなんて♪二度めは親近感と懐かしさを伴ううれしさだった。


まだ、冬の様相を呈した4月初めの檜洞も、サッパリとした透明感があって好きだけど、
茶色の苔?が目立つものの、この新緑とトウゴクミツバツツジと白石の季節もやっぱりいい。
夏の広いゴーロ歩きはジリジリと照りつける日差しで、暑いのだろうなぁ。
秋の紅葉に彩られた渓は、また違った魅力を惜しげなく見せてくれるのだろうか。
いずれにしても、檜洞には青空が良く似合う。



≪ 本日の出あい ≫

コゴメウツギは可愛いな



ヒメレンゲはこの時期、沢沿いでよく見かける



シコクハタザオはチョウチョみたいだ



やさしい色のヤマツツジだね



マルバウツギ



ジシバリは時々ジバシリって言っちゃう



ガクウツギ



オタマジャクシ~♪



ミヤマハコベ



ヘビイチゴ



クワガタソウ



ブナの若葉がりりしい



トウゴクミツバツツジのアップはあでやかだなぁ









瀬戸沢左俣の急傾斜崩壊地を楽しみ 本間沢左岸尾根下降




1000m付近の滝を登るMASAHIKOさん



マシラさんの4月27日の記事を拝見して、瀬戸沢に行ってみたくなった。
ここなら今の時期でも水流の中をバシャバシャ歩けそうな気がした。

地形図を眺めて下山ルートを考えるのもまた楽しい。
無名ノ頭から本間沢左岸尾根を魚止橋か本間橋へ下ったらどうだろう、
面白そうだ。

ということで、トン・チン・カン トリオの例会?候補としてあげたところ
お二人の快諾をいただいたのだった。

あいにく予定した11日がお天気に恵まれず、一週遅れになってしまったけれど、
これはシロヤシオにあうためには良かったのかもしれないね。




瀬戸沢




2013年5月18日 晴れ

メ ン バー:MASAHIKOさん、レガーさん、はっぴー

コ ー ス :魚止橋駐車―伝道―瀬戸沢出合―1100mで左俣へ―1170mで崩壊地に取りつく
       ―右岸尾根に乗り太礼ノ頭北側1300mをトラバースし登山道―円山木ノ頭―無名ノ頭
       ―本間沢左岸尾根―本間橋西側―駐車地  (行動時間:6時間45分)

       ※ コースは上図参照。沢装備
         地形図が読めコンパスが使えることが最低条件



天気が良さそうなのでヒル対策は必要ないかと思いつつも
いやいや、この時期の早戸川をなめてはいけないと、前夜 塩を用意したのだった。

レガーさんは今回、山仕事の人風のカッコウで、
足ごしらえは「忍」にテープをぐるぐる巻き、ヒル対策に力が入ってる~!

伝道から山道に入り進んで行くと、
1ヶ月前に原小屋沢の帰り道で、若い男性が一人ボランティアで
登山道の補修をされていた所が、しっかり歩きやすくなっていた。

そのさらに少し先、赤テのついた所から川に降りて5分も進むと
太礼沢と瀬戸沢が並ぶ出合だった。


赤テのある所から川に下る踏み跡がついていた



手前が太礼沢、奥が瀬戸沢



瀬戸沢に入ると次々楽しい小滝が現れた。
まだ梅雨前のこの時期の滝はぬめりがあるので、適度に登ったり巻いたりしながらルンルン進む。

滝風景1


滝風景2



癒しの苔風景1


癒しの苔風景2



岩の大きさを体感!?(MASAHIKOさん撮影)



水流1


水流2



水を楽しむ1(MASAHIKOさん撮影)


水を楽しむ2(MASAHIKOさん撮影)



今日も美しい空と木々を味わいながら歩けることに感謝♪



いつの間にか1100mの二俣だ。相談の結果、水量が多いのと下山路に近いのに惹かれて左俣チョイスしたけれど・・・・



水はすぐに枯れてしまい、このまま詰めるのも かったるい。
それに太礼ノ頭の南側に出ることになり、そのピーク越えがまたしんどい。

ということで、
MASAHIKOさんが1170m付近の右岸に出現した古い崩壊地登りを提案。
う~ん、今はテンニンソウが生えて和みの緑の原だけど、傾斜は見た目より急で歩きにくそう。

なにより“崩壊地登り”は彦右衛門谷で食傷気味なんだけど(笑)
二人はイケイケムードで、仕方なく付き合うことに。

上部は石がゴロゴロしているので途中で左の小尾根に逃げたが、
その直前に振り返ると想像以上の高度感にクラッときたー!

たぶん向かいの右俣・左俣界尾根の前に左俣の谷を挟んでいるから
より高度感が増すのだろう。
写真に撮っても平凡になってしまい伝わらないのが残念だ。

結局、3人はこの崩壊地登りに興奮し、これを今日の核心としたのだった。

崩壊地の登り1 ここから取りついた。テンニンソウの緑が崩壊地をおおい、自然力で再生していたのにビックリ!


崩壊地の登り2 こちらはMASAHIKOさん撮影


左の小尾根から北東方向にトラバースし、1300mの標高で太礼ノ頭の北東登山道に乗った。
これで太礼ノ頭の登りと下りをカットでき得した気分。
MASAHIKOさんは得意満面!ちょっとシャクだけど確かに功績大だ(笑)

標高1300mをトラバースしながら進んだ



元気なブナたちがいたけれど、円山木ノ頭への階段道はきつかったな



でも、この無名ノ頭からの下りは楽しみの一つ♪



無名ノ頭から北西に向かう尾根は、本間沢の左岸尾根でけっこう長い。
上部では時々西側が開け、素晴らしい展望が得られた。

写真を撮りながら、前回下った「魔法のロープ」のルートを辿ってみたり
雪が降ったらここは「白馬」の好展望地だね!などと話して盛り上がった。

今は茶色の馬も雪が降れば、尾根の名前どおり「白馬」になるだろう



参ったのは尾根上に赤テが多かったこと。
分かりにくい分岐にさりげなくつけるくらいならまだしも、
間違いようのない尾根上で、次のテープが すぐ先に見えるのだからイヤになる。
こんなにむやみにつけなくても良いだろうにと、がっかりした。

テープのつけ方で、つけた人のレベルが分かるし、
そのテープがあることで、否応なくつけた人のレベルに“強制加入”させられる。
個々の楽しみを邪魔する行為は慎んでほしいなと思う。

こういう所を歩く人は特に、テープなど頼りに歩いてはいけない。
各自が自分で判断し行動するのが基本だと、私は思っている。

我々はレガーさんの的確なRFにより、最後は苦労なくベストの所に降りられた。

本間橋の少し西側へ 最後はこの沢状の所から下りてきた



魚止橋の下で装備を洗った。ここに下りたのは初めてだけど洗濯にはバッチリの所だった




今回は沢よりも崩壊地登りとトラバースが印象的だった。
下りの最終部分も楽しんだ。

また、撮影タイムが充実していたかな。
レガーさんの蛭の小屋までハッキリ見える望遠の素晴らしさは別格として、
これまで花なら接写1センチもOKと自慢だった私のデジカメが、
MASAHIKOさんの新デジカメのスーパーマクロモードに負けそうだ(涙)

よーし、こうなったらウデとセンスをみがいて頑張るぞー!
なんて言っちゃって大丈夫かいな(笑)

MASAHIKOさん、レガーさん、ありがとうございました。



≪ 本日の出あい ≫  白っぽい花と緑の葉が多かった

崩壊地から小尾根に乗る時、小さなカエルがピョンと跳ねた。カメラで撮ろうとしたら、茶色から周りの白石の色に変色していた!



イワタバコの葉



ネコノメソウの育った葉



ツルシロカネソウ



クワガタソウ



ミヤマハコベは可憐だね



ブナ(イヌブナかな?)の芽



咲くと線香花火みたいなユキザサはまだ蕾だった



ツクバキンモンソウ



今年は不作の年かと思ったけれど、この木は花数が多かった



気品あるシロヤシオはアップがいい



この可愛い葉は何だろう?レガーさん推理:シロヤシオでは? denさんご教示:シロヤシオの幼木。お二人に感謝です


フデリンドウの蕾



やさしげな雰囲気に撮れたのが嬉しい













知る人ぞ知る 山神さまの ご様子うかがいに てくてくと

 
 





何年ぶりかで訪ねてみると、ご覧のとおり

木に寄りかかりながら かろうじて踏みとどまっているような建屋の中に

― こんな状態でも ないよりは良いのかな?―

倒れずに鎮座されていたのだった。



 


クワガタソウ



ヤブウツギ



ガクウツギ



タチキランソウ






ホウチャクソウ



ヤブヘビイチゴ



ホソバテンナンショウ                      ヒトツバテンナンショウ



ウツギとヤマツツジ













アリ地獄のような彦右衛門谷上部に 思わず目が点!




石で埋め尽くされた無彩色の谷の中に、ポツンと青いドラム缶が転がっていた。こういう場所での人工物にはハッとさせられる。
(振り返って撮影)




もう2年くらい前のことになるかなぁ
確か、シロヤシオの話題からだったと思うけど、
イガイガさんとヒワタ沢から檜洞丸へ という話になったのだった。

連休では、シロヤシオには早いかな?・・・・まっ、いいか。
2日の沢計画も、天気の回復が遅れて延期になっちゃったし、
その気になったら行かれる時に行っとこう!

ということで、お天気に恵まれたゴールデンウィークの後半、
久しぶりに神ノ川エリアへ向かった。
ここの春も大好きだー♪



彦右衛門谷



2013年5月5日 快晴
メ ン バー:イガイガさん、はっぴー

コ ー ス :日陰沢橋―神ノ川林道―檜皮橋―ヒワタ沢入渓地点―遡行断念―彦右衛門谷―源蔵小屋谷出合
       ―左岸巻いた滝―崩壊地登攀―檜洞丸北尾根―檜洞丸山頂―檜洞丸北西稜―ヤタ尾根分岐―
       下降地点―上部林道―神ノ川林道ゲート前  (行動時間:10時間15分)
  
      ※ コースは上図参照
        歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。沢装備





いや~、この美しさ!
常々この二色は人工では出せないと思っているけど、改めて そう感じた今日の空と新緑だった。




檜皮橋(ひわたばし)は今日もスッキリと白色に輝いていた。
橋の上から上流を眺めると、新緑の中に堰堤群が見えたが、その上にある橋から入渓するとのこと。
林道は もう少し先の広河原で折り返している。




写真の上の方に見えるのが橋。林道から下って橋の下でゴルジュの滝を撮影するイガイガさん。




技術がないので、写真がうまくつながらないけど、
上からゴルジュを見ると、こんな感じで かなりの迫力だ!
ここを真ん中に見えるテラスに降りて、
右岸の壁に取りついて斜上するとのこと。
う~ん、かなり厳しそうだ。





もう少し近づいてみると かなり高さがあり、下が見えない。
無理・無謀は事故のもとということで、相談の結果、潔く撤退することにした。




かれこれ1時間近くの奮戦?も、懸垂下降すると あっけないものだった(笑)




さて、このまま帰ることはもちろん、尾根歩きもねぇ・・・・
ということで、檜洞丸北尾根を挟んだ彦右衛門谷に行先変更。

ここはず~っと昔、北尾根に五つ目あたりの堰堤から取りついたことがあるけど、
ガレガレの河原だったよなー。




源蔵小屋谷が左から出合う標高865m地点。
イガイガさんは源蔵小屋谷は入ったことがあるけれど、
彦右衛門谷は“未知との遭遇”だそう。ここから先には もう堰堤はないらしい。




905m地点も、まだこんな感じで変わりばえしない。




少し進むと、広い河原の真ん中あたりに、
小滝とも言えないような水流が出てきた。 ちょっと嬉しい。




これは河童のお皿みたい~




ひたすら登っていると味気ない石しか見えないけれど、
後ろを振り返ると谷の新緑と袖平山に ほっ~となる。




でも、両側はこんな感じでボロボログズグズ。崩れは今も進行中のようだ。




2,3分進んだ所で突然 滝が出現!
上部は隠れて見えないけれど高さもあるし、なかなかの迫力だ。
これは思いがけなかったのでビックリした。
今の時期はヌルヌルしていて怖いし、濡れそうなので右のルンゼから巻くことに。




登ってトラバースすると、沢への下降が悪そうなので、
二人のロープをつないで懸垂で降りた。




落ち口から下をのぞくと、思った以上に高さがあった。




滝場から20分後、まだまだガレ場は続く~。トップの写真は ここから7分後。




上の写真から11分後、だんだんアリ地獄の様相を呈してきた。
この先はどうなっているのか?地図では実際が分からない。
はたして尾根に乗れる所があるのかな~とチョット不安が頭をよぎった。




さらに2分後、この低い段差がぬめりの逆層で、思いのほか手こずった。
ロープで引っ張り上げてもらい何とかクリアー。
そしてイガイガさんの「雪渓だ!」の声に先を見ると、




なんとそこには雪渓が口を開けて待っていた~!丹沢で見たのは初めてだ(ズームで撮影)




ここで作戦会議。
先が分からないので取り付けそうな所があったら右側の北尾根に上がろう。
ということになり、ふと右を見ると、ここなら登れそうだということで意見が一致。




落石に気をつけながら登って行く。




こんなザレや




こんな大石交じりの急登を登り続けること35分で




やっと木のある左の尾根に逃げられた。これで ひと安心~だけど・・・・




さらに登りは続く!
ここから110mの登りで北尾根に乗って ほっとひと息(下の写真)
その後また200m登って ようやく檜洞丸(1601m)なのだ。




数年ぶりの北尾根上部の様子を楽しみながら・・・・
面白い形のブナ発見!御一行様方ならば、たぶんここで記念撮影かな(笑)
老木に限らず木は労わってあげてくださいね~




花の写真を撮ったり、蛭ヶ岳の端正な姿にも励まされながら




これも久しぶりの檜洞丸に到着、既に14時半に近かったので人が少なく静かだった。
山神様に無事をお願いして、すぐに下山路の北西稜に向かう。

今日は、小笄の一つ先の小ピークから小尾根を下って、上部の神ノ川林道を突っ切り、
日陰沢橋のゲートにピッタリ下りるとのこと。これは面白そうだ♪




少し下った所で、左の登ってきた北尾根を振り返り見る。
山は痛々しいが、バイケイソウの緑が元気だ。




大笄から東沢方面を見る。この写真、気に入ったのでデスクトップの背景にした。




たまに、たくましく元気なブナにあうと嬉しいね。




北西稜を歩くのも久々だったので、え~!?こんなだったっけ!
の感じが続いて新鮮だった。

途中たびたび花撮影で足が止まり、時間をくってしまったけど、
イガイガさんは写真は撮らないけど「ここにもあるよ」と教えてくれて
けっこう協力的!(喜)

そんなこんなしながら、景色や鎖場・鉄ばしごを楽しんでいるうちに、下降地点に到着した。
低い石標のある所から右の濃いササヤブに分け入って行く。
ダニが気になったけど、遅れて姿を見失わないようササをかき分け進んだ。




しばらく我慢すると葉のない病んだササに変わり、それもまた淋しい。
120mほど下った所で、隣の少し大きな尾根と合流すれば
あとは植生保護柵沿いに、上部の林道まで分かりやすい。




林道に降りる所は低い法面になっているが、はしごがかかっていた。
で、降り立った林道から先で、うまく左の尾根に乗らないと最後が大変なんだ!
と経験者がのたまうので、少し緊張気味になった(笑)




ほとんど植林で仕事道がジグザグに しっかりついていた。
ただ枝打ちされた小枝が足にからんで歩きにくかったけど、
このルートは林道歩きがないからありがたい。

林内にはいろいろ杭がたっていた。これもそのうちの一つ。




最後は、この通りピタリとゲートに下り着いたのだった。
今まで、ゲートを何度も通過しているけど、
まさかこんな所から登れるなんて思っていなかったので、嬉しい驚きだった。




今回は、ゴルジュへのチャレンジ、ガレの谷歩きと北尾根上部、檜洞丸から小笄まで、
そして未踏のV尾根下降と、なんとも盛りだくさんの充実した山遊び♪ イガイガさんに感謝です。

帰宅後、お風呂に入って洗髪もしたのに、
一日おいてダニが左腕を這っているのを発見!キャーー!!
チェックすると腕と足を数カ所噛まれていた。
1週間たった今でも痒みがとれないとは恐るべきダニエムだね。



≪ 本日の出あい ≫

ウツギも繊細で可憐な花だ


ニガイチゴ


ミツバアケビ


シコクハタザオ


ツクバネソウ


??スミレサイシンの仲間かなぁ・・・


やっぱり寒いんだね、マネザクラがまだ咲いていた(二カ所で撮影)




キクザキイチゲ(白)


キクザキイチゲ(青)


マルバダケブキ


盗掘が多いと聞く【絶滅危惧Ⅱ類】なので名前だしません。いつまでも見られるといいな


ブナの実。芽が出るかな










原小屋沢でガータゴヤの滝見物し 下山路で“魔法のロープ”体験


 
        ※ 4/19 MASAHIKOさん撮影の写真4枚を追加しました



手前の10m滝の巻き道を進んで行くと、眼前に 観たかったガータゴヤの滝が広がっていた
 


陽の光に輝きながら飛沫が跳ねて踊っている様に心も跳ねるよ♪ きれいだなぁ!


                 

奥野 幸道さんのご自宅へ伺った時、
同行者の方が、それまで歩かれた丹沢の記録の一部をお持ちになった。
滝の写真をご覧になるなり「ガータゴヤの滝だ!」と、とても嬉しそうだった奥野さん。

私は滝名は聞いていたけど、まだ行ったことがなかった その滝の写真を見て、
「いつかは行ってみたいなぁ」と思ったのだった。

1月の立山以来、“冬眠”していたトン・チン・カン トリオだけど、
新緑の美しい季節の到来と共に、そろそろ沢遊びもよろしいのではということで、
これもずっと気になっていた“魔法のロープ”と併せての計画となった次第。

もっちろんレガーさんと私は大喜びよ♪



 
原小屋沢部分



2013年4月13日 快晴
メ ン バー:MASAHIKOさん、レガーさん、はっぴー

コ ー ス :魚止橋駐車―伝道―雷平―原小屋沢―又兵衛沢―丹沢主脈登山道―蛭ヶ岳―鬼ヶ岩ノ頭―
        白馬尾根―途中から本谷沢へ下降―雷平―伝道―駐車地  (行動時間:9時間)

       ※ コースは上図参照。沢装備。徒渉あり
         地形図が読めコンパスが使えることが最低条件



今日も快晴の山日和。
主脈の登山道に乗ったなら、さぞかし素晴らしい展望が広がっているだろう。
でもね、まずその前におよそ1000mの登りをこなさなければならないのよ。

初めて市原新道から蛭ヶ岳に登った時は、雷滝までで既に疲れていたっけ。
あれから何度もこの辺をウロウロしたけれど、やはり気合が必要な所だ。

おまけに今日は、前回バテた“地獄の階段”付きだからね~
皆さんに迷惑をかけないよう、秘かに足慣らしもしたし、いざという時のために
すがりつくストックを2本持ってきた(笑)

ということで、魚止橋で沢装備になって いざ出発。

  



魚止橋には「第5回東丹沢宮ヶ瀬トレイルレース」のお知らせがあった



伝道到着。朝の空気が清々しい、というより寒いくらいだ



早戸川の この開放的な雰囲気が大好きだ



雷平通過。今日は花も期待できそうで嬉しい



ヒトリシズカを撮るMASAHIKOさん



こちらはエイザンスミレを撮るレガーさん。嬉しいね♪



はい、おなじみのF2 雷滝。
ノッポのレガーさんがこんなにチッポケ~!迫力があって好きな滝だ




F3 トイ状の滝



水がきれいだけど、つめた~い! (MASAHIKOさん撮影)



この辺は小滝やナメが続いていて、夏ならジャブジャブ入れて楽しそうなところなんだけどな~
今日は寒いし濡れないように気を使いながら進むので、沢遊びの醍醐味がなく残念




だからあっという間にカヤノ沢出合だ。原小屋沢は左へ進むのだけど、この先は初めてなのでワクワク



これがF4のバケモノ滝、暗くて分かりにくいけど奥の滝の落ち口に倒木がある



なるほど、これね!いつからあるのかな?友人の20年前の写真には写っていた。すごいね~



ああ、この新緑の色に感動しちゃう



なるべく水に入らないよう気をつかいながら岩の上を歩く(MASAHIKOさん撮影)



そしてF5:3段20mの滝。右からの巻きの沢への下降がちょっと
イヤらしいそうでMASAHIKOさんが少し高く巻いた




F5を巻いて、慎重に沢に戻る



水が思いのままに暴れて踊ってる~迫力満点!



すぐ現れた二つの滝。一瞬 正面をガータゴヤの滝かと思ったら、これはニセモノ。夏ならシャワーで登れるのにね


上の滝の階段状の部分を横から



階段状の滝の上の 隠れて見えていないF6:10mを撮影するレガーさん。私は降りずにそのまま巻いて行く



すると突然トップ写真のガータゴヤの滝が現れた!スケールが大っきい~!!



登って行くMASAHIKOさん



真ん中の釜?横から写真撮影するレガーさん。思い恋がれていた滝を十分堪能してから、我々は右岸を巻いた



ほどなく又兵衛沢出合に到着、湧水で一服してから涸沢に入る。初めは倒木石ゴロで歩きにくかったけど



次第に穏やかな傾斜の癒し系になった。ヒメシャラの明るい茶色の木肌が目立つ。いい雰囲気の所だ。
そしてまだ若く可愛いバイケイソウが出てくると登山道だった




いよいよ“恐怖の階段地獄”に突入で、気合を入れなおしたが・・・・
少し前にミックスナッツさんが言われていたように、歩きにくかった階段が整備されていた。
傾斜の緩急で、疲れないように工夫されていて前回よりずっと楽、ストック不要だった♪
うん、これならまた行かれるね




やっぱり、この辺の稜線からの展望はスカッと気持ちがいい。檜洞丸から大室山が近くに見える。でも歩くとたーいへん!?



眼前の素晴らしい展望に感動!山座同定を楽しむ(MASAHIKOさん撮影)



階段に うまくあやされながら?いつの間にか山頂に着いた。前回は暑さのせいでバテたのもあったかな


思ったより人が少ない。山頂のチョット外れた草はらでランチ。
今日は意外に寒いので薄手のダウンなんか着こんだ。



鬼ヶ岩へ向かう途中から。中央が熊木沢、その右が朝日向尾根、右奥が大石山の稜線。
左は棚沢ノ頭から弁当沢ノ頭の稜線。MASAHIKOさんが最近下降した所だ。正面の手前がカヤノキ棚山稜、
奥はヒノキダッカ山稜かな?これもいい眺めだ





鬼ヶ岩から数人が下ってきた。すれ違う時に、魚止橋に後から車2台で来たパーティだと分かった




白馬尾根はこれまで何回か歩いているけれど、明らかに最近設置された植生保護柵が多くなっていた


設置の成果が上がっているようなので嬉しいね。ササの葉が柵外の物と比べて大きい



やっぱりこの尾根の下りは気持ちがいい!市原新道より好きだ。丹沢三峰が大きいね



そして、一度来ているMASAHIKOさんの記憶がドンピシャで、「上の魔法のロープ」にあっさり辿り着いた



さらに広い尾根を下って行く。下のロープはみんな初めてだ。うまく見つかるかな



こちらもMASAHIKOさんのカンが冴えて苦労なく発見できた。
「先にどうぞ」と言われ、ロープがどのくらい続いているのか興味津々で下らせてもらった




木に食い込みながら、石に乗られながら、これでもか~!っていうほどずーっと続いているロープ、すごいよ!



途中で早戸大滝が木の間越しに見えた。レガーさんが私のカメラでズーム撮影してくれた。流れが二条になっていた



かなりの急斜面なので、ロープがないと危険だし時間もかかるだろう(MASAHIKOさん撮影)



やっと本谷沢に下降完了。この長いロープを付けた方に脱帽感謝!



これが終了地点だった。ここからまだ雷平経由で伝道までは
沢沿いの下りなので、気を抜かず慎重に歩いた




駐車地までの林道歩きで、やっと ほっ~。この色合いに気持ちが和んだのだった


 

狭いようで広い丹沢に、
いざ出かけようとすると、自分の体力や技術や入山のことなどから、限りなく制限されてしまう。
でも、行ってみたいなぁと思う所がある。

今回のガータゴヤの滝と“魔法のロープ”も、そんなうちの二つだった。
だから、その想いが叶ってスッキリできたことが嬉しい。
MASAHIKOさん、レガーさん ありがとうございました。

また、思っていた以上に いろいろなお花と出会えた。
特に、キクザキイチゲの清らかな美しさは絶品だった!
お二人のご好意で写真におさめる時間をいただけ、それがまた嬉しかった。



 
≪ 本日の出あい ≫ 


ヒトリシズカは今年初めてで嬉しかった 



ミヤマキケマン



ケマルバスミレ



ナガバノスミレサイシン



エイザンスミレは女王の風格



双子ちゃんのエイザンスミレ



ヨゴレネコノメ



ツルネコノメソウ



アップで。ピンボケ残念だけど、赤ちゃんの手のような葉っぱが可愛い



ミツバコンロンソウ



ミツバコンロンソウ



ツルシロカネソウ



これ、何だろう?出はじめのキヌタソウかな?



キクザキイチゲ



キクザキイチゲ



キクザキイチゲ



キクザキイチゲ



キクザキイチゲ



キクザキイチゲの葉



キクザキイチゲ











新緑の中 ひらひらと足慣らしの山遊びへ

 
 

▲ 鳥屋待沢右岸尾根の上部には、鮮やかにミツバツツジのピンクが広がっていた



この13日に、高低差の大きいロングコースを歩く予定があるので
ちょっと足慣らしをしておこうと、4月10日 久しぶりに一人で出かけてみた。

歩いたのは下記のコース。
定番の所だけれど久しぶりだし、単独だと感じがまた違う。
少し緊張感をもちながら、新緑の景色を楽しんできた。

                
煤ヶ谷バス停―鳥屋待沢右岸尾根―七沢山―唐沢峠―梅ノ木尾根―日向薬師バス停
                                       (行動時間:6時間45分)




        ※ 地図上の上部の斜線はコースと関係ありません
宝尾根




平日のためか「清川リバーランド」は人気がなくひっそりしていた




目的の尾根に乗って驚いたのは、まだ新しい赤テがベタベタ付けられていたこと。この写真手前だけで3ヵ所!




620m付近には植生保護柵があり、柵内にはけっこう植物が繁茂している




650m付近の尾根の様子。尾根の下部は全体的に幅が広くて大木が多い。一か所獣の臭いが強かった




今日の主役はミツバツツジ、艶やかだね~!




この尾根は下部は癒し系だけど、上部はチョイ悪で面白い




痩せている所や岩場も出てくる




丹沢三峰の優美な山容が見えて嬉しかった




春の山はホントにきれいだ!




ヒノキの植林が整備されていた。切り株がまだ新しい




いつの間にか大山方向の雲行きが怪しくなってきていたので先を急ぐことに




新しい道標が立っていた




この明るい黄緑色のモミジに感動した!




≪ 本日の出あい ≫

セントウソウ



キランソウ



ツクバキンモンソウ



アブラチャン



エイザンスミレ



キブシ



テンナンショウ



サワラ







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Home > 2013年 春の丹沢 Archive

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