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2012年~2013年 冬の丹沢 Archive

杉ノ沢径路で旧秦野峠へ メインは 田代沢径路の探索

 


▲ 林道秦野峠は何度も行っているが(旧)秦野峠は初めてなので嬉しかった。正面の伊勢沢ノ頭までのルートが未踏なので歩いてみたい




イガイガさんの杉ノ沢・田代沢径路の探索に同行させていただいた。

寄大橋からは鍋割山方面か檜岳(ヒノキダッカ)に行くことが多く、
西側は数回しか歩いたことがない。

(旧)秦野峠や蕗平橋は地図で眺めて、一度は行ってみたいと思っていた所だった。
なじみのうすいエリアで地形や方向感覚にうといけど、その分ワクワク感も大きい。

径路探索については、イガイガさんが詳細な記事をアップされているので、
そちらをご覧いただくことにして、心に残った風景を写真でどうぞ。


≪ イガイガさんの記事 ≫
http://igaiga-50arashi.at.webry.info/201302/article_4.html


 


※ イガイガさんからコース全体図(上図)を拝借した
     





2013年23日 晴れ のち 曇り
メ ン バー:イガイガさん、はっぴー

コ ー ス :寄大橋にP―寄沢右岸―杉ノ沢出合―平畑堰堤―杉ノ沢堰堤―大曲り―秦野峠林道―
       オンバク沢右岸―途中から旧径路―(旧)秦野峠―田代沢源頭―田代橋―田代沢径路探索
       ―秦野峠林道―蕗平橋(ふきだいらばし)でランチタイム―小豆畑沢(あずきばたけざわ)出合
       ―逆から田代沢径路探索―秦野峠林道―林道秦野峠―寄大橋      (行動時間:9時間)

       このコースを歩く場合、地形図が読めコンパスが使えることが最低条件



≪ 寄大橋~オンバク沢 ≫

▼ 黒破線が径路。浸食や崩落している箇所は歩けないので対岸に渡って進んだ
杉ノ沢・田代沢径路ロガーカラー②


●7:29 クマさんかと思ったらタヌキさんのものらしい。いわゆる“タヌキの溜糞”



●7:35 寄沢右岸から杉ノ沢出合に下りる堰堤そばの石積みの上方に「馬頭観世音」の石碑があった



●7:36 杉ノ沢の対岸のミロク山荘の敷地で、ボロボロになったマイクロバスが、ジッと朽ち果てる時を待っていた



● 7:37 バスの正面左手に、途中の板が抜け傾いている吊橋があった。作りがチャチで とても体重を預ける気にはならない 



●7:58 苔に隠れて分かりにくかったけれど「平畑延是」と書かれた銘板があった。ふ~ん、“延是”と書いたのか



●8:05 杉ノ沢堰堤の手前で左岸に渡ると木に赤テがついていた。この堰堤は後で幅を広げたようだ 



●8:08 シ○ミさんに教わったので さっそく切り口をパチリ。これはヒノキね



●8:24 右岸の植林の中にも赤テがついていて径路跡がハッキリしていた



●8:44 植林の中から赤い菰吊橋が見えたので嬉しくなった。でも手前の植林の赤さにはギョッ!今年は私 危ないのだー



●9:03 これは鋼製の堰堤だそうで、もう大曲りだ。この先も径路を辿ると赤テや炭焼き釜跡があった



●9:40 登りやすそうな所から林道に上がり、途中の急登でショートカットし(ああシンドー!)オンバク沢に辿り着いた



●9:48 上が第一オンバク沢で、こっちは西隣の第二オンバク沢。どちらも間隔の狭い堰堤群でビックリビックリ!! 




≪ 第二オンバク沢右岸~(旧)秦野峠~田代沢径路探索 ≫ 

▼ 帰路の秦野峠林道部分はロガーの電池切れで途中から非表示。田代沢径路の探索は両方向とも同じ崩落によってはばまれた
杉ノ沢・田代沢径路ロガーカラー③


●10:16 杉ノ沢からはたくさんの支沢が出ているが「あらか沢」もその一つ。この沢の小さな枝沢の横断箇所に赤テがあった



●10:38 開放的な(旧)秦野峠に ちょっと分かりにくいが右のロープがある方向から出てきた。ここは けっこう来にくい所だ



●10:54 (旧)秦野峠からホンのわずかP868mの東側までは登山道だったけど、ここからは田代沢径路探索の始まり



●10:57 田代沢の源頭をまわりこみ



●10:58 右岸から沢に下降したけれど径路の痕跡は見つからず、そのまま沢中を下って行くことに



●11:00 この辺りにはハッキリしたグリーンの地層や石が多くギョッ!でも空の青と草の茶色、雪の白に映えてきれいだった 



●11:18 向かって右側の沢から下ってきて、田代橋の直前で振り向くと、おお!左の沢もみごとな堰堤群



●11:18 不思議な足跡発見!でも、これ同一人物の足と手かも(笑)



●11:19 田代橋。右手前から遠見山、世附権現山からミツバ岳、その奥は丸尾山から椿丸の稜線、一番奥が甲相国境尾根



●11:21 田代橋のたもとから再び沢に下りて右岸沿いに径路を探しながら進んで行くと 



●11:44 北側から入ってくる小さな沢にも ひしめく堰堤群が!



●11:46 そして炭焼き釜跡もあったりしたけれど、スッキリしないまま進んで 



●12:07 展望のきく この広々した場所に出て、ほっとひと息ついたのだった



●12:09 眼下にところどころ林道が見えた。広い尾根を途中まで下ってトラバースしながら径路を探すが



●12:18 結局、この青ザレを越えられず手前で林道に上がった。このザレ、ナマは写真より厳しい



●12:23 ここは林道を歩くのも初めてなので、なかなか新鮮だったけど落石がアチコチに。とりあえず蕗平橋をめざす



●12:29 小豆畑(あずきばたけ)沢橋。田代沢も小豆畑沢も丹沢湖に流れ込む小菅沢の支流だ。車が一台追い越して行った



●12:30 丹沢湖の向こうに不老山周辺の山々がかすむ



●12:30 小豆畑沢橋から見た堰堤群。この近間隔は理にかなっているものなのだろうか?



●12:34 ようやく蕗平橋。ここでも・・・



●12:35 またも見える堰堤の数々。この山域の堰堤群は径路もスギ花粉も、頭からブッ飛んじゃうくらいの衝撃風景だった



●12:36 やっと待望のランチだ。以前 山神径路とは別の時、山神峠に行った記憶があるが、その後どこに下りたのだったか



●13:09 この後どうするかを相談し、田代沢径路を逆側から探索することに。旧道を玄倉方面に進み途中から河原へ下りた



●13:44 それらしい入口から一喜一憂しながら道がたを辿るも、径路か植林の仕事道か怪しい感じ。結局ここで行詰まる!



●13:52 上に逃げる途中でイガイガさんが石積みを発見!これはその周辺の写真だけど、何となく雰囲気が気にかかった



●13:54 その後小尾根に乗ると木に赤テがついていた。何でこんな所に?この思わせぶりな赤テも気にかかったけれど



●13:58 上の赤テのあった尾根を進んだ所がこの写真。イガイガさんはこの先で林道に、私は左壁から尾根に乗り林道へ



●14:15 その後はひたすら忍耐の林道歩きになるが、やはり今まで見たことがない異常な堰堤群が気になった。これは田代沢支流



●14:43 途中で、急斜面に小さな白い布を一枚ずつつけていく法面の工事をしていた。こんなふうにするんだー



●15:24 この林道秦野峠までの登りの長かったこと!ここは懐かしい場所だけど普通のハイカーは来ないよね



●15:36 しつこいけど最後も堰堤群写真で。今回、今まで知らなかった丹沢の一面に遭遇し、ただただ驚くばかりだった



今回 歩いたエリアはマイナーであまり知られていないし、
林道秦野峠線は一般車は通行禁止だし、行きにくい所だと思う。
もしかしたら、杉ノ沢径路や田代沢径路が使われていたころの方が
人の往来があったのかもしれないなぁと想像したり・・・・

林道歩きは もうこりごりだけど、このエリアはまだ未踏で歩いてみたいルートがいくつかあるし、
田代沢径路探索で一つ自分の推測を確認してみたいなと思った所がある。
機会があったら再訪してみたい。

イガイガさん、いろいろ教えていただき ありがとうございました。









2月23日の杉ノ沢径路&田代沢径路で見つけた“小さな春”

 


 
    今日、待っていた春の花に会えた。
    もう、歓びの声を何度もあげて、こ踊りしてしまった。

    それは、ヤマネコノメソウ。
    花はまだ完全に開いてはいなかったけれど、
    暖かい陽を浴びて、たくさんの株がスクスク育っていた。
    うれしかったなぁ。

    このことを早く知らせたいから、植物だけ早アップしちゃお~♪ 





▼ 今年初のヤマネコノメソウのアップ


▼ 日当たりの良い所だったので、何株も顔を出していた




▼ おそらくオトメアオイだと思うが、こんなに綺麗なものは初めて見た。これにも驚きの声が出た


▼ 花のアップ。もう開花していたけれど、調べたら花は5月~8月ごろ咲くとあった。今、咲いているなんて不思議だなぁ 




▼ これは まだ花がないので自信がないけどハルリンドウではないかな~きまじめで堅そうな葉っぱだね




▼ キランソウは こんな小さくても何となく分かっちゃう。この毛深さにはビックリだー!





※ イガイガさんと歩いた径路探索記事の方は、しばしご猶予を m(_ _)m







「樹下の二人」を 二人占めしちゃったね♪ でも その後は四苦八苦!?




▲ 冬枯れの道を「樹下の二人」へ向かう。シンボルのマユミの木は枯れてしまったと聞いたけど思い出の木だったので残念




去年の秋のことだった。
まだ「樹下の二人」に行ったことがないという つっちーさんと山口橋から歩く予定だったのだけど、
2010年9月の台風でこの辺の林道も かなりひどいダメージを受けたらしく、未だに通行止めだった。

たまたま出会った男性が地元の方かと思って様子を聞いたところ、
よその方だったが「危ないから止めた方がいい」と言われ、
情報不足の不安もあって他の場所に変えたのだった。

他の行き方はないかと、帰宅後 調べてみると2011年12月に
M-KさんがAYさん、TKさんとリハビリ山行で歩かれていた。
この時、使われたのが山口橋から天神山経由の尾根だった。
なるほど、こう行けば発車オーライだ~リベンジはこれで行こう!と決めていた。

ということで、今回、M-KさんとAYさんの記事を参考にさせていただき歩いてきたが、
湯船林道は“リハビリ山行”という名に恥じるような(笑)、刺激的な(?)濃ゆいコースだった。
記事は 今の様子を残しておくことを考えて、写真中心にしてみた。


【M-Kさんの記事】
http://www.geocities.jp/mk20030130/324-2011-12-23-jyukanofutari.html

【AYさんの記事】
http://akichanpon.at.webry.info/201112/article_5.html




樹下の二人(決)




2013年2月9日 曇り 時々 晴れ
メ ン バー:つっちーさん、はっぴー

コ ー ス :山口橋手前に駐車―神社裏から峰坂沢右岸尾根―P631m―天神山(680m)―P690m
       ―尾根東側の破線林道と合流―湯船林道と合流―峰坂林道分岐―世附峠―樹下の二人(ランチ)
       ―湯船林道・来た林道合流地点―湯船林道―白クラノ頭南東尾根693m地点―
       白クラノ頭南東尾根―P468m―駐車地                 (行動時間:6時間45分)


       ※ コースは上図参照
         地形図が読めコンパスが使えることが最低条件。湯船林道は崩壊箇所多し     



山口橋まで行ってみたが、土曜日で棚沢の砂防ダムの工事が行われていたので、
少し戻った所の民家の方に、つっちーさんがお願いして駐車させていただいた。
さあ、これで安心して出発だ。


▼ 正面の山はP457m。山口橋との標高差は117mだ。送電鉄塔は「新秦野線6」



▼ 林道の通行止めと工事中の看板、砂防ダム工事の看板などが並んでいる



▼ わずかに林道を入った所から神社への道がついている。つっちーさんの右にあるのは数体の馬頭観音などだった



▼ 素朴な神社の裏から山に入るも・・・・



▼ すぐに右側の林道に下りてしまった。ここまでは林道をこられるようだ。で、ここで再び山に入って進んだが



▼ ほどなく鉄塔巡視のための階段らしきものが出てきた。なぁーんだ、ここまで林道でくれば良かった



▼ 整備中の植林の中を登って行くと




▼ 下で見えた6号鉄塔があった。この辺の鉄塔はベージュ色に塗られているんだね



▼ 一度林道に下りて すぐ山に入りなおし、植林を15分も歩くと尾根はシカの食害にあったササ原になった



▼ 少し先で右に回り込んでみると通行止の印が。林道は地図の表記より尾根近くについているので これは破線の林道か??



▼ 食害にあったササが盆栽化していた。ササヤブの尾根を避け、左手の植林内を行くことにして登って行くと



▼ 両側が手入れされていない植林の 広いプロムナードに。中央2本の太い木は右がスギで左がヒノキ。並ぶと一目瞭然だ



▼ そして天神山に到着。ここはP690mの南西の“隠れピーク”で山の神の祠が二つと、かすれた文字の木板があった



▼ P690mのホンのちょっと手前から下の大崩壊箇所が見えた。写真中央の上部に林道が見える(ズームで撮影)



▼ P690mから北に行った破線と合流した所に2010年11月作成の岩田さんの案内板(※)。我々は上の道を来た

(※)大崩壊 すさまじい崩落で、天神山の頂上直下から谷底まで落ちています。渡れません。
   点線のように天神山から迂回します(文責 岩田) 


▼ 湯船林道との合流点を目ざして進んで行くと薬きょうと歯の部分の骨があった。上はつっちーさんのデジカメ



▼ こんな所もあるけれど問題なく進んで



▼ 左の道から湯船林道との合流点に到着。このあと「樹下の二人」でのランチ後、植林内をこのそばに下ってきた



▼ 歩いてきた道の入り口には「全?通行止」の看板があった



▼ 湯船林道合流地点から進行方向正面に大きな山抜けが見えた。林道は突き当たって右に曲がって行き



▼ 右手の駿河小山駅からくる道と合流し、奥の世附峠へと続いている



▼ 世附峠に到着。右が不老山、左が「樹下の二人」・白クラノ頭方面。奥に続いているのは浅瀬方面への道



▼ 反対側から「樹下の二人」方向への道を見る。大きな岩田さん作成の看板がある



▼ トップの写真を経て「樹下の二人」に到着。振り返り見る不老山 大きいな~左のマユミに昔の面影がなく淋しいね!



▼ ここで1時間のランチタイム。今日もメスティンで作るラーメンだ。ラ王の生めんタイプしょうゆ味が美味しかった!



▼ 展望① 手前中央から左奥に向かって、椿丸から大栂、菰釣山へと続く尾根、甲相国境尾根が横に広がっている



▼ 展望② 上の写真の東側。中央の木の右側奥が同角ノ頭、左側が大室山。真後ろが世附権現山で左へ屏風岩山、畦ヶ丸と続く



▼ 展望③ 右はじ奥に御正体山。その左、甲相尾根の大棚ノ頭から西丸、東丸の尾根が手前にのびる。中央は丸尾山かな



▼ 展望④ 白クラノ頭、三国山方面。下山路の相談になり迷っていた白クラノ頭南東尾根の下降は250m登るのでやめ~



▼ 13:04 M-Kさんたちのように湯船林道を行くことにし、適当な所から植林内を下った。ここから時間を記入していこう



▼ 13:11 ひぃ~またも薬きょうが!これで4つめかな?・・・そして稜線から10分で再び湯船林道合流点に出た



▼ 13:30 途中にあったミラーでいつものように記念写真。この辺はまったくノーテンキだったのだ



▼ 13:41 地形図にある林道から峰坂峠に上がる破線の入口を捜しながら行くと、小さな崩懐があり



▼ 13:41 そのすぐ先に青いトタンの廃小屋が。脇に上への踏み跡があり手前に朽ちた棒が1本、これが道標っぽかった


帰宅後、「峰坂峠」を検索してみると情報記事あり。何となく見たようなフォームだと
トップに行くと、花立小僧さんが2007年6月に歩かれたものだった(笑)

そこに、道標の写真と[林道脇に峰坂峠への道標を発見]のキャプション、
【峰坂峠入口の道標を発見。ちょうど、右手に廃屋のような小屋の先だった。】の文章があった。

やっぱり、ここがそうだったのね!と納得、スッキリした~


▼ 13:55 ここは軌跡に中崩壊と記した所



▼ 13:59 倒木をくぐって振り返って撮影



▼ 14:05 軌跡に大崩壊①とした すぐ手前。帰宅後、AYさんの記事にも同じ写真を発見したが、まだ葉が緑だった



▼ 14:06 倒木を抜けてみると その先はこんなー!林道が寸断されていた!!崩れた石積みの奥から沢に下りて



▼ 14:08 隣の沢の堰堤の手前を横切って林道に上がった



▼ 14:10 林道に上がって来た方を振り返った所。この先は小崩壊や倒木はあったが穏やかな林道歩きで進むが・・・



▼ 14:25 693mまでに まだ2カ所の沢横断があるので油断できないと思っていたら、出た~!ここが大崩壊地②だ



▼ 14:25 まずはこの倒木をドッコイショと乗り越えてみないとね~



▼ 14:29 その先はザレザレの急斜面を上がるのでチェーンスパイクをつけて無事クリアー。ここはスパイクないと嫌な所だ



▼ 14:30 振り返って撮影。この場面もAYさんと同じだった



▼ 14:36 最後の沢横断箇所は問題なく通れたのでホッとした



▼ 14:41 そして白クラノ頭南東尾根と湯船林道の交差地点に到着した。ここからは山道で嬉しいな♪



▼ 林道からすぐのピークに素朴な石祠?があった



▼ この尾根はいいね~!林道から上もこんな感じかな?白クラノ頭から歩いてみたかったかも



▼ でも、ものの5分で植林になっちゃって残念~足元には先行者の動物くん(誰かな?)の足跡が一本、ずっーと続いていた



▼ すぐに【秘密のアジト】が現れたので嬉しくなった



▼ 途中からはしっかりした仕事道が尾根の西側についていた。手入れ中の植林を抜けると送電鉄塔があり



▼ 里は近そうだけど、こんな荒れた所もあった。「柳島配水池」をすぎてもなかなか里に下りないのでチョットやきもき~



▼ やっと奥の竹林から石仏や石塔の所で山口橋への道に出た(振り返って撮影)




いやぁー、長かった!!
やっとシメの言葉に辿りついた~(笑)

でも、軌跡と写真と撮影時間との突き合わせは、地味で大変な作業だったけど、
サラッと歩いたままだと分からないようなことも、だんだん見えてきて面白かった。

今日のメインは“メスティン・ラーメン”、
じゃなくて、やっぱ湯船林道でしょー!
この辺りは以前ふつうに尾根を歩いていたので、この林道は初めてだったしね。

林道というと、つい気持ちがゆるむ。
常態なら距離は長いけど、案外 楽に歩ける道だ。
でも、自然災害が起これば、要は山腹をトラバースしている“径路”と同じなのだ。
特に沢の横断箇所は崩壊の確率が高い。

今回、あれこれ考え迷った末に、湯船林道を行くことを選択したのだったが、
おそらく白クラノ頭への250mの登りのシンドさの方が、はるかに楽だったのではないかと思う。

とはいえ、浅瀬から水ノ木幹線林道を歩いた時のように、
ここも自分の目で確かめ、現在の状況をレポできたので良かったかと思う。
この林道の復旧工事と、693mから先の林道がどうなっているのか気になるところだ。









今日のメインは「ニューカンジキで雪上を歩こう」プロジェクト

 
 

▲ 菩提峠手前のP791m南西側から振り返って大山を見る。雪が景色に味わいをそえる




天気予報によれば、今週末は暖かくなり雨も降るとか・・・・
それじゃあ雪が解けちゃうじゃんか~!
と、慌ててニューカンジキの試し履きへ行くことにした。

と言っても なにしろ今日は一人だし、日曜日も予定があるので
そんなにガッツリ歩きはしたくない、と選んだのがヤビツ峠から三ノ塔までだったが・・・・

秦野駅北口に行ってみると、本日 凍結のためバスは蓑毛止まりだという。
一瞬、ガーンときたけど、ぼやいてもしょうがないので、蓑毛から歩くことにしてバスに乗った。


    歩いたのは1月31日
    お天気は快晴
    単独で始まり単独で終わったけれど、一部分同行者あり
    コースは下記参照、一部未踏区間あり

 


雪の岳ノ台



「柏木林道」は林道というより登山道だ。
嫌いではないのだけど、湧水までの舗装道路がかなり急で、ここが一番つらい。

それでも、久しぶりなので楽しみながら歩く。
ヤビツ峠に近づくと、やや雪が出てきたり倒木があったりしたが、
下の方は拍子抜けするほど雪がなかった。
そりゃそうだよね、もうあの降雪から17日もたっているんだから。



▼ 標高761mのヤビツ峠には、はじに雪が固められていた。車がないのでスッキリ閑散としていた。トイレは使用不可




とにかく雪深い所で、まず試用してみないと落ち着かない。
林道を歩いて三ノ塔めざすより、とりあえずてっとり早く
雪のありそうな岳ノ台から菩提峠までを歩いてみることにした。

石段を上ってみると、すぐ雪が現れた。しかもなかなか多い。
これならいける!とすぐにニューカンジキを取り出して、実験に取りかかった。

ちなみに、かんじきとワカンとスノーシューについてだが、ウィキペディアから
抜粋してみると

【 かんじき (樏・橇・檋・梮)とは、泥上や雪上など不安定な地面を歩くための民具。
  靴・わらじなどの下に着用する。

  輪かんじき(わかんじき、輪樏)とは、日本の山地で用いられるかんじきの一種。
  略してワカンとも呼ぶ。雪輪ともいう。

  構造上、単輪式と双輪式があり、単輪式のものは「雪輪」、
  双輪式のものは「かんじき」と呼ばれることが多い[2]。

 
  スノーシュー(snowshoe)とは、雪の上を楽に歩くための雪上歩行具のひとつ。
  西洋「かんじき」。素材はおもにプラスチックとジュラルミン。
  ワカンより浮力が強くラッセル能力が高いというメリットがあるが、
  急斜面だととりまわしがよくないことや重さなど、弱点もある。 】


なんて書いてあるけど、スノーシューはともかく「単輪式と双輪式」なんて、
写真でも見ないと私にはどう違うのか良く分からない。

さて、話を戻して・・・・下記は同じ場所で撮った写真4枚だ。
雪は表面が固くなっているけど、ともすると中にズボッもあり得る所だった。



▼ まず、左足はツボ足で、右足にニューカンジキをつけてみた。もぐり具合が明らかに違う




▼ ツボ足の方は、このくらいズボッとなった。特にかかとの方が沈み込んだ




▼ 次に両足につけてみた。ここでは沈まずに立てた




▼ 跡はこんな感じになっている。雪の状況によるだろうけれど、この場では装着の有無で違いがあった




この実験中に単独の男性登山者が通りかかった。岳ノ台まで行かれるという。
不審に思われないよう(笑)何をしているかを説明したところ、バスで一緒だったとのこと。

自然と私が後をついて行く形になった。
さりげなく途中で待っていてくれるような気づかいができる爽やかな好青年だった。
山の話をしながら歩いているうちに、私はスッカリ楽しくなった。

他県にお住まいなので丹沢はまだ2回めだそうだけど、
最初が12月に大倉から蛭ヶ岳の往復だったというから若いなぁ!
今日はこんなに雪があるとは思わなかったと嬉しそうだったけど、
私のニューカンジキを「それ、いいですね!」と羨ましがっていた。



▼ 旧ヤビツ峠から柵を回り込んで岳ノ台に向かう所。足の写真登場のOKをいただいた




▼ 上と同じ場所で。この辺は比較的雪が柔らかく、足跡のない所はけっこう沈み込んだ。ベルトが少し緩んできた




▼ 富士山の方向は薄く雲が出ていたのでダメかと思っていたけど、展望台に上ると見えた!ラッキー




菩提風神社への道標を左に見ながら先へ進むと ほどなく
トップの写真の清々する眺めの場所に出る。振り返って見る大山が雄大だ。

進行方向の尾根を目で辿ってみると、木製のパラグライダー発進台に多数の人たちが見えた。
近づいて行くと、蓑毛のバス停にいたグループだった。
たぶんヤビツ峠から林道を歩いて来たのだろう。

お天気が良いので、ここからの眺めも素晴らしかった。
好青年さんは、これからイタツミ尾根で大山に登り、伊勢原に下るということだった。

私は三ノ塔はやめて、菩提峠から桜沢林道で菩提原バス停へ出て、
秦野駅に戻ることにした。
のんびり林道で鳥見をしながら歩こう。



▼ 菩提峠からは再び一人で歩くことになった。で、表丹沢林道に合流し、少し行った桜沢林道の所でいつものイタズラ~




▼ 雪で倒れたのだろうか?葉がある木は重みで倒れやすいと聞いた




▼ 本日のランチはワカメ雑炊。パンとバナナは食べてしまったんだけど、つっちーさんがいないと食がわびしいな~




林道を下って行くと「小玄台管理道」のゲートの先の、
地形図に540mとある地点の林道から見える所に
「不動ノ滝」と書かれた道標が立っていた。
植林の中を左に下って行くらしいが、尾根は南に向かって続いている。

う~ん、「葛葉ノ泉」で水を汲んで帰ろうと思っていたんだけどな。
林道歩きより未踏の尾根の方が面白そうだ。
地形図で見ると行かれそうだけど、ダメなら戻ろうと決めて下って行くと、
ナントしっかりした道標が現れ、その後も頻繁に出てきたのだった。
こんな道があるとは知らなかった。



▼ しっかりした道標が短い間隔でたっていた




▼ 途中にこんな立派な桜の木があった。山中でけっこう桜の大木に会うこと多いね~




▼ 下って行くと、珍しくなった高い背丈のササも出てきたが、元気がなく衰退しそうな感じだった



▼ 鉄塔も現れた~!「新秦野線48」だった



▼ そして、この道の正体が分かった。「くずはウォーキング コース」というらしい。右からきて振り返ったところ




▼ 上の写真の左の道を上がって行くと、このきれいで大きな建物があった。「表丹沢野外活動センター」だそうだ




▼ 建物の庭?から下を見ると、下も整備されていた。こんな施設、以前はなかった気がするんだけどね・・・・




▼ 桜沢橋を渡って、葛葉川沿いに歩く。この辺ののどかな感じがいいな~♪




▼ 山にはオニシバリ↓ が目立って多かったけれど、里には春の花いろいろ。水仙とロウバイの気品ある香りが好きだ








▼ バス停に着くと、ちょうどタイミングよくバスが来たのだった。ついてるね!





好青年さんは無事に伊勢原に着いただろうか・・・・

ニューカンジキは、ないよりあった方が雪歩きには楽だと思うけれど、
ワカンを履いたことがないので、どっちが歩きやすいかは比べられない。
携帯するには手軽だった。
途中でベルトが緩んだのでしめなおした。
しばった方がいいのかな?次回はしばってみようかな。
それでもダメなら、また別の方法を考えてみよう。
そうしてでも、持って行きたいと思う道具だった。







西丹沢で 氷の芸術を求めて三滝をめぐる







1月27日
西丹沢の滝の氷瀑を見に出かけた。
まずはモロクボ大滝に期待したが、ほとんど凍っていなかった。
沢の徒渉に苦労しながらきたのに残念だな~



▼ モロクボ大滝は両脇が少しずつ凍っていただけで、ガッカリして引き返した








次に下棚(しもんだな)へ向かう。
自然教室の方から「14日の大雪で、木が根元から倒れているので気をつけて。
倒木で下棚の下までは行かれないですよ」と注意を受けたが、
倒木はまとまっていたが、さほどの苦労なく間を縫って滝下まで到達できた。
やっぱり そばで見ると迫力が違う。



▼ 下棚は ベールをまとった女性のように、やさしげな曲線を描いて落ちていた。きれいだな








※ この写真を追加しました(2013.2.1)
















最後に本流まで引き返して本棚へ。
さすが本棚!一番の迫力で、ただただ圧倒される。
「すごいねー!!」の一語をオウムのように繰り返すだけ、
その感動と興奮に酔いしれた。































▼ 帰路、遠くに見えた山は板小屋沢ノ頭とか石棚山のあたりだろうか、高い所はまだまだ雪が深そうだね




▼ 吊橋から。ここは真ん中の中川川本流に右から東沢、左から西沢が出合う面白い場所だったのだ。知らなかったな





【 購入した道具について 】

一つ前の記事で書いた“一つの武器”というのは「自衛隊御用達のカンジキ」という
キャッチフレーズのスーパーカンジキ。
賛否両論あるようだけど、短所を承知の上で長所の方が多いと判断して買ってみた。

今回、ザックのポケットに入れて持って行ったけど、思っていたとおり
雪が固くなっていて出番がなかった。
せっかく買ったので、チャンスを待ってぜひ試してみたいと思っている。


下記の「北関東の山歩きBlog」さんの記事に、詳しい情報があったので
参考にさせていただいた。

http://yamatrek.blog83.fc2.com/blog-entry-874.html


















立山展望台で 富士山の絶景とあつあつランチを楽しむ




▲ 立山展望台からは眼前にドドーンとそびえる富士山が望める。スケールが大きくて気に入っている




1月19日
冬晴れのなか、「トン・チン・カン 」トリオは雪遊びに出かけたのだった。
場所は三国山稜の立山(たちやま)、といってもご存じの方は少ないかもしれない。
今日は山頂の少し先の展望台で、雄大な富士を眺めながら自炊ランチを楽しむというプロジェクトなのだ。

さて。
14日の大雪をふまえての足ごしらえは各自の判断だったが、図らずも全員一致で長靴となった。
しかし これが甘かったー!
降って5日目のスノウパウダーにずぼずぼ足をとられ、あっちへヨロヨロこっちへヨロヨロで
ショートコースとは思えないほどの疲労に見舞われながら、やっとの思いでたどり着く羽目に。
少し前に出発した男女4人パーティは全員スノーシュー、つけてった踏み跡が悩ましい・・・・




▼ 葉をすっかり落としたホワイト自然林のなかを快適に歩く




▼ ところが尾根コースと沢コースの分岐で立山に近い方の沢コースを選んで進むと・・・・




▼ 初めはこんな感じで問題なかったけど




▼ 途中からこんな深くなってきて、時に足の付け根までズボッともぐる。レガーさんトップで奮闘中




▼ 汗をかきながら ようやく立山山頂に到着~!一面の銀世界、この広さに清々するなぁ




▼ 双子ブナもスッキリした冬の林内で のびのびと枝を広げていた




▼ 展望台で、トップ写真の富士山に挨拶してから自炊にとりかかった




▼ レガーさんのごちそうにビックリ!ごちそうさまでした    ▼ MASAHIKOさんは肉と長ネギ持参のカレーうどん




▼ 私のは手抜きでおでんうどん。富士山入れてゴマカシ写真(笑)




▼ 最後に本日の記念撮影~ みなさん ノッテくれるから楽しいな♪




登りのラッセルは、ほとんどMASAHIKOさんがトップで頑張ってくださった。
私がトップになったのは一度だけで、ほとんど3番手で後ろをついて行ったのだった・・・・とほほ
お二人には心から感謝です、ありがとうございました。

ということで、今回、新雪のツボ足のシンドさを身に染みて痛感したので対策を考えた。
ネットで探して一つの武器を購入したのだった。
次回の山でこれを試すのだ。あ~楽しみだわい。








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